山に登ると年収が上がる⁉︎「登山が新人研修に最適なワケ」と注意点

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先日、紅葉に燃える群馬県の赤城山へ行ってきました。赤城は登山をするにはちょっと物足りない場所ですが、家族連れなどのハイキングにはピッタリなので、小さいお子さんがいるご家族のお出かけにぜひおすすめいたします。

さて、登山研修を採用する企業が増加!山に登ってキャリアアップできる理由 でも紹介しましたが、昨今は新人研修で登山を取り入れる企業も増えつつあるとか。

とあるところでは「富士登山」を実施していたこともあるとの話を耳にしましたが、個人的には「富士登山だけはやめた方がいいのでは」と思います。なぜ富士登山が新人研修に向いていないのかといいますと、以下の理由があるからです。

・登山道が単純でつまらないので会話がはずみにくい
・高山病になりやすいので目標達成度が低い
・混雑しているので達成感より徒労感の方が大きくなりやすい

登山による新人研修をするなら「根性論的」な無茶を要求されやすい富士登山ではなく、ライトにキャンプ登山ができる雲取山や尾瀬登山、八ヶ岳登山あたりをおすすめします。

それではまず、ライトな登山研修によってどのような成果物が得られるのか、登山好きの筆者なりに考えたポイントをざっとご説明したいと思います。

■忍耐力がつく

ライトといえども、登山は「忍耐」の連続です。暑い。汗かいた。風冷たい。寒い。足痛い。疲れた。眠い。腹減った。喉渇いた。トイレ行きたい。風呂入りたい。

地上にいるときなら、これらの欲求はすぐに満たせますが、登山中は一定時間の我慢が必要となります。我慢しすぎると体に触りますが、ある一定時間の我慢の果てには、以前はなかった耐性というものがついてきます。

■協調性が育まれる

普段は空気が読めない、場を乱す傾向がある、そんな不思議くんも不思議ちゃんも、登山の場ではその「空気の読めなさ」が命取りになることを悟るはずです。
「わーい♪ ちょうちょうがキレ〜!」と言って崖の下に落っこちても自業自得。いくら蝶がキレイでも、はしゃぎすぎは禁物です。

■コミュニケーション能力が高まる

グループ登山の場合もビジネスの場面でも「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」は重要です。道中はメンバーの体調を確認しあい、疲れてきたら声かけをして休む、休みすぎて目的地に日暮れ後到着などとならないよう叱咤激励しあう、危険箇所が出てきたら報連相、と常に全体でコミュニケーションをとる必要があります。

■計画性が育まれる

目的地には何時ごろに着けばよいか、着けなかった場合はどこで何をするべきか、あらゆる場面を想定して荷物は何を持つべきか、この季節の適切な服装はどんなものか、天気はどんなふうか、何時に寝て何時に起きるのか…などなど、事前の計画は多岐に渡ります。

■連帯感が生まれる

見事登頂成功!となれば全員が達成感を得て、チームとしての連帯感も生まれます。

以上のように、登山を経ることでさまざまな効果を期待できます。

■無理は禁物!やってはいけない登山研修

さて、楽しい登山研修もやり方が間違っていると逆相乗効果で最悪の事態を招く可能性があります。

・関係がこじれた者同士を無理やり同グループにしない

うまくいって仲直りする場合もあるとは思いますが、余計にこじれたあげく、チームメンバー全員のトラウマとなる可能性も大なので避けましょう。

・無茶な目標設定をしない

目標達成のための体力づくりは有効ですが、明らかにメンバーの体力に見合わない無茶な計画や、悪天候時の決行などは大変危険です。

・「目標達成」ではなく、もっとも重要なのは「全員の安全」

登山はいつでも危険と隣合わせです。気軽な低山登山でも、油断をすれば命を落とすことにもなりかねません。研修では「目標の達成」が重要視されがちですが、登山でもっとも重要なのは「全員の安全確保」。登頂が成功しても、命を危険に晒したり、怪我をしてしまっては元も子もありません。必ず安全登山を心がけてください。

以上、元インドア派ライター、現好山病ライターからのお願いです。
さあ、デスクワークは適当に切り上げて、いざ山へ行かん!

