将来なりたい仕事をイメージしよう【親子で話そう!おかねの大切さ】

このレシピを実行して

DREAM円貯まる!
<材料>

・将来の仕事をイメージさせるために親が日頃から出来ること

<Point>

1親自身の仕事内容や業界のことを教えてあげる

2子どもの興味がある分野の仕事について話をする、一緒に考える

3実際に仕事をしている人の話を聞くチャンスを増やす

4生活の中で見る色々な仕事をわかりやすく話す

8154.jpg

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

【パパはどんな仕事をしているの?】

つづみ:ねえパパ。パパは会社に行って、どんなお仕事をしているの?

パパ:わ、つづみ。一体突然どうした!

つづみ:なんかアキラ君がね、「うちのパパはお菓子作ってるんだぞ」って自慢してたの。で、パパは何を作っている会社なんだろうって思ったの。

パパ:そうか。アキラ君のパパはたしかパパと同じ会社員だったな。きっとお菓子を作る会社に勤めているんだね。パパは文房具を作る会社で働いているんだよ。つづみがいつも使っている鉛筆とか消しゴムとかも作っているよ。

かのん:わー!パパかっこいい!パパが作っているんだ!

【会社には色んな役割の人がいる】

パパ:ううん。パパは作ってないんだ。パパは、色々な会社に行って「うちの商品をよろしくお願いします!買ってください!」って売る仕事をしているんだよ。もちろん、商品を作る仕事をしている人もいるし、会社のお金を計算する仕事をしている人もいるんだ。こんな風に会社には色んな仕事があって、みんなで分担してやっているんだ。

つづみ:へー!全然文房具と関係ないお仕事をしている人もいるんだね。

パパ:そう。でもみんなうちの会社で作っている文房具、大好きだから、頑張っているんだよ。

【どんな仕事がしたい?】

ママ:そういえばつづみはこの間の七夕のとき、短冊に「サッカー選手になりたい」って書いていたわね。

つづみ:うん!だってサッカー大好きだし、ずっと続けたいって思って。でもなれるかなあ。

パパ:なりたい!って強い気持ちを持っていればきっとなれるさ。それに、サッカーが大好きなら選手じゃなくても仕事はいっぱいあるよ。

つづみ:えー?そうなの?

【かかわりのある仕事?】

パパ:そうさ。例えばサッカーボールやユニフォームを作っている会社とかね。試合を運営する仕事や、試合を雑誌などでレポートするライターさんなんかもかかわりがあるね。他にも色々あるぞー。

つづみ:わあ!なんだかワクワクするね。でもどうしたらいいんだろう。

【興味があることはどんどん調べよう】

パパ:つづみはサッカーが本当に好きだよね。だったら、サッカーについてどんどん調べると良いよ。いっぱい調べると、きっとかかわりのある仕事にどんなものがあるかもわかるからね。それから、今のクラブにもプロの選手は来てくれるチャンスがあるけれど、他にも色んなところでイベントをやっているときは、どんどん会いに行けるといいね!

つづみ:うん!インターネットで調べてみる!それに、イベントも行きたいから連れて行って!

ママ:任せて!

<将来の仕事をイメージさせるために親が日頃から出来ること>
・ 親自身の仕事内容や業界のことを教えてあげる
・ 子どもの興味がある分野の仕事について話をする、一緒に考える
・ 実際に仕事をしている人の話を聞くチャンスを増やす
・ 生活の中で見る色々な仕事をわかりやすく話す

<これまでの話>
第18話 絶対守るべきお金のルール
第17話 子どもに電子マネーを渡そう!
第16話 夏休みの宿題からお金のことも考えよう
第15話 ぼくたちが決める!おでかけプラン
第14話 お金を貯めることってえらい !?
第13話 モノのやり取りで大失敗
第12話 はじめてのおつかい
第11話 園児から始めるお小遣い
第10話 お小遣いの渡し方
第9話 お小遣いの値段の決め方
第8話 お小遣いを始める
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

