貯蓄型は不人気…FP21名が辛口評価「本当に良い終身保険」ベスト5は?

9056.jpg

このレシピを実行して

DREAM円貯まる!
<材料>

・よい保険と悪い保険

<Point>

1誰のための保険なのか?を考える

2終身保険の特徴を理解する

32017年の終身保険の傾向とは

4本当に必要なのかを検討する

終身保険は貯蓄型の代表的な保険ですが、マイナス金利の影響で、その選び方が変わりました。保険のプロが選んだベストな終身保険を紹介しましょう。

■終身保険とはどんな保険?

終身保険は、死亡保険の一種です。人は、いずれは死にますから、必ず保険金はもらえます。その分、保険料は高めになっています。

ただ、本人は死亡しているので、受取人が保険金を受け取ることになります。つまり、終身保険とは、自分のためではなく、残った家族のための保険なのです。そう考えると独身で扶養家族がいない場合は必要がないかも知れません。もちろん、解約返戻金を受け取ることもできますが、途中解約をすると大きく元本割れをします。

参考:死亡&医療保障は不要?おひとりさまの老後資金計画「保険の選び方」

■貯蓄型の魅力はなくなった?

生命保険を選ぶ場合、掛け捨てよりも、貯蓄型の方に人気があります。しかし、マイナス金利の時代、自分で積立をするのと終身保険を利用するのでは、あまり差は出ません。つまり、死亡時の保障としては魅力がなくなってきました。

と言うわけで、終身保険の目的も変化してきました。増えなくてもいいから確実に貯めるための、教育資金としての利用とか、相続税対策で非課税枠を使いたいという目的です。

死亡保障を重視するのでしたら、「定期保険」「収入保障保険」などの方が保険料は安いのです。

■2017年の終身保険ランキング

『よい保険・悪い保険 徹底見直し編』(宝島社発行)で、保険のプロ達が辛口採点して結論づけた、2017年の保険ランキングが発表になりました。今回は、終身保険のランキングを見てみましょう。

1位:オリックス生命『ライズ』
2位:マニュライフ生命『こだわり終身保険V2』
3位:ソニー生命『バリアブルライフ』
4位:損保ジャパン日本興亜ひまわり生命『一生のお守り』
5位:メットライフ生命『USドル建終身保険ドルスマート』

2年連続1位だったソニー生命『バリアブルライフ』が保険料の値上げで3位に後退。かわりにオリックスの『ライズ』が1位。

今年の注目は、5位に外貨建ての終身保険がランクインしたことです。円建ては、お金が増えることに期待はできないので、外貨建てに人気が出てきたのです。ただ、外貨建ての場合は為替リスクがありますので、ご注意ください。

その他、医療保険、がん保険、個人年金保険などのランキングをお知りになりたい方は『よい保険・悪い保険 徹底見直し編』をご参考にしてください。

別冊宝島 よい保険・悪い保険 徹底見直し編、マネーゴーランド

<保険商品多すぎ・・・。無料相談が一番オススメ>

保険商品の多さにはほんと困りますよね。そういった時はやはり保険のプロに相談するのが一番です。

何度も保険を入り直すのはただただ損するだけですので、将来を見据えて一度しっかりと検討し、加入したいですね。(追記:編集部)

<関連記事>

画像一覧

執筆者

長尾義弘 (ながお よしひろ) 保険の辛口評論家、AFP

NEO企画代表。ファイナンシャル・プランナー、AFP。徳島県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。1997年にNEO企画を設立。出版プロデューサーとして数々のベストセラーを生み出す。新聞・雑誌・Webなどで「お金」をテーマに幅広く執筆。著書に『お金のツボ』(モバイルメディアリサーチ)『コワ~い保険の話』(宝島社)、『こんな保険には入るな!』(廣済堂出版)『怖い保険と年金の話』(青春出版社)『商品名で明かす今いちばん得する保険選び』『お金に困らなくなる黄金の法則』『保険はこの5つから選びなさい』(河出書房新社)、『保険ぎらいは本当は正しい』(SBクリエイティブ)。監修には別冊宝島の年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』など多数。

長尾義弘

関連記事

特集

関連記事

万が一夫が…残された家族に必要なお金はいくら?【生命保険の決め方】前編

生命保険の加入を検討するとき、まず初めに考えなければいけないことは必要保障額をいくらにするかということです。
必要保障額は、家族構成、現在の収入、資産状況、住まいの状況、お子さまの年齢などによって異なるため絶対的な数字はありません。

■必要保障額の計算方法

今回は遺された家族が一生涯に必要とするお金(=支出)について具体例をともに計算します。
必要保障額の説明については 妻一人で決めたら危険!生命保険「適正な必要保障額」見極めのコツ を参考にしてください。

