年収の40%が教育費…塾費用を節約する無料体験授業など4つの方法

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子どものためなら、教育にかかる出費は惜しまないという親は多いようです。

日本政策金融公庫が発表しているデータによると、年収の40%は教育費に消えているというデータもあります。

つまり、「国立大学に行かせるには塾通いが必要。」「有名大学なら私立でも学費を頑張って出す。」と考える親がいかに多いかがわかります。

以前に比べて学歴社会ではなくなったという声はあるものの、それが建前だということは子どもを持つ親ならみんなわかっています。そう考えると、やはり良い大学に行かせるための塾費用は生活のネックですね。

そこで今回は、塾費用の節約方法、学習塾にかかる負担をなるべく軽くする方法を考えてみたいと思います。

塾費用の節約方法1.塾の体験授業

勉強時間が多ければ学力が上がるわけではありません。学習塾をいくつも掛け持ちをしている子もいますが、学習塾にはそれぞれ傾向があるため、まずは求めるものを明確にしなければいけません。

受験対策なのか、日々の学習レベルを上げたいからなのか、学校の授業についていためなのかなどで学習塾の選択肢は変わります。まずはある程度学習塾の候補を絞って、実際に体験授業を受けさせましょう。

学習塾では教材も異なります。教材は指定のものでなければいけないのか、持ち込みや学校のテキストを進めても良いのかなどは、事前に確認しましょう。

取り組みたい内容の学習ができなければ塾へ行く価値も下がってしまいますし、高いテキスト代が必要になる可能性もあります。

入塾費用を払ったのに、雰囲気や先生が合わなくて数か月でやめてしまうのはとてももったいないことです。体験授業を活用することで、入塾してからのミスマッチを防ぐことができます。

塾費用の節約方法2.受講期間・科目を減らす

自宅学習が難しい、学習塾に通わなければ志望校に受からない……と考える家庭では、親も含めて子どもの学力を学習塾に任せっきりにしがちです。

どれだけ良いと思える学習塾でも、教科によって教え方の差はありますし、子どもの学習意欲や学習傾向によって教科の得手不得手は変わります。

そのため、学習塾に言われるままではなく、「苦手な科目だけ通う」「受験前の追い込みシーズンだけ通う」など、勉強の進み具合ややる気の有り無しによって、学習塾に頼る部分と自分で勉強をする部分を見極めましょう。

学習塾によっては、いくつかの教科がセットで割安になるコースを提供している場合もあります。

苦手な教科がセットになっているとラッキーですね。どうしても、自宅や学校で勉強ができない子は、せめてわからない部分を質問できるように学習塾を活用することを考えましょう。

塾費用の節約方法3.単発講座・集中講座などを利用する

学習塾の利用で最ももったいない使い方は、「みんなが通っているから通う」という同調圧力です。つまり、学習意欲は高くないのに「なんとなく」受講をしてしまうことです。

もちろん、学生のころは「勉強する意味がわからない!」「大人になって何の役に立つの?」「大人は勉強しなくて良いなぁ。」という子が多いため、強制的に勉強をする環境を作ることは大切なことです。

ただし、そのような中でも勉強をする意味を見出すためには、まず結果が必要です。勉強をすることによって点数が上がることが可視化されると、急に勉強意欲が湧いてくる子もいます。

そのため、塾は長く続けることよりも、まずは単発講座や夏季など期間限定の集中講座を利用して、勉強に対する取り組み方と考え方を変えさせるために活用すると、その後より効率的な勉強が身につく場合があります。

塾費用の節約方法4.通信教材に切り替える

高校受験をする場合、学習塾の費用だけも、入学金・授業料・夏期講習・冬期講習・模試代などを含めて1年間で60-80万円かかると言われています。大学受験であれば、さらに年間10万ほど負担が増します。

こうした費用を切り詰めるためには、家庭で勉強に取り組むための環境づくりが必要になります。

前述した通り、受講期間・科目を減らすことは学習塾費用の節約としては基本的なことなのですが、これは学習時間まで減らすということではありません。

子どもには、受講期間や科目を減らすことを条件に、自主的に勉強に取り組めるように通信教材の活用を検討させてください。

当たり前ですが、自主的に勉強に取り組む環境を作れれば教育費は大幅に減りますし、親としても学習塾などで無理矢理勉強をさせている感覚が軽減できるため、勉強の成果云々よりも、将来の目標を話すなど建設的な親子の会話ができるようになるでしょう。

ちなみに、最近は大都市圏や都内では中学受験も当たり前のようになってきていますが、その場合受験に向けた学習は小学3-4年生ごろから始まります。4年生-6年生の3年間で、学習塾費用などを含めた教育費は200万円ほどかかるそうです。

勉強不足は必ず後悔する

子どもの教育費を節約できても、教育費を削ったことで勉強の成果が落ちてしまうと意味がありません。

もちろん、何らかの目的を持って勉強に取り組み、その目標を達成するためのスケジュールをこなしていくことが大切なのですが、本当の意味で勉強する習慣があって良かったと思えるのは、大人になってからです。

少し古い調査ですが、Benesse教育研究開発センターによると、中・高校生の7割以上がもっと勉強をしておけばよかったと後悔していることがわかります。

出典|[調査]中・高校生の7割が「もっと勉強しておけばよかった」と後悔|ベネッセ教育情報サイト

・親に言われなくても自分から勉強する
小学生|48.6%
中学生|44.0%
高校生|47.8%

・今までにもっときちんと勉強しておけばよかったと思う
小学生|47.8%
中学生|73.9%
高校生|79.5%

・上手な勉強の仕方がわからない
小学生|38.9%
中学生|72.1%
高校生|75.7%

・勉強しようという気持ちがわかない
小学生|36.2%
中学生|56.3%
高校生|59.6%

・どうしてこんなことを勉強しなければいけないのかと思う
小学生|31.9%
中学生|56.1%
高校生|57.6%

このような事実を知ると親としては、「大人になってから後悔するよ!」「勉強しなさい!」などと子どもを煽ることが多くなりと思いますが、これは子どもの学習意欲にとって逆効果です。

必要なことは、継続的な学習習慣や定期的な学習効果の自覚です。たとえ大人になることに対して学校の勉強への意味が見いだせなくても、継続的な学習習慣が身につき、学習効果を実感できる機会が持てれば、文句を言いながらもある程度の勉強はするものです。

これらのことを意識して、学習塾をうまく活用するようにしましょう。

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