画像一覧

  • 将来なりたい仕事をイメージしよう【親子で話そう!おかねの大切さ】

執筆者

鈴木さや子 ファイナンシャル・プランナー/ キャリアカウンセラー

家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けにセミナーや執筆活動、個人相談などを通じて発信している。専門は教育費・ライフプラン・保険・住宅ローン・マネー&キャリア教育。 講演の他、小・中学校や地域コミュニティなどでの講演やワークショップなど、保護者や親子向けイベントも行っている。

鈴木さや子

関連記事

関連記事

子どもに電子マネーを渡そう!【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

【つづみ、ひとりで習い事に行く】

最近ある習い事を始めた、小学2年生のつづみ君。ある日ママにこう言いました。

つづみ:ママー、ぼくも一人で習い事行きたいな。バスで3つ乗れば着くんでしょ?もう行けるよ。

ママ:本当?一人で行ってくれたら、かのんのお迎えも早く行けるし、ママ助かるわ。

つづみ:うん!大丈夫だよ!友達もバスで一人で行っているんだ。

ママ:そっか。じゃあチャレンジしてみようか。

【つづみ、電子マネーを持つ】

ママ: まずバスに乗る時に使う電子マネーのカードを買いましょう。このカードがあれば、お金を毎回準備しなくても大丈夫なのよ。

つづみ:わー!ママがいつも「ピッ」ってやっているやつだね!

ママ: そう、電子マネーっていうのよ。つづみもだいぶお金を大事にできるようになってきたし、小銭をジャラジャラ持つのも危険だからね。

つづみ: うん!大事にできるよ!やったー!

ママ: まず500円払って…と。

つづみ:え?なんで500円払うの?カードの値段が500円なの?

【デポジットって何?】

ママ:これはデポジットって言ってね、カードをなくしたり壊したりしないで大切に使うために払うお金なのよ。だからもしカードを使わなくなったときに、なくさずに壊さずに返したら、この500円が返ってくるの。会社によってはいらないところもあるけれど、つづみが使うバスの電子マネーは必要なのよ。

つづみ:そうなんだ。なくしたり壊したりしちゃだめなんだね。

ママ:それにカードにはお金がいっぱい入っているからね。カードをなくすのはお金を落とすのと一緒よ。

【電子マネーはお金と一緒】

つづみ:え!?お金を落とすのと一緒?

ママ:そうよ。だってバスに乗る時は110円出して払うでしょう?それを電子マネーでピッとやることで支払うんだから、お金と一緒よ。

つづみ:そうか。こんなに薄いカードだけどお金と一緒なんだね。やっぱりなくさないようにすごく気をつけなきゃ!!

【電子マネーでジュースも買える】

つづみ:ママさ、この間駅でこのカードでジュース買ってくれたよね。バスに乗るカードなのにジュースが買えるの?

ママ:あ…よく見てるわね(苦笑)そう、このカードはバスに乗るための電子マネーだけど、自動販売機やコンビニでもお金として使えるのよ。

つづみ:そうなんだ!!嬉しいな!

ママ:でもねつづみ、電子マネーにはこわい悪魔が住んでいるのよ。

つづみ:悪魔?何の悪魔?

【電子マネーに悪魔?】

ママ:それはね、持っている人にどんどんお金を使わせちゃうっていう悪魔よ。こわいでしょ。

つづみ:ひゃー。それは嫌だなー。なんで?

