証券総合口座、「源泉あり」か、お得な「NISA」で

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株式投資を始めるための第一歩は証券会社に口座を作ること、というわけで、前回はネットで口座を開設する手順をご紹介しました。

証券会社の取引口座は多くの場合、「証券総合口座」となっています。これは、銀行の総合口座と同じように、証券会社で扱う商品の売買に伴う資金を管理する口座で、いってみれば証券会社の中に作るあなたのおサイフのようなものです。証券総合口座で銀行の普通預金に当たるのが、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)です。証券総合口座に入金したお金は自動的にMRFで運用され、株や投資信託、債券などを購入するときはMRFのお金が自動的に解約されて購入代金に充てられます。また、株などを売却すると、売却代金で自動的にMRFを買い付けることになります。

口座開設の申込みをするときは、特定口座に関する選択をします。特定口座というのは税金の扱いに関するものです。
株や投資信託、債券などを売って得られた利益や、保有中に得られる配当、分配金、利子などには税金がかかります。これは本来、自分で税額を計算して税務署に申告する必要がありますが、証券総合口座を「特定口座」にしておくと、こうした手続きを簡単にすることができるのです。

特定口座には「源泉あり」と「源泉なし」の2種類があります。「源泉あり」は、税金の計算や納税をすべて証券会社がしてくれます。「源泉なし」は、証券会社が税金の計算まで行い、投資家はそれをもとに確定申告して納税します。基本的には、特定口座の「源泉あり」を選んでおけばOK。証券総合口座というおサイフを「源泉あり」というタイプにしておくと、それを持っている人は、税金に関してはなにもしなくてよいというわけです。

ちなみに、特定口座でないものを「一般口座」といいます。これを選択した場合は、税金の計算、申告、納税をすべて投資家自身が行うことになります。

では、NISA(少額投資非課税制度)の口座はどういう位置づけになるのでしょうか。これは、証券総合口座というおサイフの中に、もう1つ「NISA」というおサイフを作ると考えればよいでしょう。NISAというおサイフのお金で買った株や投資信託から得られた利益には税金がかかりません。ただ、NISAのお金で買える株や投資信託は1年間に120万円までという決まりがあります。証券総合口座は複数の証券会社で開設することができますが、NISAは1人につき1つしか開設できない点にも注意が必要です。

NISAの非課税のメリットはとても大きいので、これから証券会社で口座を開設するのであれば、NISAも同時に申し込むとよいでしょう。証券総合口座はあるけれどNISAは申し込んでいないという人は、NISA口座を作ってからそこで株を買うのがおすすめです。

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