移動平均線と併用で最強!オシレータ系テクニカル【上村和弘のFX基本講座】

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この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる! 知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

チャートや値ごろ感の売買・勘頼りの売買では、FXで儲けることはできません。また、前回ご紹介した移動平均線だけでは、相場にトレンドがない時が分かり難い場面が出てきます。

そこで、移動平均線と組み合わせて使ってほしいツールの一つ、オシレータ(*)系指標をご紹介します。この二つを組み合わせれば、最低、必要なテクニカル分析の知識を身につけられたことになります。上手く売買すれば勝てるようになれるかも!

■オシレータ系指標の基本的な使い方

オシレータ系指標の考え方は、どのツールを利用しても基本同じ。細かい説明は調べれば分かりますので、実践的な売買方法をご紹介します。説明のために、最もシンプルなツールのRSIを使いますね。

RSIは、売られ過ぎ・買われ過ぎを判断するためのツール。相場の状態を%(パーセンテージ)で表し、上下どちらの勢いが強いかを示します。したがって、現状における割安感、割高感が判断できる為、有効なツールとなります。

●RSIのセオリー=70~80%以上のエリアは買われ過ぎ、20~30%以下のエリアは売られ過ぎ

トレードにおいては、「買われ過ぎエリアは売り」・「売られ過ぎエリアになると買い」というのが、目安となる売買方法。

実際にチャートと一緒にRSIを表示してみると、RSIのシグナル通りに売買するだけで、かなり儲かるのが分かりますね。買いのポイントのみ表示しましたが、概ねRSIの買いのポイントでスタートすると、その後の上昇が確認出来ます。
※25%以下を付けたところは赤い丸印⇒買うポイント(75%以上を付けたところは売りのポイント)この通りに売買すると、かなり勝っていますね!

 「ドル円の日足チャート」
オシレータ系テクニカルをマスターしてFXで稼ごう! 【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド
引用:GMOクリック証券

このオシレータ系指標を初めて知るトレーダーは、チャートを見て感動に打ち震えることもしばしば。なぜって・・・結果論でチャートを見るとRSIの指標通りに価格が動いているように見えるから。

しかし、現実には、RSIだけでは勝てません。これ、残念ながら本当のことです。

■単純にRSIのシグナル通り売買しても勝てない?

RSIをはじめとしたオシレータ系の指標は、上方の高位や下方低位に張り付く事があります。ダマシと呼ばれる状況で、セオリー通りの動きになりません。
そのために、売られ過ぎの状態で、チャンスが来たとばかりに急いで買うと下がることも多くなります。下がるとRSIのシグナルは強まりますから、もっと買いたくなり、損が膨らみますね。

オシレータ系テクニカルをマスターしてFXで稼ごう! 【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド
引用:GMOクリック証券

緑の丸を付けたところは、RSIのサイン通りの売買で、利益幅に差はあっても利益を取れたところ。しかし、赤丸のところを見てください。ここで買えば、その後の下落で大きな損失が出ていますね。

■オシレータ系の指標はレンジ相場が得意

オシレータ系指標で理想的な相場は、上値と下値が限られているレンジ相場。一定の幅で動いているような揉み合いの動きの際には大変有効です。それゆえに、レンジ相場でコツコツと稼いでも、トレンドが変わり大きく相場が下落(上昇)する場面で大きな損失を出しがちな欠点があります。

RSIで買いシグナルが出ても、明らかにトレンドを描いているような場合は、売りではなく買いで仕掛けるべき局面ですね。もちろん、売られ過ぎで売りシグナルが出るような場合も同じ。欠点を補うために必要なのが他のテクニカル分析を併用すること。

次回は、移動平均線とオシレータ系指標と合わせて使う方法をご紹介します。
(関連記事:第53回「FX勝利に必須!移動平均線をマスターしよう」
実践的な売買手法にご期待下さい!

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:オシレータ
日々の値動きを元にして、相場の強弱を示す指標のこと。RSIやRCI、ストキャスティクス、サイコロジカルライン等、多数の指標があります。
音の元になる波を作る発振器を示すことからも、相場が波の動きと似ていることが分かると思います。

【上村和弘のFX基本講座】
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●第15回 FXは上下の動きにチャンスあり!
●第17回 レバレッジの上限規制、利益率向上ならハイレバレッジ!
●第20回 初心者に向いている分析方法は?
●第32回 ファンダメンタルズ分析で大事なことは?
●第33回 儲けたいならテクニカル分析を学べ!
●第34回 テクニカル分析はなぜ当たるの?
●第39回 FX注文の基本「成行・指値・逆指値」とは?
●第40回 FX注文の基本2「複合注文」で安定運用を!