生命保険「適正な必要保障額」見極めのコツ、マネーゴーランド

■必要保障額の計算に欠かせない情報

必要保障額の計算をする際に最低限必要な情報は、

  • 家族の年齢
  • 手取り収入
  • 住まいのこと
  • 子どもの進路
  • 車の所有の有無
  • そして夫に万一のこと

があった場合の生活スタイルです。

特に、住まいと今後の生活スタイルについての情報は、必要保障額に大きな影響を与えます。
住まいについては、

  • 持家か賃貸か
  • 住宅ローン利用の有無
  • 団体信用生命保険加入の有無
  • 固定資産税額がいくらか

によって住居費に大きな差が生じます。
生活スタイルについては、

  • 生活費の節約度合い
  • 教育費の修正の有無

夫が亡くなった後の妻の就労の有無

によって、生活費や教育費、これから入ってくるお金の見込み額が大きく変わります。

では、Aさんに万一のことがあった場合の支出額を計算してみましょう。

<Aさんのプロフィール>
家族構成:Aさん(30歳)、妻(30歳)、子ども(0歳)
夫の収入:手取り月収25万円(手取り年収300万円)
住まい:持家(一戸建て)で住宅ローン返済中、団体信用生命保険加入、固定資産税10万円
生活費:15万円(住宅ローンを除く)
車の所有:1台(価格150万円)
預貯金:100万円
夫に万一のことがあった時:妻は就労する予定

■生活費はいくら?

今後の生活費は、子が独立するまでの生活費と子が独立した後の妻だけの生活費に分けて考えます。
子が独立するまでの生活費は、夫にかかっていた生活費が不要になるため、これまでの生活費の70%から80%とします。ここでは70%で計算します。
子が独立した後は、妻だけの生活費を考えればよいので、これまでの生活費の50%で88歳までかかるとします。
(厚生労働省「平成27年簡易生命表の概況」女性50歳の平均余命88.13歳より)

  • 子が独立するまでの生活費(子は23歳で独立):15万円×12月×70%×22年=2,772万円
  • 子が独立した後の生活費(妻53歳〜88歳の36年間):15万円×12月×50%×36年=3,240万円

■住居費はいくら?

Aさんは、住宅ローンを組み団体信用生命保険に加入しているため、万一のことがあった場合の住宅ローンの残債は団体信用生命保険で返済されます。
賃貸住宅または社宅に居住している人は、賃料も別途計算に入れましょう。固定資産税は徐々に下がりますが計算しやすいように88歳まで10万円がかかることとします。

・住居費=10万円×(88歳-30歳)=580万円

■教育費はいくら?

夫に万一のことがあっても、子どもが希望する教育を受けさせてあげたいと思うのは親心でしょう。そこで、妻は勤労収入を得る予定のため、子どもの進路は、保育園・公立小学校・公立中学校・公立高校・私立大学とします。

保育園は月2万円、小学校から高校卒業までにかかる費用460万円、私立大学にかかる費用446万円で計算します。
(いずれも厚生労働省、文部科学省などの教育費用の平均値を元に設定しています)

・教育費の合計:2万円×12月×6年+460万円+446万円=1,050万円

■葬儀費用とその他の費用はいくら?

葬儀費用は、日本消費者協会「第10回葬儀についてのアンケート調査」によると平均188.9万円であったので、合計200万円とします。

その他の費用として車の買替費用や住居関連費などを計算します。予備費として生活費の1年分、住居関連費として修繕費用を600万円にします。
(アットホーム株式会社「新築一戸建て購入後30年以上住んでいる人に聞く『一戸建て修繕の実態』調査」で自宅修繕費平均総額が556 万円を参考に設定)
妻は70歳まで15年に1度、車を買い替えることとします。

・その他の費用=15万円×70%×12月(予備費)+600万円(修繕費)+150万円×3回(車の買替費用)=1,176万円

よって、遺された家族が一生涯に必要なお金(=支出)の合計は9,018万円になります。

生命保険「適正な必要保障額」見極めのコツ、マネーゴーランド

計算結果が同じになる家庭はありません。我が家だけの支出額を算出してみてはいかがでしょうか。
今回の計算では9,018万円の支出になることがわかりましたが、私たちはこれからかかるお金のすべてを自助努力で準備する必要はありません。
遺族年金などの公的保障があるからです。次回は”これから入ってくる予定のお金”についての計算方法をお伝えします。
なお、この記事では、主契約が死亡保障の保険を「生命保険」と呼んでいます。

