一度履くとやめられない!登山家が惚れ込んだ「登山用防寒靴下」3選

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これまで冬の底冷え対策に登山関係の防寒グッズをいろいろとご紹介してきましたが、普段の生活にもっとも取り入れやすい防寒グッズといえば「トレッキング用の靴下」でしょう。

今回は登山ライターの筆者が、登山へ出かけるときに必ず履いていくパイル地ソックスを、冬の普段使い用にご紹介したいと思います。

■日常では冷えとり靴下とあったか中敷きを愛用

夏のあいだは冷房対策として、裏地が絹で表地が綿の“冷えとり用5本指ソックス”を愛用し、寒い季節になったら靴にはボアの中敷きやスーパーフィートのホットピンク(足元からぽっかぽか!登山家が惚れる「雪山にも負けない冬用インソール」)を導入して、日常の底冷え対策を取っている冷え症の筆者。

絹5本指+綿5本指+絹丸靴下+綿丸靴下…と4枚重ねで冷えとりをしている冷え症の方もなかにはいらっしゃると思いますが、4枚も重ね履きするのは面倒なので、冬は中敷き等でなんとか乗り切っています。

■極寒期の足冷え対策には登山用靴下一枚でOK!

年を越すと寒さもいよいよ本格的になってきます。靴に足を入れる瞬間ヒヤッとすることも増えてきたら、迷わず登山用靴下を導入しましょう。
まずはライトなトレッキング用の靴下をご紹介します。

登山ライターがおすすめする防寒グッズ-靴下編、マネーゴーランド

こちらはAIGLE社のトレッキングソックス(の裏地)。随分前に購入したため正確な値段は忘れてしまいましたが、2,000円前後だったと思います。

足首から足先まで、裏地は厚めのパイル地になっていて、クッション性にすぐれています。素材のほとんどはアクリルですが、わずかに含まれたウールが吸放湿性を上げており、長時間のトレッキングでも足元を快適に保つことが可能です。

冬場冷えるフローリング対策に家用ソックスとしても使用しており、いかにも山用というデザインではないボーダー柄なので、ちょっとした買い物にも躊躇なく履いて行けるため重宝しています。

■厳冬期用ソックスのパイルは気持ちよすぎてクセになる!?

厳冬期登山やバックカントリースキーなどに出かける多くの方が使用するのは極厚パイルを使用したトレッキングソックスです。
メーカーによってさまざまですが、製品名に「アルパイン」(本格的な岩壁登攀を意味する)や「ヘビー」などの名称がついていることが多いようです。

登山ライターがおすすめする防寒グッズ-靴下編、マネーゴーランド

筆者が厳冬期登山に使用しているのはスマートウール社のマウンテニアリング¥2,808 (税込)。
「エキストラヘビーフルクッション」というスマートウール社のなかでも最上位の厚手クッションをほこり、土踏まず部分だけでなく足首上部までもフルサポートしてくれます。
極厚パイルクッションの肌ざわりは、正直いって気持ちよすぎるほど!

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素材はウール74%、ナイロン25%、ポリウレタン1%からなり、防臭性にもすぐれているので、着替えを最小限におさえたい縦走登山(尾根伝いにいくつかの山頂を歩く登山法)にもってこいです。

また、当たりが固いスノーブーツを履いて激しい運動をおこなうスキー・スノボにも最適。このクッション性の高いソックスなら慣れないスノーブーツの靴ずれからも守ってくれることでしょう。

4枚重ねの冷えとり靴下を履くのが面倒になったそこのアナタ!この冬は登山用靴下をためしてみてはいかがでしょう。

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執筆者

立見 香

出身地・群馬と居住地・埼玉の粉食文化をこよなく愛するライター。 水沢うどんと舞茸天ぷらの組み合わせを最強と信じて疑わないが、最近は武蔵野名物の肉汁うどんにハマり中。 休日は上信越の山域にいることが多い登山・温泉愛好家ゆえ、少々電波が届きにくくなっております。最近「温泉ソムリエ」になりました。

立見 香

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都市生活を送るオフィスワーカーにとって「ビルの谷間に吹き荒れる風」だけでなく「効きすぎた暖房」にも参ってしまう、そんな季節がやってきました。

屋外と屋内の気温差についていけず、早くも風邪をひいてしまった。なんていう人も多いのではないでしょうか。

というわけで、これらの寒暖差に打ち勝つには、高機能な「登山系インナー」や「ワークウェア系インナー」のお世話になってみては?という、登山愛好家の筆者のご提案です。

■「ドライレイヤー」で汗冷え対策は完璧

お腹が冷えやすい筆者が今年の夏登山から汗冷え対策として着用しはじめたのは、ファイントラックというアウトドアブランドが出している『スキンメッシュTシャツ』。

こちらのTシャツは「ドライレイヤー」と呼ばれ、肌に直接身につけるものです。
ドライレイヤーの上には「ベースレイヤー」と呼ばれるメリノウールなどのシャツを重ね着します。

