男性の不妊治療、自治体を活用して助成金を上乗せ

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バレンタインデーはいかがお過ごしでしたか?

チョコを渡しながら彼にプロポーズした、なんて女性もいらっしゃるかもしれません。はたまた男性から女性にサプライズでプロポーズした、なんてカップルもいるのではないでしょうか。
バレンタインデーの本場である欧米では、恋人たちの日ということでプロポーズするカップルもたくさんいるそうです。

さて、素敵なプロポーズを経て晴れて結婚し、そろそろ子どもがほしいなと思っている夫婦もたくさんいらっしゃると思います。
しかし、すぐにできれば良いのですが、晩婚化に伴いなかなか子どもができない…と悩む夫婦が年々増えています。
昔は不妊というと女性側の問題と考えられていましたが、最近の調査では男性側に不妊の理由がある夫婦が約半数に上るということがわかっています。

そして男性側に不妊理由があった場合、治療費は高額になりがちです。
なぜなら男性側の不妊理由の1つである「無精子症」だった場合、男性側に手術をした上で、顕微授精をすることになるからです。

無精子症とは精液中に精子が全く見つからない状態のことを指し、そのように診断された際に精子を得るには、「精巣上体精子吸引法」「経皮的精巣上体精子吸引法」「顕微鏡下精巣精子採取法」という手術が必要になります。いずれも精巣上体や精巣内から直接精子を得る手術となっており、都内有名病院だとその手術費用だけでおよそ7万5千円~43万円ほどかかります。

さらに、精子が回収されたら女性側から卵子を採卵して顕微授精を行いますので、その費用として40~50万円ほどかかります。その他にも卵子を採卵するまでの過程や、卵子・精子の凍結などに別途費用が発生します。
つまり、ただでさえ顕微授精にはお金がかかるところ、男性側の手術が必要になった場合はさらに上乗せになり、あっという間に大金が飛んでいくんですね。

現在のこのような不妊治療の現状に鑑みて、男性の不妊治療にかかる費用に対し助成金を上乗せする自治体が増えてきています。
例えば東京都は、手術1回につき15万円を限度に費用の一部が上乗せ助成されますし、埼玉県では、手術1回につき手術費用の1/2(10万円限度)が上乗せ助成されます。他にも独自の助成を行っている自治体があります。

不妊治療はどうしても高額となります。今のところ国では上乗せ助成を行っていないので、上乗せ助成をする自治体が増えるといいですね。

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