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  • 谷川岳でカップラーメン

執筆者

立見 香

出身地・群馬と居住地・埼玉の粉食文化をこよなく愛するライター。 水沢うどんと舞茸天ぷらの組み合わせを最強と信じて疑わないが、最近は武蔵野名物の肉汁うどんにハマり中。 休日は上信越の山域にいることが多い登山・温泉愛好家ゆえ、少々電波が届きにくくなっております。最近「温泉ソムリエ」になりました。

立見 香

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登山研修を採用する企業が増加!山に登ってキャリアアップできる理由

登山歴5年目を迎えた筆者です。

昨日、登山人生で一番最初に登った谷川岳に行ってきたのですが、筋肉が育ってきているのか相当楽に登れるようになりました。下山後に「一ノ倉出合」(谷川岳一の絶景スポット)まで散策し、ついでに土合駅という地底70mの観光名所へ行く余力もあり「私まだまだ伸び代あるじゃん」と思った次第です。

■登山におけるリーダーの役割

さて、登山歴5年にもなると最初はパーティー(グループ)の一員だったのが、段々と序列が上がり、ついにはリーダーとなる日もやってきたりします。

登山でいうリーダーの役目には諸説あると思うのですが、

・目的の山を決定し、交通経路等を事前に調べておく
・登山に必要な体力・道具等を推定し、メンバーにそれとなく指示出ししておく
・必要なら宿や駐車場を予約しておく
・山行中は先頭もしくは最後尾につき、メンバーの様子を随時チェックする
・経験の浅い者にはなんやかんや言う(浮石あるよ、落石注意ね、木の根が尖ってるよ、蜂いるよ等々)
・目標達成に難が生じたら撤退等の判断を下す

このようなプロジェクト遂行のための目標設定や準備、そしてメンバーのマネジメント的な役割が要求されます。

筆者の場合はリーダーよりもメンバーとしての参加や、ソロ(一人)登山の割合が多いので、やはりフリーランス稼業向きの性格なのだなという実感があります。

パーティ登山の場合は交通系の下調べが少し雑だったり、おやつや着替えなどの忘れ物が非常に多かったりするのですが、ソロ登山の場合は他に頼れる人がいないのでかなり綿密に準備し、忘れ物も少なくなります(無いわけではない)。

■リーダーを務めるとマネジメント職への理解が深まる?

半年ほど前になるでしょうか。いつも山行をともにするメンバーの一人がこんな相談をしてきました。

「登山という趣味を通して学んだことをビジネスに生かすには、みたいな文章を会社のブログで書くことになってしまったんですが、何を書けばいいのかわからないんです」

ということで筆者は、

「趣味は登山です。今までこんな山やあんな山に行きました。あるときは雨の中、避難小屋でラーメンを食べて暖をとり、またあるときは雪山で遭難しかかり、無謀登山の危険性と命の大切さを身にしみて知りました。

ふと、メンバーとして山行について行くだけでなく、自分自身がリーダーとなって計画を立て、皆を引率してみたらどうだろうか。そう思いつき、実行してみることにしました。

目的の山へ行くのにどんな交通手段をとり、何時に東京を出発すればいいのか、山頂には何時に着き、山小屋には何時に着けばいいか。それらを全て自分で調べて実行し、山行中はメンバーの観察を初めてしました。結果、今までにない達成感と高揚感を得ることができました。このような経験をしたことで、会社組織のマネジメント職への理解と興味を深めるに至りました」

ブログの記事を上記のような流れとオチにするために、一回登山でリーダーをやってみなよ!と焚き付けたのですが、あれから半年。彼女がリーダーになった山行はいまだにおこなわれずじまいです。

リーダーには向き不向きがあるのでしょう。筆者自身がリーダーよりも確実にソロ向きのフリーランスなので、彼女の気持ちが痛いほどわかります。

将来は組織をひっぱる長になりたい。そういった上昇志向がある方は、一度登山のリーダーを務めておくと何かの役に立つかもしれません。新入社員のコミュニケーション力やチーム力を培うため登山を研修の一環として取り入れている企業もあるとか。
そんなわけで今週末は友だちを連れて山へ行こう!

ヘリ救出で100万円…!登山前に知っておきたい「山岳保険の基礎知識」

今年から、ついに「山の日」という祝日が制定されることになりました。登山に縁がない人にとっても、8月に祝日ができることは大変喜ばしい出来事といえるでしょう。また、この日をきっかけに「登山を始めてみようかな?」と考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし初心者の登山者が増えることで心配になってくるのが、山岳事故の増加です。

■遭難の捜索・救助費は1日100万!

