マイナス金利で注目?! 外貨預金キャンペーンはお得なの?

1

読了目安[ 3 分 ]

日本銀行によるマイナス金利の影響は、私たち個人が銀行へお金を預けるときに適用される金利にも及んでいます。

さすがにマイナスにはなりませんが、もともとの低金利がさらに引き下げられて、限りなくゼロに近い水準に。もう預ける意味がないから引き出してしまおうと考える人もいるかもしれません。

そんな状況の中、預金者が逃げてしまうのを防ぐという目的もあってか、円預金の代わりに外貨預金に注目してもらうためのキャンペーンを実施する銀行が増加しています。例えば、ジャパンネット銀行ではアメリカ・ドル預金他(2カ月定期)10%、楽天銀行ではニュージーランド・ドル預金(1カ月定期)8%、静岡銀行インターネット支店ではアメリカ・ドル預金(1カ月定期)20%、といった金利上乗せキャンペーンを行っています。また、東京スター銀行やジャパンネット銀行では、日本円と外貨を交換するときに生じる為替手数料が無料になるキャンペーンを実施しています。


*2016年2月22日作成

こうしたキャンペーンは、外貨預金を検討している人の背中を押してくれますが、上手に利用するための注意点もあります。例えば、20%や10%といった一見高そうな表示は“年”利率なのですが、それが適用されるのは数週間~数カ月という条件になっている場合が多いのは以前からよく指摘されるポイント。1000ドルを金利10%の1カ月定期に預けると、満期に得られる利息は100ドル(11,500円*)ではなく、その1/12の約8.3ドル(約958円*)なのです。さらに、外貨預金は預けるときと引き出すときに為替手数料がかかるので、短期間に得られる利息からこうした手数料を差し引くと、マイナスになってしまう可能性も少なくありません。

また、為替手数料が無料になるというキャンペーンについても、預けるときだけが対象で、解約して円に戻すときには支払う必要がある場合がほとんど。ちょっぴり残念ではありますが、こうした実情を踏まえてキャンペーンは”オマケ”程度と考えた方が無難でしょう。キャンペーンが終わった後もじっくり腰を据えるつもりでスタートすることをおすすめします。

*1ドル=115円として。利息にかかる税金は考慮していません。

同じカテゴリの記事 この著者の記事を表示

コメントを残す

  • コメント欄には個人情報を入力しないようにしてください。

  • 入力いただいたメールアドレスは公開されませんがサーバーに保存されます。
  • 入力いただいた情報の他に、IPアドレスを取得させていただきます。取得した IPアドレス はスパム・荒らしコメント対処ために利用され、公開することはありません。