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執筆者

上村 和弘 (かみむらかずひろ)

アセットクラス&WEBコンサルティングLLC 代表CEO・ファウンダー 日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP会員、1級FP技能士 1990年 現三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社を皮切りに、証券リテール業務や企画調査、ファンド事業等に従事。1999年より、FX事業の新規立ち上げ後、複数社での金融ネット事業の立ち上げ、事業再構築・運営等の統括マネージメントを経て2011年独立。現在、金融情報サービス事業をコアに、投資教育系、システムツールのサポート業務を行う他、シンクタンク系企業、金融システムベンダー等の顧問等を兼務する。1968年生、宮崎県出身。

上村 和弘

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FX勝利に必須!移動平均線をマスターしよう【上村和弘のFX基本講座】

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チャート上に描いて為替相場の方向性を分析するテクニカル分析ツールは、多くの種類があります。パソコンもインターネットもなかった時代は、なんとチャートを手で書いていました。手書きですから分足なんて書いていられませんし、複雑なテクニカル分析は使わず、シンプルなツールで予想や分析を行っていました。

今は、FX会社の取引システムを使えば、瞬時に複雑なテクニカル分析を使えます。しかし、難しいテクニカル分析を使えば、勝率が上がる訳ではありません。何しろ、勝つ人がいれば負ける人もいる相場の世界、全員が勝つというのは不可能ですからね。

■最も基本的なテクニカル分析ツールの移動平均線

特にビギナーの方は、シンプルで分かりやすいテクニカル分析ツールを使う方が有利です。移動平均線は、他のテクニカル分析の基本となる上に、利用者が多いツールですから、FXで勝ちたい人は、移動平均線からマスターしていきましょう。(関連記事:第33回「儲けたいならテクニカル分析を学べ!」第34回「テクニカル分析はなぜ当たるの?」

「シンプルなツールを使う有効性」
・売買判断をしやすい:売買サインが明確でなく、曖昧な売買判断でトレードすると疲れる!
・大勢の人が利用しており、ニュース等でも取り上げられている他、実際の目安として機能しやすい!
・どのFX会社のツールにも用意してあり、継続して利用できる!
・他のテクニカル分析ツールと組み合わせて利用できる!

■移動平均線の持つ意味

移動平均線は、一定期間の価格を平均した値を繋いだ線です。ということは、移動平均線は、トレーダー達の平均売買コストと見る事が出来ます。

つまり、移動平均線より価格が高い場合は、買い方に含み益・売り方に含み損が生じている状態。含み益が含み損に転じた時など、買い手と売り手のバランスが崩れやすい時を示してくれます。このことを念頭において移動平均線を見るようにしていきましょう。

■移動平均線の傾き

チャートに移動平均線を引くと、相場のトレンドを判断しやすくなります。通常のチャート=ローソク足の四本値だけ見ると、上がったり下がったりの動きが激しく、相場のトレンドが上向きなのか下向きなのか分かり難い。移動平均線を利用すれば、イレギュラーな上昇や下落に惑わされなくなります。

■移動平均線のクロス

さて、お待ちかねの売買時の判断、売買サインです。移動平均線を参考にトレードする際に基本となるサインは、短期の移動平均線と中・長期線のクロス。クロスしなかった場合は、逆方向に動き易くなります。

米ドル/円日足チャート、マネーゴーランド
※引用:DMM.com証券

■売買シグナル付近の攻防

価格が移動平均線を抜くところ・クロスするところは、トレーダー達の損益が含み損から含み益に変わるところです。そのため、売買が活発になり、一気に上昇することもあれば、一時的なダマシ(*)で反転することもあります

テクニカル分析の全ての売買シグナルに言えることは、サインは100%的中するものではありません。その為、100%を求めるより、どこまで上がりそうか・下がる場合にはどこまで下がるかのシナリオを考える方に注力しましょう。

移動平均線を応用した売買手法は次回に!

