ギョッ世界のお金は増え続ける⁉︎ もう一度学ぼう「通貨とモノの値段」

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お金持ちになるためには、お金のことを知ることからスタート。通貨=お金ってそもそも何でしょうか。その本質を知ることから、通貨の物語をご紹介しましょう。

■通貨の本質は、物の価値を測るモノサシ!

あなた一人しかいない世界では何億円あろうとお金は価値がありません。煮ても焼いてもお金や財宝は食べられません。お金はモノやサービスと交換できるから価値があるというのがその本質。

緩やかなインフレが望まれる理由もお金の本質に関係があります。

■物々交換からお金の誕生

大昔、山の人は、獣を狩り、木の実を取って生活していました。そして、海の近くでは魚や貝を採って暮らしていました。その中で、人々は、自分のモノと人が持っているモノを交換することを始めました。いわゆる「物々交換」です。さらに時代が下るとモノ同士を交換するよりも、何かで代替する方が便利だと気付き始めます。

そう、通貨=お金の誕生です。物々交換は腐る・重い・交換相手が見つかり難いという欠点を持ちます。その点、貝や石などのお金は、腐らない・持ち運びしやすいというメリットがありますから、当時の人々にとって、とても便利な発明でした。

通貨って何?ものの値段は?マネーゴーランド

■通貨の条件

さて、人類史上の中でも有数の発明だった通貨。これを流通させるには、いくつかの条件があります。

1、信用=通貨が効果を発揮するには、何かと交換できるという信用が必要!
2、通貨の発行量=多すぎるとインフレに、少なすぎるとデフレに。これは、古代も現代も同じ!
3、お金の権威とニセモノ対策=ニセ金作りをモラル・罰則、双方から制限しないとダメ。信用・通貨の発行量という前提が崩れます!

■現代のお金はバーチャル

現代社会のお金は、数百円~数万円程度のお金を紙幣で支払うことはあっても金額が大きくなると、銀行口座やクレジットカード・電子マネーというバーチャルな世界でやり取りすることがほとんどですよね。そして、お金の量は人口及び経済の伸びと関連しています。

世界人口は、すでに73億人を超えました。国連の調査によると1802年に10億人だった人口は、1987年に50億人を突破。以降も着々と増え続けています。日本の人口は減っても世界的には増えているのです。

■お金の本質と人口の増加

さあ、ここが、お金の本質についての考えどころです。これだけ、人口が増えているのに、お金の量が変わらなければどうなるか考えてみましょう。

答えはカンタンですね。一人当たりに行き渡るお金が減ってしまいます。

例えば、10億人に100億円のお金がある世界だと、一人10円を持つことができます。ところが100億人に人口が増えても10億円というお金の量が変わらなければ、一人あたり1/10の1円しか持てなくなります。これは、お金の価値がどんどん上がっていくハイパーデフレの世界。

金銀などのモノをお金にしていると、経済成長すればするだけ、お金を作ることが大変になります。金や銀などのモノを通貨として使う時代が終わったのは、「人口の爆発と経済成長」のせいだったのです。人口・経済成長の増加に合わせて、通貨の発行量をコントロールしないと、インフレ・デフレが生じてしまいます。

通貨って何?ものの値段は?マネーゴーランド

■緩やかなインフレはお金とモノのバランスを取りやすい

人口が増えて経済成長が続く限り、お金の発行量は増えるということですね。そして、モノの量や価値もお金とバランスを取って増えていく形が最も自然な形。

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お金はあらゆるモノと交換でき、ほぼ全てのモノに値段がついているってスゴイことです。お金が溢れても足りなくても経済はダメなわけですから、とても精巧なメカニズムの元に成り立っていると思いませんか?

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執筆者

上村 和弘 (かみむらかずひろ)

アセットクラス&WEBコンサルティングLLC 代表CEO・ファウンダー 日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP会員、1級FP技能士 1990年 現三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社を皮切りに、証券リテール業務や企画調査、ファンド事業等に従事。1999年より、FX事業の新規立ち上げ後、複数社での金融ネット事業の立ち上げ、事業再構築・運営等の統括マネージメントを経て2011年独立。現在、金融情報サービス事業をコアに、投資教育系、システムツールのサポート業務を行う他、シンクタンク系企業、金融システムベンダー等の顧問等を兼務する。1968年生、宮崎県出身。

