Googleストリートビューの登山道がすごい!0円から始める「妄想登山」のススメ

読了目安[ 4 分 ]

今年は雪解けが例年以上にすすみ、すでに山岳地帯は夏山の様相を呈してきました。
登山好きとしては気持ちがはやって仕方がない、今日このごろ野口五郎岳(北アルプス・標高2,924m)です。

登山前にGoogleストリートビューでシミュレーション!

本格的な夏登山シーズン到来を前にして、はやる気持ちをおさえきれない方にオススメしたいのは「妄想登山」。
一円もお金もかからない上に、事前調査にも最適です。

登山地図を広げてタイムテーブルを計算したり、今シーズンいち早く登山をしてきた人のヤマレコを読んだり、登山雑誌で山の記事を読み漁ったりするのもいいのですが、もっとも優れたシミュレーションツールは、Googleストリートビューの登山道ビューでしょう。

南八ヶ岳の最高峰・赤岳を妄想登山してみた

来月中旬に南八ヶ岳の赤岳(標高2,899m)登山を控えているので、「地蔵尾根」経由がいいか、それとも「文三郎尾根」がいいか、山と高原地図とにらめっこしながら、ヤフー知恵袋や、人が書いたブログ記事等で検討を重ねていた時のこと。

ふと思い立ってGoogleマップやGoogleアースを覗いてみたところ、なんと赤岳山頂までの詳細なストリートビューが公開されているではありませんか!
どれだけハシゴが急か、どの程度くさり場が連続するか、どちらの尾根が痩せて切れ落ちているか、見晴らしが優れた道はどちらか、360°見渡せるストリートビューで検討することが可能なのです。

検討した結果、山頂直下はどちらも痩せていて高度感にはビビるものの、赤岳や阿弥陀岳の眺望が良い「地蔵尾根」で登ってみようと思いました。

「あ!ここGoogleストリートビューで見たところだ!」

Googleストリートビューの登山道を見る限り、分岐となる道標もはっきりと写っていますし、登山道がどれだけ整備されているのか、またどれほどの急登なのか、おおよその見当がつきました。

「雨の日はこの辺りぬかるんでそうだなー」
「このへんはガレてて滑りやすそうだから気をつけないと」
「この急登はしんどいぞ……」
「稜線に出たら高度感がすごいからあまり振り返らないでおこう」

などなど、かなり詳細な部分まで明確にわかるので、危険予測もある程度可能です。
きっと登山中は
「あ!ここGoogleストリートビューで見たところだ!」
と某学習教材マンガのような
「できる山男or山ガール」
のような気分になれることでしょう。

感動は実物には敵わない?

登山をしない人にとってもGoogleストリートビューは山へ行った気になれる素晴らしいツールです。
しかし実物の景色を見る前にストリートビューで見てしまうと、実際に行った時の感動が台無しになるのでは?

とお思いの方もいるかもしれませんが、心配ご無用。
先日ハイキングした尾瀬ヶ原のストリートビューを見ましたが、360°を見渡せる感動はありますが、実物の尾瀬ヶ原を歩いたときに感じた
「澄んだ空気」
「解放感」
「木や花が放つ匂いとオーラ」
「川のせせらぎ」
「野鳥のさえずり」
「至仏・燧など山々の迫力」
等々、ストリートビューと実際の風景とは比べ物になりませんでした。

書いてきた内容と若干矛盾しますが、やっぱり登山は現場に行ってこそ。
妄想で登ったつもりにはなれますが、経験値は上がりませんし、筋肉痛にもなりません。

結論!

「Googleストリートビューを捨てよ、山へ出よう」(寺山修司風)

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