お水の花道から学ぶ、相手の心の縄張りに自然に入り込むためのテクニック

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動物の世界では「縄張り」というものがあるけど、実はボクらにも心理的・物理的な縄張りがあるのをご存知だろうか?

そんなわけで、最終回の今回は、とくに女性が使うことでバツグンの効果を発揮する、相手の心の縄張りに自然に入り込むためのテクニックを伝授しよう。

<これまでのテクニック>
出会いを制する「好印象のサンドイッチ」とシーディング
ライバルから抜きに出るために、わかりやすい差をつけろ!

物理的な距離は心の距離。

この縄張りは、通称「パーソナル・スペース」と呼ばれるもので、動物の縄張りは、巣や行動エリアなど、特定の場所に固定されるのに対して、パーソナル・スペースは、それを所有する人の周りに存在する、目に見えない境界線のある空間のことで、その人が移動すると一緒に移動するというもの。

相手に対して信頼感や安心感がある場合は狭く、不信感がある場合は広くなり、さらに、相手に魅力を感じていたり、親密な場合は、その距離は短くなるわけだ。

単純に言ってしまえば「距離が遠い≒親密度が浅い」「距離が近い≒親密度が深い」ということで、逆を言えば、この距離を違和感なく縮めることができれば、文字どおり親密度を深めることができるんだ。

秘密の共有。

ところで、“擬似”恋愛のプロといえば“お水のお姉さま”だけど、彼女たちは男たちを惹きつけるために、さまざまなテクニックを駆使している。彼女たちは「源氏名」という、言わば“ニックネーム”を使うんだけど、気に入った相手(つまり優良顧客)には、「ほかのお客さんには内緒ですよ」なんて言いながら、こっそり本名を教えたりするんだ。(実際には、その“本名”も偽名だったりするんだけど…。)

源氏名なんて…って思うかもしれないけど、このテクニックの本質はそこじゃなくて、「秘密」を共有するってところ。“彼女の秘密”を自分だけが知っている…これは、男からしたら「自分だけは特別」という優越感に浸ることができるので、かなり効果的だ。

この「秘密」はどんなに小さなことでもいい、たとえば、初対面の合コンで、隣りに座ったお気に入りの男性に「ちょっとお化粧直してくるね」と、彼だけに伝える…。たったこれだけでも「2人だけの秘密」になるわけで、「え?なんでオレだけ?」と思わせたら、一気に親密度が深まるわけだ。

相手に意識させる、究極のテクニック。

…さて。最初にお話しした、パーソナル・スペースについて。一般的に、女性は自分を中心にして正円形であるのに対し、男性は前方に広い楕円形の場合が多い。ということは、男性にアプローチする場合は、正面に対峙するよりも、横からのほうがいいわけだ。

また、文化人類学者のエドワード・ホールはこの対人距離を4つに分類して、そのうち、一番近い距離(45cm以内)を「親密距離」と定義づけた。45cm…なんていうとわかりにくいけど、だいたい腕を伸ばした距離だと思ってもらえばいい。そして、相手との関係を恋愛に発展させるためには、いかに違和感なくこの領域に踏み込むかがカギになる。

そのために、お水のお姉さまたちが、意識的・無意識的に使ってるテクニックが…ズバリ「相手に触れる」

というものなんだ。座るときは、膝がくっつくように横に座り、相手の話を聴くときは、じっと見つめながら、さり気なく相手の膝に手をのせる、 面白いことを言ったら、笑いながらポンッと肩をたたく…などなど。相手に触れるわけだから、必然的に親密距離(45cm以内)に入ることになる。さらに、先ほどお話した、秘密を共有するときも、さりげなく二の腕に触れながら「ちょっと…行ってくるね」と言えば、男は直接的な触覚刺激に弱いので、これをやられたら…ボクら男は意識せざるを得なくなるわけだ。

さて、いかがだっただろうか?3回に渡って、いろいろな心理テクニックをお伝えしてきたけど、まずは一番自分が実践しやすいものから試してみよう。どんなに素晴らしい理論やテクニックも、知ってるだけでは宝の持ち腐れ。バレンタインデーというイベントをキッカケに、つま先ひとつ分でもいいので、新たな一歩を踏み出して、素敵なパートナーをゲットしてほしい。

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