上村 和弘

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ゴールド(金)は、世界の金融市場の動きが大きく変化する時に、株式や為替といった他の市場に先駆けて動きやすい特徴を持ちます。ゴールドの値動きを見ることで、金融市場の暴落や暴騰に対して、事前準備をすることができます。

ゴールドは、黄色に光輝く金属。すなわち、市場へのイエローカードの役割を果たします。ゴールドの値動きが大きく下げたり上げたりしたときは、その後に、政治・経済的に大きな動きが起きたり、他の市場が大きく動く可能性があるため要注意です。

■ゴールドがイエローカードになる理由

なぜ、ゴールドが他の金融市場のイエローカードになりえるのか。その理由を解説してみます。

・市場規模が小さく、市場の動きに敏感!
・ゴールドの先物市場は、プロの参加者がほとんどで、市場の動きに敏感!
・株式・為替・他の商品に比べて、資産としての用途が大きく、市場の動きに敏感!

ちなみに、金の在庫=(これまでに掘り出されて金として加工された量)は、約18万トン。そして、年間に掘り出される量は年に約3千トン。1g4,500円で計算しても年間に増える金額は約13億5千万円。それに対して、日本の中央銀行が年間に増やすお金の額は、約80兆円。日本円だけでこれですから、桁が違うことをお分かり頂けると思います。

毎年、続々と発行される株式や通貨の量に比べれば、ゴールドの市場は小さいのです。そのため、クジラの鼻先で、餌や危険を探知するパイロットフィッシュの役目をゴールドは果たすことができます。

■イエローカードの具体例

例えば、冷戦が終了し、世界が経済発展と平和に酔う中で、起きた9.11テロ。さらに、中国の急激な経済成長。21世紀の大きなターニングポイントを迎えて、急激な上昇を見せたのはゴールド。

さらに、最近の話では、米国の量的緩和終了時の下落局面。米国は、量的緩和という金融政策によって、米ドルを大量に市場へと供給していました。ところが、当時のバーナンキFRB議長は、2013年6月の記者会見で2013年後半から徐々に量的緩和の縮小を始めると宣言。この会見の後に金をはじめ世界の金融市場は大きく下落。

「ゴールドと米2年債の動き」月足チャート:2016年10月14日
ゴールドと米2年債の動き」月足チャート、マネーゴーランド

※引用:GMOクリック証券

2012年の末から金の値下がりは始まっていました。

■2016年10月の下落理由

そして、今、ゴールドが短期的な下落局面を迎えています。その理由は、米国の利上げ問題。2015年12月に金利を上げる利上げを行って以来、2016年の現在に至るまで、米国は利上げを行っていません。そのため、金利を生まない金は値下がりすることなく、高値圏を維持していました。

米国利上げの詳細はこちら
「米国の利上げ」って何?なぜ重要なの?

ところが、10月4日から下落しはじめました。いよいよ12月のFOMC(米国の金利を決める中央銀行の会議)で利上げが決められる可能性は大きく高まっています。米国の金利が上がると、米国の国債や社債などの債券を保有していれば、一定の金利を得られるようになります。そのため、持っているだけでは金利を生まない金の値段は下がります。

「ゴールドとNYダウの日足チャート」:2016年10月14日
ゴールドとNYダウの日足チャート、マネーゴーランド
※引用:GMOクリック証券

NYダウは高値を維持していますが、ゴールドはすでに下がっています。

このように、ゴールドが大きく値下がり・値上りする時は、世界経済が大きく変化するポイントの可能性が高いという事が言えます。そのために、世界の投資家やお金持ちは、例え、売買していなくても、ゴールドの存在感と価格に注目をしているのです。

成功者の法則「コツコツ負ける作戦」とは【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる! 知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

毎月数千円から数万円のお小遣いが欲しい…FXを一生の仕事にしたい…日本円だけでは不安だから外貨が欲しい…とFXに対するニーズは様々。共通しているのは儲けたい、勝ちたいという情熱。

これまでも大事だと紹介してきた損切りですが、今回は、少し踏み込んでお話します。

成功の秘訣は損切り! コツコツ負けることが大事! 【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド

■何よりも損切りが大事!

