12月の繰上げ返済に注意?! 繰上げ返済とローン減税

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12月はボーナスシーズンです。
テレビでも「ボーナスが出たら何に使いたい?」という特集を見かけました。

インタビューを受けた多くの人が、「子どもの教育に使うつもり」「老後のために貯蓄したい」などと答える中、「住宅ローンの繰上げ返済をしたい」という回答も。

住宅ローンを利用中なら、「早く返してしまいたい」「利息の負担を少しでも減らしたい」と考えるのは自然なことでしょう。但し、住宅ローン減税を受けている最中の人は、繰上げ返済のタイミングに気を付けてください。

住宅ローンの繰上げ返済とは、毎月返済やボーナス返済とは別に、臨時の返済を行うことです。約束より前倒しで返済することになりますから、利息の負担を軽くすることができ
るのはもちろん、返済期間を短縮したり、毎月の返済額を軽くしたりといった効果も期待できます。

住宅ローン減税は、住宅ローンの年末残高を基に計算した金額を、各年分の所得税などから10年間にわたって控除する制度です。適用を受けることができれば、10年にわたって税金の負担を軽くすることができます。
繰上げ返済の効果を考えると、12月のボーナスが出たら、すぐにでも繰上げ返済を実行に移したいところ。タイミングが早ければその分だけ、利息の負担を軽くすることができる
からです。

しかし住宅ローン減税は、住宅ローンの年末残高を基に計算されます。繰上げ返済で年末の残高を減らすことは、住宅ローン減税の額を減らしてしまうことにつながりそう。住宅
ローン減税の効果を考えれば、年末に繰上げ返済をするくらいなら、年明けに行ったほうがよさそうだと思い当たります。

こういったケースでは、「ボーナスが出たらとにかく繰上げ返済!」と慌てず、繰上げ返
済が住宅ローン減税に与える影響について、個々の事情に照らしながら検討することをお勧めします。ほか、年末調整など減税のための手続きへの配慮もいります。税制には細かいルールがあります。後悔しないためにも、事前に税理士などのアドバイスを受けておくと安心です。

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