10年で1億円貯める現実的な方法は?貯金、投資、宝くじで実現可能?

読了目安[ 6 分 ]

もしも手元に1億円あったら……そんな妄想は誰もが一度は抱いたことがあるはずです。

「もちろん、今すぐではなくても10年後に……いや、贅沢は言わないから20年後だったら……。」

10年で1億円貯めたいと口で言うことは簡単ですが、果たしてこの考え方はただの夢物語なのでしょうか、それとも10年で1億円貯められる現実的な方法はあるのでしょうか。

今回は、10年で1億円を貯めるために貯金、投資、宝くじで実現が可能なのか、何か具体的な方法がないか検討してみました。

1億円貯める方法1.毎月コツコツ貯金をする

収入の一部のお金を貯金に回してコツコツ貯めている人は多いと思いますが、そのやり方で1億円を目指す場合、毎月いくらくらいの金額を貯金しなければいけないのでしょうか。

ここでは預貯金した場合の利子は考えずにシンプルに計算してみます。

1.10年計画で貯金する場合

「もし、10年後に1億円を持っていたら……。」想像しただけで楽しくなりますよね。というわけで、まずは10年計画にした場合、1か月でいくら貯金しなければいけないでしょうか。

1億円÷10年÷12か月=83万3,333円

というわけで、10年で1億円を貯めようと考えると、毎月83万3,333円を貯金しなければいけません。ほとんどの人が月収よりも多い金額を貯金しなければ、10年で1億円には到達しません。これは現実的ではありませんね。

2.20年計画で貯金する場合

では、10年計画にした場合、1か月でいくら貯金しなければいけないでしょうか。2倍なので結果は見えていますが……。

1億円÷20年÷12か月=41万6,666円

20年で1億円を貯めようと考えると、毎月41万6,666円を貯金しなければいけません。この金額は、年収600万円以上の手取り金額です。こちらも難しいですね。

3.35年計画で貯金する場合

最後に、住宅ローンの一般的な期間である35年計画だと、1か月でいくら貯金しなければいけないでしょうか。

1億円÷35年÷12か月=23万8,095円

というわけで、35年で1億円を貯めようと考えると、毎月23万8,095円を貯金しなければいけません。30歳から毎月およそ24万円を貯金して、定年の65歳でようやく1億円が貯まります。

達成感は相当なものだとは思いますが、それまでは貯金の奴隷になってしまいますね。たとえ毎月24万円を貯金する癖がついて当たり前になったとしても、あまり良い貯金とは言えません。

参考|あなたはなぜ貯金するの?将来が不安な悪い貯金癖の解消方法

1億円貯める方法2.投信積立で貯蓄する場合

では、貯金ではなく投資による貯蓄で1億円を目指してみましょう。比較的手堅い投資信託を毎月積み立てるとどうなるでしょうか。2015年4月末時点のモーニングスターの過去10年のリターンを見ると以下のようになります。

出典|投資信託の各資産別リターンと定期預金の金利を比べると?インフレに勝つ 投信活用し利回りアップ |投資信託|イオン銀行

というわけで、どうしても10年、または20年で1億円の貯蓄がほしいと考えて計算してみましょう。

1.投資信託のリターンが8.21%の場合

最終積立金額が1億円でリターンが8.21%の場合、10年で目標に到達するためには毎月およそ54万円、20年で目標に到達するためには毎月およそ16.5万円の積立が必要になります。

もちろん、リターン8.21%を複数年続けることは相当難しいことですし、思いつきで始めて達成できるものではありませんが……。

2.投資信託のリターンが5.36%の場合

最終積立金額が1億円でリターンが5.36%の場合、10年で目標に到達するためには毎月およそ63万円、20年で目標に到達するためには毎月およそ23.3万円の積立が必要になります。

3.投資信託のリターンが4.48%の場合

最終積立金額が1億円でリターンが4.48%の場合、10年で目標に到達するためには毎月およそ66.2万円、20年で目標に到達するためには毎月およそ25.8万円の積立が必要になります。