ママ:電子マネーって簡単に「ピッ」ってやればお金が使えるでしょう。お金を払っているっていう気持ちにならないから、いくら使ったかなと考えずにジュースやお菓子を買ってしまうの。気がつかないうちにお金を使いすぎちゃうのよ。だから、ママは電子マネーではジュースは買わないように気をつけているの。癖になっちゃうと、あっという間にお金がなくなっちゃうからね。この間はあまりに暑くて飲み物が欲しかったのに小さいお金がなかったから仕方なく…ね。

つづみ:そうなんだ。じゃあ僕もそうしよう。

ママ:えらい!何に使ったか機械を使うと確認できるから、ちゃんとルールは守ってね。ママも電子マネーでジュースは買わないように、小銭をちゃんと持つようにする!一緒にがんばろうね。

つづみ:悪魔はこわいからね!

<電子マネーを持たせるときのルール>
・ お財布と同じように大切にする
・ 残りの金額をいつも意識すること
・ 目的(バスや電車に乗るなど)以外のことには使わない

<登場人物>

つづみくん:小学2年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年中。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第16話 夏休みの宿題からお金のことも考えよう
第15話 ぼくたちが決める!おでかけプラン
第14話 お金を貯めることってえらい !?
第13話 モノのやり取りで大失敗
第12話 はじめてのおつかい
第11話 園児から始めるお小遣い
第10話 お小遣いの渡し方
第9話 お小遣いの値段の決め方
第8話 お小遣いを始める
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

夏休みの宿題からお金のことも考えよう【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

【つづみ、夏休みの宿題が終わらない】

つづみ:もうすぐ夏休みが終わっちゃうなあ…。

ママ:あっという間だったわね。あ、つづみ、宿題は終わったの?

つづみ:…

ママ:あれ?どうしたのかな?

つづみ:(涙目になって)どうしよう。全然やってないかも。ママ、終わらないかもー!

ママ:あれ?夏休み最初の頃、頑張っていたのに…。困ったわね。

【残っている宿題の量を知ろう】

ママ: じゃあまず、今どのくらい残っているか調べてみようか。全部出して、紙に書いてごらん。

つづみ:うん。今残っている宿題は…これと、これと…。

ママ: 次に、どのくらいずつ時間がかかるか、今書いたリストの横に、それぞれ書き出してみよう。

つづみ: (書く)

ママ: どう?何かわかった?

つづみ:うん。思ったよりたくさんはなかったよ!でも、あとちょっとしか夏休みがないから、できるか不安・・・。

【あと何日あるか調べる】

ママ:「ちょっと」って言うけれど、あと何日あるの?

つづみ:えっと、今日は8月23日だから…8日。

ママ:8日間全部宿題するのに使えそう?

つづみ:うーん。1日はママとパパとかのんと遠くにおでかけするから、全部は使えないなあ。7日間かな。

ママ:そうだね。じゃあ、さっきのリストに書いてある宿題を、7日間でどのようにやっていけばいいか、計画しよう。

つづみ:うん。えっと…(書いていく)。わあ!ママ!がんばればできそうだ!よかったー!

ママ:よかったわ!

【残っている量や時間を知ると不安が減る】

ママ:つづみは、本当は残っている宿題がどのくらいあるか見たくなかったでしょ?でも、だからどんどん不安になっちゃったのよね。

つづみ:そうなんだ。見たくなかったけど、見てみたら不思議と安心したしやる気になったよ。

ママ:こういう不安ってね、やらなきゃいけないことがどのくらいあるのかっていうことと、残っている時間がどのくらいあるか「知る」ことが、大事なのよ。実は、お金もおんなじなの。

【時間とお金は共通点がいっぱい】

つづみ:え?お金も?

ママ:そう。今残っているお金がいくらかっていうことと、いつまでやりくりしないといけないか、っていうことと、を「知る」ことが大事なの。

時間もお金も、いくらでも降ってくるものじゃないから、先のことまで考えて大切に使わないと、なくなって困っちゃうっていう共通点があるのよ。

つづみ:へー、時間とお金って似ているんだねー!

