相続税と法定相続人 法定相続人が増えると相続税の税率が下がる?!

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相続税は、相続などで受け取った財産の合計額が基礎控除額を超えるとき、その超えた部分(=Aとする)に対してかかります(詳しくは相続のコラムを参照)。

但し、いきなりAに税率をかけて、相続税を計算するわけではありません。いったんAを法定相続分で分けたと仮定して、法定相続人ごとに税額を算出。これを合計して相続税の総額を求めるという作業を行います。

下記:『相続税の計算(一部)のイメージ』の図参照

ところで相続税は、課税される財産が多くなるほど、税率が高くなる累進課税方式です。だから、法定相続人の数が増えて1人あたりの法定相続分が減ると、適用税率を下げることを期待できます。税率を下げられれば、相続税を減らすことにも成功するでしょう。

法定相続人の数が影響するものとしては他にも、基礎控除額や死亡保険金の非課税限度額などがあげられます(詳しくは相続のコラムを参照)。

その効果は小さくないため、養子縁組をしても法定相続人の数を増やす検討をするケースも見られます。しかし、安易な養子縁組はトラブルの火種にもなるでしょう。税には細かいルールもあります。税理士をはじめ各分野の専門家に相談のうえ、慎重を期すようにしてください。

最後に、法定相続分について確認しておきましょう。まず、配偶者と子どもの場合、法定相続分は1/2ずつです。子どもが2人以上いるときはその取り分である1/2を分け合います。子が2人なら、1人分は1/4ということです。配偶者と直系尊属が相続人なら、配偶者は2/3、直系尊属は1/3です。配偶者と兄弟姉妹の場合は、配偶者は3/4、兄弟姉妹1/4となります。なお、直系尊属や兄弟姉妹が2人以上いるときの扱いは子どもの場合と同様です。

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