4.投資信託のリターンが1.21%の場合

最終積立金額が1億円でリターンが1.21%の場合、10年で目標に到達するためには毎月およそ78.4万円、20年で目標に到達するためには毎月およそ36.8万円の積立が必要になります。

たしかに貯金をするよりも1億円到達までの期間は短くなりますが、投資信託の現実的なリターンは1%から、良くても4-5%ほどだと考えると10年で到達するのはほぼ不可能、20年での到達でもかなり難しいことがわかります。

しかも、これはあくまでもシミュレーションなので、将来の成果が約束されたものではありません。また、この金額には、税金(およそ20%)や各種手数料は含んでいないため、それらを差し引くとさらに時間や積立金額が必要になります。

1億円貯める方法3.宝くじで高額当選を狙う場合

「20年、30年は待てない!今すぐ1億円欲しい!」という人は、宝くじで1発当てるしかありません。

では、宝くじに当選するのはそれほど難しいことなのでしょうか?ジャンボ宝くじ、ロト6、BIGそれぞれの一等当選確率は以下の通りです。

ジャンボ:1000万分の1
ロト6:609万6454分の1
BIG:478万2969分の1

引用|1億円以上が当たる確率が一番高いくじは? – Excite Bit コネタ

ジャンボ宝くじは1口300円で1等最高5億円(前後賞なし)、ロト6は1口200円で1等最高2億円、BIGは1口300円で1等最高6億円です。

千葉商科大学商経学部の伊藤教授によると、2013年時点で宝くじ1枚を購入して1億円が当たる確率はおよそ143万分の1だそうです。

参考|CUCマガジン:ニュースを読み解く「商経学部に聞いてみよう」 > トピック 2013年度 > 「宝くじ」当たる確率はどの程度?|千葉商科大学

つまり、4億2900万円分の宝くじを買うと、1億円当選するということです……。運が良ければ、1億円分の宝くじを買う前に1億円が当たるかもしれませんね。

ちなみに宝くじに高額当選する人には特徴があるようです。

参考|目指せ億万長者!宝くじに高額当選する人が持つ4つの共通点

1億円を貯める現実的な方法はある?

さて、わたしたちサラリーマンが1億円を貯めることがとても難しいことはよくわかりました。では、世の中の1億円ホルダーは、どのようにして1億円を貯めたのでしょうか。

現在日本で1億円以上の金融資産を持つ世帯は、およそ120万世帯あります。これは現金ではなく金融資産なので、土地や建物、株式も含んだ資産のことです。代々相続によって資産を保持している人もたくさんいるでしょう。

出典|資産1億円超の「富裕層」が増加中、なぜ? – ITmedia ビジネスオンライン

おそらく、1億円を貯める最も現実的な方法は、収入源を複数持ち、かつ貯蓄と投資をバランス良く行うことだと思います。

つまり、何らかの事業を興して、サラリーマンの数倍の収入を作り、安全かつ割の良い投資を行うことができれば、10年以内に1億円貯めることもできるかも……わたしなりのというのが結論です。

ただし、たとえ1億円が無理だとしても、わたしたちは老後の資金のために、何とか3000万円を貯めなければいけないことがわかっています。そのため、時間をかけて3000万円を貯める方法は考えなければいけません。

参考|目指せ老後資金3000万円!月1万円で始められる貯蓄方法はある?

もちろん、貯金、貯蓄によって資産を作る基本は、日々のお金の使い方を見直すことにあります。

お金の使い方を見直す方法がわからない人は、お金のプロフェッショナルであるFPがアドバイスする以下の記事を参考にしてください。

参考|プロに学ぶ“お金の正しい貯め方”!FPが実践している資産形成法3つ
参考|FPがプロの視点で指摘!“ボーナスの本当に賢い使い方”2つの例

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