夏休み、冬休みの自由研究にも使える!有名大学の“無料”博物館5選

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大学に併設されている博物館や資料館、じつは誰にでも利用できるんです。

ここでは、ジャンルの異なる5つの施設を厳選して紹介。どの施設も、その大学の特徴を生かした珍しい展示ばかり。夏休みや冬休みなどの自由研究のテーマ探しから、研究から発表まで進める際にも注目を集めそうです。

子供達にとっては、「大学」という普段は入れない神聖な場所に足を踏み入れる、いい機会になるかもしれません。

注意したいのは、お盆時期などは、学校の都合に合わせて休館していること。ホームページに「開館スケジュール」などが紹介されているので、チェックをお忘れなく。

東京農業大学「食と農」の博物館

東京農業大学世田谷キャンパスの目の前、馬事公苑との間に、食と農を通して生産者と消費者、シニア世代と若い世代、農村と都市を結ぶことをコンセプトとして、農業の歴史を知ることができる博物館が、体験型博物館、「食と農」の博物館です。

常設展としては、日本における醸造の歴史、時節や地域ごとの酒と文化を酒器も交えて展示されていたり、日本全国で農作業に使われていた、鍬や鎌から脱穀機は、人力~機械式まで多様な農具が揃っています。お父さんやお母さん、おじいちゃんおばあちゃんなど、身近にお酒が好きな人がいるようなら、醸造の歴史と共にまとめていくと、思わぬ手助けもあるかもしれません。夏ならキュウリやトマト、ナスにゴーヤなどなど、夏野菜を育てると共に農業について学ぶこともできそうですね。

他にも、世界で初めて卵子だけで哺乳類を発生させることに成功し、再生医療・畜産の研究の大きな一歩となった二母性マウスの「かぐや」の剥製標本、ニワトリの先祖とされる野鶏4品種から、天然記念物指定を受けている16品種を含む121体の剥製、関東地方の江戸後期に建てられた稲作農家の古民家を再現した展示、樹齢1,400年の屋久杉や、樹齢300年の魚梁瀬杉(ヤナセスギ)の標本、更には、オホーツクにキャンパスを構える東京農業大学生物産業学部から届けられたクリオネが、特別な水槽によって常時展示されているのも見どころです。

常設展の他にも、企画展示が行われていますし、夏休みや冬休みなどには、夏休みの宿題にもなるような、子どもから大人まで楽しめる各種イベントや物産展も行われています。

住所 東京都世田谷区上用賀2-4-28(Google Map
アクセス 小田急線 経堂駅下車 徒歩 約15分
千歳船橋駅下車 徒歩 約15分
東急バス 渋谷駅行(渋23)農大前下車
等々力操車所行(等11)農大前下車
用賀駅行(用01)農大前下車
JR山の手線 渋谷駅下車 小田急バス 成城学園前駅西口行(渋24)農大前下車
調布駅南口行(渋26)農大前下車
東急バス 成城学園前駅西口行(渋24)農大前下車
祖師ヶ谷大蔵駅行(渋23)農大前下車
東急田園都市線 用賀駅下車 徒歩 約20分
東急バス 世田谷区民会館行(園02)農大前下車
祖師ヶ谷大蔵駅行(用01)農大前下車
東急東横線 田園調布駅下車 東急バス 世田谷区民会館行(園02)農大前下車
休館日
月曜日
月曜が祝日の場合は火曜
毎月最終火曜日
大学が定めた休日
開館時間 夏時間 4月~11月 10:00~17:00
冬時間 12月~3月 10:00~16:30
入館は閉館の30分前まで
入館料 無料
URL http://www.nodai.ac.jp/campus/facilities/syokutonou/
TEL 03-5477-4033

國學院大學博物館

主に「神道学」について学べる大学であることからも、昭和3(1928)年に創立された考古学陳列室と、昭和38(1963)年創立の浸透学資料室を統合した学術資料館や、伝統文化リサーチセンターの設置を経て、平成25(2013)年に國學院大學博物館となりました。

常設展では主に、遺跡・遺構・遺物など、地中に埋もれていたものを研究対象として、無文字社会から今日に至る人類史において、学術調査や國學院ならではの神道考古学的な研究成果も交えた、考古展示室、日本各地の神社、信仰が表現される場を中心に行われてきたまつりに焦点を当て、そこで用いられたものと込められた心の関係、また時代ごと、場所ごとに多様な姿を見せる日本文化とその基層である神道の特質に迫ることができる神道ゾーン、そして國學院の校名に冠する国学、日本文化や、設立母体である皇典講究所関連の資料をはじめとした様々な資料が閲覧できる校史ゾーンと、3つの大きなゾーンに分かれて、日本の文化、宗教を学ぶことができます。

もちろん國學院大學博物館でも、特別展や企画展が行われているので、常設展での学び以上の学びを得ることも可能です。

なんども言いますが、この展示数で無料!圧巻です。洗馬 #國學院大學博物館 #和樂 #warakumagazine

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メロンパンが人気でマイボトル持参でポイントが貰える「カフェラウンジ若木が丘」や、復興支援ランチや各種定食、カレー、ラーメンなど定番の学食が楽しめる「メモリアルレストラン」、生麺と香川から取り寄せた材料で作る自家製出汁のこだわり讃岐うどんを楽しめる和「NAGOMI」といった、國學院大學の学食もコースに入れるとより一層楽しめそうです。

