ペット事故の高額賠償金を救う!今すぐ調べるべきもの3つ【ペットのおかね】

このレシピを実行して

500万〜1000万貯まる!
<材料>

・ペット保険

・損害保険会社の保険

・共済

・クレジットカード

<Point>

1ペット保険の補償は500万円~1000万円

2共済や損害保険会社の補償は1億円のことも!

3クレジットカードも要チェック

※ペット保険に付けられる個人賠償責任保険の補償額

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飼い犬が知らない人に噛み付いてケガをさせたとか、お友達の家にペット連れでお邪魔したら高級品を壊したとか(・・;) 家族以外の人にペットが損害を与えてしまい、損害賠償請求をされた場合に使える“個人賠償責任保険”について、 賠償金200万円の事例も!ペットが他人をケガさせたら…【ペットのおかね】にて紹介しました。

ただこの保険は通常単品で契約するものではなく、別の保険のオプションになっていることがほとんどです。今回は個人賠償責任保険を契約する方法と、既に契約しているかもしれない補償を探すヒントを紹介します。

■ペット保険にも付けられるタイプがあります

ペット保険取扱会社の約半数は、ペット保険にオプションで個人賠償責任保険(特約、以下「特約」省略)を付けられます。

また、アクサダイレクトの『いぬのきもち保険』『ねこのきもち保険』のように、自動車保険での事故対応経験を活かして、ペット保険にも示談交渉サービスを付けるなど、特徴あるサービスを展開している会社もあります。

ペット保険に付けられるタイプの個人賠償責任保険は補償額が500万円や1000万円で、保険料は月100円前後、年間1000円程度のことが多いので保険料もそう高額ではありません。気になる場合は検討してみるとよいでしょう。

■火災保険(共済)や傷害保険にすでについているかも!

もしペット保険を契約していなくても、すでに契約している火災保険や傷害保険などの損害保険をチェックしてみてください。そのなかに、個人賠償責任保険が付いていれば、それでペットが起こした損害も補償される場合があります。このタイプは補償額が1億円などと高額なことが多く、より安心感が高いといえます。

ただ、自動車保険についているタイプで“搭乗中の事故”に限定されていると、ペットが車外で起こした損害を補償してもらえないため注意が必要です。

このような条件がなく日常生活上の損害賠償であれば補償されるタイプは、パンフレットの保険金支払い事例に「犬が他人に噛み付いた場合」などと紹介されています。まずは契約した商品のパンフレットを確認してみると良いでしょう。

■共済やクレジットカードにもついているかも!

手軽な掛け金なのでなにげなく契約していることも多い共済も要チェックです!
全労済の『こくみん共済』や、コープ共済の『たすけあい』にも最高1億円の個人賠償責任補償をセットできるプランもあるからです。

また、共済でも火災などを補償する大型の商品、例えば全労済なら『住まいる共済』などにも付加されている可能性があります。共済を契約されている方はぜひ確認してみましょう。

クレジットカードも念のためチェックしてみると良いかもしれません。補償限度額100万円程度と小ぶりの保険が自動で付いているかもしれませんし、有料であれば月額100円程度で1億円の補償が付けられるといったオプションを用意していることもあります。

なお、ペット保険と火災保険と共済と…と、個人賠償責任保険が複数あっても保険金はダブルではもらえません。保険料があまり高くないため複数契約していてもお財布はそんなに痛まないかもしれませんが、多めに契約しても、超・高額な賠償請求をされた場合以外は使いきれない枠となります。

安心のため2億円くらい契約しておきたいといった希望があるなら、複数契約しておかれるのももちろん構いませんが、まずはどれか一つでも高額な補償を確保するのが先決です。

<ペットのおかねに関するバックナンバーはこちら>
「契約可能年齢と保険金受取法を学ぶ − ペット保険の選び方1」
「保険開始時期&免責期間に注意 − ペット保険の選び方2」
「割引制度も!お得に契約する方法 − ペット保険の選び方3」
保険会社が破綻したらどうなる? − ペット保険の選び方4」

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執筆者

中村薫

なごみFP・社労士事務所  ファイナンシャル・プランナー/社労士/終活カウンセラー 動物との同居は猫、犬、ウサギ、オカメインコなど多数。FP&終活カウンセラーとして伴侶動物との幸せな過ごし方とともに、エンディングも含めたペットとお金について紹介したいと思います。著書には「お一人様かも? と思ったら始めるお金計画」があり、おひとりさま女性の相談を得意としています。

中村薫

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参考:「契約可能年齢と保険金受取法を学ぶ − ペット保険の選び方1」
参考:「保険開始時期&免責期間に注意 − ペット保険の選び方2」

■補償割合は多いほうが得?

