初めての投資信託商品の3つの選び方!どこの何にどう投資したいか

読了目安[ 5 分 ]

投資初心者が最初に選ぶのは「投資信託」が良いとされています。

投資信託は、投資家が出し合ったお金を運用のプロがいくつかの投資対象に振り分けて運用します。運用のプロとは、投資信託会社のファンドマネージャーのことです。

「プロに投資を任せられるなら安心。」と思うかもしれませんが、一口に投資信託と言っても投資信託会社は100社以上あり、それぞれの会社が独自に商品を作っているため、わたしたちが選べる投資信託の商品数は常に数千もあります。

しかも、ある程度の投資の方針を決めなければ、運用のプロも丸投げをされては困ってしまいます。

では、それほどたくさんある投資信託の中でどうやって投資先を選べば良いのでしょうか。

今回は、投資信託を選ぶ手掛かりとして、投資信託の選び方「どこの何にどう投資したいか」をご紹介します。

1.どこに投資をするのか|地域・国を選ぶ

投資信託を選ぶ際、大切なお金を「どこ」の経済に投資して資産を増やしたいのかを考えてください。

「どこ」は、日本国内なのか海外なのか、海外なら世界中どこでもなのか、先進国または新興国なのか、比較的経済の見通しが明るいBRICs中心なのか、北米・アジア・ヨーロッパ・環太平洋などの地域で絞り込む場合もあります。

BRICs(Brazil, Russia, India , China , South Africa)は、経済成長著しい国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカまたはその他の国々)をさします。

経済は常に世界中で動いています。そのため、先進国の経済が好調な場合もあれば、新興国が経済成長する時もあります。世界中全体が不況で落ち込んだり、足並み揃って好景気の時もあります。

また、「どこ」に関連して、通貨も考えます。例えば「北米の株や債権に投資して、運用資金の全てを米ドルで運用」という投資信託を選ぶと、ドル円の為替相場の影響を受けます。

「北米の株や債権に投資をするけれど、為替変動がない運用をしたい。」というニーズになるべく応える「為替ヘッジあり」の投資信託もあります。

参考|為替変動リスクとは?投資信託の為替ヘッジあり・なしのメリットデメリット

2.何に投資をするのか|商品種類を選ぶ

投資信託を選ぶ際、大切なお金を「何」の商品に投資して資産を増やしたいのかを考えてください。

「何」は、株式、債券、不動産、その他(原油や金など)の商品があるので、それぞれの特徴を理解した方が良いでしょう。

株式は、景気が良いときに威力を発揮します。大きく儲かる可能性も、大きく損をするリスクもあります。債券は、株式よりも値動きが緩やかで、株式ほど利益は見込みにくい投資ですが、手堅さがあります。

不動産は景気が良いときに上昇傾向がありますが、株価の動きに遅れるなど独特な値動きを見せます。不動産投資信託のREIT(リート)は、商業施設やマンションなどの不動産を購入し、賃貸収入などを投資家に分配する仕組みです。

商品(コモディティ)は、世界的な規模で取引される原油、貴金属、農産物などの相場の値動きの影響を受けます。

また、株式でも次世代エネルギーやシニア関連など業界やテーマに絞った株式型投資信託も選べますし、変動が少ない安全資産の債券と変動が大きい危険資産の株式の混合商品もあります。

投資信託協会のホームページには、投資信託の商品分類が掲載されています。そちらも参考にしてください。

参考|投資信託協会 – 投資信託協会

3.どう投資をするのか|運用スタイルを選ぶ

投資信託を選ぶ際、大切なお金を「どう」いった運用スタイルにして資産を増やしたいのかを考えてください。

「どう」の運用のスタイルは、主にアクティブ運用とパッシブ運用に分かれます。

アクティブ運用とは、「世の中の平均的な運用状況」よりも儲けようとして、”アクティブに”投資をする戦略のことです。

パッシブ運用とは、「世の中の平均的な運用状況」とほぼ同じ結果で良いと考えて投資をする戦略のことです。

参考|アクティブ運用とパッシブ運用とは?投資初心者が選ぶ資産運用方法

アクティブ運用とパッシブ運用のどちらが良いかは一概には言えませんが、初心者はより安全性を重視する「パッシブ運用」から始めるのが良いとされています。

どこの何にどう投資するかは自己判断

投資信託は、自分の大切な資産を運用する行為の1つです。そのため、いくら運用をプロに任せられると言っても資産が減ることはありますし、そうなった場合は憤りも覚えるはずです。

まずは「どこの何にどう投資したいか」を主体的に考えてから、プロに運用を任せることで、ある程度自分自身で納得ができる投資環境を作るようにしましょう。

ちなみに、「どこ」「何」「どう」に加えて、「いつ」という考え方もあります。

「いつ」は分散投資の「時間分散」と考えれば良いため、詳しくは以下を参考にしてください。

時間分散とは、投資をする時期を分けることで、時期とは市場の大きな動き毎に変わります。

たとえば、ギリシャ危機、中国バブル、イギリスのEU離脱問題など、世界では様々な環境の変化があり、これらの外的要因が金融商品に及ぼす影響や時間的な波及は様々です。

わたしたちは、これらの世界中の出来事を常に監視し、全ての出来事に対応しながら投資判断をすることは難しいでしょう。

つまり、時期を考えずに投資をするということは、リスクヘッジが遅れるだけでなく、非常に曖昧な投資判断しか持てないということです。

引用|投資初心者は最初から儲けを狙うな!資産と時期で考える分散投資とは

コメントを残す

  • コメント欄には個人情報を入力しないようにしてください。

  • 入力いただいたメールアドレスは公開されませんがサーバーに保存されます。
  • 入力いただいた情報の他に、IPアドレスを取得させていただきます。取得した IPアドレス はスパム・荒らしコメント対処ために利用され、公開することはありません。