元銀行員が激白…知らずに払わされてる「投資信託&保険の見えない手数料」

このレシピを実行して

DREAM円貯まる!
<材料>

・将来のお金について考える心構え

<Point>

1保険商品の手数料も間接的に負担させられている

2投資信託にも見えないコストがある

3見えないコストの説明義務はない

9314.jpg

最近は、銀行の窓口で様々な金融商品を販売しています。円預金には手数料はかかりませんが、外貨預金や投資信託など購入時に手数料がかかる商品も多くあります。

そのような中、「債券や保険は手数料がかからないから、いいよね」とおっしゃるお客さまがいます。

本当にそうでしょうか?債券や保険も銀行が無償で提供してくれるわけではありません。当然ですが、利用者が手数料を間接的に負担しているのです。

しかも、投資信託や株式などの直接払う手数料(見えるコスト)より、保険や債券などの間接的に負担する手数料(見えないコスト)の方が大きいケースもあります。

■保険料には見えないコストが含まれている

銀行で保険の契約をする人が増えています。銀行で取り扱っている保険の多くは貯蓄性のある商品であり、保険商品を使って資産運用しようと考える人もいます。

しかし、金融の専門家は一様に「保険商品を使っての資産運用は非効率である」と言います。現在の低金利環境で保険商品を使って資産運用を勧めるのは、保険商品を売りたい金融機関や資産運用があまり得意でない一部のFPくらいでしょう。

なぜ保険商品を使った資産運用が非効率かというと、保険商品の設計には様々なコストがかかっているからです。そのうちの1つが、保険を販売してくれた銀行に対して保険会社が払う手数料です。

銀行で保険の契約をしても、お客様は手数料を直接支払いません。銀行が保険を販売することによって、保険会社から販売手数料をもらう仕組みになっているからです。この販売手数料も間接的にはお客様が負担することになる費用ですから、保険の契約をする際の見えないコストと言えます。しかも投資信託の2倍から3倍の手数料が発生していることもあります。

■投資信託にも見えないコストがある

一方、投資信託はきちんとコストが表示されていて透明性の高い金融商品といえます。しかし、投資信託にも、見えないコストが内包されたタイプの商品があります。通貨選択型や一定条件下で元本が確保されるような複雑な仕組みの投資信託です。

複雑な仕組の商品を組成するにあたって、かかっている高いコストについては、どのくらいを盛り込んで中抜きしているのかは、外部の人にはまず分からないようになっています。まさに見えないコストなのです。

■見えないコストの説明義務はない

特定の商品の中に、こうした見えないコストが含まれていることを金融機関の営業担当者がわざわざお客様に対して伝えることはありません。説明する義務がない、というか説明すべきコストに該当しないからです。しかし、私たちは知らず知らずのうちに、表面上明示されている以上のコスト負担を強いられています。

そして、金融商品を販売する側としては手数料を稼ぎやすい商品を優先的に販売するインセンティブが働きやすい状況にあります。こういったことも意識しておくと上手に金融機関と付き合っていくことができるでしょう。

<銀行を賢く利用する!おすすめ関連記事>

大切な財産の預け先…FPが解説「大手銀行vs信用金庫」どっちがいい?
「銀行員から芸人になった男」の告白…生涯賃金3億円を捨てた理由
元銀行マンが斬る!「顧客の満足度を高める投資商品」と銀行員の矛盾点

画像一覧

執筆者

高橋忠寛 (たかはし ただひろ) ファイナンシャル・プランナー (CFP®)

株式会社リンクマネーコンサルティング代表取締役  http://link-money.co.jp/ ファイナンシャル・プランナー(CFP®)・日本証券アナリスト協会検定会員(CMA) 上智大学経済学部経済学科卒業。東京三菱銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)、シティバンク銀行での10年超の銀行勤務を経て、2014年9月に独立。金融商品の販売には関わらない完全に独立した立場で資産運用や保険、相続について総合的なアドバイスを提供している。 著書『銀行員が顧客には勧めないけど家族に勧める資産運用術』(日本実業出版社)

