住宅展示場のモデルハウス見学のメリットと詳細チェックリスト

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一戸建ての注文住宅を検討し始める時、何から始めたら良いのかわからないことだらけですよね。

そのような時は、まずは複数のハウスメーカーが出展している総合住宅展示場へ見学に行きましょう!実際の家を見ることで、イメージも膨らみますし、何から始めたら良いのかハウスメーカーの担当者に相談することもできます。

今回は、総合住宅展示場でモデルハウスを見学するメリットと、行く時に持っていきたいチェックリストについてお話します。

モデルハウス見学のメリット

1.時間が節約できて効率的

総合住宅展示場なら、様々なメーカーのモデルハウスが集まっているので、様々なタイプの家をいくつも見学できて、効率的でおすすめです。

また、各メーカーの担当者に家の特徴や強みを聞くことで、違いがわかりやすくなります。

2.自分が住みたい家がイメージできる

モデルハウスがたくさんあると、メーカーごとの特徴やコンセプトの違いなどを一律に比較できます。そのため、住みたい家のイメージがぼんやりしている人は、モデルハウス見学で住みたい家のイメージが湧きやすくなるでしょう。

3.イベント体験やプレゼントももらえる

総合住宅展示場では、様々なイベントやキャンペーンを行っています。子供も大人も楽しめるピザ作りや乗馬などの体験教室、グルメイベントなど、無料で体験できるテーマパークのようです。他にも、来場者全員にキッチングッズや生活用品、お菓子など行くだけでプレゼントがもらえることもよくあります。

モデルハウスに行ったらチェックすること

住宅展示場は、“見て触って感じて”5感で住宅の情報を得る希少な場所です。しかも、営業担当者がついて、丁寧に説明をしてくれます。ただ、いくつものハウスメーカーの話を聞くと情報が多いため、どこのメーカーの話だったのかわからなくなることがあります。そのため、モデルハウスの見学前に、チェックリストを持って行きましょう。

1.住宅性能(耐震・耐風・耐積雪)

よく耐震性を謳っているハウスメーカーのCMを見る機会がりますが、ハウスメーカー毎に実に様々な構造・構法で耐震性を高めているため、一様に比較することができません。

そこで、一般社団法人住宅性能評価・表示協会の定める下記等級によって比較すると良いでしょう。耐風、耐積雪等級についても同様です。

  • 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止):最大等級3
  • 耐震等級(構造躯体の損傷防止):最大等級3
  • 耐風等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止):最大等級2
  • 耐積雪等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止):最大等級2※多雪区域のみ

近年の住宅は地震に強くないと住宅購入希望者の比較検討対象にならないため、通常最高評価の「等級3」を満たしているはずです。その上で、ハウスメーカーの「売り」ポイントを聞くと良いでしょう。

2.外壁・屋根(屋上)の性能

長く住める住宅を実現するために重要なのは、「外壁」と「屋根」です。外壁と屋根が、建物の構造を日光、雨、雪、風、砂、隣家の火事などから守ってくれます。

  • どのような外壁材を選択可能か
  • 外壁材によるコスト変化はどの程度か
  • メンテナンス周期はどの程度か

モデルルームを見学していると、どうしても理想の室内空間に目が行きがちですが、これらの家を守る性能は必ず確認したいポイントです。

3.気密性・断熱性・遮音性

外壁材によっても断熱性・遮音性などは変りますが、以下のことを確認しておきましょう。

  • 窓ガラス・サッシの性能
  • 外壁から内壁までの厚さと構造(断熱材の厚さなど)
  • 各階間の遮音性

近年では、結露しにくい窓ガラス・サッシ、UVカットできる窓ガラスなど様々あるため、ハウスメーカー担当者の話を聞いたうえで、家族で優先順位を決めれば良いでしょう。

4.間取り、各部屋のレイアウト、天井の高さ

「部屋のレイアウトなんて、ハウスメーカーに確認しなくても自由に設定できるでしょ?」と思うかもしれませんが、耐震性能を実現するための構造・構法によって、ハウスメーカー毎に差が出ます。