スキンメッシュTシャツには撥水加工がしてあるので、汗をかくと水分は肌から離れ、ベースレイヤーのシャツにすべて吸い上げられ、あっという間に汗が蒸発してしまうという仕組み。これらのレイヤーを組み合わせることで、冷たい風が吹き荒ぶ稜線でも汗冷えを未然に防ぐことができ、もちろんお腹も冷えません。さらに防臭加工がしてあるので、汗が乾いても臭くならないのがポイントです。

この「スキンメッシュTシャツ」の難点は3,900円(税抜)とお高いのと、撥水加工が2、3年しか持たないところ。汗冷えが命に響く登山シーンではともかく、オフィスでの汗冷えで死に至ることはないので、無理にはおすすめしません。でもあの速乾の素晴らしさを一度体験してしまうと、もう元には戻れないかもしれません。

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さる11月24日、東京をはじめ関東地方では初雪が降りました。東京で11月に初雪を観測したのは1962年以来54年ぶりとのこと。現時点でこの寒さなら、いったい真冬はどうなってしまうの? と不安に感じる方も多いかと思います。

しかし案ずることはありません。今回は雪山登山に目がないハイカーである筆者が、日常でも使っている防寒グッズをご紹介いたします。

「雪山仕様の防寒グッズ」
どうですか?頼もしい響きではありませんか?

■最強の靴の中敷き『スーパーフィート』

登山靴の中敷きといえば、抜群の衝撃吸収性とサポート力が売りの『スーパーフィート』シリーズが有名です。こちらのシリーズは足裏を支えるアーチが非常に深いので、ノーマルな中敷きよりも確実に疲れにくいのが特徴。

膝や足首、足の付根などへの衝撃を高密度なフォーム素材が吸収してくれるので、下山時まで元気がつづく優れものです。

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■冬は「レッドホット」と「ホットピンク」を選ぶべし

そんな『スーパーフィート』には従来のベーシック以外に、ラン仕様のハイレスポンスタイプ、薄くて超軽量なカーボンタイプ、ビジネスシューズ向け等々、多種多様なシリーズが発売されています。

そして今回おすすめするのが、ウィンタースポーツや雪山登山などに最適な寒冷地仕様の男性用「レッドホット」と女性用「ホットピンク」の二つ。写真は女性用のホットピンクになります。

ベーシックタイプの基本性能はそのままに、温度調整素材「アウトラスト」を搭載し、保温、放熱を容易にすることでシューズ内を常に快適に保ちます。また、とくに冷えやすい指先がある前足部の裏には「ホイル生地」を採用し、雪面から来る冷えをシャットアウト! これで長い雪山山行も怖くありません。

■真冬の大行列もこれさえあれば怖くない!

こちらのウィンター仕様シリーズ「レッドホット」と「ホットピンク」。通勤通学やお買い物など、日常生活にあまり出番はないとは思いますが、冬の屋外で何かの列に長時間並ばないといけないときには大変重宝します。

たとえば冬コミ(コミケ)の待機列に並ぶ際。海風、ビル風等で大変冷えるため、冬山装備さながらの人も多いとか。そこで出番です。冷気を靴底からシャットアウトするので、とても快適な待ち時間となることでしょう。

除夜の鐘つきの待機列。
案ずることなかれ!私たちにはスーパーフィートがある。

初詣の待機列。
案ずることなかれ!私たちにはスーパーフィートがある。

初売り福袋の待機列。
案(以下同じ)…

ということで、屋外で何かを待つ用事がある日には、スーパーフィート・レッドホットorホットピンクを靴の中にしのばせましょう。なお、事前のサイズ調整をどうかお忘れなく!

ちなみにスーパーフィートは、ベーシックタイプなら一般の靴屋さんで販売されている場合もあるかもしれませんが、寒冷地仕様はアウトドア洋品店等で購入できます。値段はベーシックは5,000円前後、寒冷地仕様は6,000円前後です。

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雪山級の寒さでも快眠!冬季五輪も採用「ブレスサーモ布団」寝心地は?

日に日に増してくるこの寒さを乗り切るため、温活とともに眠活にも力を入れたい。そうお考えの方もいらっしゃることでしょう。

そこで「山から目線の山女」である筆者からお伝えしたいのが、北アルプスや八ヶ岳連峰等の山小屋で使用されている「ブレスサーモ布団」の魅力についてです。

■冬季五輪公式ユニフォームに採用「ブレスサーモ」とは

山と縁のない皆さんも、CM等で「ブレスサーモ」については日頃よく目や耳にされているのではないでしょうか。

そもそもブレスサーモとは、スポーツメーカー『ミズノ』と『東洋紡』が共同開発した吸湿性とともに保温力の高い繊維素材で、1994年に開催されたリレハンメル冬季オリンピックの全日本ナショナルチーム公式ユニフォームに採用されたのが始まりです(ミズノ公式サイト「スポーツとミズノの100年史」より)。

近頃話題となっている、『デサント』のハイテクダウンジャケット「水沢ダウン」なども、元はバンクーバー・オリンピックの公式ウェアとして開発されたものですから、スポーツウェア由来のあったか素材と冬季五輪とは切っても切れない関係にあるといってよいでしょう。

そんな、寒さの中でがんばるアスリートを陰ながら支えているブレスサーモとは、人体から発された水蒸気を吸収して発熱する「吸湿発熱素材」を謳っており、高い保温力と防臭性も兼ね備えた高性能素材です。スポーツウェア・スポーツ小物だけでなく、最近ではアンダーウェア売り場などでもよく見かけるようになりました。

さらにその高性能を寝具の世界に持ち込んだのが「ブレスサーモ布団」です。

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■実際の寝心地・温かさは?

