投資信託ビギナーにありがち「銀行&証券会社まかせ」はダメな理由

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<材料>

・ 投資信託の豆知識

<Point>

1銀行や証券会社は、投資信託の「販売店」

2銀行や証券会社は、運用のプロではない

3同じ商品でも、販売の仕方はさまざま

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ときに勘違い、「銀行の投資信託」とおっしゃる方がいます。

銀行で取り扱う投資信託は、銀行が「販売」しているだけ。銀行ではお客様の投資信託を「運用」しているのではありません。

■銀行や証券会社は、投資信託の販売店

投資信託を一般の商品に例えると、銀行はその商品を棚に陳列し販売する販売店。メーカーは、投資信託の運用をしている「○○投信」「▲▲ファンド」という名の運用会社(委託会社)なのです。

家電製品におきかえると、銀行や証券会社は家電量販店や街の電気屋さん。運用会社(委託会社)は家電メーカーと言えます。

■銀行や証券会社は、運用のプロではない

販売店は、販売のプロ。その商品の特徴や使い方を説明し、販売します。一方、メーカーは、その商品の機能性の研究開発に力を注ぎ、品質の良い、消費者の使用目的に合った商品を製造します。

販売専門の会社である銀行や証券会社は、投資信託の運用にはノータッチ。運用結果の良しあしは、メーカーである運用会社(委託会社)の能力次第なのです。

昔から、街の電気屋さんはナショナルショップ(今のパナソニック)、日立のお店、東芝のお店というように、メーカーの家族のような関係で電化製品を販売していました。

家電量販店が台頭した今、国産のみならず海外メーカーの家電も、量販店では比較しながら購入できます。投資信託の販売店つまり銀行や証券会社でも、従来は系列の運用会社の投資信託だけを取り扱うことがほとんどでしたが、今ではラインナップも豊富です。

投資信託の裏知識!「銀行&証券会社に運用を任せられない」理由、マネーゴーランド

■販売店独自のサービスや、メーカー直販も

また、販売店独自の戦略として、投資信託の販売手数料が無料のキャンペーンや、ポイントアップサービスなどを行う金融機関もあります。

さらには、メーカー直販の投資信託も品ぞろえが増えました。銀行や証券会社を通さずに、投資家が運用会社と直接、取引するのです。

ひとつの銀行で預金をし、投資信託の積立もし、1つの金融機関でワンストップのサービスを受けるのが良いと思う人がいます。また、証券会社で投資相談にものってもらい、株式取引もし、投資信託もしたいという人もいます。さらに、投資信託はインターネット証券で手数料を安く抑えたいという人もいます。メーカー直販の投資信託が好きだという人もいて、人それぞれです。

投資信託の「販売店」「メーカー」の役割を理解し、自分に合った窓口で投資信託を購入しましょう。

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執筆者

石原敬子

CFP® 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 専修大学文学部人文学科心理学コース卒業後、証券会社で約13年の営業職勤務。その後2003年 1月にFP事務所を開業。「使うこと」に焦点を当てた個人相談、金融や資産運用を分かりやすく話すセミナーと書籍やコラムの執筆を行う。 http://www.keikoishihara-fp.jp/

石原敬子

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元証券会社社員が指摘!危険なセールストークと本気の投資信託とは

「投資信託は長期投資で」と言われます。けれど現実はギャップが大きく、日本の投資信託の多くが短期売買されてきました。

しかし、ようやく本気で長期投資の風が吹いてきたようです。2016年7月29日付の日本経済新聞朝刊によると、2016年上半期に新しく設定された公募追加型株式投資信託の金額が、前年同期より半減した(日興リサーチセンター調べ)というのです。

■「新しい商品が出ました」のセールストークが横行

筆者は1990年から2002年まで、証券会社に勤務していました。バブル崩壊とともに投資信託も転落、お客様にはひたすら頭を下げるばかり。値下がりした投資信託を解約し新しく設定される投資信託を買って頂く、「乗り換え販売」が横行していました。

「新しい商品が出ました。値下がりした投資信託を解約して、新しい投資信託で損を取り戻しましょう」

しかし証券不祥事を経てコンプライアンスは厳しくなり、相応の理由がなければ投資信託の乗り換えはできなくなりました。証券会社は、お客様の資産を売買するビジネスから資産管理をメインに舵を切ったのです(そのため、「ラップ口座」なる別のビジネスモデルが誕生します)。

一方で、それまで投資信託を販売できなかった銀行で、投資信託の取り扱いがスタート。預金とローンでは商売にならない低金利の中、銀行の窓口で「新しい商品が出ました」のトークが聞かれるようになりました。

