池上彰・林先生流?子どもに「日経平均を教える」メリット【お金の教育】

9452.jpg

このレシピを実行して

THANK YOU円貯まる!
<材料>

・ニッケイヘイキンのポイント

<Point>

1日本の「景気」の成績表ということ

2「景気」が良くなると高くなり「景気」が悪くなると安くなる

3「株」は会社を応援したい人が買うチケットみたいなもの

お金は、つきあい方によって、その人の人生をバラ色にも地獄にもするアイテム。わが子には、できればバラ色人生を送ってもらいたいのが親の常。であれば、子どもにお金達人を目指してもらうべく、親も一緒にお金についてのあれこれを考えていきましょう。

【ニッケイヘイキンってなんなの?】

パパ:わー、ずいぶん一日で下がったなあ・・・

ぼく:パパ、何が下がったの?

パパ:日経平均さ。昨日から1000円も下がったんだよ。

ぼく:え?ニッケイヘイキン?ニュースで聞いたことある言葉だぞ。天気予報のあとに言うやつだよね。

パパ:そう。毎日いくらいくら円って言われるだろ。あれさ。このまま下がっていったら給料も減っちゃうかなあ・・・(遠い目)

ぼく:え!!なんでニッケイヘイキンってのがパパのお給料に関係するの?

パパ:まあすぐには下がらないけれど(一体どうやって説明すればいいんだ…)

ぼく:えー!知りたいー!!

■日経平均は「日本の景気の成績表」

ニュースを一緒に見ている時など子どもから「ねえ、ニッケイヘイキンって何?」と訊かれたことありませんか?「小さいからわからなくていいんだよ」と思わずに、ぜひ簡単に説明を。「景気」とか「株」といった言葉に小さいうちから触れておくことは、世の中のお金の流れを知るためにとっても大切なことです。

ニッケイヘイキンは、日本の景気が良いか悪いかを知ることができる数字。だから下がり続ける時は、景気が悪くなっているときで、上がり続けている時は景気がよくなっているときなんです。

それでは「景気」とはなんでしょう。「景気」とは世の中の経済活動の活発さのこと。「景気が良い状態」は、会社が作ったモノとかサービスがどんどん売れて、いっぱい儲かり、そこで働く人がもらう給料もあがり、美味しいモノも沢山食べられる、そんな状態。反対に「景気が悪い状態」は、会社が作ったモノがあまり売れなくて、全然儲からず、給料も下がっていく、そんな状態です。

だから「ニッケイヘイキン」の数字の動きを毎日見ていれば、日本の景気が良くなっているのか悪くなっているのかがわかるんですね。

■日経平均は225個の会社の「株価」が元になっている

それではニッケイヘイキンの数字はどのように決まるのでしょう。実は日経新聞社が選んだ225個の会社それぞれの株価(株の値段)をもとに計算されています。

「株」っていうのは、会社がモノやサービスを作る=運営していくために必要なお金を集めるために発行するチケットみたいなもの。その「株」を「この会社を応援したい!」という人が買うことで、会社にお金が集まるんですね。

応援したい人が増えて株を買う人が増えると、高くても買ってくれる人が増えるので、株価は上がっていきます。反対に「もうこの会社は応援しないぞ」という人は手持ちの株を売ろうとしますが、欲しい人がいないとなかなか売れないので、株の値段を下げることに。人気がない会社の株価が下がるのは、ざっくりとですがこういう理由なんです。

パパやママが働いている「株式会社」は身近な場所のはず。ぜひ子どもとの会話の中で、「株」の仕組みやお金の流れについて一緒に考えてみてくださいね!

<日経平均(ニッケイヘイキン)のポイント>
・ 日本の「景気」の成績表ということ
・ 「景気」が良くなると高くなり「景気」が悪くなると安くなる
・ 「株」は会社を応援したい人が買うチケットみたいなもの

<マネー教育に関するおすすめ記事>
「お金が大好き」で何が悪い!幸せなお金であるための3つのポイント
お金を貯めることってえらい !?【親子で話そう!おかねの大切さ】
絶対守るべきお金のルール【親子で話そう!おかねの大切さ】

<関連記事>

画像一覧

執筆者

鈴木さや子 ファイナンシャル・プランナー/ キャリアカウンセラー

家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けにセミナーや執筆活動、個人相談などを通じて発信している。専門は教育費・ライフプラン・保険・住宅ローン・マネー&キャリア教育。 講演の他、小・中学校や地域コミュニティなどでの講演やワークショップなど、保護者や親子向けイベントも行っている。

鈴木さや子

関連記事

特集

関連記事

日経平均、トピックスってなに?

