高金利の外国債券は得なのか?

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金利8%?!

銀行にお金を預けておいても利息が付かない時代、魅力的に見えますよね。
投資に興味がある人なら、
「外国の債券だしリスクはあるかもしれないけど、毎年8%も利息が受け取れたら、為替の変動があっても大きな損はしなさそう」
と考えるかもしれません。しかし、この考え方は危険です。

外国債券とは

外国債券とは、「日本円」以外の通貨で発行されている債券のことです。海外の企業や政府などが発行しています。米ドル建て、ユーロ建て、豪ドル建て、NZドル建て、ブラジルレアル建て、トルコリラ建て、南アフリカランド建てなど多くの外貨建て債券が日本の金融機関でも販売されています。

さて、『金利8%』と聞いてどう感じましたか?高いですか?低いと感じますか?
日本では、高金利であると感じる人が多いでしょう。しかし、日本円の金利と比べれば高いかもしれませんが、為替のリスクを考慮すると国によっては8%でも低いと判断される場合もあります。
したがって、異なる通貨の金利を比べても意味がありません!
比べるのであれば、同じ通貨の預金や国債の金利と比較する必要があります。

新興国など金利が高い国の経済は、物価上昇のペースが速く、そのペースを抑えるためにあえて金利を高く設定しています。物価上昇、つまりモノの値段が上がっていくことは通貨の価値が下落している事を意味します。
少し難しい話になってしまったかもしれませんが、
「高金利の国の通貨は価値が下がりやすい。つまり、いくら金利がたくさん受け取れても、通貨の下落によって最終的には儲からないことが多い」という結論は知っておいた方がいいでしょう。

では、外国債券に投資するメリットは何でしょうか。
外国債券のメリットは、同じ国の通貨の預金(外貨預金)に比べて好利回りなことです。『外貨預金で生活防衛!』の記事にもあるように、自分自身の資産を防衛する為にも外貨建て資産を保有することは重要です。資産防衛のために長期で外貨預金を保有するのであれば、短期的な為替の変動を気にせずに、その資金を活用して外国債券に投資してみてはいかがでしょうか。

せっかく外貨資産を保有するのであれば少しでも高い利息を受け取りたいですよね。
くれぐれも高金利だからという理由で、新興国通貨の債券に飛びついちゃいけません!

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