自分を棚に上げない!家計管理ベタな親が「子供にお小遣い帳を教える」方法

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<材料>

・コドモのお金の失敗への心得

<Point>

1コドモにとって全て初めてで難しいことと理解する

2今のうちに失敗できてよかったねと考える

3棚にあげずに、オープンに考えを共有する(ママも苦手なのよ…など)

お金は、つきあい方によって、その人の人生をバラ色にも地獄にもするアイテム。わが子には、できればバラ色人生を送ってもらいたいのが親の常。であれば、子どもにお金達人を目指してもらうべく、親も一緒にお金についてのあれこれを考えていきましょう。

【オトナにとって難しいことはコドモにもむずかしい!】

ママ:ちょっと、おこづかい帳見せて。

ぼく:え!?えっと…うーん。

ママ:まさか、全然つけていないんじゃないでしょうね。

ぼく:う・・・。だって、お金が全然合わなくなっちゃったんだもん(涙)

ママ:ちゃんとつけなきゃ、おこづかいやめるわよ!

ぼく:わーん(泣)ママだって家計簿続けられないくせに!!

■おこづかい帳をつけ続けるって難しい

おこづかいをあげるのに、おこづかい帳をちゃんとつけることを条件にしている方も多いのでは?たしかにおこづかい帳は、いつ何にいくら使ったか、今いくら持っているかということを記録する練習になるもの。

でもコドモにとっておこづかい帳は苦行でしかない場合だってあるんです。そりゃオトナだって、家計簿をちゃんとつけ続けられる人って少ないですもの。一緒ですよね。

だから、冒頭のように怒るのは筋違い。おこづかいはお金のやりくりの練習ツールなので、まずは「必要な時に足りなくならなければ100点」です。

おこづかい帳を続けることが目的では、決してありません。どうしても計算が合わなかったり続けられない子は、無理につけなくて良いんです。

■自分を棚にあげて、怒ったりしていませんか?

棚上げ音頭っていう名曲、知っていますか?「ぼくだとダメでパパはいい。パパだとよくてぼくはダメ」という歌詞で、娘たちが小さい頃よく歌っていました。そんな棚上げ音頭みたいなこと、お金に関することでも色々あるものです。たとえば…

・お金が足りなくなっちゃう
必要なときにおこづかいが足りなくて「ママー」とねだってくることも。大人だって足りなくなってクレジットカードで買うなんてことありますよね。

そんな時は、頭ごなしに怒るのも、お金を出すのもだめ。手助けしてしまうと「先の予定を考えずに使っちゃったからなくなった」ことに、自分で気づけなくなります。

コドモの内の失敗経験は、将来カード地獄に陥る大人になる可能性をぐんと減らします。もちろん親も棚上げせずに済むように、先の予定を考えながらお金を使い、無計画なカード払いやキャッシングはしないよう行動を見直しましょう。

・ムダ遣い
買い物に行くと、予定と違う物をつい買ってしまう、また、あとから考えると全然要らない物を買っちゃった…なんて失敗も、コドモの内に必要な経験です。

レジでお金を払う前に必ず「これは今必要な物?」「買おうと思っていた物も残ったお金で買える?」「持って帰ってからもずっと使えるかな?」「(洋服などの場合)本当に自分に似合っている?」など、一旦立ち止まって考える大切さを学べます。

コドモの内にするお金の失敗はまだ額も小さいでしょう。親は自分のことを棚に上げて頭ごなしに叱ったりせずに、なるべく手出しをせずに見守ること、それから自分も頑張って、コドモと一緒にお金の使い方を意識できると良いですね!

<コドモのお金の失敗への心得>
・ コドモにとって全て初めてで難しいことと理解する
・ 今のうちに失敗できてよかったねと考える
・ 棚にあげずにオープンに考えを共有する(ママも苦手なのよ…など)
・ 一緒に今後の対策を考えてあげる

<マネー教育に関するおすすめ記事>
「お金が大好き」で何が悪い!幸せなお金であるための3つのポイント
お金を貯めることってえらい !?【親子で話そう!おかねの大切さ】
絶対守るべきお金のルール【親子で話そう!おかねの大切さ】

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  • 自分を棚に上げない!家計管理ベタな親が「子供にお小遣い帳を教える」方法

執筆者

鈴木さや子 ファイナンシャル・プランナー/ キャリアカウンセラー

家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けにセミナーや執筆活動、個人相談などを通じて発信している。専門は教育費・ライフプラン・保険・住宅ローン・マネー&キャリア教育。 講演の他、小・中学校や地域コミュニティなどでの講演やワークショップなど、保護者や親子向けイベントも行っている。

鈴木さや子

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ぼくたちが決める!おでかけプラン【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】第15話「ぼくたちが決める!おでかけプラン」

【夏休みだ!たくさんおでかけするぞ!】

つづみ:わーい!!夏休みだー!ママ、今年の夏はどこに行くの?

