ペットにかかるお金!初めて犬を買う場合にかかる費用の目安は

読了目安[ 4 分 ]

かわいいワンコを見て「ああいうコと暮らしたい♪」と幸せな夢を抱くこともあるでしょう。恋人や配偶者、子供と違ってペットは自分が決めればラブラブ生活を開始できるのがステキなところです。

ただし!!申し訳ありませんが上のセリフが衝動的に出てきたものだったとしたら、お互い不幸になる可能性がありますのでよーーーっく考えるべきです。考えることは以下の点です。

1:ワンコと暮らすには自分を犠牲にするべきことがいろいろある
2:悲しみがある

なんて書くと、この時点でもう「めんどくさ┐( ̄ヘ ̄)┌」って読む気なくします? もしそう思うならまだ時期じゃないのかも知れませんので、しばらくお預け…じゃなくて、飼うのをお待ちになったほうが後悔しないのではないかと思います。

では上記のポイントを少し詳しく見てみましょう。

1:ワンコと暮らすには自分を犠牲にするべきことがいろいろある

ワンコとの同居ライフでは恋人や配偶者、子供と暮らすのと同様、時間やお金、空間、精神力、体力などを割く覚悟が必要です(表参照:ワンコとの新しい暮らしに必要なリソース例)。

愛があれば「犠牲」と思わないかもしれません。けれど、同居のきっかけが「可愛らしさにひとめぼれして」とか、「他の飼い主さんとの幸せそうなようすがうらやましくて」といった場合、その期待が裏切られるとどうなるでしょう。

たとえば病気になって毛並みが荒れて可愛らしくなくなったり、相性が悪かったり、しつけに失敗してうるさいとか噛むといった場合、だんだん愛が薄くなり、それらのリソースを提供するのがイヤなこと、ムダなこと=「犠牲」と感じ始める危険があります。

その結果、保護者として十分な責任を果たせず(さず)、かわいかったワンコを悲惨な目にあわせてしまうのが心配です。また、十分なリソースを割かなかった自分を責めたり、他人から責められたりして自分も不幸になり後悔する…といった流れも心配です。
そうならないためにも事前に考える期間を十分取って、毎日の生活の中でワンコに何時間割けるか、毎月いくら割けるかをシミュレーションしてみましょう。

2:悲しみがある

ちょっとしんどいことを書きます。

ワンコは子供のような存在という人もいますが、人間の子とワンコの決定的な違いは寿命の長さです。たいていの人の親は、自分が子の死を見守るとは思っていません。けれどワンコは基本、自分より寿命が短いため、自分の元で死を迎えさせる覚悟が必要です。

病気になれば毛並みが悪くなったり愛想が悪くなったりして可愛気が落ちます。あるいは飼い主の顔を見ると喜び、やせ細り苦しい中でも愛想をふりまく健気さに胸が痛くなることもあります。吐いたりトイレを失敗したりして部屋を汚します。
それでも世話をして自分の手元から命の火が消える日を、悲しみや行き届かない申し訳無さを抱えて耐える覚悟が必要です。

ワンコとの暮らしは、結婚と違って相手が「はい」と言わなくても開始できます。でも、覚悟のレベルは結婚式のキーワード「病める時も健やかなる時も…」のレベルが不可欠です。

さあ! いよいよワンコをおうちに迎える具体的な準備です!

ワンコを迎えても困らない最低限用意すべき物から確認していきましょう。それらの準備がないままワンコを迎えてしまうと、部屋が汚れたり、ワンコの健康を害したりで家中パニックになりかねませんから。

一度買えば当面はOKの生活周りのものを揃えましょう

まず一式入手する必要があるのが生活空間を確保するための道具です。室内飼いならケージ(犬小屋)はいらないんじゃないかと思われるかもしれませんが、2つの理由からあったほうが良いといえます。

ひとつは、人も自室があったほうが安心なように、ワンコも「自分の陣地」といえる場所があったほうが精神的に良いからです。ふたつめは、トイレのしつけをする際、ケージの一角にトイレ容器を設置することでしやすくなるという効果が期待されます。トイレをあちこちでされると人間の生活のクオリティにも悪影響ですから、やはりケージがあったほうが良いでしょう。同様に、トイレの容器も必要ですね。