<時間とお金の共通点>
・ 限りがあること
・ 残りの時間やお金をいつも意識するのが大事
・ 残りの時間やお金で、やることや買うものを計画するのが鍵
・ 残りの時間やお金を「知る」ことで不安が減る

<登場人物>

つづみくん:小学2年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年中。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第15話 ぼくたちが決める!おでかけプラン
第14話 お金を貯めることってえらい !?
第13話 モノのやり取りで大失敗
第12話 はじめてのおつかい
第11話 園児から始めるお小遣い
第10話 お小遣いの渡し方
第9話 お小遣いの値段の決め方
第8話 お小遣いを始める
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

ぼくたちが決める!おでかけプラン【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】第15話「ぼくたちが決める!おでかけプラン」

【夏休みだ!たくさんおでかけするぞ!】

つづみ:わーい!!夏休みだー!ママ、今年の夏はどこに行くの?

ママ:そうねー。どうしようかしら。

つづみ:ぼくねー、海もプールも遊園地も行きたい!あと旅行も!

ママ:そうね、お金がいくらでもあったら行きたいところだわ…(ため息)
そうだ!つづみにとっておきのアイデアを教えてあげようかな。

つづみ:なになに!?

【おでかけプランを僕たちが決める!?】

ママ: 実はね、この夏のおでかけプラン、つづみとかのんに任せようかと思っているの。たとえば今度の日曜日のプラン、二人で決めてみない?

つづみ:え?本当?すごい!僕たちで決めていいの!?

ママ: そうよ。ワクワクするでしょう?もちろんママもお手伝いするわよ。つづみ、自由帳を持ってきて。

つづみ:自由帳を持ってきたよ。かのんも連れてきた。

ママ:じゃあ、今からママが言うことを書いてね。「使えるお金(よさん)…6000円」

【よさんって何?】

つづみ:よさん?よさんって何?

ママ:予算っていうのは、何かをしたいって思ったときにいくらまでお金をかけられるかというものよ。だから、土曜日のおでかけプランで使えるお金は6000円まで、ということ。わかったかな?

つづみ:うわー!6000円も使っていいの?嬉しい!どこへでも行けるね!

ママ:ふふふ。どうかしら。一緒に考えていきましょう。まずおでかけはどこに行きたい?二人で話し合ってみて。

つづみ・かのん:プール!!

【お金がかかることは何かな?】

ママ:あら、珍しく気が合ったわね。じゃあ、プールにおでかけするのに、どんなお金がかかるか、自由帳に書いてみよう!何があるかな?

つづみ:入場するお金でしょ、あと電車に乗るお金。

ママ:ほかにもあるわよ。プールでいっぱい泳いだらお腹も空くでしょう?

かのん:お昼のレストラン代!

ママ:ピンポーン!ほかにはかからない?

つづみ・かのん:うーん。

ママ:じゃあ、それぞれいくらかかるか一緒に調べましょう。つづみ、金額を横に書いていってね。まず入場料は、大人800円、子供300円。交通費は、車で行くからガソリン代がかかるわよ。400円ね。ランチ代は4人で3000円くらいかな。つづみ、全部書いたら足し算してみてくれる?

【あっという間に”よさん”に】

つづみ:800+800+300+300+…  うわー!もう5600円だって!よさん、すぎちゃうよー。

ママ:計算頑張ったね。もう予算ギリギリ(笑)

つづみ:なんだ。6000円もあったらもっと色々行けると思ったのに。あっという間によさんになっちゃうんだね。

ママ:でも、まだ予算は余っているわよ。

つづみ:200円でお菓子を買って、200円でジュース買う!これでピッタリだ!嬉しいなー!

ママ:来週のプランもぜひ立ててね!頼りになるわー!