ママ:そうねー。どうしようかしら。

つづみ:ぼくねー、海もプールも遊園地も行きたい!あと旅行も!

ママ:そうね、お金がいくらでもあったら行きたいところだわ…(ため息)
そうだ!つづみにとっておきのアイデアを教えてあげようかな。

つづみ:なになに!?

【おでかけプランを僕たちが決める!?】

ママ: 実はね、この夏のおでかけプラン、つづみとかのんに任せようかと思っているの。たとえば今度の日曜日のプラン、二人で決めてみない?

つづみ:え?本当?すごい!僕たちで決めていいの!?

ママ: そうよ。ワクワクするでしょう?もちろんママもお手伝いするわよ。つづみ、自由帳を持ってきて。

つづみ:自由帳を持ってきたよ。かのんも連れてきた。

ママ:じゃあ、今からママが言うことを書いてね。「使えるお金(よさん)…6000円」

【よさんって何?】

つづみ:よさん?よさんって何?

ママ:予算っていうのは、何かをしたいって思ったときにいくらまでお金をかけられるかというものよ。だから、土曜日のおでかけプランで使えるお金は6000円まで、ということ。わかったかな?

つづみ:うわー!6000円も使っていいの?嬉しい!どこへでも行けるね!

ママ:ふふふ。どうかしら。一緒に考えていきましょう。まずおでかけはどこに行きたい?二人で話し合ってみて。

つづみ・かのん:プール!!

【お金がかかることは何かな?】

ママ:あら、珍しく気が合ったわね。じゃあ、プールにおでかけするのに、どんなお金がかかるか、自由帳に書いてみよう!何があるかな?

つづみ:入場するお金でしょ、あと電車に乗るお金。

ママ:ほかにもあるわよ。プールでいっぱい泳いだらお腹も空くでしょう?

かのん:お昼のレストラン代!

ママ:ピンポーン!ほかにはかからない?

つづみ・かのん:うーん。

ママ:じゃあ、それぞれいくらかかるか一緒に調べましょう。つづみ、金額を横に書いていってね。まず入場料は、大人800円、子供300円。交通費は、車で行くからガソリン代がかかるわよ。400円ね。ランチ代は4人で3000円くらいかな。つづみ、全部書いたら足し算してみてくれる?

【あっという間に”よさん”に】

つづみ:800+800+300+300+…  うわー!もう5600円だって!よさん、すぎちゃうよー。

ママ:計算頑張ったね。もう予算ギリギリ(笑)

つづみ:なんだ。6000円もあったらもっと色々行けると思ったのに。あっという間によさんになっちゃうんだね。

ママ:でも、まだ予算は余っているわよ。

つづみ:200円でお菓子を買って、200円でジュース買う!これでピッタリだ!嬉しいなー!

ママ:来週のプランもぜひ立ててね!頼りになるわー!

<おでかけプランを任せる手順>

・親が予算を決めて子どもに伝える
・行きたい場所ややりたいことを書かせる
・どんなことにお金がかかるか一緒に考える
・かかる金額を調べさせる(小さい子の場合は親が伝える)
・足し算をさせて、予算の中でできることを一緒に考える

<登場人物>

つづみくん:小学2年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年中。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第14話 お金を貯めることってえらい !?
第13話 モノのやり取りで大失敗
第12話 はじめてのおつかい
第11話 園児から始めるお小遣い
第10話 お小遣いの渡し方
第9話 お小遣いの値段の決め方
第8話 お小遣いを始める
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

おこづかい帳をつけてみよう【親子で話そう!おかねの大切さ】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

【おこづかいが足りない】

つづみ:あのねママ。

ママ:あれ?つづみ、あまり元気がないわね。どうしたの?

つづみ:あのね、実はそのぉ…。

ママ:ははーん。何か悪いことを考えているのね。

つづみ:ちがうよ!あのね、おこづかいがね……足りないんだ。

【使い道が変わってる?】

ママ:そう。おこづかいが足りないの。つづみはおこづかい始めてから1年近くたったもんね。足りなくなるかもね。今はどんなことにおこづかいを使っているの?

つづみ:ママ、怒らないんだ!怒られると思ってドキドキしたよ。あのね、今はもうカードは買っていないんだ。でも友達と一緒にお菓子屋さんで駄菓子を買っているんだ。でもね、カードよりも安いんだよ。それなのになんだかなくなっちゃうの。

パパ:どのくらい行っているの?

つづみ:えっと…サッカーに行く途中。ご、ごめんなさい!!

【どのくらい使っているの?】

ママ:お菓子を買うのはダメとは言っていなかったわよ。でも、お菓子買ったことはちゃんとママに言って欲しかったな。

つづみ:ごめんなさい。

ママ:大丈夫よ。それはそうと、おこづかいがなくなっちゃうなんて問題ね。どのくらい使っているの?

