働きたいけど期間満了で辞めた場合は、自己都合退職ではない

読了目安[ 2 分 ]

ずっと今の会社で働きたいと思っていても、労働契約に期間がある場合、期間満了で辞めざるを得ない時があります。

例えば、1年契約で働いて期間満了前に「次の更新はありません」と言われた場合の退職は、自己都合退職ではありません。特定理由離職者と呼ばれ、自己都合退職よりも優遇されています。この特定理由離職者についてご紹介します

一般に自己都合退職の場合、失業手当がもらえる期間は10年未満は90日で、さらに3ヶ月の給付制限があります。つまり求職の申し込みをしてから3ヶ月経たないともらえないので、その間生活が大変です。反対に特定理由離職者は、年齢によって10年未満でも最大240日もらえて、給付制限もなくすぐに失業手当をもらえるます

この特定理由離職者となるには、いろいろなケースがあるのですが、今回はその中でも一番多いケースである契約期間満了による離職をご紹介します。まず、働くときに渡される労働契約に期間があり、そして期間がある労働契約には、必ず契約の更新についての条件が定めてあります。定めていないのは無効かというと実際は有効ですので、あまり気にしなくてもいいかもしれません。労働契約の期間が満了する場合、会社は1ヶ月前までに契約の更新について話をして労働者の希望を聞かなくてはなりません。この時に、労働者が「更新を希望しない」時は一般の離職者になり、「更新を希望しているにもかかわらず更新してもらえなかった」時は、特定理由離職者になります。さらに更新について確認をされなかった場合も特定理由離職者に。だから会社から「契約期間満了だから辞めてもらう」と言われたら「更新してほしい」と言う希望を伝えること(その日付と時間、誰に伝えたかをメモしておく)が肝要です。

また、期間満了にもかかわらず自己都合での退職願を書いてほしいと言われるケースもありますが、これは退職ではなく期間満了ですので、退職願いを書く必要はありません。書いてしまうと特定理由離職者に認定されないことが多々あります。さらに会社からもらう離職証明書の理由の箇所ですが、本来は労働契約満了の箇所にチェックが必要ですが、一身上の都合にチェックがしてあった場合は、自分のサインはしないでそのままハローワークに持って行って事情を説明することをお勧めします。

同じカテゴリの記事

コメントを残す

  • コメント欄には個人情報を入力しないようにしてください。

  • 入力いただいたメールアドレスは公開されませんがサーバーに保存されます。
  • 入力いただいた情報の他に、IPアドレスを取得させていただきます。取得した IPアドレス はスパム・荒らしコメント対処ために利用され、公開することはありません。