筆者が初めてブレスサーモ布団に出会ったのは、八ヶ岳の最高峰・赤岳の麓にある「赤岳鉱泉」という山小屋でした。
実際の眠り心地はどうだったかというと、

・1 非常に軽量!

真綿の布団に比べると、非常に軽いのがポイントです。掛け布団が重すぎると山中での疲労回復の妨げにもなるので、山小屋ではとくに布団の軽さは重視したいところです。また布団の上げ下ろしが楽なので、メンテナンス面でも大助かりであることが推測できます。

・2 布団が冷たくない・あっという間に温まる

ブレスサーモ布団は入りたても寒くありませんでした。布団が温まるまで待つ憂鬱とも無縁です。「吸湿発熱素材」ということで、入って間もなく温かくなるのが、この布団のもつ最大の特徴でしょう。最低限の暖房器具しかない冬の山小屋でも寒さが気にならず、快適に入眠・快眠することができました。

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・3 嫌なニオイがしない

ブレスサーモには汗臭のもとになるアンモニアを吸収し、臭いを抑える「防臭効果」があるそうです。
山小屋の布団というのは「天候不良の日が続くと天日干しできない」「いろんな人の出入りが激しい」という、日常と比べるとかなり過酷な条件下で使用されるので臭いが気になることも多いのですが、ブレスサーモ布団から嫌な臭いがするといったことはありませんでした。
また羽毛と違って丸洗いOKなのもすぐれたポイントといえるでしょう。

・4 ホコリ由来のくしゃみが出ない

筆者は花粉症プラス鼻炎持ちなので、山小屋泊で布団から出るホコリのせいでくしゃみが止まらず寝付けない、という状況にさらされることが多々あります。しかし、ホコリの出にくい高密度生地を使用しているというブレスサーモ布団で寝たときは、くしゃみに悩まされることもありませんでした。

以上のように山小屋に最適なブレスサーモ布団。もちろんご家庭で日常使用もできるすぐれものです。一家に一枚、いかがでしょうか?

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ヒートテックだけじゃない!1000円以内で買える防寒インナー

 これからの時期に欠かせないアイテムが防寒インナー。ユニクロの「ヒートテック」が有名ですが、同じプチプラでもさまざまな商品が揃っており、素材などによって使いごこちも異なります。

 ここでは、同じプチプラ商品の中でも話題の防寒インナーを選りすぐって紹介します。安さを選ぶのか、肌触りを選ぶのか、選ぶ基準も違いますし、汗をかきやすいタイプの人、体を動かす仕事をしている人は、防寒インナーだと汗をかいてしまって風邪を引いてしまうこともあります。

ユニクロの「エアリズム」は冬でも使える!
 「エアリズム」は汗をすぐに乾かすドライ機能があるということで夏に売り出された商品。ユニクロでは「年中爽やかに過ごせる」と売り出しており、汗をかきやすい人は冬でも重宝するという声も。実際に、長袖の商品も発売されています。また、最近のユニクロ商品として、暖かい上に汗をかいてもすぐ乾く「ウォームドライTシャツ」(長袖/990円)にも注目が集まっています。

軽さがポイント!しまむらの「ファイバーヒート」
 毎日着るものだから、コスパも気になります。わずかですが、ヒートテックより安いのが、しまむらの「ファイバーヒート」(980円〜)。生地がしっとりタイプ、裏起毛タイプ、楽ちんタイプの3種類で、しっかり厚地で暖かい! それなのに軽いのが特徴。重ね着で肩こりが気になる冬にも安心です。

ベルメゾン「ホットコット」が話題の理由
 化学繊維を使ったメーカーが多い中、「綿100%」を実現しているのがベルメゾンの「ホットコット」。柔らかくて肌触りのよいインナーを求めている人にオススメです。暖かさにおいても、保湿性が高いので化学繊維より暖かく感じる、という声も。10種類のバリエーションの中では、ボーダー柄も人気のようです。

1着だけでも持っていたいモンベルのアンダーウェア
 プチプラの防寒インナーもいいですが、1枚でも持っていると心強いのが、モンベルの冬向けアンダーウェア。モンベルといえば、品質の良さで知られるアウトドアブランド。冬のアンダーウェアは「保湿力の持続」と「汗冷えしない」ことがポイントで、長袖のインナーシャツは薄手が3000円程度、厚手が5000円程度。冬でも汗をかくことが多い人にはオススメのアイテムです。

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