住所 東京都渋谷区東4-10-28 [國學院大學渋谷キャンパス内](Google Map
アクセス JR山手線・京王井の頭線・東急各線・地下鉄 渋谷駅下車 徒歩 約13分
都営バス 日赤医療センター前行(学03)國學院大學前下車
JR埼京線 渋谷駅下車新南口 徒歩 約10分
半蔵門線・千代田線・銀座線 表参道駅下車B1出口 徒歩 15分
JR山手線・日比谷線 恵比寿駅下車 徒歩 約15分
都営バス 日赤医療センター前行(学06)東四丁目下車
休館日 不定期(館内保守及び大学の定める休日)
ウェブサイトの開館カレンダーでご確認ください
開館時間 10:00~18:00
入館は17:30まで
入館料 無料
URL http://museum.kokugakuin.ac.jp/

日本工業大学 工業技術博物館

昭和62(1987)年に学園創立80周年記念として解説された工業技術博物館には、日本の産業の発展に貢献した、国家プロジェクトとして開発された大型ガスターピンをはじめとした工作機械などが250台以上、機種別、製造年代順に展示され、かつての町工場も復元されているので、日本の産業がどんな機械に支えられてきたのかを学習できます。

しかも、ほとんどの工作機械は“動く”状態なので、「乗り物好き」や「機械好き」の子供達にぴったり。特に、蒸気機関車の運転(運転日時は要確認)や、キャンパス内を定期運行する国鉄で長年活躍した明治24(1891)年英国製の本物のSLが人気です!

こういった歴史的価値のある機械類に直接触れるだけでなく、動かして加工したり、修復したりすることで、新たな発想を産み出してみてはいかがでしょうか。

住所 埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4-1 [日本工業大学キャンパス内](Google Map
アクセス 東武スカイツリーライン(伊勢崎線)・日光線、東京メトロ日比谷線・半蔵門線 東武動物公園駅下車西口 徒歩 約14分
スクールバス 約5分
JR宇都宮(東北本)線・湘南新宿ライン 新白岡下車東口 スクールバス 約12分
休館日 日曜・祝日
8月中旬~下旬
年末年始
展示の都合により臨時休館することがあります
開館時間 9:30~16:30
入館は16:00まで
入館料 無料
URL https://www.nit.ac.jp/center/scholarship/museum.html/
TEL 0480-33-7545

日本大学芸術学部 芸術資料館

映画、演劇、美術、写真に関する膨大な資料や展示物で、国内外の芸術の歴史について知ることができます。

写真関係資料では、海外151作家、国内117作家のオリジナルプリントをはじめ、旧岩波コレクションである幕末明治期写真関係資料や、近・現代写真資料及び写真関係文献資料、映画関連資料では、記録映画・外国映画フィルムに、9.5mm映画撮影機や。昔は映画館で使われていた映写機、編集機器、フィルム、映画以前の動画装置やマイクロフォンなど、美術館計資料では、版画、絵画、工芸、彫刻、演劇関係資料では、270演目にも渡る歌舞伎衣装や大道具帳などが展示されています。

住所 東京都練馬区旭丘2-42-1(Google Map
アクセス 西武池袋線 江古田駅下車北口 徒歩 約1分
休館日 日曜日
祝祭日
大学が定めた休日
休暇中
開館時間 平日 9:30~16:30
土曜日 9:30~12:00
入館料 無料
URL http://www.art.nihon-u.ac.jp/facilities/archives.html
TEL 03-5995-8315

東京理科大学 近代科学資料館

最後に紹介するのは、「計算機の歴史」や「録音技術の歴史」、「東京物理学校の貴重資料」が展示された、東京理科大学の近代科学資料館。

東京理科大学の前身である東京物理学校出身の屋井先蔵による世界初の乾電池の展示も始まりましたが、そろばんなど計算のための道具からはじまり、機械式計算機、電動式計算機、更にアナログ微分解析機、パラメトロン計算機、真空管計算機、電卓、そして今では子供達の学習にも欠かせないコンピュータ、また、昔懐かしいゲーム機などが展示されており、中には胴体展示されている機械式計算機やコンピュータもあります。

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ここ東京理科大の近代科学資料館は日本一の計算機コレクションを誇っており、情報処理学会からは分散コンピュータ博物館としても認定されているので、計算機の歴史、コンピュータやゲーム機の歴史について学習するにはうってつけです。

また、エジソンの発明した蓄音機に始まる100年以上の録音技術の発展の歴史に関しても、今でも良い音で鳴らすことができる、全て機械じかけのエジソンの蝋管蓄音機をはじめ、円盤のレコード盤による電気録音の時代から、1950年代に発達した磁気録音技術、そして現代のデジタル録音に至るまで、その歴史の過程を実機とともに学ぶことができます。

五感で数学の理論を体験できる「数学体験館」も!

数学体験館は、立体・多面体、様々な曲線の滑り台、円錐曲線や平面図形、確率をゲームで体験できたり、ペンタドロンなど新しい定理などを五感で算数を体験できる数学体験プラザ、本格的な工作機械で、数学作品を作ることができる数学工房、数学に関するビデオやDVDを視聴できる数学授業アーカイブス兼サロンがあり、算数、数学と聞くと敬遠?いや、尻込みしてしまう子どもから大人まで、楽しみながら触れることができるスペースになっています。

理科大の公開と多少異なる開館スケジュールであったり、数学体験館のみでのイベントも開催されていたりするので、詳しくは数学体験館のサイトで確認してから訪れることをおすすめします。

住所 東京都新宿区神楽坂 1-3(Google Map
アクセス JR総武線 飯田橋駅下車西口 徒歩 約4分
東京メトロ 飯田橋駅下車B3 徒歩 約3分
休館日 日曜日・月曜日
祝祭日
大学が定めた休日
開館時間 火曜日~土曜日 10:00~16:00
入館料 無料
URL https://www.tus.ac.jp/info/setubi/museum/index.html
TEL 03-5995-8315

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