外貨預金の利益は、為替手数料で大きな違いに!

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外貨預金は、円預金に比べて相対的に高い金利が得られることと、為替差益を狙えることが魅力です。
ただし、預け入れたときよりも、為替が円高に進むと、為替差損が出て、場合によっては円に戻した際に元本割れするリスクもあるのでしたよね。

そのため、外貨預金をする場合は、為替の動向に注意を払う必要があるわけですが、その際、考慮しておくべきことがあります。
それは、外貨預金には円と外貨に交換する手数料(為替手数料)がかかるということです。

為替レートとは

テレビのニュースなどで聞く「現在の為替は1ドル=100円58銭」といった為替レートは、為替手数料を含まない「TTM(電信仲値相場)」と呼ばれるものですが、外貨取引を行う際には、ここに手数料を加味した2つのレート「TTS(電信売相場)」と「TTB(電信買相場)」を使います。

「TTS(電信売相場)」と「TTB(電信買相場)」

TTSとは

日本円を外貨に換える(外貨預金に預け入れをする)場合のレート。
例えば、中値が1ドル=100円で、為替手数料が1円のとき、TTSは101円になります。

TTBとは

外貨を日本円に換える(外貨預金を引き出す)場合のレートです。
中値が1ドル=100円で為替手数料が1円なら、TTBは99円。為替手数料は往復で2円というわけです。

TTSとTTBのギャップ、どこかで経験したことありませんか?

そう。海外旅行に出かける際、両替窓口で見るレートがニュースで見たレートと違っていて、なんとなく損した感じがしますよね。
また、両替する場所によってレートが違うから、できるだけ有利なレートを提示しているところで両替しませんか?
さらに旅行から戻ってきた際、使い残した外貨を円に戻すと、為替レートが動いていなくても、手数料の分だけ減って戻ってくる。あれと同じです。

海外旅行の際、あれだけ敏感になる為替手数料。
外貨預金をするときにも十分に配慮しましょう。
為替手数料は、以前はどの金融機関でも横並び状態で、米ドルの場合、片道1円というのが一般的でした。
しかし今は、金融機関によってまちまち。ネット銀行の中には1ドルあたり25銭といったところもあります。
下図は、100万円を、1ドル=100円で米ドルに換え、再び円に戻した場合、為替手数料の違いによって手取額がどう変化するか試算したもの。
手数料が1ドルあたり1円と25銭では、約15,000円も違ってきます

2015.5.27更新

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