10人に1人が奨学金の返済遅延!今一度見直したい「子どもの教育費」

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奨学金は経済的に就学が難しい人に貸与、または給付されるお金のことです。近年、この奨学金を返還できない人、延滞している人が増えていることをご存知でしょうか。

『独立行政法人 日本学生支援機構』の平成25年調査によると、奨学金を3ヶ月以上延滞している人はおよそ5.5%。1日以上延滞している人に限って言えば約10人に1人が奨学金を延滞しているのです。このような現状をふまえ、子どもの奨学金をどうするべきなのか考えることも親の責任といえるかもしれません。

奨学金っていくら借りられるの?

奨学金には大きく分けて2種類あります。返済義務のない給付型奨学金と返済義務のある貸与型奨学金です。日本では一般的に貸与型の奨学金が多く、年率3%の利息が発生します。

最もメジャーな奨学金と思われる『日本学生支援機構』を例にしてみると、貸与型の奨学金には3万円〜12万円の中から諸条件によって毎月給付される金額が決められます。つまり、大学4年間奨学金をもらい続けると仮定すると、安くても144万円、高ければ576万円にもなります。利子がつかないタイプのものもありますが、利子がつくタイプでここに年率3%(上限、在学中は無利息)の利息がかかるとなると社会人になったばかりの若者には大きな負担になりそうですね。

奨学金を借りないのが一番の選択肢?

結論からいうと、奨学金を借りること事態が悪いわけではないと思われます。実際に苦労して勉強してやっとの思いで大学に入ったにも関わらず、授業料が払えなくて大学に通えないというのはいたたまれなくなりますしね。

そこで考えたいのは“奨学金を借りることを踏まえても大学に行く価値があるか”ということ。借金をして4年間有意義に過ごせず、奨学金を返せないというのは客観的に見ても疑問符がつきます。

ただ、親としてもできないことがないわけではありません。奨学金が借金であること、そして具体的にどれだけの年数をかけて、どのように返済していくのかということを伝えることはできます。

社会に出ていない子どもに耳を傾けさせるのは難しいかもしれませんが、このような奨学金の現実をふまえ、親としてできる役割を果たすことも必要なのではないでしょうか。

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