登山愛好家ならば、今年のゴールデンウィークに雪山遭難が多発したことを記憶されている方も多いかと思います。

「ゴールデンウィークになぜ多発?“雪山遭難事故”は未然に防げる!」の記事でも触れているように、遭難にかかる捜索・救助費用は、公共機関だけで行なわれた場合は税金から賄われます。

しかし、山岳事故が集中する登山シーズンの最盛期には、公共機関だけでは間に合わないこともあり、民間機関に依頼する可能性も。出動した人数分の日当や、民間ヘリのチャーター代、その他諸々で1日およそ100万円ほど、捜索が長引けば数千万円という莫大な金額がかかることもあります。

以前の記事では「春山をなめてはいけない」「自分の力量を過信しない」「事前調査は念入りにする」等で事故を未然に防ぎましょう、という結論になりましたが、もちろんそれはそれとして、もう一つ提案したいことがあります。

転ばぬ先の杖として「山岳保険に加入しておく」ということです。

■山岳保険は2種類

山岳保険はざっと大きく分けると2種類あります。一つはハイキングや登山用の一般的な保険。もう一つは山岳登攀(とうはん)用の保険です。

ハイキングや軽登山者向けの保険には、東京海上日動火災保険が提供する『国内旅行傷害保険』やモンベルの『野外活動保険』、木村総合保険事務所の『救援者費用等補償特約付傷害総合保険』等があります。

山岳登攀者向けの保険は、モンベルの『山岳保険』、木村総合保険事務所の『山岳登はん補償:運動危険補償特約付傷害総合保険』、jRO 日本山岳救助機構合同会社の『日本山岳救助機構』への入会、等が該当します。

山岳登攀の中には、ザイルやハンマー等の登山用品を使用するロッククライミングやフリークライミング、アイスアックス、ピッケル、アイゼン等を使用するアイスクライミング等が含まれます。

■一般的な山岳保険 or 山岳登攀保険、どっちを選ぶべき?

ロッククライミングや冬山登山、バックカントリースキー等をする場合は、山岳登攀に対応した保険に入る必要がありますが、一般的な夏山登山しかやらないといった場合は、ハイカー向けの登山保険で十分といえるでしょう。

掛け金は、軽登山なら一回掛け捨てで500円、山岳登攀なら2,000円前後が相場です。年会費にすると、軽登山なら数千円ほど、山岳登攀の場合は万単位の費用がかかることも。

また山岳登攀に対応した保険でも、国内のみの活動に限り、海外登山には適用しない場合がほとんどです。海外でも登山をしたい人は、木村総合保険事務所の『山岳登はん補償:運動危険割増付海外旅行保険』やJMA山岳保険の別途オプション等が対応しているので、そちらに相談しましょう。

初めてむかえる「山の日」が、みなさんにとって素晴らしいものになりますように。
山へ登る前に、まずは保険のお見積りを!(某保険会社CM風)

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Googleストリートビューの登山道がすごい!0円から始める「妄想登山」のススメ

今年は雪解けが例年以上にすすみ、すでに山岳地帯は夏山の様相を呈してきました。登山好きとしては気持ちがはやって仕方がない、今日このごろ野口五郎岳(北アルプス・標高2,924m)です。

●登山前にGoogleストリートビューでシミュレーション!

本格的な夏登山シーズン到来を前にして、はやる気持ちをおさえきれない方にオススメしたいのは「妄想登山」。一円もお金もかからない上に、事前調査にも最適です。

登山地図を広げてタイムテーブルを計算したり、今シーズンいち早く登山をしてきた人のヤマレコを読んだり、登山雑誌で山の記事を読み漁ったりするのもいいのですが、もっとも優れたシミュレーションツールは、Googleストリートビューの登山道ビューでしょう。

●南八ヶ岳の最高峰・赤岳を妄想登山してみた

来月中旬に南八ヶ岳の赤岳(標高2,899m)登山を控えているので、「地蔵尾根」経由がいいか、それとも「文三郎尾根」がいいか、山と高原地図とにらめっこしながら、ヤフー知恵袋や、人が書いたブログ記事等で検討を重ねていた時のこと。

ふと思い立ってGoogleマップやGoogleアースを覗いてみたところ、なんと赤岳山頂までの詳細なストリートビューが公開されているではありませんか!どれだけハシゴが急か、どの程度くさり場が連続するか、どちらの尾根が痩せて切れ落ちているか、見晴らしが優れた道はどちらか、360°見渡せるストリートビューで検討することが可能なのです。