1〜2階の吹き抜けを実現できる構法もあれば、出来ない構法もあります。天井を高くできる構法もあれば、出来ない構法もあります。

また、高い天井高は理想ではありますが、それを実現するために遮音性が犠牲になっていたとしたら困るという人も多いはずです。

  • 天井高は何メートルか
  • 間取りレイアウト制限はあるか

各ハウスメーカーに対して、人気の間取りやその間取りの特徴、レイアウトの制限も確認しておきましょう。

5.収納のタイプ・広さ

収納のタイプや広さは、ハウスメーカーのインテリアデザイン部門が開発したいくつかのパターンの中から収納設備として選ぶことが一般的です。

もちろん、設計からお願いして、理想の収納を実現することも可能ですが、その分他に影響箇所が出たり、コストが上る可能性があります。まずはどのようなものがあるのか、実物で広さや使い勝手を確認してみましょう。

6.キッチン・洗面台・トイレ・バスルーム

キッチン、洗面台、トイレ、バスルームなどの設備は、それぞれのハウスメーカーが推奨する設備メーカのショールームに行くことをお勧めします。

主に料理をする方にとっては、キッチンをじっくり見たいところだと思いますが、それは設備メーカーのショールームに行った時に1日かけて見ることにして、住宅展示場では住宅の基本性能を見て、質問することに時間を割きましょう。

ここで確認すべきは、

  • どの設備メーカの設備であれば取り扱ってくれるのか(安く導入できるのか)
  • 設備のレイアウト制限

です。設備のレイアウト制限とは、例えばキッチンは消防法によるレンジフードの取り付け位置があるため、天井の高さの影響を受けるなどの制限のことです。

7.坪単価(建築費参考)

住宅を建てる際の坪単価とは、1坪当たりの住宅の建築費のことで、ハウスメーカー毎、商品毎に大きな差があります。

大抵の場合どのような設備を取り付けるのかということよりも、

  • 木造住宅
  • 軽量鉄骨造
  • 重量鉄骨造

などによる坪単価の差のほうが大きくなるので、現時点でどのような設備やオプションを付けたいかが決まっていなくても、参考にできます。

また、おおよその坪単価を聞いておくことで、後で「どのくらいの広さの土地に、このくらいの大きさの住宅を建てたらいくらになる」の目安にできます。

8.認定住宅かどうか

認定住宅とは税金や住宅ローン控除などの優遇を受けられる住宅の認定制度のことで、

  • 低炭素住宅
  • 長期優良住宅

があります。総合住宅展示場へ行き始める最初の段階では、それぞれどのようなメリットがあるのかまで覚えておく必要はありませんが、後々の資金計画に関わってくるのでこちらもチェックしておきましょう。

ハウスメーカー別モデルハウスのチェックリスト

以上のチェック項目を表にまとめましたので、こちらを印刷して住宅展示場へ持っていってください。

メーカーA メーカーB メーカーC メーカーD
耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)
耐震等級(構造躯体の損傷防止)
耐風等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止)
耐積雪等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止)
どのような外壁材を選択可能か
外壁材によるコスト変化はどの程度か
外壁・屋根のメンテンス周期はどの程度か
窓ガラス・サッシの性能
外壁から内壁までの厚さと構造(断熱材の厚さなど)
各階間の遮音性
天井高は何メートルか
間取りレイアウト制限はあるか
収納のタイプ・広さ
取り扱い可能なキッチン等のメーカー
キッチン設備等のレイアウト制限
坪単価(建築費参考)
認定住宅かどうか

ハウスメーカー担当者との相性チェックも忘れずに

個人的な住宅展示場見学体験からのアドバイスですが、金銭面(特にローン)の相談ができるハウスメーカー担当者がいるモデルハウスはお勧めです。

これから土地を購入し、家を建てるためにはお金が必要です。その際の繋ぎローンや住宅ローンの相談も含め、認定住宅にすることでどの程度の住宅ローン控除メリットが出せるかなど、家計に寄り添った提案をくれる担当者だと非常に心強いです。

そう考えると、建築計画から長いお付き合いになるため、営業担当者との相性がとても重要です。その点をふまえて担当してくれる方と深く話をしてみると良いでしょう。

と、お話したいことはまだまだありますが、たくさんのモデルハウスを一度に見学できて時間も有効活用できますし、プレゼントがもらえるなど、総合住宅展示場はお得なスポットです。住宅購入を少しでも考えている方は、次のお休みに住宅展示場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

住宅展示場では、住宅のカタログを大量に貰うことになります。筆記用具とメジャー、大量のカタログを持ってモデルハウスを巡るのは大変なので、リュックがオススメです!

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