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:ダマシ
売買のサインが出たものの、その動きとは逆方向に変化する状態を指します。こういったダマシも投資においては出てきますので、少額取引や分散投資等の安全性に配慮したトレードが望まれます。

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●第6回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!
●第7回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!スマホ編
●第8回 平均足チャートで、これからの為替の動きを予想しよう!
●第20回 初心者に向いている分析方法は?
●第32回 ファンダメンタルズ分析で大事なことは?
●第33回 儲けたいならテクニカル分析を学べ!
●第34回 テクニカル分析はなぜ当たるの?
●第49回 為替変動の要因&ビギナーが見るべき項目は

1勝9敗でも勝てるのがFX!【上村和弘のFX基本講座】

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FXは、勝率と損益の関係がとても大事。トレードスタイルとして勝率重視もしくは利益重視のどちらの方向を目指すかを決めた方が、トータルで利益を出しやすくなります。

1勝9敗でも勝てるのがFX!【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド

■FXの1勝は、スポーツの1勝と少し話が違います!

まず、スポーツの1勝から考えていきましょう。野球の試合は、2対1で勝っても10対0で勝っても同じ1勝です。接戦も大差勝ちも1勝の重みは全く同等ですから、とにかく1点以上の差をつけて勝つことが大事。もし、大差をつけて勝っても、甲子園やプロ野球の優勝戦線においてほとんど意味がありません。

ところが、FXは、同じ1勝でもトレードごとに価値がまったく違います。10銭の利益を得た勝ちと1円の利益を得た勝ちでは、同じ勝利でも利益に10倍の違いがあります。しかも、同じ利益幅だったとしても取引額を変えれば、最終的な利益は変わってくるのです。

FXの利益計算は、【(売値-買値(損益幅))×取引額】ですから、損益幅と取引額が変われば、得られる利益は違ってきますよね。
(関連記事:第15回「上下の動きにチャンスあり」

■勝率は1勝9敗でも5勝5敗でもOK!

そうなると、FXで全勝を狙いに行く必要がないことも分かってきます。実は勝率を上げるだけならば簡単。損切りを一切しなければ全勝することもできます。ただし、その場合、為替相場がポジションと逆方向に動いて、戻ってこなければ大損して退場するしかなくなります。そのため、損切りしない事を前提にした取引は現実的ではありません。

つまり、FXで利益を出すためには、「勝率とリスク・リターンの関係」をどの程度にするか方針を立てることから始まるのです。

勝率の高い低いで2つのパターンを作ってみました。

A:高い勝率=ポジションの損切りを遅めに、利食いを早めに行う。
B:低い勝率=ポジションの損切りを早めに、利食いを遅めに行う。

表にするとこんな感じ。
FXで全勝を狙いに行く必要、マネーゴーランド

高い勝率を目指すには、損切りを出来るだけしないために、利益小幅で損失大のパターン。低勝率はその逆で、利益を大きく損失を小さくすることを狙います。

FXビギナーの方が行う取引は、自然に高い勝率を目指すAパターンになりがち。人間心理として、どうしても利食いは早めに損切りは遅めになりやすいためです、さらに、勝率まで低くなれば負けあるのみ。コツコツ稼いでいきなりドカン(*)と大負けするのが良くある失敗パターン。

■ビギナーは利益を伸ばす方向を目指そう!

最終的に勝率を高くして生き残っているトレーダーがいることも事実。しかし、ビギナーの方は、自分自身のメンタルトレーニングのためにも、まずBパターンを目指しましょう。
10円ずつ9回負けても、1回100円勝てば儲かりますね。

えっ、「損切り早めで利食い遅め」なんて、簡単にできるよと思ったあなた。実際にやってみてください。利益が少しでも出ると、もう、心はドキドキワクワク、決済して利益を確保したくてたまらなくなりますから。逆に損失が増えていくと、もう少し戻ってから決済しようと、損切りが中々できません。

FXを取引すると、自分自身の心の弱さを嫌という程に思い知らされます!