ニュースなどで「日経平均株価」「トピックス」という言葉を見聞きしたこと、ありますよね。株に関するものらしいけど、具体的に何を表しているかよくわからないという人も多いと思います。株式投資を始めるに当たって、この2つの意味を知っておきましょう。

「日経平均株価」も「トピックス」も、日本の株式市場全体の平均株価を表したもので、“株価指数”と呼ばれます。
「日経平均株価」は、東京証券取引所第一部(東証一部)に上場している銘柄のうち代表的な225銘柄の平均株価です。そのため、「日経225」とか「225種平均株価」と呼ばれることもあります。
1949年5月16日の225銘柄の株価を単純平均したものを基準にしており、60年以上の歴史を持っています。225銘柄はたびたび入れ替えが行われています。2015年7月1日現在の日経平均株価は、2万329円2銭です。

日経平均は225銘柄の平均株価なので、日本の株式市場全体の株価を表しているというわけではありませんが、昔から使われていることや、単位が「円」でわかりやすいことから、広く親しまれています。

「トピックス」は、「東証株価指数(Tosho Price Index)の略で「TOPIX」と表記されることもあります。こちらは、東証一部に上場している全銘柄の平均株価です。1968年1月4日の東証一部上場銘柄の時価総額(発行されている株数×株価)が基準となっていて、単位は「ポイント」です。2015年7月1日現在のトピックスは、1636.41ポイントです。

東証一部は上場銘柄数が最も多く、売買されている株数でも取引されている金額でも日本の株式市場の95%以上を占めています。「東証一部=日本の株式市場」ともいえるので、トピックスは日本の株式市場全体を見るのに適しています。

日経平均株価やトピックスが上がっているときは株式市場全体で売買が活発に行われており、下がっているときはその逆ということになります。そのため、株価指数は「市場の体温計」と言われます(ただし、日経平均とトピックスは対象となる銘柄や指数の計算方法が違うので、日経平均が上がっているのにトピックスは下がっている、またはその逆ということも時々あります。)

株価指数が上がっていれば個別銘柄の株価も上がっており、株価指数が下がっていれば個別銘柄の株価も下がっていることが多いので、自分の買った銘柄の株価を見なくても、株価指数でおおよその判断がつきます。
株価指数が上がっているのに、自分の持っている銘柄あるいは買おうとしている銘柄が下がっていることもあります。それが、数日ならよいのですが、1週間以上続くようだったら、その理由をチェックしたほうがよいでしょう。

<4>株価が上がったり下がったりするのはなぜ? 馬養雅子の株入門

こんにちは。馬養雅子です。

マイナス金利政策も導入から3ヶ月を経過しましたが、設備投資や個人消費もそれほど拡大しておらず、効果はいまひとつという状況です。しかもマイナス金利導入時は一時1ドル121円台をつけた円相場も最近は円高にシフトしています。為替相場は株価にも影響します。

株価が上がったり下がったりするのはなぜでしょうか?株入門の4回目は、株価のお話です。
テレビのニュース番組の最後に「今日の日経平均株価の終値は、昨日より○円高い(低い)○○円でした」と報じられるのを聞いたことがあると思います。

新聞の株価欄には各銘柄(会社)の株価が毎日掲載されているし、証券会社の店頭にある電光掲示板(株価ボード)は、おもな銘柄の株価が上がり下がりするたびに数字が変わっていきます。

このように、株価は証券取引所で株が取引されている時間中(平日の9:00~11:30、12:30~15:00)は刻々と変化し、毎日変わっていきます。では、何が株価を動かしているのでしょうか。

株価は、その株を買いたい人が多ければ上がり、売りたい人が多ければ下がります。株を買いたいと思わせる要因は、基本的にその会社の業績と将来性です。業績がよければ株主が受け取れる配当が増え、それを期待して多くの人がその会社の株を買えば株価が上がるので、その前に買っておけば値上がり益が得られます。
逆に、業績が悪い会社や将来性が見いだせない会社の株主は、「やがて株価が下がるだろうから今のうちに売っておこう」と考えます。

とはいえ、買う人だけ、あるいは売る人だけでは取引は成立しません。買う人と売る人の両方がいて、株の取引が成立するわけです。では、ある銘柄に対して、売る人と買う人がいるのはなぜでしょうか。

例えばある会社が業績を発表したとき、それが前の年よりよければ「買い」の判断につながりますが、もっとよくなると予想していた人から見ると期待が裏切られたことになり「売り」の理由になるかもしれません。また、そのときの株価に対して、「買ったときよりずいぶん値上がりしたから、このへんで売ろう」と思う人もいれば「買ったときよりずいぶん値上がりしたけど、もっと上がると思うから、買い増ししよう」と思う人もいます。

さらに、市場を取り巻く世界情勢や為替相場の変動なども株価に影響します。
こうしたさまざまな判断に基づく買い注文と売り注文が証券取引所に大量に送られてきます。取引所はそれを銘柄ごとにコンピューターで次々にマッチングされて取引を成立させます。それが取引時間中ずっと行われ、その間、買い注文が多ければ株価が上がり、売り注文が多ければ下がります。こうして、株価は取引時間中もどんどん変わっていき、結果として株価が毎日変動するわけです。

