退去時のトラブルを予防!家を借りたとき「最初にやっておく3つの事」

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・退去時のトラブル予防に最初にやっておくべきこと

<Point>

1退去時のトラブルは修繕費用に関わるもの

2汚れや傷は入居時に写真に撮っておく

3原状回復は入居当時に戻すことではない

3、4月にかけて、これから転居が多くなる季節です。賃貸ならば、入居すればいつかは退去をするものです。そのため、退去時のトラブル防止は、家を借りた時からすることがオススメ。

今回は、トラブル予防のために、家を借りた時にしておくべき事を解説します。

■退去時のトラブルは修繕費用にかかわるもの

入居時に支払う費用のうち、「敷金」があります。家賃の1~2ヶ月分に設定されていることが多いでしょう。敷金とは、入居者の故意や不注意によって汚れや傷ができた場合に備えて、あらかじめ預けておくお金です。そのため、退去時に汚れや傷の修繕費用がかかれば、その分を差引いた分しか戻ってきません。

そこで、汚れや傷が入居者によるものなのか、また、修繕費用をすべて入居者が負担しなくてはならないのかをめぐってトラブルが発生しやすいのです。では、そのようなトラブルを防ぐために、入居時にやっておくべきこと3つをご紹介します。

■1:チェックリストをもとに確認

そもそも、入居前からあった汚れや傷であれば、修繕費用を負担する必要はありませんので、入居前にしっかり確認しておきましょう。できれば、家具の搬入前に、不動産屋さんか大家さんに立ち会ってもらい、チェックリストを作っておくと安心です。

■2:気になる汚れや傷は写真を撮影しよう

気になる汚れや傷は、写真を撮っておき、退去時にはそれらを見比べれば一目瞭然です。写真は、汚れや傷の箇所だけではなく、水周りも撮っておくとよいでしょう。

キッチンやバスルーム、トイレの掃除が行き届かず、水あかやカビで汚れが酷い場合には、特別なクリーニング費用がかかる場合があります。日ごろから入居時を基準にメンテナンスしておけば、納得のいかない請求も防げます。

■3:マスターキーをとっておくのも一案

入居者の過失、と言われることはしないでおきたいものですが、もしも鍵をなくしてしまったら大変です。退去時にはマスターキーを返却しなくてはなりません。マスターキーの紛失に備え、あらかじめ合鍵を作っておき、普段は合鍵を使うようにしておくと良いでしょう。

退去時にマスターキーの返却ができなければ、鍵穴を丸ごと変えるための高い修理代が発生します。よって、マスターキーを保管しておくと安心です。

■退去時のキーワード「原状回復」とは

一般的に原状回復とは、元の状態に戻すことを指すので、賃貸住宅の場合にも入居時の状態に戻さなくてはならないと誤解している方が少なくありません。しかし、住宅は何もしなくても年数が経てばに自然に汚れていきますし、通常の使用方法であっても劣化はしていきます。

そのため、普通に住んでいただけなら、入居時の状態よりも悪くなっていたとしても、そのまま返せばよいとされています。詳しくは国土交通省のサイトにも解説されています。

あくまで、入居者の故意や不注意による汚れや傷を修復することが原状回復の範囲です。ちなみに、掃除などをしていないことは入居者の不注意ですので、日ごろのメンテナンスにも気をつけましょう。

「終わり良ければすべて良し」と言います。トラブルのない退去のために、入居時からできることは、抜かりなく準備したいですね。

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執筆者

タケイ啓子 (たけいけいこ) ファイナンシャルプランナー

36歳の時に2人の子をつれて離婚し、大手生命保険会社に営業として就職。その後、保険の総合代理店に転職し、保険の電話相談業務に従事。 どんな時にも、自分らしくありたい。それはとても自然な気持ちです。 お金の心配で自分らしさを、くもらせてしまうのは、もったいないこと。 心配や不安を、目標や希望に変えるお手伝いをいたします。FP Cafe登録FP。

タケイ啓子

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最高の貯め時なのに…「独身時代の家賃」月収の何割に抑えるべき?