できるだけ安い保険料で、高額の補償を得られたら最高にお得でしょうけれど、さすがにそれは難しいのでバランスを考えて保険を選ぶしかありません。保険料を決めるポイントになるのは補償割合です。同じ保険なら50%しか補償されない保険より、90%や100%補償される保険のほうが保険料は高額になります。

たとえばP社で治療費の70%が補償される保険は年間保険料が34,150円、50%の場合は28,590円で、年間の保険料差額は5,560円です(※1,4歳~7歳の小型犬の例)。仮に5万円の医療費がかかる治療を受けた場合、70%の補償なら保険金を35,000円受け取れますが、50%だと25,000円しか受け取れません。その差1万円…(-_-;)

年間保険料を5,560円節約したにもかかわらず、ありがちなちょっとした治療で節約した額の倍近くの負担増というのは、得とも損とも判断しがたい気がします。

「マメに病院へ連れて行きたい」という方は補償割合の高いプランのほうが総合的な自己負担を抑えられる可能性が高まります。一方「病院へ行く頻度はそんなに高くない」という方は、50%で契約し、差額を貯金してイザというときに備えるのも方法です。

※1…ペット&ファミリー少額短期保険株式会社『げんきナンバーわん』。補償割合70%の場合は年間限度額70万円、50%は年間限度額50万円の範囲で、入・通院、手術等の区別や個別の限度額なくかかった医療費に対する割合が補償される。

■年払いのほうが月払いより割り安

保険料の払い方には月払い、年払いがあります。月払いのほうが毎月の保険料は手軽に見えますが、実際は年払いより若干割高になります。たとえばN社の月額2,570円の保険(※2、猫、保険料は13歳まで同額)は12カ月累計すると30,840円になりますが、年1回払にすると28,240円と8%ほど安くなります。お財布に余力があれば年払いを選んだほうがお得ですね。

※2…日本アニマル倶楽部 株式会社『プリズムコール®』。補償割合100%、入院1万円/日(年30日まで)、通院5,000円/日(年60日まで)、手術6万円/回、がん手術9万円/回(年2回まで)、葬祭保険金3万円、高度後遺障害保険金5万円、診断書費用保険金1万円/年、年間87万円限度のプラン。

■割引制度もチェック

保険料割引制度を設けている保険会社もあります。

たとえば複数のペットがいる場合に2頭目以降の保険を2%や3%割り引くとか、マイクロチップを装着していると3%割り引く、WEB契約なら5%や10%、あるいは年払い保険料を初年度3,000円割り引く会社もあります。珍しいところではそのペットのいる家庭に障害者手帳を持った方がいると5%割り引く制度を作っている会社もあります。

それぞれの制度や割引内容は各社異なり、全く無い会社もあります。どれを契約しようか検討中に、似たような補償内容で悩んだときは割引制度を比較してみるのも方法です。

ただし、保険契約選びの基本は通院や入院、手術での補償内容です。枝葉の割引制度に注目するあまり、ニーズに合わない保険を選ばないように気をつけてください。まず検討すべきは補償割合、補償スタイル(健保型・請求型)、限度額などです。

ちなみに、留守中のペットを熱中症から守る方法については「夏、留守番ペットがひんやり過ごすためのコツ大紹介!」を参考にしてみてください。

<ペットのおかねに関するバックナンバーはこちら>
「契約可能年齢と保険金受取法を学ぶ − ペット保険の選び方1」
「保険開始時期&免責期間に注意 − ペット保険の選び方2」
次回は“ペット保険の選び方4-保険会社が破綻しちゃったら?!編-”をお伝えします。

【ペットのおかね】保険会社が破綻したらどうなる? − ペット保険の選び方4

ペット保険について商品の内容や契約する前の注意点などを3回に分けてお伝えしてきましたが、今回がラスト。契約したペット保険の会社が破綻してしまった場合にどうなるのかです。

<ペット保険の記事>
「契約可能年齢と保険金受取法を学ぶ − ペット保険の選び方1」
「保険開始時期&免責期間に注意 − ペット保険の選び方2」
「割引制度も!お得に契約する方法 − ペット保険の選び方3」

■取扱い会社の種類で違う

ペット保険を扱っている保険会社は以下の2タイプがあります。

(1)損害保険会社:
損害保険会社は自動車保険や火災保険でおなじみの、いわゆる普通の保険会社です。

(2)少額短期保険会社:
少額短期保険会社は、“少額”=保険金額が少なく、“短期”=期間1年以内の保険を扱う小ぶりな保険会社です。

契約している保険がどちらの保険会社かによって破綻時の扱いが違うため、まずは契約(しようと)している保険会社がどちらか確認してから“その時”の扱いをチェックしましょう。

