株価の割安・割高を判断する指標とは

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ある銘柄の株を買おうと思って株価のグラフを見てみたら上昇が続いているというとき、「そろそろ株価のピークでこの先値下がりに転じるのか、あるいはまだ上昇が続くのか」がわからず、買うかどうか迷うこともあるでしょう。

こんなとき判断材料になるのが、株価が割安か・割高かを見る指標。よく使われているのはPERとPBRです。

株価収益率

PER(ピーイーアール)は、Price Earnings Ratioの略。日本語でいうと「株価収益率」で、その会社の利益の水準に対して株価が割安か割高かを見る指標です。
PERは、株価を一株当たりの利益(税引き後)で割って求めます。例えば、1株当たりの税引き後利益が50円で株価が1000円なら、

1000円÷50円=20倍

となります。これは自分で計算する必要はなく、ネットの株関連のサイトで見ることができます。PERは会社の規模や業種によって違うので「何倍なら割安」というはっきりした基準があるわけではなく、同じ業種の会社と比べたり、株式市場全体と比較したりして割安・割高を判断します。

ちなみに、東京証券取引所第一部に上場している全銘柄のPERの平均は、2015年8月上旬時点で約18倍です。

株価純資産倍率

PBR(ピービーアール)は、Price Book-Value Ratioの略。日本語でいうと「株価純資産倍率」で、その会社の保有する資産に対して株価が割安か割高かを見る指標です。PBRは株価を1株当たりの株主資本で割って求めます。例えば、1株当たりの株主資本が400円、株価が800円だとすると、

800円÷400円=2倍

となります。これも、株関連サイトでみることができます。
株主資本は、会社が解散したときに株主に返せるお金といえます。PBRが1倍ということは、会社の解散価値と株価が同じということなので、理論的には株価がそれより下がることはないと考えられます(実際には、PBRが1倍を下回るケースもあります)。

東京証券取引所第一部に上場している全銘柄のPBRの平均は、2015年8月上旬現在、約1.45倍となっています。

買おうとしている銘柄の株価が上がっていても、同じ業種の他の会社よりPERが低かったりPBRが1倍に近かったりすれば、株価は割安でまだ上昇の余地があると考えられるので、買ってもOKと判断できます。逆に、同業他社よりPERが高かったりPBRが1倍を大きく上回ったりしていたら、株価は割高でこの先下がる可能性が高いと考えられるので、買うのは見合わせたほうがよいと判断できます。

株式投資をするなら、PERとPBRはぜひ覚えておきましょう。

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