一人暮らしのあなた、家賃は月収の何割を占めていますか? 一人暮らしの場合、支出の中で最も大きくなるのが家賃。家賃にいくらかけるかで生活スタイルが決まる、といっても過言ではないでしょう。

では、一般的に一人暮らしの家賃はどのくらいなのでしょうか? 

■月収の20%以下に抑える人が半数

『マネーゴーランド』が賃貸に住んでいる人へ独自で行った、住まいに関する調査では、月収に対する家賃の割合が、20%以下にしている人が49.0%と約半数。30%以下では80.6%となることがわかりました。

※2016年10月にアンケートアプリ『サーチーズ』で実施。(対象:全国の男女、回答数746名)

Q:あなたの家賃は世帯月収の何%にあたりますか?
一人暮らしの家賃は月収の何割が妥当?、マネーゴーランド意識調査

■一人暮らしの家賃は手取りの28.8%、月収の23.1%

総務省の『家計調査年報(2015年)』によると、賃貸をしている単身世帯の1ヶ月分の手取り所得(消費支出)は16万6552円、家賃地代は4万8011円です。ここから手取りに対する家賃の割合を割り出すと28.8%となります。社会保障費や税金などの非消費支出を収入の2割として計算すると、月収に対する家賃の割合は23.1%ということになります。

この比率を基に月収ごとの家賃をみてみると、月収20万円の人は家賃が4万6200円、月収30万円の人は家賃が6万9300円、月収40万円の人は家賃が9万2400円、月収50万円の人は家賃が11万5500円となります。あなたの家賃はどうでしょうか? これよりも多いですか? 少ないですか?

■妥当な家賃割合は月収の2割

一方、公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会等の『一人暮らしに関する意識調査(2016年3月)』によると、「妥当な家賃は月収の2割」と答えた人は42.3%、「1割以内」と答えた人は28.2%でした。ここから、「できれば家賃は月収の2割以内に抑えたい」と考えている人が7割以上いるということがわかります。

ちなみに、東京都に限っては「妥当な家賃は月収の3割」と答えた人が42%、「4割」と答えた人が14%もおり、月収に対する妥当な家賃の割合が突出して高くなっています。やはり東京都の場合は他県よりも家賃が高いため、「家賃は月収の3割以上は必要」と考える人が多いのかもしれません。

■家賃は年収の2割を目標に!

独身の場合、収入を自分一人のために使えるため、ついつい自由に使ってしまいがち。実際の家賃が高くなりがちなのも、「一人だからなんとかなる!」という考えがあるからかもしれません。しかし、独身時代は貯めどきです。ボーナスがある場合は、年収の2割でもよいですが、ボーナスがない場合は、やはり月収の2割に抑えたいところです。

家計の見直しは、まずは固定費から行うのが鉄則! 家賃を1万円下げることができれば、あとはいつも通りの生活をしていても、年間12万円を貯めることができます。それが10年間続けば120万円の貯蓄になります。

独身の場合は、自分一人で収支をコントロールできるため、計画的に使えばお金をしっかりと貯めることができます。もし結婚をして家庭を持てば、より広い部屋が必要となり、様々な支出も増えます。収入も2倍になればよいですが、それは今からはわかりません。いざというときでも経済的な余裕がもてるように、今から準備をしておくことが必要でしょう。

事故物件&騒音の被害が…本当にあった「住宅トラブル事例」

住宅に関しては、大きな買い物、大きな費用がかかるものでありながら、結構トラブルも多いもの。今回は国土交通省が公表している『不動産トラブル事例データベース』の情報をもとに、実際にあった住宅にまつわるトラブルをご紹介します。

■購入した中古住宅が”自殺物件”だった!

