借りたら終わり、じゃない! 住宅ローンの「繰上返済」でビックな節約

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同じ住宅を購入しても、住宅ローンの借り方次第で、利息として支払う額が大きく変わることは既にご紹介しました。しかし、ローンは借りたら終わり、ではありません。ローンの節約は、これからが勝負!といっても過言ではありません。

住宅ローンの見直しには、大きく「繰上返済」と「借り換え」がありますが、借り換えについては既にご紹介しているので、今回は「繰上返済」についてご紹介しましょう。

繰上返済とは、月々の返済とは別に手元のまとまった返済に充てること。通常返済しているお金は、元金と利息の両方に充てられますが、繰上返済の場合はすべて元金に充当されるため、それに相当する利息が節約できることになります。月々の返済額はそのままで返済期間を短縮する「期間短縮型」と、返済期間はそのままで月々の返済を圧縮する「返済額軽減型」の2種類あります。

表は元金3000万円、返済期間35年、金利2%(元利均等)で借りた場合、5年目に約100万円を繰上げした場合の節約効果です。

ご覧のとおり、「期間短縮型」のほうが「返済額軽減型」より節約効果が大きいのがわかります。また、老後のことを考慮すれば、ローンはできるだけ早期に完済したいので、ライフプラン上も「期間短縮型」のほうがおススメと言えるでしょう。

次に、繰上返済のポイントですが、できるだけ早く行ったほうが効果が大きいということです。
上と同じ条件のローンで、10年後に「期間短縮型」の繰上返済を行った場合の節約利息は、約62万円(短縮回数16回)、15年後だと約47万円(同14回)になります。これは、返済当初は返済額に占める利息の割合が大きいのに対し、返済が進むにつれ小さくなるため、同じ金額を元金に充当した場合に飛ばせる利息が少なくなるためです。このことから、家を手にいれたからと安心せず、その後も計画的に返済していくことが大切です。

なお、繰上げ返済には、金融機関や繰上する金額により手数料がかかりますので、予め確認することも大切です。以前は100万円などの大きな額でないと行えないことが多かったのですが、最近はネットの活用等により、1万円など少額でチョコチョコ繰上することも可能になっています。

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