「投資信託は“リスク”があります」を具体的にいうと?

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一度でも投資信託の案内を見たことがある人は、この言葉を目にしたことでしょう。
―――投資信託にはリスクがあります。

それを見て、「具体的にどうなっちゃうんだろう?」と思いませんでしたか?

投資信託のリスクとは

投資信託にはさまざまなタイプのリスクがありますが、集約すれば「買った時の金額より値下がりするかもしれないし、思ったより値上がりするかもしれない」ということです。投資信託の値段(基準価額といいます)は、毎日、上がったり下がったりしています。

例えば10万円で投資信託を買ったとします。その10万円が、10万円以上になったり、10万円を割り込んだりします。このことを価格変動リスクと呼びます。

ある日、あなたがその投資信託を「今日限りでやめます」と解約すれば、その日の値段でお金に換えられます。10万円以上の場合も、以下の場合もあります。特に「やめます」と申し出ない限り、あなたの投資信託は毎日毎日の時価で価値が変動しています。

では、投資信託のその日の時価は、どのように決められているのでしょうか。

投資信託は、投資家のお金を集めて株式や債券などに投資する「パック」です。投資している株式や債券は、それと同じものを、どこかの誰か同士によって証券取引所などで売買されています。その取引値段(株価や債券価格)が投資信託の時価の計算の元となります。

また、投資先の株式や債券が外国証券の場合もあります。米ドルやユーロなどに交換されて外国の株式や債券に投資されていれば、為替相場の変動も投資信託の時価の計算に反映されます。

このようにして、投資信託という「パック」を通じて投資した会社の株価や債券価格、為替の動きは、投資信託の値段(基準価額)に影響を与え、投資信託を持つ人の資産価値の上下となります。

この変動は、投資信託を買う時点では分かりません。そのため、「投資信託は“リスク”があります」と表現されるのです。

ただし、その投資信託が、どの通貨を使いどのような株式や債券に投資しているのかを把握していれば、世の中の出来事に応じてある程度値動きの予測がつきます。投資信託を選ぶ時には、その投資信託は何に投資しているかを確認し、値動きの方向性や傾向を見ることがリスクへの対応策となります。

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