つづみ:うーん…それがよくわからないの

【おこづかい帳をつけてみよう】

パパ:つづみは、何となくお菓子を買っちゃっているんじゃないかな。ここはいっちょ、おこづかい帳をつけてみるか!

つづみ:え?おこづかい帳?えー、なんだか面倒そうだな。

【つけるのは日付と使ったものと金額のみ】

パパ:普通のおこづかい帳はね、使った日付と何にいくら使ったかということと、今残っている金額を書くんだ。でも、計算を間違えてしまったり、今残っている金額が合わなかったりすると、おこづかい帳がだんだん面倒になってきちゃうんだよ。

つづみ:うん。それは大変そうだなー。

パパ:だからね、使った日付と買ったものと金額だけノートに書いておくといいよ。あとで見たときに、何にいくら使ったかわかるからね!ときどきパパやママと一緒に見直して、どうしてなくなるのか考えてみようよ。

つづみ:うん!やってみる!

<続けられるおこづかい帳のコツ>

・ つけるのは、使った日と買った物と金額だけ
・ 書くのを忘れても叱らない
・ ときどき親子で一緒に見よう

<これまでの話>
第18話 絶対守るべきお金のルール
第17話 子どもに電子マネーを渡そう!
第16話 夏休みの宿題からお金のことも考えよう
第15話 ぼくたちが決める!おでかけプラン
第14話 お金を貯めることってえらい !?
第13話 モノのやり取りで大失敗
第12話 はじめてのおつかい
第11話 園児から始めるお小遣い
第10話 お小遣いの渡し方
第9話 お小遣いの値段の決め方
第8話 お小遣いを始める
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

子どもに電子マネーを渡そう!【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

【つづみ、ひとりで習い事に行く】

最近ある習い事を始めた、小学2年生のつづみ君。ある日ママにこう言いました。

つづみ:ママー、ぼくも一人で習い事行きたいな。バスで3つ乗れば着くんでしょ?もう行けるよ。

ママ:本当?一人で行ってくれたら、かのんのお迎えも早く行けるし、ママ助かるわ。

つづみ:うん!大丈夫だよ!友達もバスで一人で行っているんだ。

ママ:そっか。じゃあチャレンジしてみようか。

【つづみ、電子マネーを持つ】

ママ: まずバスに乗る時に使う電子マネーのカードを買いましょう。このカードがあれば、お金を毎回準備しなくても大丈夫なのよ。

つづみ:わー!ママがいつも「ピッ」ってやっているやつだね!

ママ: そう、電子マネーっていうのよ。つづみもだいぶお金を大事にできるようになってきたし、小銭をジャラジャラ持つのも危険だからね。

つづみ: うん!大事にできるよ!やったー!

ママ: まず500円払って…と。

つづみ:え?なんで500円払うの?カードの値段が500円なの?

【デポジットって何?】

ママ:これはデポジットって言ってね、カードをなくしたり壊したりしないで大切に使うために払うお金なのよ。だからもしカードを使わなくなったときに、なくさずに壊さずに返したら、この500円が返ってくるの。会社によってはいらないところもあるけれど、つづみが使うバスの電子マネーは必要なのよ。

つづみ:そうなんだ。なくしたり壊したりしちゃだめなんだね。

ママ:それにカードにはお金がいっぱい入っているからね。カードをなくすのはお金を落とすのと一緒よ。

【電子マネーはお金と一緒】

つづみ:え!?お金を落とすのと一緒?

ママ:そうよ。だってバスに乗る時は110円出して払うでしょう?それを電子マネーでピッとやることで支払うんだから、お金と一緒よ。

つづみ:そうか。こんなに薄いカードだけどお金と一緒なんだね。やっぱりなくさないようにすごく気をつけなきゃ!!

【電子マネーでジュースも買える】

つづみ:ママさ、この間駅でこのカードでジュース買ってくれたよね。バスに乗るカードなのにジュースが買えるの?

ママ:あ…よく見てるわね(苦笑)そう、このカードはバスに乗るための電子マネーだけど、自動販売機やコンビニでもお金として使えるのよ。

つづみ:そうなんだ!!嬉しいな!

ママ:でもねつづみ、電子マネーにはこわい悪魔が住んでいるのよ。

つづみ:悪魔?何の悪魔?

【電子マネーに悪魔?】

ママ:それはね、持っている人にどんどんお金を使わせちゃうっていう悪魔よ。こわいでしょ。

つづみ:ひゃー。それは嫌だなー。なんで?