ケージはデパート価格で16,800円だったので、ネットで検索したらもっと安いのがあるかと思ったら、もっと高いのもたくさん出てきてしまいました(^_^;) 好みやおさいふ事情に合わせて…ですね。そしてワンコのお散歩の必需品、首輪とリード。数百円のものもありますが、かわいいなと思ったら2,000円や3,000円は軽く超えることがあります。

愛情と費用は区別して、予算管理をしっかりと

フードなどと違ってケージなどの「物」は一度買えばそれで済むと考えるかも知れませんが、汚れて買い換えるとか、ニーズに合わなくて買い換えるといった可能性もあります。また、ワンコがやんちゃだと壊して買い替えということもあるかもしれません(^_^;) 

愛しい子には甘くなり「せっかくだから良い物を」と言っているときりがありません。愛情と費用はある程度区別して、予算管理はあらかじめしっかりしておきましょう。ちなみに、今回は非常に厳選した項目のみを紹介しましたが、実際に一緒に暮らし始めると、オモチャや日常のお手入れグッズ、消臭グッズなどなど、欲しくなるものがたくさん出てくると思います。

また、人が部屋にいない間も快適な空間になるよう冷暖房を常に使う関係で電気代などが結構掛かる…といったこともあります。子育て程ではないとしても、かなり費用がかかる前提で検討してください。

ワンコとの同居に毎月必要なもの

生き物ですから食べ物が必要

高級品から手頃な品までレベルも価格もさまざまです。各自のおさいふ事情に合わせて選ぶことでしょうから、ここでは初心者さんの参考に、高そうなデパートの売れ筋商品の価格と、地元のドラッグストアの手頃な価格をチェックしてみました。

食べる品や量はその子の性質などで変わってきますが、1Kgをだいたい3~4週間で消費すると、デパートなら2,400円、ドラッグストアなら700円程度は少なくとも毎月必要となります。

ペットシートが必要

室内飼いのワンコと同居したことがないと想像しにくいものですが、トイレの中に敷く吸水シートです(^_^;)
(猫は土を掘るため猫砂。犬は掘らないのでシート)

100枚もあればだいぶ持つだろう…なんて思ったら甘い!
シートに給水できるのはだいたい尿1回分のため、日に3回だとほぼ1カ月分というわけです。

1.5カ月に1回程度必要なもの

毛並みのケアや爪切り、耳掃除などは自分でしても良いけれど、ワンコを傷つけず、過度のストレスを掛けたりもせず、室内を毛だらけ・水だらけにもせずに適切な状態を保つのは初心者には難しいかもしれません。そんなわけでプロにトリミングなどを頼む人が多いわけです。

種類にもよりますが平均して1.5カ月に一回程度を考えておくと良いでしょう。また、夏は暑いので通う頻度が多少増す傾向にあるようです。金額は、おそらくご想像のとおりだと思いますがピンからキリまでありますからご予算に応じて…となります。

ワンコとの同居に年間9万円近く割けますか?

このほか、必須ではないので表に入れませんでしたがオヤツやオモチャもやりたくなるでしょう。

オモチャはかじったり放り投げたりして壊れるため消耗品ですし、衛生面も心配ですからある程度の期間ごとに買い換える前提で月に1,000円と仮定。

オヤツは週300円分とすると合わせて毎月2,300円の支出になります。「あ♪ これいいかも」というちょっとした支出がかさみやすいのも愛情のコワイところ。

必要なもの 消費期間 備考 価格例 販売店舗例
毎月継続して必要 ペットフード:1Kg 3~4週間 2,400円 デパート
700円 ドラッグストア
ペットシート 1ヶ月 100枚 1,700円 デパート
140枚 950円 ドラッグストア
シャンプー
トリミング
9,000円 デパート
4,500円 ホームセンター
初回 登録観察 3,000円 渋谷区
初回合計費用 16,100円 デパート中心
9,150円 デパート以外中心
月額合計費用 13,100円 デパート中心
6,850円 デパート以外中心

※金額や必要量・頻度などは犬種、個体、季節、商品・サービスのクラスなどにより異なります。

表を参考に計算すると、ペットフードの消費量が多めで、比較的質素に暮らすだけでもざっくり6,850円/月。

一年で8万2,200円かかる計算になります!