投資家の中には、「損切りしない」という信念を持っている人がいます。損切りせずに、いつか価格が戻れば、結果オーライですよね。実際、損切りをしないことで、成功した投資家がいることも事実。ところが、その反対に損切りをしなかった為に、含み損が大きくなりすぎて、我慢しきれずに退場していく投資家が多数います。

まず、「損切りしない信念」を貫き通す場合は、以下を守った投資をすること。

・レバレッジをできるだけ低くする!
・限りなく持ち続けられるだけの余裕を持つこと!

大幅な損失が出ても問題ない取引を守れる方は、損切りをしなくても概ね大丈夫。例えば、1ドル(約100円)や10ドルをFXで取引するだけなら、簡単に上の条件を満たせると思います。

もし、これを守れずに、いつか損切りを行うならば、最初からそのことを踏まえて売買を行うべきです。何回・何十回と勝ちトレードが続いても、たった一回の損失で全てを失うこともあるのがFXを含めた投資の掟。特にレバレッジを掛けて運用する金融商品は、想定以上に損益が膨らむ場合が有ることを考慮しておきましょう。

相場予測ばかりに頼るのではなく、損切りを上手に出来る方が勝てるようになる、ということを念頭においてトレードしていく事を推奨します。

成功の秘訣は損切り! コツコツ負けることが大事! 【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド

■具体的な損切り方法目安

1、直近の高値や安値をポイントとする!
チャートを見て、直近の高値や安値(*)を確認。そこを超えると、トレンドが続くと考えられるため、直近の高値・安値を超えたところで損切りをする方法。

2、利益と損失の割合を決めておく!
以前に勝率:利益と損失の関係で、利益2:損失1の割合をお勧めしました。
そのように、利益や損失の割合を常に一定にしておく方法です。
(関連記事:第52回「1勝9敗でも勝てるのがFX!」

3、投資額の1%~5%の損が出たら損切りする!
毎回計算をすると大変なので、ある程度の目安を事前に計算しておきます。20万円の投資金があれば、一回のトレードで許容できる損失は2,000円~1万円程度。そんなに少ないのと思われるかもしれませんね。生き残ったトレーダーが実践している、それは、とにかく損切りが重要だという事を理解されているからです。コツコツ負けて、大きく儲けるのがポイントです。

4、テクニカル上の節目サインを活用!
慣れてきたら、テクニカル分析上の節目サインで対応、移動平均線などの相場分析は、
損切りや利食い(利益確定)のポイントを決める役目を持っています。

FXで損切りを試してみれば、損切りがどんなに嫌か分かります。含み損が現実になるよりも、もう少し様子を見たいという心理的な抵抗感は強いですね。でも、損切りしない事で大きな損失、コツコツと貯めた利益をドカンと失うことになってしまいます。上手に負けることが、実は本当に大事なのです。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:高値・安値
一定期間の高い位置、安い位置を総称して高値・安値と呼びます。相場の重要なポイントとなるために大事。その年の高値や安値は「年初来高値」と呼ぶ他、過去における最高値や最安値は、市場の注目を集めます。価格が上昇して、過去の高値を抜いた時は「新高値」、安値を抜いた時を「新安値」といいます。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから
●第5回 FXはぶっつけ本番で始めると損しやすい
●第20回 初心者に向いている分析方法は?
●第44回 儲けたいならトレンドを味方につけよう!
●第50回 意外に当たる⁉︎ 星占術で為替相場を予想するテク
●第53回 FX勝利に必須!移動平均線をマスターしよう

金脈を探し当てろ!今世界でダントツに「金が採れる国」は意外な…

自分の家や田舎の裏山から金がザクザク取れれば、こんなに嬉しいことはありません。米国・南アフリカ・オーストラリアと、「ゴールドラッシュ」が起きるとそこに街が出来た程。それでは、今、金が一番取れる国はどこでしょうか?

この質問は、10年前と今で答えが違います。10年前に最も金を生産(採掘)していた国は、南アフリカでした。ところが、その座は、とある国に奪われてしまいました。

■ゴールドラッシュの国はどこ?