(概要)Aさんは、C社を媒介してB社が所有する物件を購入。ところが、入居してから物件について調べてみると、なんとその物件で2年前に自殺があったことが判明。AさんはB社がこの事実を隠していたとして900万円の賠償請求をし、C社に対しても説明がなかったと損害賠償金を請求しました。一方C社は、説明不足があったと仲介手数料の実費65万円を返還すると申し出ました。

(結果)B社は自殺があったとは知らなかった、900万円の請求も高額すぎると反論、訴訟で争うことに。またC社に対しては、告知義務違反があったとして和解金80万円で合意しました。

(注意ポイント)その地域の同条件の価格相場からあまりにも価格が低い物件や、やたらと早く売りたがっている業者の物件には、裏に何か隠れているのではないかと一度は疑い、何故安いのかをきちんと説明してもらいましょう。

■新たに入居してきた上階家族の騒音に耐えられない!

(概要)Aさんが8年前から住んでいるマンションの上階に、子どものいるB家族が越してきた。B家族が越してきた途端、B家族の3歳の息子が走り回ったり飛び跳ねたりする物音がAさんの部屋にかなりひどく響くように。Aさんは、B家と話し合いをしたり管理会社や警察にも相談したが、騒音は全く改善されない。Aさんの妻はその騒音により不眠症など体調を崩してしまいました。Aさんはやむを終えず、慰謝料200万円等の支払いを求め提訴しました。

(結果)裁判では、B家族がAさんの再三の申し入れに耳を傾けず、改善する意思も見せなかったとして、慰謝料30万円をAさんに支払うよう命じられました。

(注意ポイント)後からどんな人が隣や上階に引っ越してくるかわかりませんが、何かしらの被害を受けた場合はきちんと本人、管理会社、警察等に相談しましょう。

生活の一番の軸となる住宅。気をつけていても、様々なトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。トラブルの事例と対処の流れを知っておくことで、万が一のことがあっても焦らず、そして損をせずに問題解決に向けて動くことができるはずです。

女性社労士FPが実体験からジャッジ!「住宅購入or賃貸」どっちがお得?

自宅購入か賃貸か。どちらが得か、多くの方が悩みますね。もちろん、それぞれにメリットとデメリットがあるのだから、悩んで当たり前です。

でも、社会保険労務士でFPの資格も保有している筆者から言わせれば、悩んでいるのなんてナンセンス。なぜなら、悩んでいるということは「家が欲しい」という気持ちがあって、しかもローンを返せる安定収入があるということだから。それなら、住宅は買ったほうが得に決まっています。

その理由を、筆者の経験を元にお話しましょう。

■住宅購入がいい理由1:周囲とのコミュニケーションが楽しい

筆者は、結婚当初は賃貸マンションに住んでいました。隣の人の顔は全くわからず、まわりの住人と話す機会もほとんどなく、少し寂しい記憶しかありません。

しかし一戸建に引っ越してからは、隣近所の方とあいさつを交わし、行事に誘われ参加しているうちに、どんどん交流の輪が広がっていきました。暮らし全体が楽しくなり、気持ちもずいぶん明るくなったのです。住宅を所有するということは、人との交流の場が設けられるということですよね。

とはいえ、あまり人と話をするのが好きでない人にとっては、デメリットになる可能性もあるでしょう。

■住宅購入がいい理由2:ローン返済をきっかけに仕事に前向きになれる

筆者が自宅を買ったのはバブルの頃で、不動産はまだまだ値上がりすると誰もが信じて疑わなかった時代。気の遠くなるようなローンの返済を考え、また、近い将来の子どもの教育費も視野に入れて、筆者も正社員で働くことを決意しました。それがきっかけで仕事の楽しさを覚え、稼ぐことよりスキルを磨くことが目的になり、今に繋がっています。

ただ、ローン完済までは長期間となり、住宅の維持費用も考慮しないといけません。働くことを前向きに考えられること、健康に支障がないことが大前提です。

■住宅購入がいい理由3:終の棲家があるという安心感

引っ越しをする必要がなくなるのが、自宅購入。家族や仕事の事情さえ変わらなければ、ずっと同じところに住んでいられるということです。筆者は小学校のときに引っ越しをしてさみしい経験をしているため、自分の子どもには幼なじみと長く一緒にいさせてあげたいという思いがあります。