高橋忠寛

関連記事

特集

関連記事

「銀行員から芸人になった男」の告白…生涯賃金3億円を捨てた理由

今回お話を伺ったのは、お笑いコンビ「無戦RUN」の阿部さん。
元銀行員という異色の経歴を持つ阿部さんが、銀行を辞めてまでお笑い芸人になろうとした理由。

そこには、幼い頃に親友と交わした「とある美しい約束」があった⁉︎

■元銀行員、現お笑い芸人

「元銀行員」であるという阿部さんに、「何故、銀行員だったのにお笑い芸人になったのか?」と尋ねてみたところ、実は、最初になろうとしていたのは「お笑い芸人」の方だったという。

中学生あたりから、今の相方と「お笑いをやろう」って話をしていたという阿部さんは、武田さんとは幼馴染。「高校を卒業したら養成所に行こう」と決めていたそうなのだが、卒業を目前にして相方が結婚してしまった上に、子供が出来てしまい、「お笑いは出来そうにない」と告げられた。

結成前に相方がいなくなる、というやむを得ない事情があり、阿部さんは急遽大学に進路を変えることとなった。そして、一度はお笑い芸人になることを諦めて、銀行員になったという。

阿部さんの家族は、父親、兄、母親、全員が銀行員という銀行員家族で、メガバンクに勤めている兄と父親とは違い、信用金庫に勤めている阿部さんは、阿部家では「落ちこぼれ」の烙印を押されてしまっているのだとか………。

「銀行員から芸人になった男」の告白…生涯賃金3億円を捨てた理由、マネーゴーランド

■リスクは覚悟の上

多摩信用金庫の銀行員として、立川と八王子を支えていた阿部さん。
夢を捨て、丸2年勤め上げた。

「銀行員をやってると人の財布も見えるんですけど、それ以上に、自分の財布も見えてくるんです」と語った阿部さん。銀行員の生涯賃金は3億円と言われていて、それを考えた時に、「もっと稼げる職業といったら何かなと」思ったところ、阿部さんの脳裏に浮かんだのは芸能界だった。

週5日の時間を取られて、自分の人生を3億円で売るんだったら、自分でもっと自由に10億円を稼いでみた方がいいと考えた阿部さん。

しかし、一口にお笑い芸人と言っても、まず収入が3億も届かない人が当たり前にいる世界。そのリスクは覚悟の上、でも、「稼げる人もいるかもしれない」という賭けに出て、もう一度お笑いの世界を目指す決意をした。

奇しくもそれは、ちょうど相方が離婚したタイミングと重なっていた。

「銀行員から芸人になった男」の告白…生涯賃金3億円を捨てた理由、マネーゴーランド

■やり直すなら今しかない

離婚をして自由の身となった相方と、銀行員を辞めた阿部さん。
状況として、お笑い芸人になれる最高のタイミングだった。当時働いていた支店の近くの川べりで、「また元の夢を2人で追ってみようよ」と誘ったのだそう。
「今までの人生、失敗もあったかもしれないけど、またここでお笑い芸人目指そうぜ」と。

ファイナンシャルプランナーも、日商簿記検定3級も、生命保険損害保険募集の資格も、Excel2010スペシャリストも、英語検定2級も全て捨てて、ただ、あの頃の夢だけを手にしてお笑いの世界に足を踏み入れた「無戦RUN」のふたり。
現在は「元銀行員が合コンに行ったらどうなるか」という阿部さんならではのネタを披露している。

子供の頃の約束や夢を本当に実現してる人間はごくわずか。親友同士で、芸能界という荒波に乗り出したふたりには、是非とも夢を掴んでいただきたい。

<芸能人にまつわる関連記事>
2016年最も売れたお笑い芸人「永野」が語る!リアル過ぎるお金事情
小島よしおが再ブレイク!小道具代100万円の知られざる舞台裏は…
佐藤健も菅田将暉も!「仮面ライダー俳優に学ぶ」現代キャリアアップ術
しくじり先生から学ぶ!副業やったら「失敗しちゃった芸能人」

大切な財産の預け先…FPが解説「大手銀行vs信用金庫」どっちがいい?

