株を買うならNISAを活用しよう!

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株を買ったときより高い価格で売れば売却益を得ることができます。また、株を買って保有していると、年に1回あるいは2回、配当を受け取ることができます。

ただし、売却益と配当には約20%の税金がかかります。例えば、10万円の売却益を得た場合、手取額は約8万円、1万円の配当の手取額は約8000円になるわけです。

税金のかからないNISAを最大限活用しよう

この税金がかからないですむのが、NISA(にーさ。少額投資非課税制度)です。金融機関にNISA専用の口座を開設すると、そこで買った株や投資信託などから得られた利益が非課税になる仕組みで、NISA口座は1人につき1つ開設することができます。

NISAで購入できる株や投資信託は年間100万円(2016年からは120万円)まで。非課税期間は5年ですが、5年目が終わったときに口座にある株や投資信託は、6年目の非課税枠に移すことができるので、最長10年間、非課税で保有することができます。

NISAの注意点

約20%の税金がかからないのですから、株式投資をするならNISAを使わない手はありません。ただし、いくつかの注意点があります。

NISAで配当が非課税になるのは「株式数比例配分方式」だけ

配当の受け取り方法はいくつかありますが、NISAで非課税になるのは「株式数比例配分方式」を選択した場合のみ。NISA口座を開設するときに、「株式数比例配分方式」を選ぶようにしてください。

損失が生じるとNISAの非課税メリットはない

NISAは“利益”が非課税になる仕組みなので、NISAで株を買って損失が生じたら非課税のメリットは活かせません。

NISAでは損益通算ができない。

損益通算というのは、複数の株を売却したときに得られた損失と利益を相殺すること。例えば、1年のあいだにA株を売って20万円の利益、B株を売って8万円の損失をこうむった場合、20万円の利益から8万円の損失を差し引くことによって税金のかかる金額が12万円になり、それによって納める税額が少なくなるという仕組みです。
こうした損益通算は、NISA口座の中でも、NISA口座とNISA以外の口座との間でもできません。

課税口座に移管すると税負担が増える場合がある

非課税期間終了後に保有していた株はそのときの時価で一般の課税口座に移管することができますが、移管時に買ったときより株価が下がっていると、移管後に売却したとき、実際にNISA口座で買ったときより低い価格で購入したことになり、売却益が大きくなって税負担が増えてしまいます。

このような注意点さえ押さえておけば、NISAのメリットは大きいといえます。NISAをぜひ活用してください。

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