どっちを選ぶ?元利均等と元金均等

1

読了目安[ 3 分 ]

住宅ローンには、固定・変動といった金利タイプによる分類の他、「元利均等返済」・「元金均等返済」という返済方法による分類があります。

借入額や返済期間、金利が同じでも、どちらの返済方法をとるかで、毎月の返済額や総返済額が変わってきます。今回は、それぞれの仕組みと特徴についてご紹介しましょう。

元利均等返済は、毎月の返済額(元金返済額+利息額)が一定となる返済方法です。返済額の内訳をみると、図のように当初は元金の割合が少なく、徐々に増えていく形になっています。
一方、元金均等返済は、毎月の元金返済額が一定となる返済方法。これに利息を上乗せした金額が毎月の返済額となります。

図1は、借入額3,000万円、期間30年、金利2%の返済額です。
同じ条件で借りた場合、元利均等返済より、元金均等返済のほうが利息総額が少なくてすむことがわかりますね。

図1

図2

また、「元利均等返済」では、毎月の返済額がずっと変わらないのに対し、「元金均等返済」では当初の返済額は多いですが、返済が進むにつれて減っていきます。当初は返済が負担に感じられるかもしれませんが、将来的に子どもの教育費が重くなるなど、一般的に先々のほうが家計が厳しくなる傾向であることを考慮すると、ライフプラン的にも元金均等返済のほうが魅力的といえるでしょう。

しかし、金融機関の審査は当初の返済額を基準に行われるため、元利均等返済なら借りることができても、元金均等返済での借入は難しかったり、借入可能額が少なくなったりする可能性があることには注意が必要です。また、元金均等返済を取り扱っていない金融機関も実は少なくありません。
そのため、実際には元利均等返済で借りるケースが多いのですが、そんなにがっかりする必要はありません。その場合は、無理のない範囲で返済期間を短くしたり、元金の一部を早めに内入れする「繰上返済」を積極的にすることで、利息を圧縮することが可能だからです。

同じカテゴリの記事 この著者の記事を表示

コメントを残す

  • コメント欄には個人情報を入力しないようにしてください。

  • 入力いただいたメールアドレスは公開されませんがサーバーに保存されます。
  • 入力いただいた情報の他に、IPアドレスを取得させていただきます。取得した IPアドレス はスパム・荒らしコメント対処ために利用され、公開することはありません。