債券投資の最重要ポイント、デフォルトとは?

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「10万円、貸してくれない?」
友人AとBに頼まれました。
真面目な性格で、高給取りのサラリーマン。年収は1000万円くらいもらっていそうな友人A。
少し適当なところがあり、 定職を持たず日雇いのアルバイトを繰り返している友人B。

あなたはどちらになら、お金を貸しますか?

信用力のあるAになら、お金を貸してもいいと思うかもしれません。
一方で、信用力のないBに、あなたの大事な10万円を貸しますか?多くの人は貸すことに躊躇するでしょう。では、倍にして返すと言われたらどうでしょうか?

実は、この「お金を貸す行為」が債券投資なのです。

債券とは借金の証書(借用証書)のことです。お金を貸す人が投資家になります。
債券を発行する際には、あらかじめ以下の3つのことが決められています。

〇額面金額 ・・・・ いくらお金を借りるのか
〇期日 ・・・・ いつお金を返すのか
〇利率 ・・・・ いくら利息を払うのか

国が発行する債券を「国債」といい、会社が発行するものを「社債」といいます。

信用力の高い発行体であれば、低い利息でも投資をしてくれる(=お金を貸してくれる)人はいますが、信用力の低い発行体だと、高い利息を払わないと投資してもらえません。
つまり、信用力の高い発行体の債券ほど利率は低くなります。

そして、約束通り利息を支払えなかったり、満期に元金を返済できない、という事態を「デフォルト(債務不履行)」と言います。
発行体が約束通り利息を払ってくれて、満期にきちんと元金を返してくれるかどうかが債券投資の最大のポイントになります。デフォルトさえしなければ、予定通りのリターンが期待できますので、投資家にとっては安定的な運用が出来る投資対象といえます。

したがって、債券投資で一番避けたいのがデフォルトです。
そのために投資先が信用できるかどうかを判断する1つの根拠が「格付」です。格付は元本が戻ってくる確実性、つまりその債券の信用力の度合いをA、B、Cといったアルファベットなどの記号で示しています。一般的に格付の最上級はAAAで、最も低い格付がCになります。

いかがでしたでしょうか。
約束通りお金を返してくれそうな先にお金を貸すのが債券投資です。
そして、デフォルトさえなければ、定期的に利息も受け取れて、預けたお金も約束の期日に返ってくる安定的な運用方法です。
格付けも参考にして、債券投資を検討してみてはいかがでしょうか。

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