検討した結果、山頂直下はどちらも痩せていて高度感にはビビるものの、赤岳や阿弥陀岳の眺望が良い「地蔵尾根」で登ってみようと思いました。

●「あ!ここGoogleストリートビューで見たところだ!」

Googleストリートビューの登山道を見る限り、分岐となる道標もはっきりと写っていますし、登山道がどれだけ整備されているのか、またどれほどの急登なのか、おおよその見当がつきました。

「雨の日はこの辺りぬかるんでそうだなー」
「このへんはガレてて滑りやすそうだから気をつけないと」
「この急登はしんどいぞ……」
「稜線に出たら高度感がすごいからあまり振り返らないでおこう」

などなど、かなり詳細な部分まで明確にわかるので、危険予測もある程度可能です。きっと登山中は「あ!ここGoogleストリートビューで見たところだ!」と某学習教材マンガのような「できる山男or山ガール」のような気分になれることでしょう。

●感動は実物には敵わない?

登山をしない人にとってもGoogleストリートビューは山へ行った気になれる素晴らしいツールです。しかし実物の景色を見る前にストリートビューで見てしまうと、実際に行った時の感動が台無しになるのでは?

とお思いの方もいるかもしれませんが、心配ご無用。先日ハイキングした尾瀬ヶ原のストリートビューを見ましたが、360°を見渡せる感動はありますが、実物の尾瀬ヶ原を歩いたときに感じた「澄んだ空気」「解放感」「木や花が放つ匂いとオーラ」「川のせせらぎ」「野鳥のさえずり」「至仏・燧など山々の迫力」等々、ストリートビューと実際の風景とは比べ物になりませんでした。

書いてきた内容と若干矛盾しますが、やっぱり登山は現場に行ってこそ。妄想で登ったつもりにはなれますが、経験値は上がりませんし、筋肉痛にもなりません。

結論!

「Googleストリートビューを捨てよ、山へ出よう」(寺山修司風)

佐藤健も菅田将暉も!「仮面ライダー俳優に学ぶ」現代キャリアアップ術

芸能界では、仮面ライダー出身の俳優は売れっ子になる人が非常に多いことがよく知られています。なぜなのでしょうか。

そこにこの現代社会を生き抜くヒントが隠されているかもしれません。

■仮面ライダー出身の人気俳優

仮面ライダー出身の人気俳優はたくさんいるので皆さんご存知の方も多いでしょう。有名なところをピックアップしてみると、

・オダギリジョー(仮面ライダークウガ)
・水嶋ヒロ(仮面ライダーカブト)
・佐藤健(仮面ライダー電王)
・菅田将暉(仮面ライダーW)
・福士蒼汰(仮面ライダーフォーゼ)

など、今ではテレビや映画で存在感を放っている俳優ばかりです。仮面ライダー以外にも特撮は存在します。とくに有名なのはいわゆる戦隊モノとして知られるスーパー戦隊シリーズです。ただし、こちらは目立ってブレイクしている俳優が少なく、有名どころでは松坂桃季くらいのものでしょう。なぜこんなにも仮面ライダー出身の俳優ばかりが出世するのでしょうか。

■仮面ライダー俳優がなぜ出世するのか

仮面ライダー出身俳優がなぜ出世するのでしょうか。理由の一つに、俳優を成長させることにつながる、ということがあるでしょう。

オーディションで選ばれたとはいえ新人を主役に起用。長期にわたる撮影とメディア対応は新人にとって非常に貴重な経験です。さらに、仮面ライダーは戦隊ものよりも複雑なストーリーであることが多いのです。勧善懲悪とは限りませんし、恋愛、お笑い、友情、嫉妬など様々な要素が絡まりあった人間ドラマで、大人が見ても違和感のないストーリーは役者としてのレベルをぐんと引き上げることに貢献しているようです。

■ママ世代の支持がキャリアアップを後押し

仮面ライダーを見るのは当然子供ですが、同時に小さい子供をもつ若い女性が見るので、イケメンであれば応援したくなってしまうのも当然。生まれ持った才能である、ルックスの良さは当然のことながら、最良の環境が与えられる。もちろん与えられるプレッシャーは相当なものですが、そこで大いなる成長を遂げてブレイクしていくのですね。

今回仮面ライダー俳優について考えてみたことで、仮面ライダーからキャリアアップした俳優たちがただのイケメンではなく、それぞれの個性を持った役者であるということを改めて理解できました。仮面ライダー、改めて観てみてはいかがでしょうか。

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