また「自分の家がある」「いざとなれば売れる財産がある」というのは、何より安心感があります。そのためには、資産価値を重視して物件を決めること。「もしも売る・貸すとしたら、すぐに相手がみつかるか?」という視点を大切にします。資産価値のない不動産は負の遺産となってしまいます。

■住宅購入と賃貸のメリット&デメリット

最後に住宅購入と賃貸それぞれのメリットとデメリットをまとめておきます。

【住宅購入】メリット
・一生住める家があるという安心感を得られ、自由にリフォームもできる
・ローンの返済が終われば、住居費用は大きく減らせることができる
・節目節目で必要な費用が予測でき、お金の将来設計がしやすくなる
・自由に売却や担保提供ができるので、急な資金の調達ができる

【住宅購入】デメリット
・転勤や転職などで住み替えの必要があっても、柔軟に対応できない
・環境変化などで住みにくくなっても、容易に引っ越しができない
・固定資産税、火災保険料などの定期的な費用とメンテナンス費用がかかる
・甚大な災害があった場合、二重ローンとなる危険性がある

【賃貸】メリット
・ライフスタイルや収入に応じて、自由にエリアやグレードを変更できる
・頭金や諸費用のための貯蓄をする必要がない
・固定資産税やメンテナンス費用が不要
・交通の便が良いところに住みやすい

【賃貸】デメリット
・所有者の都合で、住み替えを余儀なくされることがある
・暮らしに合わせた自由なリフォームができない
・長期間家賃を払い続けても、自分の財産とはならない
・高齢になると、物件の選択肢が狭くなってしまう

自宅購入はお見合いと一緒。一つとして同じ相手はいません。いろんな家に出合えば出合うほど、目が肥えてきます。あなたにとってのベストパートナーをぜひ見つけてください。

UR賃貸徹底考察!借りる前にメリットとデメリットを整理しよう!

かつては公団住宅と呼ばれていたUR賃貸住宅。
初期費用が安いとよく聞くけれど、安い裏にはきっと何かがあると思ってしまいますよね。今回は単純に、UR賃貸住宅のメリットやデメリットを考察してみて、どんな人にお得なのか検証したいと思います。

1. UR賃貸住宅のメリットを整理する
一般的な賃貸の場合に気になる敷金や礼金の相場。UR賃貸住宅の場合、礼金や更新料、保証料、仲介手数料が不要というところがメリットとしてあげられます。その他、住宅の鍵の取り換え費用も自己負担はなし。さらに保証人も不要という点も。入居時に必要なお金は、敷金と引っ越しにかかる費用だけということになります。

2. UR賃貸住宅のデメリットを整理する
では逆に、デメリットは?まずあげられるのが立地。場所によっては最寄り駅から徒歩10分以上かかるところもあります。
また、UR賃貸住宅では東京都内の場合、1Rで30平方メートル程度が最低の面積とされているので、一般的な賃貸物件の1R賃貸料に比べて価格が高い場合もあります。加えて、ある程度の年収がないと借りられないのも事実。
単身の場合は月収で25万円以上、世帯の場合は33万円以上、家賃が1月20万円を越える物件の場合は月収40万円以上ないと借りられないという収入制限があります。

3. 初期費用を抑えたい人は、UR賃貸の物件がお得
こういった制限もある一方で、仲介手数料や保証料、礼金など、一般住宅を借りるときにかかる初期費用を抑えられるのは何より嬉しいもの。
家賃の半年分くらいを準備しておかないと苦しいとよく言われますが、そういった初期費用を抑えたいという方には、断然UR賃貸の物件がおススメです。

4. 築年数を気にする人はセルフイノベーションできる物件を
安い裏にはきっと何かが。そこで気になるのが物件の築年数。やはり築5年以上の物件が多く、建物の外観は時代を感じるものもあるようです。とはいえ、内観はリニューアル、リノベーション済みのものもありますし、物件によっては、セルフリノベーション可の賃貸物件もあるので、こだわりのお部屋作りもしたい方にはいいですね。

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