■購入時の手数料は販売会社の儲け

投資信託の多くは「購入時手数料」がかかります。投資元本の0%~3%程度で、証券会社や銀行などの販売会社に支払います。投資信託を買えば、その都度です。売買を繰り返すより、一度購入した投資信託を長く持ち続けた方が、相対的に購入時手数料は割安です。

投資信託の販売会社は、顧客の乗り換えが頻繁であるほど、同じ投資元本で何度も手数料を頂けます。そこに金融庁のメスが入りました。

■2012年から金融庁による投信制度改革が始まる

制度改革では、投資信託の乗り換え時に説明を徹底すること、顧客が説明を理解できるよう資料を分かりやすくすること、顧客の利益を最重視すること、などが定められました。

2016年上半期に「新しい投資信託」が半減したのは、その成果とも見られています。今度こそ、金融機関の姿勢は正されるでしょうか。

「新しい」が選ぶ理由なのではなく、「品質の良さ(つまり運用が上手)」が投資信託を選ぶ理由であるのは、言うまでもありません。

ミステリー記念日!銀行の神メールに潜む「謎のキャンペーン」がすごい

外貨預金のタイムセールって?

家電や旅行、洋服などさまざまなモノやサービスを数時間~数日間だけセール価格で販売する「タイムセール」や会員など特定の人にだけ告知される「裏セール」など、ちょっと気になるユニークな販売手法がインターネットを中心に広がっています。

そんなトレンドを受けて、銀行でも外貨預金のタイムセールが開催されているのをご存じですか? ソニー銀行や新生銀行、三菱東京UFJ銀行、プレスティア銀行などが為替手数料の割引を中心に行っています。

開催情報を知るにはメルマガで

ソニー銀行では「雇用統計はソニー銀行の日」として、為替手数料が最大50%OFFになるキャンペーンを毎月行っています。(直近では2016年8月5日6:10~8月6日5:55開催)。ちなみに「雇用統計」は、毎月公表されるアメリカの景気を見通す上で重要な経済指標です。

また不定期で特定の通貨の為替手数料を割り引く「外貨預金タイムセール」もあります(直近では2016年2月9日15:00~2月11日5:55開催)。

そのほか、新生銀行では取り扱うすべての通貨の為替手数料が無料になる「為替手数料無料タイム」を不定期に開催。三菱東京UFJ銀行では特定の通貨の為替手数料が最大90%OFFになる「外貨預金タイムセール」を開催しています(直近では2016年3月3日0:00~3月4日23:59開催)。不定期に開催されるタイムセール情報を入手するためには、メルマガ会員になっておくのがオススメです。

外貨預金タイムセールの上手な利用法

タイムセールを利用する際に気をつけたいのが為替レートの動きです。いくら為替手数料が安くても、セール期間中に急な円安が進んでしまうと思わぬ損を被ることになりかねません。あらかじめ複数回に分けて外貨預金に預ける予定を立てて、そのうちの何回かタイムセールを利用するなど、コツコツ増やしていくつもりでスタートすると大きな失敗が避けられます。

投資経験もあり、為替相場を予測して外貨預金をしたいという場合は、各銀行のレポートを利用するのも1つの方法です。ソニー銀行では雇用統計発表前に動画による解説を公開したり、三菱東京UFJ銀行では毎週為替相場の見通しを公表したりしています。新生銀行はfacebook上でウィークリーレポートを読むことができます。

投資ビギナーでも3分でわかる!「日経225と日経400」違いは何?

投資ビギナーの方でも、「日経平均株価」は耳にする機会があることと思います。また、インデックスファンドを調べ始めると、種類がいくつかあることに気づくでしょう。

インデックスファンドには、最もメジャーな「TOPIX」型のほかに、「日経225」型や「JPX日経400」型があります。同じ「日経」で、いったい何が違うのでしょうか?

■ 伝統的な「日経225」、新顔の「JPX日経400」

どちらも、日本の株式市場を全体的に見るための指数です。

伝統的なのは「日経225」。「日経平均株価」と呼ばれています。ニュースなどで、その日の株式市場の値動きを伝える際に使われます。一方、「JPX日経400」は2014年1月から公表が始まった新しい指数で、「JPX日経インデックス400」のことです。

どちらも、日本経済新聞社が指数の算出に関わっているため、「日経」の冠をかぶっています。なお、JPX日経400の「JPX」は、東京証券取引所が属する日本取引所グループの略称で、日経と一緒に指数の算出に関わっています。

■「225」や「400」の数字が意味するものは?