ジーンズで有名な『リーバイス』も、元々は、カリフォルニアのゴールドラッシュがきっかけ。サンフランシスコ周辺での作業用ズボンが発祥です。丈夫で安く、少々の汚れも気にならないために港や鉱山での作業用に最適だったのです。

さて、本題に戻って、今、最も金を掘り出している国は・・・「中国」

2015年に中国は、金を490トン生産、2位のオーストラリアにぶっちぎりの大差をつけて首位の座を守りました。ちなみに、かつての王者「南アフリカ」は、140トンと中国の半分以下の生産量で7位の座をゲットするのがやっと。

⚫️金の生産量トップ10 (2015年、単位はトン)
金の生産量トップ10、マネーゴーランド
出典:U.S.Geological Survey – Mineral Commodity Summaries

■厳しい環境の金鉱山

以前に金の生産高世界一を誇っていた南アフリカは、長年の採掘の結果、地上近くの掘りやすい場所にある金鉱床=(金を含んだ鉱石が取れる場所)を掘り尽くしてしまいました。

そのため、どんどん、地下深く掘り進んでいくうちに、掘りも掘ったり・・・今では、何千メートルもの地下まで金鉱石を掘ってしまい、もっとも深いタウトナ鉱山では、四千メートルもの地下から金を掘り出しています。その姿は隕石が落ちたクレーターそのもの

地下数千メートルを想像してみてください。古くはジュール・ヴェルヌの地底旅行などで有名な「地底にもう一つの国があったレベル」です。そこは、地熱の熱さで最悪の環境。

地底で何時間も過ごすための設備(エレベーター・冷房・換気・水・食料)の供給と掘り出すためにかかる設備で、お金はどんどんかかります。もちろん地底に太陽の光なんて届くわけがありません。

金の生産量トップ10、マネーゴーランド

そんな状態で掘るわけですから、採掘に当たる人達も命がけ、ゆえにストライキが生じて労働コストも上がっていき、いくら高価な金といっても収支計算が合わなくなってきました。

地下深くに埋蔵されている金はまだ存在しているので、もし、金の値段が数倍に値上がりするようなことがあれば、設備投資しても儲かるとして、大量生産体制が出来上がるかもしれませんね。一応、地球の表面を覆う地殻の厚さは30~40kmあると言われているので、掘り抜かないことを希望します。

こうして、南アフリカの金生産量は減りつつある中、大きく生産量を伸ばしたのが中国。

黄金大好きな国、中国は近年、南アフリカからの採掘技術を取りいれて、生産量を増やしました。山東省、河南、広西そして、内モンゴル自治区や新疆ウイグル自治区などで、金の生産力を高めています。21世紀はじめは、まさに中国の躍進がキーワードでしたね。

2007年に南アフリカから首位の座を奪取して以降、その座を揺るがす気配は微塵もありません。

【金が山で採れる理由】地下のマグマの熱さは凄くて、摂氏5000~6000度。この熱は、様々な金属を溶かして、地上に噴出します。それが山脈や山となります。この中に、金や銀をはじめとした金属が含まれているというわけ。そのため、国土が広く、山の多い中国は、マグマが溶かし込んだ金鉱石を含んだ山脈が存在しているということです。金をはじめ有用な金属を含み・人の住んでいない地域の山は鉱山として有望。

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もしも宝くじが当たったら… 「高額賞金を受け取る」マル秘プロセス

ジャンボ宝くじを始め、あらゆる種類の宝くじが年間を通して販売されています。だから、それだけ高額当せんする確率だって私たちにはあるわけで、万が一高額の賞金を手にした場合のことについて、今から知っておいて損することなんてありません。

■1:銀行の「奥の間」へ案内される

宝くじファンの間で、「奥の間」なるものが存在すると噂を呼んでいます。これは、高額当せん者は手続きの際に、人目のつく場所ではなく奥の部屋に案内されるため、それがいつしか「奥の間」と呼ばれるようになったとか。

詳しくは当せん者が通される「億の間」は実在する?宝くじ都市伝説4つの真実 でご紹介しています。

■2:当せん金を受け取る

もしも高額当せんしたら、やっぱり現金をもらって幸運をかみしめたい!なんて妄想している方は、その夢も叶いますよ。宝くじ販売所で配布されているパンフレットにも記載されていますが、基本的に5万円以上の当せん金は全国のみずほ銀行で受け取りが可能。事前に連絡すれば、現金で受け取ることもOKとか。ただし防犯にはご注意ください。

■3:当せん金の税金の支払い

もしも宝くじに当せんした場合、その賞金は満額を受け取れるのでしょうか? これについては、宝くじには購入金にすでに税金が含まれており、当せん金は非課税です。

しかし注意したいのが、贈与の場合。家族などにあげると贈与税が発生してしまうため、当選金1億円でも手元に残るのは半分…⁉︎ 税理士が解説「宝くじと税金」 で詳しくチェックしておきましょう。

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