フリーランスの生き方、8つのポイント〜社会不適合者の歪んだサクセス・ストーリー「ナイトクローラー」に学ぶ〜

1

読了目安[ 4 分 ]

刺激的で“グラフィカルな絵”を求め夜のロサンゼルスをハイエナのように駆け回る報道パパラッチの姿を通し、テレビ業界の裏側を皮肉たっぷりに描いたサスペンス・スリラー「ナイトクローラー」。

第87回アカデミー賞脚本賞にもノミネートされ、常軌を逸した主人公を演じるジェイク・ギレンホールの怪演に各界著名人から絶賛の悲鳴が続々!(公式サイトより)届いた話題作。

「フリーランスジャーナリスト」という名の、見るからにヤバイ目をした社会不適合者が織りなす成長譚でもあり、歪んだサクセス・ストーリーでもある本作に、同じフリーランスのライターとして、ときにはお手頃デジ一を手に取材先に伺うこともあるエセカメラマンとして、「ゲ、ゲスだなあ…」と戦慄しつつも、今作の主人公には何かしらのシンパシーを感じずにはおれませんでした。

今回は映画「ナイトクローラー」を題材に、フリーランスとして素直に勉強になると思ったポイントと、これはダメだろう!という反面教師的なポイントを、ライター目線でお伝えしたいと思います。

————————————————————————————————
1)売り込み先とタイミングを誤るべからず
————————————————————————————————
主人公ルイスは映画冒頭で工事現場から盗んだフェンスを買取業者に持ち込み、ついでに自分を職員として現場で雇ってもらえないかと懇願します。
しかし窃盗犯とわかりきった人間を雇い入れる業者がいるはずもなく、敢え無く門前払いに。
人間どんなに才能(手際がいい、物分りがいい)があっても、売り込む相手とタイミングをちゃんと見計らわないと無意味!ということがわかる場面です。

————————————————————————————————
2)先行投資は大事
————————————————————————————————
偶然遭遇した自動車事故現場をヒントに、ルイスはケチな窃盗犯から報道パパラッチに転身することを決意。
手始めに高級自転車を盗んで売り、撮影に必要なカメラや警察無線を傍受する機器などを購入します。
けっきょく地道に稼いだお金をつぎ込んで…ではなく窃盗なのがこの映画の肝です(笑)。
何かを始めるのには先行投資が必要不可欠なのですが…窃盗だけはダメ、絶対!

————————————————————————————————
3)「口下手」より「舌先三寸」が良い
————————————————————————————————
とりあえず見よう見真似でいい感じの映像が撮れたので、テレビ局のディレクターに売り込みを開始するルイス。
彼の死んだ魚のようなヤバイ眼差しは気にせずに、見せられた映像と話の内容だけに注視するディレクター(いいのか、それで!)。
彼の口の達者さがいかんなく発揮される場面です。
「僕はファストラーナーだ。要領がいい」と冒頭のフェンス買取業者相手に語っていたこととほとんど変わりないのですが、今回は相手とタイミングがよかったおかげで見事交渉成立し、無事パパラッチとしてのスタートラインに立った記念すべきシーンとなります。

最近とあるコンペのような場面で「謙遜は無意味。言ったもん勝ち」ということを学んだばかりの口下手な私は、彼の口の上手さには非常に学ぶべきものがあると感心しました。
「口の上手さは七難隠す」という格言もありますしね。今作りましたけど。

同じカテゴリの記事 この著者の記事を表示

コメントを残す

  • コメント欄には個人情報を入力しないようにしてください。

  • 入力いただいたメールアドレスは公開されませんがサーバーに保存されます。
  • 入力いただいた情報の他に、IPアドレスを取得させていただきます。取得した IPアドレス はスパム・荒らしコメント対処ために利用され、公開することはありません。