日経225やJPX日経400を「日本の株式市場を全体的に見る」と述べましたが、厳密には全部の銘柄を対象にしているわけではありません。

それぞれの指数を構成する銘柄数は、日経225が東証1部上場銘柄の中から厳選した225銘柄、JPX日経400は東証上場全銘柄(東証1部、2部、マザーズ、JASAQ)の中から選んだ400銘柄です。

ちなみに、2016年9月12日現在、東証1部上場数は1,979銘柄、東証上場は全部で3,525銘柄です。その中から選び抜かれた225社、400社というワケです。

■日経225とJPX日経400の違い

JPX日経400は、日経225に比べ、単に対象範囲を広げて採用数を増やしただけではありません。採用銘柄を選ぶ条件に特徴があります。

JPX日経400の大きな特徴は、400銘柄の選択基準にROE(自己資本利益率)や企業統治の取り組みなどを考慮した点です。ROEは、外国人投資家や年金資金などが日本株を買う場合に注目する指標です。また、1つの銘柄に偏り過ぎない配慮もなされています。

いわゆる「優良企業」の集まりともいえるJPX日経400の採用銘柄ですが、値動きの面では、TOPIX(東証株価指数)や日経225と比較して、それほど優位ではないのが現実です。

その理由は、いくらクオリティが高くても、それが投資対象としての魅力とイコールではないからだと言えそうです。とはいえ、「JPX日経400」は、今後、インデックスファンドの選択肢の1つとして存在感を増していくことと思います。

マイナス金利時代こそ熱視線!ネット銀行「外貨預金の金利ランキング」

超がつくほどの低金利。お金を増やすにはどうしたらいいか悩むところですね。定期預金金利が6%だった時代なら、お給料を使って残ったお金は円預金にしておくことで増えていきましたが、大手金融機関の円定期金利が0.01%の現在は、いつまでたっても思うように増えていきません。

そこで今回は、円定期と比べて金利が魅力的な外貨運用について、ネット銀行に限ってランキング形式でご紹介します。※ランキングの情報は各金融機関のウェブサイトの2016年8月12日時点の情報をもとに作成しています。

■ネット銀行「外貨普通預金の金利ランキング」

以下は金利の高い順・為替手数料の低い順で並べています。

■米ドル普通預金

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■ユーロ普通預金

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■豪ドル普通預金

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ユーロの金利は1位の楽天銀行でも0.01%。大手金融機関の円預金金利と変わりませんよね。手数料や、購入時から円高になると元本が目減りするという為替のリスクを考えると、ユーロを購入するメリットは少ないのではないでしょうか。

金利についつい目が行きがちですが、手数料という費用も大事なチェックポイントです。為替の動きは予想できませんが、収益となる金利と費用になる為替手数料は購入時にわかるもの。

運用で利益を得るためには、費用をできるだけ少なく見積もることが大切になってきます。キャンペーンの期間中は低く設定されることもありますし、ソニー銀行は外貨預金優遇制度のステージに応じて為替手数料が優遇されます。金融機関ごとのポイントをしっかり確認しておきたいところです。

■ネット銀行「外貨定期預金(1年)の金利ランキング」

普通預金と同様、金融機関はキャンペーンを行うことが多いので、期間限定の金利上乗せや為替手数料の割引などが受けられる可能性があります。

■米ドル定期預金

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■ユーロ定期預金

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■豪ドル定期預金

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円預金と比べると、ユーロを除き高い金利となっています。上位と下位では金利に2倍以上の差があることも驚きです。預け入れの期間や金額により金利に違いがでる金融機関もあるので、為替手数料を考慮しつつ取引する金融機関を選択してくださいね。

■オリンピックでブラジルレアルに注目集まる?

ブラジルレアルや南アフリカランドなど、比較的金利の高い通貨に注目されていることでしょう。特にブラジルはオリンピック開催国。ただし景気が良くなると安易に考えるのは禁物。金利の高さには良い金利高と悪い金利高があります。国の情勢や財政が落ち着いていることで、景気が上昇しているときは良い金利高。逆に不安がある時は同じように金利が高くても悪い金利高となります。

興味を持った国の経済や政治状況がどうなっているのかを新聞やテレビのニュースで確認しておくことも外貨投資をするポイントとなります。長く運用できれば円安のチャンスを待つこともできるので、しばらく使う予定のない資金での運用がお勧めです。

500円からなど少額からでも始められるのが魅力的なネット銀行の外貨投資。まずはニュースで為替の動きを耳にしやすい米ドルから始めてみてはいかがでしょうか。

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