■(1)損害保険会社が破綻した場合:最低でも80%補償

損害保険会社が破たんした場合、その会社の損害保険は“損害保険契約者保護機構”が補償してくれます。具体的には、破綻から3カ月以内なら100%補償され、それ以降は、もともとの契約で受け取れる予定だった額の80%などに下がる可能性がありますが、そこまでは最低でも補えます。

破たんした後はとりあえず損害保険契約者保護機構が補償してくれますが、その後の流れは2つに分かれます。

⚫️破たん会社の保険をどこかの保険会社が引き取ってくれれば、引き取ってくれた会社の保険として保険期間が終わるまで引き続き補償を受けられます(一部条件が変わる可能性はありますが)。

⚫️引き取り手が現れないときは損害保険契約者保護機構が保険会社の役割を果たしてくれるので、このときも補償を受けられます(同)。

ただ、ペット保険はもともと1年満期の保険ですから、破たん後、満期が来たら別の会社で新たに契約するとか、気持ちの問題ではありますが、心機一転と考える方もおられるかもしれませんね。

引き受けてくれた保険会社が、以前と同じ補償内容で補償を継続してくれるとも限らないため、もしもの時は引き受け会社の補償内容は要チェックです。

■(2)少額短期保険会社が破綻した場合:保護制度がない

少額短期保険会社が破綻した場合、保護制度がないため、損害保険契約者保護機構のような最低80%補償といった画一的な補償は期待できません。少額短期保険会社に残っている財産の状況などによって100%のこともあれば、80%を下回ることもあるのではないかと想像するしかありません。

ただ、少額短期保険会社も損害保険会社のように、保険金を払うために一定の計算で責任準備金(せきにんじゅんびきん)という資産をキープしています。

また、毎年の保険料収入に応じて、公的なオサイフに一定額を供託(わかりやすく言えば、会社員でいう給与天引きのような形で国にお金を毎年積み立てているようなものです)しています。

そういう制度や規制があるので、簡単には破たんしないと思われますし、破たん時の補償が全くないといったことも考えにくい状況です。

■破たんしても・しなくても、貯金は必要

破たんのことまで考えると頭が痛くなりますが、こういうときは基本に戻って、ペット保険の目的や機能から整理しなおすことが大切です。

ペット保険は医療費負担を軽くするのが目的です。基本機能は、かかった医療費の一部を保険会社が肩代わりしてくれるというものす。また、人間の健康保険のように窓口負担が抑えられるタイプのペット保険以外は、一度全額自己負担する必要があるため、まとまったお金の準備が必要です。つまり、どう転んでも一定のお金を自分たちで準備しておく必要があるということです。

これを破たんというキーワードで整理しなおすとどうなるか。破たんしたときも80%など、一定額はおそらく補償されます。逆に、補償が減った分、自己負担額がちょっと増えるということです。たとえば、本来20万円保険金を受け取れるケースで80%補償に下がると、4万円自己負担が増える計算になります。

結局、貯金もちょっと多めに準備しつつ保険と合わせて負担分散をするしかない、ということになります。

事務的にも、破たんした直後は混乱しているため保険金請求がしにくかったり、支払いが滞る可能性が心配です。
保険会社が破たんしたからといって病院へ行かず、大事なペットの痛々しい姿を放置するのは心理的に難しいと思います。いろいろなケースを踏まえ、ある程度は手元の預貯金で当面しのげるようにしておくことが大切です。

<ペットのおかねに関するバックナンバーはこちら>
「契約可能年齢と保険金受取法を学ぶ − ペット保険の選び方1」
「保険開始時期&免責期間に注意 − ペット保険の選び方2」
「割引制度も!お得に契約する方法 − ペット保険の選び方3」

【少額からでも!】もしもの時のために入って安心のペット保険

可愛くて、疲れた時にも癒してくれる家族同然のペット。

日本社団法人ペットフード協会の調査によると、昨年、犬猫の飼育数が犬1,035万匹、猫996万匹でほぼ同数となりました。過去5年間の推移を見ると、犬が12.8%減少しているのに対して、猫は3.6%増加傾向で、今年にも猫が犬の飼育数を逆転すると言われてます。独り暮らし世帯の増加や飼育のしやすさなどが理由に挙げられますが、最近の猫ブームに乗じて猫を飼い始めたという方も多いのではないでしょうか?今ではペットも家族。ただ可愛いというだけでなく家族の一員として、もしもの時のためのペット専用保険をご紹介します。

