はじめての投資信託。最初に考える3つの「ど」とは?

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5、10、15、20、25。これなにかわかりますか?

金融機関の取引が多い日、ゴトー日。そう一般的には給料日です。最近は、給料日に証券会社の取引が活況を呈しているそうです。みなが証券会社を利用しているという証拠。マイナス金利のインパクトは、庶民生活にもジワジワと影響が出てきているようです。

「マイナス金利」という言葉は、庶民感覚でもかなりインパクトがありました。金利がマイナスって、銀行預金するとお金払うの?というイメージは相当なもの。ATMの手数料が利息よりも高いという状況に、納得はしてないけど諦めていたところに、「え?預かり料をとるの?」的な衝撃がありました。そういう意味では、だれもが「お金」のこと、資産形成のことを考えざるを得ない気持ちにさせたということは、国民の「金融リテラシー」アップには、十分に寄与したと思われます。

投資初心者が最初に選ぶのは「投資信託」がよいとされています。
一口に投資信託といってもその数は数千もあります。その中でどうやって選んでいけばいいのでしょうか。今回は、投資信託を選ぶ手掛かりとして、投資信託の種類をご紹介します。

「どこに」「どんな」「どうやる」の3つの「ど」を考える

まず「どこに」は、どのエリアに投資するのか、という視点です。
大きく国内投資と海外投資に分けられますが、さらに海外にはさまざまなタイプがあります。先進国もあれば新興国もあります。特定の国に限定するものもあれば、ヨーロッパやアジアといったエリアに分散をするものもあります。さらにBRICs※などの数か国の組合せも。自分の興味のあるエリアを選びましょう。このとき1国に集中よりも、複数の国に分散するほうが、リスクは小さくなります。

次に、「どんな」は、どの資産に投資するか、の視点です。株式、債券、不動産、その他(原油や金といった商品など)がありますので、それぞれの特徴を理解しましょう。

株式は景気が上昇するときに威力を発揮します。大きく儲かる可能性がありワクワク感がありますが、大きく値下がりするリスクもあります。

債券は株式よりも値動きが緩やか。株式ほど大きな利益は見込みにくい投資ですが、手堅さがあります。

不動産は景気がいいときに上昇する傾向にありますが、株価の動きに遅れるなど、独特な値動きを見せます。不動産を組み入れた投資信託はREIT(リート)と呼ばれ、投資家から集めた資金を使い、オフィスビルや商業施設、マンションなどの不動産を購入し、そこから得られる賃貸収入などを投資家に分配する仕組みです。

商品(コモディティ)は、世界的な規模で取引される原油、貴金属、農産物などの相場の値動きの影響を受けます。それぞれの商品は、需要と供給を巡る事情が違いますし、為替相場の影響も受けます。株式や債券、不動産とは違った値動きとなりますので、組み合わせますとリスク分散が図れます。

投資信託の商品分類が、投資信託協会のホームページに掲載されています。個別投資信託の説明資料(目論見書など)には、この商品分類により種類が示されています。その表示を見るだけで、ある程度、どのような投資信託なのか想像がつくはず。これで投資信託選びはかなりスムーズになるでしょう。

最後に、「どうやる」は運用のスタイルです。日経平均株価のような指数の動きにできるだけ近い運用成果を目指す「パッシブ運用」は、いわば守りの運用スタイル。それに対して「アクティブ運用」は、日経平均株価などを上回る運用成果を目指す、攻めの運用スタイルです。どちらがいいかは一概には言えませんが、初心者には、より安全性を重視する「パッシブ運用」から始めるのがよいとされています。

もう迷っている時間はありません。次の給料日から「投資信託」はじめてみましょう。

※BRICsは、経済成長著しい4カ国Brazil, Russia, India , China(ブラジル、ロシア、インド、中国)をさします。

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