<おでかけプランを任せる手順>

・親が予算を決めて子どもに伝える
・行きたい場所ややりたいことを書かせる
・どんなことにお金がかかるか一緒に考える
・かかる金額を調べさせる(小さい子の場合は親が伝える)
・足し算をさせて、予算の中でできることを一緒に考える

<登場人物>

つづみくん:小学2年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年中。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第14話 お金を貯めることってえらい !?
第13話 モノのやり取りで大失敗
第12話 はじめてのおつかい
第11話 園児から始めるお小遣い
第10話 お小遣いの渡し方
第9話 お小遣いの値段の決め方
第8話 お小遣いを始める
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

お金を貯めることってえらい !?【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】第14話「お金を貯めることってえらい !?」

【ぼく、おこづかいこんなに貯まったよ】

つづみ:ママ、僕ね、おこづかいこんなに貯まったんだよ!

ママ:わー、ずいぶん貯金箱にいっぱいね。

つづみ:うん!えらいでしょう!?

ママ:メダルは最近は買っていないのかな?

つづみ:うん。2枚を1枚に減らしたの。残りは貯めているんだ!ねえ、えらいでしょ?

ママ: えらいえらい。と言いたいところなんだけど、ひとつ質問ね。つづみはどうしてお金を貯めているのかな?

つづみ:どうしてって…。貯金するのはいいことだと思って…。

【貯金することがえらいわけじゃない】

ママ: もちろんいいことよ。でもね、貯金することがいいことじゃなくて、貯金したお金で、自分や誰かが喜ぶことに使うことがいいことなのよ。だからどうして貯めてるの? と訊いたの。

つづみ:そっか。でも僕まだ何に使うか決めてないよ。

ママ:うん。そうよね。そうしたら、貯めた大切なお金をなんとなく使っちゃわないで、自分が本当に欲しいモノが出てきたときに使えるようにちょっとは使わないでとっておくのも手よ。

つづみ:なんとなく使うって?

【なんとなく使うってなんだろう】

ママ:たとえばスーパーに行ったときに、新しいガチャガチャを見つけて”つい”やったり、”なんとなく”美味しそうだなって思ったお菓子を買ったり。でもね、こういう “つい” “なんとなく”買いっていうのも、つづみにとって楽しいお金の使い方だと思うから、絶対ダメとは言わないわ。ただし”つい” “なんとなく”買いばっかりしていると、いつのまにか貯めた大切なお金がなくなっちゃうってことよ。

つづみ:うーん。なんだか難しいなあ。でも楽しいことに使ってもいいってことだね。

【貯金箱を3つにしよう】

ママ:そうだ!おこづかいを始めたとき、メダルを買うための貯金箱とありがとう貯金箱として2つのビンをあげたでしょう(詳しくは 第10話「お小遣いの渡し方」)。

つづみ:うん!2つに分けて僕入れているよ!

ママ:そうよね。ちゃんと分けて入れていてえらいわよ。お金の使い方も変わってきているし、つづみにもう一つビンをあげるわ。

1つは、メダルとかガチャガチャとか美味しそうなお菓子とかのつづみが楽しく思えることに使うお金を入れる「ぼくのもの貯金箱」

もう1つは、誰かが喜ぶことに使うお金を入れる「ありがとう貯金箱」

そしてもう1つは、いつか本当に欲しいモノが出てきたときのための「いつかのための貯金箱」。

3つに少しずつ入れていくといいわよ。

つづみ:ありがとう!「いつかのための貯金箱」いっぱいになるの楽しみー!

ママ:あ!ひとつ約束して。メダル以外に使うのなら、何に使ったか必ずママに言うこと。ゆびきりね!

<おこづかい管理のポイント>
・「自分のモノ」「誰かのため」「貯金」の3つにお金を分けて管理させる
(透明のビンなど中身が見えるものが好ましい)
・買ったモノは必ず報告してもらうこと
・貯めることを褒めない。管理をしながら楽しく使えることを褒めよう。

<登場人物>

つづみくん:小学2年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年中。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第13話 モノのやり取りで大失敗
第12話 はじめてのおつかい
第11話 園児から始めるお小遣い
第10話 お小遣いの渡し方
第9話 お小遣いの値段の決め方
第8話 お小遣いを始める
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

ランキング