アクティブ運用とパッシブ運用とは?投資初心者が選ぶ資産運用方法

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もし、「投資の初心者が取り組みやすい資産運用は?」と聞かれたら、投資信託と答えるプロの投資家は少なくないでしょう。

ただし、投資信託で扱う商品数は5,000を超えるため、どこから始めて良いのかわからない人が大半だと思います。

銀行や証券会社に置いてあるパンフレットには、「自分に合った投資信託を選びましょう」と書いてあります。けれど、どういう投資信託が自分に合っているか、判断に迷う人は多いようです。

でも安心してください。まずはどんな種類の投資信託があるかを知れば、目指す投資信託にたどり着けます。最初から全てを知ろうとせず、まずは目の前のわかりやすいところから始めることが基本です。

そこで今回は、投資の初心者が知っておきたい投資信託の種類とリスク、アクティブ運用とパッシブ運用について解説します。

投資信託の種類とリスク

投資信託の種類は、株式を主な投資対象とする「株式投資信託」と株式は組み入れずに公社債を投資対象とする「公社債投資信託」に分かれます。

株式投資信託のリスク

株式投資信託は、儲かるかもしれませんが損をする可能性もあるので、概してリスクが高いといった特徴があります。

投資の世界におけるリスクとは、損得の振れ幅が大きいことをリスクが大きいと言い、損得の振れ幅が小さいことをリスクが小さいと言います。つまり投資のリスクとは、投資の不確実性を表します。

ここで「リスクが高いと言われる株式投資信託には、何%ぐらい株式が含まれるの?」といった疑問がわくかもしれません。

実は、株式投資信託の株式比率の高低は投資信託により様々なため、比率の高い株式投資信託はハイリスク・ハイリターン、比率の低い株式投資信託はミドルリスク・ミドルリターンという傾向があります。

投資初心者が株式投資信託を行う場合は、株式の比率を3割以下に抑えた株式投資信託から選ぶと良いでしょう。

公社債投資信託のリスク

公社債投資信託は株式がまったく含まれず、国債や社債などの公社債(債券)への投資が中心のため、比較的安全性が高いと言えます。

債券は、国や企業などが多数の投資家から資金を借入れる際に発行する”借用証書”のようなものです。そのため、債券やそれに集中投資する公社債投資信託は株式のような派手さがない分、ローリスク・ローリターンな金融商品といえます。

ただし、公社債投資信託でも新興国などの外国債券(海外債券型投資信託)は、高い利回りが期待できる半面、破綻するリスクも大きいため、ハイリスク・ハイリターンだと言えます。

さらに、海外債券型投資信託は為替変動リスクにも気を付けなければいけません。

参考|為替変動リスクとは?投資信託の為替ヘッジあり・なしのメリットデメリット

運用スタイルによる投資分類

もう1つ別の切り口で投資を見ていきましょう。それは「アクティブ運用」と「パッシブ運用」という運用スタイルによる分類です。

アクティブ運用とは

アクティブ運用とは、「世の中の平均的な運用状況」よりも儲けようとして、”アクティブに”投資をする戦略のことです。

アクティブ運用では、運用会社がその時々の経済の様子を念入りにチェックして、儲かりそうな地域や株式、為替などに投資資金を振り分けます。月日が経って、見込み通りになれば「当たり」であり、運用資産も増えるというわけです。

パッシブ運用とは

パッシブ運用とは、「世の中の平均的な運用状況」とほぼ同じ結果で良いと考えて投資をする戦略のことです。

「世の中の平均」とする指標は、投資信託のパンフレットなどに書かれています。たとえば、東証株価指数(TOPIX)なら「日本の大企業の株価の平均」、ワールド・インデックスは「世界の投資資産の平均」です。(※実際は具体的な指標名と詳細説明があります)。

パッシブ運用の説明の中には「インデックス」「指標」という言葉が出てきます。これらは、その市場の値動きの平均になる”ものさし”と思っておけば良いでしょう。

投資初心者が選ぶ投資方法は?

投資初心者は、まず株式投資信託と公社債投資信託を選び、もし株式投資信託を選ぶ場合は、株式の比率が少ない株式投資信託を選びます。

また、その際の投資スタイルとしては、パッシブ運用、つまり日経平均株価などの指標の動きに近い運用成果を目指すように心がけます。

アクティブ運用は、アクティブに利益を狙うため値動きの幅が大きくなりがちです。そのため、保守的なパッシブ運用に比べるとリスクが高まります。アクティブ運用・パッシブ運用を選ぶポイントは、以下の2つです。

・資産運用に対して積極果敢に行くか、保守的に行くかの好み
・資産価値が大きく変動しても構わないか、なるべく変動が小さい方が良いか

どちらを選ぶかは、運用方法の好みと資金の使い道から考えましょう。また、自分自身のリスク許容度も加味したうえで選ぶと良いでしょう。

参考|投資信託のリスクとは?リスク許容度を踏まえた投資先の選び方

アクティブ運用・パッシブ運用には一長一短はありますが、投資初心者には安全性を重視するパッシブ運用をおすすめします。まずは知ること、そして長く投資を続けることを考えましょう。

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