「昔、あそこは○○銀行だった」「あそこは○○銀行と合併して○○銀行になった」という金融機関の歴史が頭の中でぐちゃぐちゃになることありませんか。日本金融通信社、通称「ニッキン」によると2016年9月末の保険会社を含めた金融機関数は1538社。

5年前と比べると114社減っています。社会的環境も生活者のニーズも変化する中、自分にあった金融機関の選び方について考えてみましょう。

■大手銀行の魅力:新サービスが続々登場

三井住友銀行は、印鑑に代わってサインを登録する方法で口座開設できる新サービスを2017年2月から一部の支店で試験的に開始します。大手銀行ならではの思い切った新サービスで、近い将来、金融機関の手続きに印鑑が必要ない時代が来るかもしれません。このように大手銀行は、潤沢な資金で最先端のシステムをいち早く導入し、ニーズに合った業務の効率化をはかることができます。

■信用金庫の魅力:地域密着の目から鱗のサービスが豊富

一方、信用金庫は地域密着の特性を生かした新サービスで、顧客のハートを射止めています。

独自の掲示板を作成し、お客様同士がビジネスパートナーを探せる、ビジネスマッチングに取り組む信用金庫。そして、特定のがん検診の受診で定期預金の金利がアップするサービスを提供する信用金庫。空き家問題の一助になればと、空き家解体ローンを生み出し、建て直しやリフォームの後押しをする信用金庫もあります。

このように信用金庫は、顧客の暮らしと地域の発展のために、一緒に考えてくれる身近な存在であり続けています。

■住宅ローンで考える「大手銀行vs信用金庫」

住宅ローン選びでポイントとなるのは、(1)金利、(2)団体信用保険、(3)保証料・手数料
の3つでしょう。

金利が低くても借入時の保証料が高い、団体信用保険の内容が充実していても金利が高い、繰り上げ返済時に手数料がかからないけど借入時の手数料が高いなど、住宅ローンは、あちらを立てればこちらが立たないもの。これは、大手銀行、信用金庫のくくりでは納得のいく説明はできません。

■あなたのための金融機関選び「大手銀行vs信用金庫」結論は?

大手銀行vs信用金庫はどちらがいいのか、結論はどちらも、いいのです。

住宅ローンで言えば、保険をかけすぎている方が団体信用保険の手厚い金融機関を選び、加入中の保険を見直し、保険料が大幅にダウンできればそこがあなたにあった金融機関です。中小企業の社長が長年探していたビジネスパートナーを信用金庫のサービスで見つけることができたなら、そこがあなたのための金融機関です。

昔は、大手銀行は「点」で、信用金庫は「面」で、顧客をとらえていたと言われています。しかし、現在では、双方の営業スタイルにさほど差はなく、地域に根付いた息の長いお付き合いを目指しています。

古くからある考えにとらわれず、新たな門をたたいてみませんか。

元銀行員FPにウェブ無料相談「将来に不安…やっぱり投資は始めるべき?」

元銀行員で現在FPとして活躍中の高橋さんの元に下記のような相談が届きました。今回はこちらのケースに対するアドバイスを伺ってきましたのでご参考にしてみてくださいね。

■質問

結婚を控えており、将来の資産形成に漠然とした不安を抱えている。すぐに大金が必要なわけではないが、投資を始めてみようと思い調べるも、株式や、FXなど右も左もわからない状態。結婚、子育てなど将来を見据えた資産形成の方法としておすすめの方法はありますか?(27歳、男性、東京在住)

■チェックポイント1:収入と支出のバランスをチェックしましょう

例えば結婚を控えているのであれば、その際の費用や、後々お子様が生まれた場合など想像できる出費がいくつかあります。更には、事故や病気などによる急な出費のための備えなども必要になってきます。ただ単純に「資産を増やしたいから投資だ!」と、急いでしまう前に現状の収支のバランスや貯蓄の状況を見直してみましょう。