デモトレードもしくは少額取引で売買経験を積むことで、ちょうど良い勝率バランスを身に付けられます。また、上手に負ける事に慣れましょう!
次回は、より具体的な利益と損失のバランスをご紹介いたします。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:コツコツドカン
投資において、何回も売買して積み上げた利益をたった1回の負けで全て無くしてしまうこと。時には、利益どころか投資資金のほとんどを失ってしまうケースもあります。これを防ぐには、必ず損切りを設定することが一番良い方法です。

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●第4回 FX会社はどうやって儲けるのか?
●第5回 FXはぶっつけ本番で始めると損しやすい
●第14回 米国の雇用統計はFXのフィーバーデー! 月に一度のビッグイベント!
●第16回 円高リスクを防ぐ。FXでヘッジしましょう!
●第20回 初心者に向いている分析方法は?
●第22回 投資リスクの低減!分散投資ならFXがいい理由
●第23回 投資リスクの低減No.2 時間の分散!
●第39回 FX注文の基本「成行・指値・逆指値」とは?
●第40回 FX注文の基本2「複合注文」で安定運用を!

ついに米国利上げか⁉︎ 世界経済ショックの予感【上村和弘のFX基本講座】

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米国が利上げをすれば、世界経済に価格変動ショックが起きる可能性が高くなるため、この秋の動きは注目です。
(関連記事:第19回「6月FOMC利上げの内容と対策!」

■米国の利上げは、世界経済を揺るがす

その理由はなんといっても米国の利上げ。米国が金融政策を変更して、利上げ方向に動くたびに、世界経済の不安定さも高まり、急激な変動リスクに見舞われることを繰り返しています。

現在、米国の中央銀行(=FRB)は、利上げを市場に織り込ませて、大きなショックが起きないように必死に動いています。FOMC(=日本の金融政策決定会合に該当)での利上げを9月22日に行うか、それとも11月3日・12月15日に行うか分かりませんが、2016年中に行う可能性が高くなっていますので注意が必要です。

過去に米国が利上げを行うたびに世界経済は激震に見舞われている状態。

●豪ドル/円と日経平均株価の動き

豪ドル/円と日経平均株価の動き、マネーゴーランド
(赤線は豪ドル/円、オレンジ線は日経平均株価)※引用:GMOクリック証券

米国の金融政策が動けば、世界経済は大きなダメージを受けてしまいます。特に、自国通貨が弱く、米ドルへの依存が強い新興国にとっては深刻。そのため、新興国に資源を売る立場の豪ドルも下がる傾向にあるため、新興国ショックの象徴として、見ていただきたい通貨です。チャート上に示した主な変動局面は以下の3つ。

・バーナンキショック(*):2013年5月22日にバーナンキFRB議長が量的緩和の縮小を示した。
・米国量的緩和終了:2014年10月29日のFOMCで資産買入額をゼロにした。
・米国利上げ:2015年12月16日のFOMCで0.25%に利上げ。

■米国の利上げが世界経済に暴落ショックをもたらす理由

グローバル経済は、資本=お金の移動が自由になっているため、米国の利上げは、世界経済に大きな影響を与えてしまいます。

1、米国債の金利が上がれば、運用面での魅力が増して、新興国から米国に資金が移動してしまい、新興国の資金が足りなくなる。
2、米国が金利を上げて、米ドル高に動けば、新興国がドル建てで借りている借金が増える。
3、米ドルにリンクした通貨制度を採用している国は、米国の利上げに合わせて利上げしな
いと資金が逃げ出すため、自国の経済状況にかかわらず、利上げしなければならず、
景気が冷え込むリスクがある。

先日、実施されたジャクソンホールのイエレンFRB議長の講演で、雇用と物価についてFRBは自信を深め、GDPこそ弱いものの、今のレベルで、雇用と物価の目標達成に問題はないとの話をしています。

さらに、フィッシャーFRB副議長もインタビューに応えて、年内利上げに整合性ありと発言しており、データ次第ながら、年内の利上げ確率は相当に高まってきています。

米雇用統計やGDP、インフレ率のデータ、そして米大統領選挙と不確定要素はまだあります。その中で、利上げがいつになるのか予想するのも面白いですね。
そして、利上げ後に起きる可能性の高い世界経済へのショックを考えると、この秋はFXにチャレンジする好機かも知れません!

