何が株価を動かすの? 

読了目安[ 3 分 ]

株価は、証券取引所で株が取引されている時間中(平日の9:00~11:30、12:30~15:00)刻々と変化し、毎日変わります。

株価はその株を買いたい人が多いと上がり、売りたい人が多いと下がります。
こうした「買い」や「売り」につながる要因のことを「材料」といい、上昇につながる要因は「好材料」、下落につながる要因を「悪材料」と呼ばれます。

株価変動の材料は大きく2つ

株価を変動させる材料は、個別の銘柄に関するものと、株式市場全体に関するものに分けられます。

個別銘柄は企業業績で左右

個別の銘柄に関するものとして基本となるのは、企業業績です。上場企業は年1回、決算内容を発表するほか、決算から6カ月目には中間決算、3カ月目と9カ月目には四半期決算を発表します。業績が伸びていて、業績予想もよければ株価の上昇につながり、業績が低迷していて、業績予想もよくなければ株価の下落につながります。

業績アップにつながるような経営統合や企業の買収、新製品・新サービス、新事業、設備投資などのほか、不採算事業からの撤退などは好材料といえます。
逆に、業績に影響を与えるような売上げの減少、事件・事故、不祥事などは悪材料です。

市場全体に関する材料には様々なものがある

株式市場全体に関する材料には、外国人投資家の動向など市場内部のものと、景気や金利、為替の動向など市場外部のものがあります。特に最近は、海外の経済情勢で日本の株価が変動することが多くなってきています。

例えば、米国の株式市場が値上がりすると日本の株式市場も上がるという傾向があります。また、ギリシャの債務問題で欧州の経済が打撃を受けるのではないかという懸念や、中国の株式市場の暴落によって中国経済が低迷して中国へ製品を輸出している日本企業の業績が悪化するのではないかという予想から、日本の株価が下がったりしています。

株で短期間に利益を得ようとすると、こうした材料が出るたびに株を売ったり買ったりすることになり材料に翻弄されてしまいますが、長期投資なら、さまざまな材料による目先の株価の上がり下がりに一喜一憂しなくてすみます。個人投資家が株に投資して資産を着実に殖やそうとするなら、ある程度長期で株を保有するのがおすすめです。

長期投資では、毎年毎年、利益をきちんと伸ばしていて、今後も利益を上げ続けることのできる企業を探して投資することが大切です。ネット上には企業の業績を知ることのできるサイトがいろいろあるので、身近な企業、自分の得意な分野の企業などの業績をチェックして、売上げや利益が伸びているかどうかを見てみましょう。よさそうな企業があったら、その企業のホームページで経営理念や今後のビジョンなどを確認して「コレ」と思う企業を選びます。

銘柄選びに時間をかけることが、材料や株価に振り回されないことにつながります。

同じカテゴリの記事

コメントを残す

  • コメント欄には個人情報を入力しないようにしてください。

  • 入力いただいたメールアドレスは公開されませんがサーバーに保存されます。
  • 入力いただいた情報の他に、IPアドレスを取得させていただきます。取得した IPアドレス はスパム・荒らしコメント対処ために利用され、公開することはありません。