ママ:電子マネーって簡単に「ピッ」ってやればお金が使えるでしょう。お金を払っているっていう気持ちにならないから、いくら使ったかなと考えずにジュースやお菓子を買ってしまうの。気がつかないうちにお金を使いすぎちゃうのよ。だから、ママは電子マネーではジュースは買わないように気をつけているの。癖になっちゃうと、あっという間にお金がなくなっちゃうからね。この間はあまりに暑くて飲み物が欲しかったのに小さいお金がなかったから仕方なく…ね。

つづみ:そうなんだ。じゃあ僕もそうしよう。

ママ:えらい!何に使ったか機械を使うと確認できるから、ちゃんとルールは守ってね。ママも電子マネーでジュースは買わないように、小銭をちゃんと持つようにする!一緒にがんばろうね。

つづみ:悪魔はこわいからね!

<電子マネーを持たせるときのルール>
・ お財布と同じように大切にする
・ 残りの金額をいつも意識すること
・ 目的(バスや電車に乗るなど)以外のことには使わない

<登場人物>

つづみくん:小学2年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年中。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第16話 夏休みの宿題からお金のことも考えよう
第15話 ぼくたちが決める!おでかけプラン
第14話 お金を貯めることってえらい !?
第13話 モノのやり取りで大失敗
第12話 はじめてのおつかい
第11話 園児から始めるお小遣い
第10話 お小遣いの渡し方
第9話 お小遣いの値段の決め方
第8話 お小遣いを始める
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

子どもがもらったお年玉どう使う?FP直伝・賢いお年玉管理法【お金の教育】

お金は、つきあい方によって、その人の人生をバラ色にも地獄にもするアイテム。わが子には、できればバラ色人生を送ってもらいたいのが親の常。であれば、子どもにお金達人を目指してもらうべく、親も一緒にお金についてのあれこれを考えていきましょう。

【お年玉ってどう管理すればよいの?】

ぼく:ママ、今年もお年玉沢山もらえたよ!

ママ:よかったわね!ところでお年玉で何が買いたいの?

ぼく:そりゃ、新しく出たゲームソフトかな。でも、余ったらどうしようかな。

ママ:そうね。お年玉余ったらいいわねー。余ったお金、どうしようか。でもソフトってそんなに安かったかしら…。

■お年玉はまず「使う」

お年玉をもらっても、すぐに親に預けてしまい、何も買わない子どもも見かけます。でも、お金というのは「使う」ためにある手段。年に一度のお年玉を、自分が嬉しくなることに「使う」経験が、子どものお金を大切にする心を育みます。

小学生までの小さい子どもの場合は、「お年玉で何を買ったら1年間ハッピーになれる?」など声かけしながら、子どもが楽しく買い物する姿を見守りましょう。

■使って余ったら「貯める」

お年玉は使い切っても構いませんが、もし少しでも余ったら「貯める」楽しさも教えてあげましょう。お金の大切な役割が「貯蓄できること」。腐ったりカビたり変化せずに、お金はいつまでもお金です。お年玉を貯めておけば、あとで欲しいモノが出てきた時にも買えますね。

筆者は子どもが3歳くらいの時に、子ども名義の銀行口座を作り、子どもの手でお金を入れさせることを始めました。子どもはATMが大好き。使い切れなかったお年玉を入れ、自分の通帳に残高が記されると、大喜びだったのを覚えています。

少し大きくなってきたら、今のお金では足りないけれど欲しいモノはないか訊いてみて。もしあれば、あといくらあれば買えるのか、そのためには毎月のおこづかいからいくらずつ貯めていけば買えるのか、ということを子ども自身に計算させ、貯金計画の方法を教えてあげたいですね。モチベーションアップのために、欲しいモノの名前を書いた貯金箱を作ってあげると喜びます!

少しずつお金を足せばお金が貯まっていくことを実感し、きっと「目標のために貯めること」の喜びを知ることができるでしょう。

■使って貯めたら、上級者は「殖やす」へ

お金を使う、貯めるということが理解できたら、「殖やす」という選択肢があることも伝えたいですね。2016年より始まった「ジュニアNISA」を使えば、子ども自身の口座で、株や投資信託の運用が非課税でできます。

お年玉の一部を使って運用にチャレンジするのであれば、大好きなスポーツや趣味に関わる企業の株を買うと、応援している企業の出来事と株価の関係を肌身で感じられるので面白いですね。また、子どもと一緒に株主優待から銘柄選びをするのも楽しいですね。

ただし、その年だけのお年玉では、なかなか高い株価の銘柄は手が出ないかも。その場合は、株主優待は受けられませんが、1株から買える「ミニ株」という制度を利用するのも良いでしょう。

<お年玉の管理ポイント>

・ 「使う」→「貯める」を経験しよう
・ 子ども自身の預金口座に自分で入金してみよう
・ 欲しいモノを得るための貯金計画をたててみよう
・ お金を殖やす手段「運用」についても知ろう

<マネー教育に関するおすすめ記事>
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