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:バーナンキショック
米国の量的緩和を縮小させることを、当時の米FRB議長のバーナンキ氏が示唆したことで、世界的に金融市場が混乱したこと。量的緩和により、新興国に流れ込んでいたお金が止まると予想され、新興国の通貨や株式が大きく下落しました。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから
●第14回 米国の雇用統計はFXのフィーバーデー! 月に一度のビッグイベント!
●第18回 米ドル/円相場の割安度は?これから円高・円安?
●第26回 外国為替市場の1日、FXで儲けたいなら流れを知ろう!
●第29回 英国EU離脱は変動チャンス⁉︎ ショートの活用テク
●第31回 米雇用統計公表!FXは金利に注目
●第38回 米国と世界の板挟み…イエレン議長の舵取りは?
●第41回 話題のヘリコプターマネーとその影響は?
●第42回 日銀の量的・質的緩和にカラータイマー点灯中!

意外に当たる⁉︎ 星占術で為替相場を予想するテク【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる! 知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

FXの相場を星占いで予測する方法があることをご存知でしょうか。12宮の星座の位置関係が、地球上の動き、そして人々の行動に大きな影響を与える。聞いているとなかなか面白そうですよね。

FXに限らず、マーケット=金融市場の動きを星占いで予想する方法は昔からマジメに研究されています。為替相場・株価・商品市場の動きを占星術(*)で予測できれば、大金持ちになれるとの思惑でしょうか?!

これは、タイムマシンや透明人間並に人気のあるテーマです。そして、占星術を金融に活かす金融占星術という相場予測手法は、プロトレーダーの一部に愛されている手法。

星占いで為替相場を予想!【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド

■FXと占星術

宇宙にある星座や太陽系の惑星たちの動きや位置が為替相場に関係あるの? と思って当たり前ですよね。でも、これ意外に当たる時があるのです。

太陽や月の動きや満ち欠けが、多少なりとも人間の行動に影響しているというのは、世間話でも良く出てきます。満月の時に交通事故が多いというのも統計的に証明された事例もあります。
ならば、天体や星座の動きが人の行動や相場に影響してもおかしくありません。

■占星術を少しだけ紹介

牡羊座は火を表し、おうし座は地を表す。すなわち、火を表す牡羊座が特定の位置にくると、火の力が強まり、地球では、熱波や猛暑が起きやすい。金融占星術では、このような考え方を元に相場を予測します。

もう一つお伝えすると、水星の逆行という見方があります。水星が地球の近くを通過している状態で、地球と水星の間に太陽が入らず、水星の影響を強く受けます。この水星逆行時は、情報・コミュニケーションに不具合が起きて、様々な乱れが生じます。為替相場もその影響を受けて、乱高下しやすく、テクニカル分析が当たらなくなる時期。
(関連記事:第34回「テクニカル分析はなぜ当たるの?」

「2016年の水星逆行は残り二回」
・2016年8月30日の21:49~9月21日
・2016年12月19日の19:59~2017年1月7日
この期間にトレードする時は、注意した方が良いかもしれません。

現在、金融占星術で最も有名な方は、米国のレイモンド・A・メリマン氏。彼は、金融占星術とサイクル理論で株式や為替相場を予測しており、証券会社や商品先物市場で活躍し、相場の世界で生き残っています。米国大統領選挙も占星術で予測するスゴイ人。

星占いはオカルトだから信じないというのもありでしょう。しかし、どんなに研究しても100%当てることはできない相場予測。金融占星術に興味を持てば、恋愛運や仕事運も上向いていくかも!

男性の皆様は、金融占星術を少しでもかじっておけば、女性との共通話題が出来るかもしれませんよ。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:西洋占星術
西洋占星術は、アラビア・欧州で発達した占いの手法、天体がどの位置にあるのかをホロスコープに描き出して、その解釈を占う方法。オカルト扱いされることも多いが、現代占星術を真剣に研究している方も多い。

【上村和弘のFX基本講座】
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●第2回 FXって何?
●第4回 FX会社はどうやって儲けるのか?
●第16回 円高リスクを防ぐ。FXでヘッジしましょう!
●第17回 レバレッジの上限規制、利益率向上ならハイレバレッジ!
●第20回 初心者に向いている分析方法は?
●第32回 ファンダメンタルズ分析で大事なことは?
●第39回 FX注文の基本「成行・指値・逆指値」とは?
●第40回 FX注文の基本2「複合注文」で安定運用を!
●第44回 儲けたいならトレンドを味方につけよう!
●第45回 五輪終了後は…新興国BRICsは今後どうなる?

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