これってスマートフォンを一台買える金額です!(なんか比較対象が変ですが ^^;)デパート価格でみると1万3,100円/月。一年で15万7,200円!(リッチなタブレットパソコン買えます!)

ワンコと暮らすには毎月それだけ生活費がかかるうえに、毎年数回ワクチン接種等の費用もかかります。可愛さだけで衝動買いすると人間の生活が破綻しかねませんから、予算はしっかり確保しましょう。

本当にワンコをお迎えしたら登録鑑札をもらいに役所へ行きましょう。この料金は役所に犬を飼っていることを登録する際にかかる料金で、登録すると鑑札をもらえます。

渋谷区の例を出しましたが、他の地域も似たような費用のようです。

「ワクチン」ってなに?

ワンコが病気になるのを防いだり、ワンコからヒトに感染するのを防ぐためにワクチンがあるわけですが、法律で義務付けられているものと、そうでないものがあります。

法律で決められているのは狂犬病のワクチンです。実は狂犬病ってどんな病気か知らなかったのですが、かかると100%死亡するとか…(>_<)恐っ

で、その予防摂取は毎年一回、4/1~6/30までの間に受ける必要があり、自治体などでいっせいに摂取する機会を設けていることもあるようです。

ちなみに、注射を受けさせていないと20万円以下の罰金がかかることも!!

(国際的には強いワクチンにして3年毎という流れもあるようですが、ここではいちおう現在の法律に則って紹介しました。だって、もしも罰金取られたら嫌だし(^_^;))

混合ワクチンは必須ではないけれど…

必須ではないけれどメジャーなのが5種混合とか7種混合などのワクチンです。

今は1歳までに3回摂取するのがおすすめの流れのようです。お迎えする時期により、すでに摂取済みの場合、たいていは別途その費用を上乗せして請求されるので、やはり初期コストとして想定しておく必要があるでしょう。

その後毎年受けるかどうかですが、サロンでのトリミングやペットホテルなどを利用する歳は、接種証明書がないと預かってもらえない場合もあるようです。ちゃんとしたケアを受けさせたい場合は、こちらも信頼されるような準備をしておくと気持ち良い関係ができそうです。

ノミ・ダニ

ノミとかダニとか、蚊が媒介するフィラリアなどの対策です。

ノミ・ダニは2~3カ月効果が続く薬を年3回程度投与し、フィラリアの場合は蚊が発生しやすい夏の間6ヶ月程度、毎月投与するスタイルを想定して料金を計算してみました。

去勢・避妊手術

室内飼いで完全に管理するなら不要という考え方もありますが、発情はワンコにとっては結構体力を削ぎ、精神的にもストレスになるようです。

また、将来の病気に備えて手術をするという考え方もあるようです。ワンコの体調不良や精神の不安定さは、周囲への配慮が必要になったり心配にもなりますので、ここでは手術を行う方向で初年度の費用に入れました。

種類 価格例 備考
狂犬病
ワクチン接種&注射済票
3,600円 横浜市
混合ワクチン(7種) 24,000円 8,000円×3回
ノミ・ダニ 4,500円 1,500円×3回
フィラリア 4,200円 700円×6ヶ月
避妊手術
(去勢手術)
50,000円 去勢:20,000円
1歳までの初年度合計 86,300円
翌年以降年間合計 20,300円

※金額や必要量・頻度などは参考です。病院、個体により異なります。今回紹介している価格などは、同居ワンコを「小型犬」と仮定しています。

ちゃんとしようとすると結構かかりますね。初めてのワンコとの生活では体調不良などを相談できる相手も必要でしょう。ワクチン摂取などで定期的に訪問する病院を決め、良好な関係を築くことは、大切なワンコのために的確なアドバイスをもらうためにも意味があることだと思います。

病院と仲良く、末永くワンコと健康に過すためには資金力も大切ということ

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