株は、安い時に買って高いときに売れば利益が得られます。毎日の値動きを見て買ったり売ったりすることもできますが、たいていの人は仕事や家事などの本業があるので、ずっと株価をウオッチしているのは難しいでしょう。それに、いつが安くていつが高いかは、あとになってみなければわかりません。
ですから、ふつうの人が株式投資をするのであれば、将来性の高い銘柄を探して買い、それが値上がりするのをじっくり待つという方法がおすすめです。

タラレバおばさん。【マネーしたくない★子育てマンガ】

タラレバおばさん。【マネーしたくない★子育てマンガ】

タラレバおばさん。【マネーしたくない★子育てマンガ】

自分の人生、上手くいかないことも多くて、つい「〇〇だったら・・・」「あのとき〇〇していれば・・・」など考えてしまいます。

今、放送されている「東京タラレバ娘」(日テレ/毎週水曜夜10時~)も、アラサー女子がタラレバばかり言いながら幸せを探していく恋愛ドラマですが、毎週見終わると「うん、タラレバばっかり言っても仕方ない!自分の人生、自分で選んだんだから、どうにかやってこー!」と結構前向きになる私です。アラフォーの私にはアラサーの主人公たちを懐かしい目で見つつ、自分のこれまでの人生を反省、心を改めたりしています。

と言いつつ、ドラマの展開を見ては、散々タラレバ言ってますが・・・
さあ、老後の資金、子どもの学費、貯めなくては・・・

チャリーン!

貯蓄目的を子どもと共有!家族マネー会議がいい理由【お金の教育】

お金は、つきあい方によって、その人の人生をバラ色にも地獄にもするアイテム。わが子には、できればバラ色人生を送ってもらいたいのが親の常。であれば、子どもにお金達人を目指してもらうべく、親も一緒にお金についてのあれこれを考えていきましょう。

【本屋さんにて】

ママ:さあ、今年こそ家計簿続けるわよ!

ぼく:ママさ、去年のお正月もそんなこと言っていなかったっけ。

ママ:え?そ、そうだったっけ?大丈夫。今年は頑張れるわ!

ぼく:いやぁ、続かないと思うなあ・・・。

■貯められる家計を目指すなら?家族deマネー会議をしよう!

いよいよ2017年。今の季節になると本屋に沢山の家計簿が並びます。買った方も多いのではないでしょうか?

いざつけ始めてもなかなか続かない人は「この家計簿が私に合わないのよ」と家計簿のせいにしがちですが、一番の原因は、何のために家計簿をつけるか目的を見失っていること。家計簿をつけることで、家計をどうしたいのか、その目的をイメージしてから始めるのが長続きさせるコツですよ。

そして多くの方が目指す「貯められる家計」におすすめなのが、家族みんなで話し合うこと。名付けて「家族deマネー会議」です。

■家族deマネー会議って何するの?

一言で言うと、貯める目的を家族みんなでシェアすること。たとえば「来年、ハワイに家族旅行したい」とか「◯◯君の大学費用を300万円貯めたい」といった、これからやりたいことやお金の使い道を、子どもにも話します。

いくら親が一生懸命節約しても、子供が水を流しっぱなしにしたり、外食の際、平気で高いものを注文したりするのは、貯金の目的を知らないから。目的を知れば、お金をもっと大切に使えるようになります。

目的をシェアしたら、次に具体的な貯金計画を。小学生くらいならば、一緒に計算をするとより効果大!「来年、ハワイに行くためには◯◯円必要だから、そのためには毎月いくらずつ貯める必要がある」というマネープランを子供にも考えてもらいましょう。そして◯◯円生みだすために、どんな工夫ができるかも子どもに問いかけてみましょう。

会議の時には、親のお金の使い道だけでなく、子どものこれから欲しいモノややりたいこともシェアしてもらうことが大切です。そのためにおこづかいからどう貯めるか一緒に考え、親が応援している気持ちも伝えられるとよいですね。

■子どもも一緒にマネー会議をするメリット

家計の話を子どもにすると言っても、今の資産の内訳や収入金額を伝えるわけではありません。子どもにとって、一緒にマネー会議をするメリットはこんなにあるんです。

・イベントにかかる費用を知ることができる
・ムダ遣いしないように意識するようになる
・貯金計画の仕方を学べる
・自分のおこづかいも大切に使えるようになる

親にとってのメリットは、貯金パワーがアップすること。家族で協力して、楽しく貯金できそうですね!

<家族deマネー会議の方法>
・将来のイベントや買いたいモノを親子で共有
・具体的な貯金計画を一緒にする
・どんな工夫をすれば貯金できるか一緒に話し合う

<親子で考えるマネーシリーズ>

ぼくたちが決める!おでかけプラン【親子で話そう!おかねの大切さ】
「お金が大好き」で何が悪い!幸せなお金であるための3つのポイント
絶対守るべきお金のルール【親子で話そう!おかねの大切さ】

ランキング