■チェックポイント2:おすすめの投資対象は「投資信託」

投資信託とは、多くの個人から資金を集め、投資のプロに運用を任せる方法です。毎月決まった金額を生活用の口座から自動引き落としにすることで、積み立てしながら投資も可能です。そうすると、コチラ側の手間はほとんどかかりません。また、途中でお金が必要になった場合には預けている資金の一部だけを解約して引き出すことも可能です。

投資信託はお金を預けるだけで世界中の何千何百という企業の株式の中から最適だと思われる運用をプロが行ってくれる仕組みです。また、月々数千円という少額から始めることが可能です。

将来の資産形成を考えると少額でも良いので早く始めるに越したことはありませんが、1番大切なのは現在のご自身の生活です。無理に投資を始めるのではなく、急な出費にも対応できるだけの貯蓄が用意できてから、始めるというのがいいタイミングと言えるでしょう。

▼元銀行員 高橋さんが動画で解説もしてくれています。

【大募集】元銀行員イケメンFPに無料でお金の相談ができます!

現在、高橋さんにアドバイスしてほしいお金の相談を募集しております。応募の詳しい方法はこちらのページ でご確認ください。たくさんのご応募をお待ちしております。

元銀行マンの告白…「資産運用の相談をしない方がいい」意外な相手とは

皆さんは資産運用の相談を誰にしますか? 「資産運用について相談するのだから、銀行や証券会社の窓口で営業担当者に聞くのが間違いないでしょう」、と多くの人は言います。しかし、本当にそうでしょうか。

■顧客と銀行は利益相反の関係にある

銀行は金融商品を販売することによって手数料を受け取っています。顧客側の払うコストが銀行の収入になるのです。資産運用に取り組むお客様は、金融商品の購入にかかるコストはできるだけ低く抑えたいと考えるでしょう。

しかし金融機関は少しでも多くの利益を上げるため、手数料の高い金融商品を買ってもらいたいと考えています。コストの低い商品ばかり販売していても、収益が上がらないからです。

つまり、顧客と銀行は利害関係の一致しない「利益相反」の関係にあるのです。もちろん銀行も営利企業である以上、売上や利益を伸ばすことは当然のことであり、非難されるべきではありません。したがって、これは構造上の問題なのです。

■銀行の営業担当者の役割は誠実にアドバイスすることではない⁉︎

銀行の営業担当者からすれば、お客様に取引をして頂かないと営業成績に結びつきません。最近は、変化の兆しもありますが、基本的に銀行の営業担当者は金融商品の販売実績で評価されます。

どんなに質の高いアドバイスをしても売れなければ評価されません。転勤もあり、販売目標も、毎月、四半期、半年など短期間で管理されています。志の高い営業担当者が5年後、10年後までお客様をサポートしたいと考えても、それは叶いません。

このようにノルマという数字目標がある以上、本来は資産運用に向いていないお客様や、資産運用の必要のないお客様に対して、「やめた方がよい」「やる必要はない」とは言えないのです。また、資産運用の相談を受けても、自分の銀行で取り扱っている商品でしか解決策を提案できません。

銀行の営業担当者は、ファイナンシャル・コンサルタントやアドバイザーと肩書きがついていても、単なる金融商品の売り手(営業員)であり、誠実にアドバイスすることが役割ではないのだ、ということをまずは理解しましょう。

■誰に相談したら良いのか

では、一体誰に資産運用の相談をすればいいのでしょうか。銀行の営業担当者のレベルや提案内容の質を判断できるのであれば、複数の担当者に相談してみて、優れた頼れるアドバイザーを探せばよいと思います。

しかし、それを判断できないのであれば、金融商品の売り手には相談せず、利害関係のない人に相談するべきでしょう。金融商品を販売していない立場のアドバイザーに相談すれば、余計な商品を売りつけられる心配はありません。

お金の問題を相談する相手は慎重に選ぶべきだということです。
金融の知識に自信がないのに、金融商品の売り手に相談するのは危険です。アドバイザーの質を判断できないのであれば、売りつけられる心配のない相手に相談することをお勧めします。

『マネーゴーランド』では高橋さんのウェブ無料相談を行ってます
元銀行員FPにウェブ無料相談「将来に不安…やっぱり投資は始めるべき?」

ランキング