1.少ない掛け金で手厚い補償
ペットと毎日触れ合っていても怪我などは発見しやすいですが、言葉が話せない分病気となるとなかなか気づいてあげることはできません。発見が遅れて症状が悪化し、病気が進行してしまうこともあります。ペットは人間と違い公的な健康保険がありませんので医療費負担は100%となり、治療が長引いたり、手術などが必要になった場合に高額な治療費になってしまうことが少なくありません。最近ではそのような場合に備えてペット保険が一般的になってきました。毎月数百円~2,000円程度と少ない掛け金で入れて、治療費の50%~90%も補償してくれます。

2.獣医さんに無料電話相談で安心
よく起こりがちな実例を挙げてみましょう。飼っていた子猫が異物を誤飲してしまい動物病院へ連れていくと内視鏡手術で摘出を行い、二日間入院した例では78,900円の治療費が掛かってしまいましたが、ペット保険に加入していたおかげで90%の71010円が補償され、残りの7,890円の負担で済んでしまいます。しかもこの保険(アイペット損保)の例では0歳の子猫なら月々780円で加入できる保険を適用しました。これ以外にも骨折など大きな怪我の場合、数十万円といった治療費もざらです。また保険特典として獣医師へ24時間電話での無料相談がありますので、病院へ行った方が良いか迷った時に夜中でも旅先でも気軽に相談できます。これは病気の早期発見、早期治療に役立つとともに、心配ないと電話相談で分かれば、余計な診察料を払わずに済みますので大きな安心になりますね。

3.ネット契約で保険料節約
人間の保険の種類は沢山あって複雑ですが、ペット保険には2~4種類程度しかなく犬か猫か、品種、年齢くらいの情報で簡単に見積金額が出ます。また、ネットで契約すると10%割引や3,000円引きしてくれる会社もあり、さらに年払いで10%以上割引が受けられるものもあります。もし加入を決めたなら年払いネット契約が一番の保険料節約になるでしょう。もしもの時に保険に入っていれば、高額な高度医療も選択しやすく安心して愛するペットと過ごす事が出来ますね。
注意点は、ペット保険は犬猫専用ものが多く、他のペットには適用されない場合があります。加入前にはよく調べることをオススメします。

老後も寂しくない!中高年のペット購入で気を付けるべき点

少子高齢化社会が進むなかで、子どもたちが巣立ったあとの話し相手として、ペットをパートナーに選ぶ人も少なくありません。今回は、中高年のペット購入のすすめや注意点をお伝えします。

1.中高年主婦が陥りやすい? 空の巣症候群とは
 子育てを生きがいとしてきた主婦が陥りやすいとされる心の病「空の巣症候群」。手のかかる子どもたちが成長して独立してしまうと、急に家の中ががらんとしてしまうと同時に、心のなかまでぽっかり穴が開いたような気分に。また、頭痛、肩こり、胸苦しさ、吐き気、食欲低下、不眠といった身体的な不調も現れます。
日常的に虚しさや自信喪失、不安などに襲われ、さびしさを紛らわせようとするあまり、飲酒に走ってしまうケースもあるといいます。
第二の人生を充実させて、空の巣症候群を予防するために、かわいいペットを側においてはどうでしょうか。

2.高齢者×ペットにはこんな癒し効果がある
ペットを飼っていない高齢者が一年間に受ける医療サービスの回数は平均37回であるのに対し、ペットを飼っている高齢者は30回と減少がみられるそうです。またペットを飼っていない高齢者の入院日数は平均13日であるのに対し、ペットを飼っている高齢者は8日という調査結果もあるそうです。
ペットを飼うことで、散歩などでいっしょに運動して身体が鍛えられることやストレスを軽減させることが、高齢者の健康維持につながっていると考えられます。

3.ペットの終生に責任を持てる?
昨今、ペットの医療技術や食事も進歩しているので、猫や犬なら10年以上、中には20年近くまで長生きすることも珍しくありません。中高年の方のなかには、「自分の年を考えると、この子を最期まで世話ができないから」とペットの購入を諦めている方も少なくないでしょう。また、最近では高齢ペットの介護も問題になっています。大型犬などの場合、自らも体力が弱まっていくなかで介護ができるのかと不安に感じる方もいるでしょう。
ただ、ペットを家族に迎え入れる手段は、ペットショップからの購入ばかりではありません。たとえば、動物愛護センターに保護された成猫・成犬を引き取るという手段や、里親が見つかるまで一時的に世話をする「一時預かり」など。
どうしても動物のいる生活をしたいというのであれば、こういう方法も検討してはいかがでしょうか。

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