<保険商品多すぎ・・・。無料相談が一番オススメ>

保険商品の多さにはほんと困りますよね。そういった時はやはり保険のプロに相談するのが一番です。

何度も保険を入り直すのはただただ損するだけですので、将来を見据えて一度しっかりと検討し、加入したいですね。(追記:編集部)

死亡&医療保障は不要?おひとりさまの老後資金計画「保険の選び方」

おひとりさまの心配ごとのひとつとして、老後の生活で病気・介護が長期化したときのお金のことが挙げられます。

これらの不安を解消するのに生命保険で備えることもできますが、漠然とした不安だけで加入するとムダな保障に入ってしまうことも。

おひとりさまに必要な保険はどのようなものでしょうか。

■おひとりさまの死亡保障

死亡保険金は、遺族が困らないために残すものなので、両親を養っているなどなければ特に必要ありません。もし、お葬式代や整理資金は保険で残したいなら200~300万円を目安にしましょう。

■おひとりさまの医療保障

医療保険は、万一、大きな病気やケガをした時の資金的なリスクを回避するもの。
ただ、知っておきたいのは、医療機関や薬局での支払いには、月ごとに負担上限があり、超えた分は申請すると還付が受けられます。特に70歳以上の人は、現役世代に比べ上限額が低くなっているので助かります。

⚫️高額療養費<70歳以上の方の場合>
おひとりさまの老後プランと高額療養費、マネーゴーランド
※同一の医療機関等における自己負担(院外処方代を含みます)では上限額を超えない時でも、同じ月の複数の医療機関等における自己負担を合算することができます。この合算額が負担の上限額を越えれば、高額療養費の支給対象となります。

たとえば、73歳の人が病気で入院し医療費が100万円かかったとき、一般的な所得水準なら病院への支払額は20万円(2割負担)。この場合、負担上限が44,400円なので、請求すると超過分が払い戻されるわけです。

つまり、長く入院が続いたとしても、ひと月の負担上限額を自分で払えるなら、基本的に保険は必要ないのです。健康保険適用外の先進医療や差額ベッド代などは全て自己負担なので、それも含め検討してください。

■おひとりさまの介護保障

公的な介護保険制度は、介護の程度に応じて一定金額までは1割負担で介護サービスが受けられます(一定以上の所得なら2割負担)。

⚫️介護保険の支給限度額 1か月あたりの利用限度額(標準的な地域の例)
おひとりさまの老後プランと高額療養費、マネーゴーランド
※自己負担額は、一定以上の所得がある場合は2割負担

たとえば、最も重い“要介護5”なら約36万円の介護サービスが約36,000円で受けられるのです。更に、ひと月の負担が一定額を超えたときは、前述の医療費の場合と同じく還付を受けられます(高額介護サービス費といいます)。介護は、一般的な所得のケースで37,200円が負担上限と覚えておきましょう。

⚫️高額介護サービス費
おひとりさまの老後プランと高額療養費、マネーゴーランド
※世帯・・介護サービスを利用した方全員の負担の合計の上限額
※個人・・介護サービスを利用した本人の負担上限額

■医療費と介護費が両方かかるとき・・

このように医療も介護もそれぞれ負担上限がありますが、場合によっては両方の費用が同時にかかることも考えられます。でも、そんな時も安心。日本の社会保険制度は優れており、1年間の医療と介護の合計額が一定以上になるときは、更に還付が受けられるようになっているのです(高額医療・高額介護合算療養費といいます)。

こちらも所得によって負担上限額が違いますが、一般的なケースでは1年間で56万円を超えたら還付されるようになっています。これを目安に民間の介護保険を検討するのもひとつです。

■さいごに

おひとりさまの保険は、遺族に保険金を残すのではなく、生きている間のリスクをいかに回避するかが目的です。社会保障制度である程度守られているため、それを知ったうえで民間の保険を活用します。ただ、少子高齢化の今、社会保険制度は徐々に厳しくなる傾向にもあります。時々、大きな変更がないかチェックしておきましょう。

<保険商品多すぎ・・・。無料相談が一番オススメ>

保険商品の多さにはほんと困りますよね。そういった時はやはり保険のプロに相談するのが一番です。

何度も保険を入り直すのはただただ損するだけですので、将来を見据えて一度しっかりと検討し、加入したいですね。(追記:編集部)

おひとりさまの老後資金計画「個人年金は終身にするべき?」

将来シングルで過ごそう(過ごすかもしれない)と考えている方からの相談で多いのは、老後のこと。既婚者より早いうちから介護や老後資金の準備を始める人が多いようです。

一方で「貯蓄が底をつくのは困るけど、全部使って最期をむかえたい。」という意見も。資産形成を考える時、FPである筆者としては、早いうちからコツコツと投資を取り入れることを提案したいのですが、投資への考え方は人それぞれ。

また、ある程度資産ができたとしても、いくつまで生きるか分からないのに貯金がだんだん減っていくのは心細くもなります。そんな時は、個人年金保険の受取を終身で契約するのもひとつの方法です。

■シングルの生活費はいくらかかる?

では、シングルの生活費がいくら掛かるのか考えてみましょう。

総務省家計調査(平成27年度)によると60才以上のシングルの生活費は、月額15万6000円程。一方、65歳からもらう公的年金は、定年までの平均年収が約400万円の会社員なら月13万円くらいが目安で、この場合、生活費は毎月2万4000円(年間約31万円)足りないことになります。

そこで、不足分を終身で受け取れる個人年金保険で補てんすれば、とりあえず生活は成り立ち、現役時代に築いた貯蓄は、元気なうちは趣味やレジャーに、その後は病院代や介護費用に充てることもできます。

■毎月保険料をいくら払うべき?

保険料は、たとえば65才以降に年間30万円をもらいたいとき、35歳男性なら月16,734円、女性は20,562円程(A社の例)。

ただ、終身年金の場合、一定年齢まで受け取らないと元が取れず損をします。下表によると、男女とも65才時の平均余命くらいまで生きればトントンということです。

A社の10年保障期間付終身年金※
年金額30万円、払込期間65才、受取開始65才の場合
A社の10年保障期間付終身年金
※途中で死亡しても10年分は必ず給付されるタイプの終身年金のこと

できれば払った以上の年金を受け取りたいところですが、”資産を残さなくていい人が、長生きをしてもお金の心配をせずに暮らすため”という観点からは、損得はあまり気にしなくていいでしょう。

今は、予定利率が低いので長期で契約するのは悩ましいですが、何も準備をしないこともまたリスク。色んな考え方を取り入れながら、自分にあった老後対策をしましょう。

納得できない保険・投資選びは危険!「性格別お金の貯め方」診断

巷にはたくさんの金融商品があふれていますが、どの商品がいいのか、自分にはどれが向いているのか、判断に迷います。

そんな時は、自分の隠された考え方タイプに従って方法を選んでみましょう。では2つの診断(その1、その2)に沿って、自分のタイプをチェックしてみましょう。

■タイプ診断(その1)

金融商品を選ぶとき、あなたは次の(A)〜(C)のどの商品を選びますか?

(A)○○大学教授が理論を駆使した結果、最優秀と認められた金融商品
(B)仲のいい友達が「これいいよ」と勧めてくれた金融商品
(C)自分でいろいろ調べたり、経験に基づいて、一番取り組みやすいと思った金融商品

■タイプ診断(その1)結果

(A)(B)を選んだ方
権威的なものや人の意見を重視するタイプです。ですから、自分の信頼のおける人、専門家の意見をどんどん聞きましょう。どの商品を選んでいいのかわからない場合も、判断基準を彼らに教えてもらうのがいいでしょう。商品や選択基準を彼らに出してもらって、ある程度範囲が狭まったら、あとはその中から自分で選ぶようにすると安心できると思います。

(C)を選んだ方
自分で判断基準をしっかり持っているタイプです。ですから、自分でできるだけいろいろとリサーチしましょう。最初は基準がわからないと思いますので、専門家や周りの人の意見を聞いた方がいいと思いますが、あくまで参考程度です。最後は、自分で決めた判断基準に従って選ぶと後悔しません。

■タイプ診断(その2)

では金融商品について詳しく調べるとき、次の方法のうちどれが一番商品がよくわかると思いますか?
(1)パンフレットに書かれていることをよく読む
(2)知っている人の話をよく聞く
(3)とりあえず、自分で試してみる

■タイプ診断(その2)結果

(1)を選んだ方
文章を読むことで確信を得ていく「読解力タイプ」です。パンフレット、ネット、本など商品知識は資料を読むことで情報を得てください。

(2)を選んだ方
耳から入ってくる情報で確信を得ていく「聴覚タイプ」です。人から直接聞いたり、テレビの話を聞いたりすることで情報を得てください。

(3)を選んだ方
自分の肌感覚で確信を得ていく「体感覚タイプ」です。まずは痛くない少額からトライアルしてみましょう。

自分のタイプがわかったら、資産運用に向けて一歩踏み出してみましょう。
実際に金融商品を購入する場合には、少額から・分散投資を心がけてください。

【血液型別お金の貯め方シリーズ】
A型は計画性が高いが株に不向き?
飽きっぽいB型に最適な資産運用法は?
O型は大雑把で節約が苦手⁉︎
AB型なら光るセンスで短期決戦を

ランキング