ついに米国利上げか⁉︎ 世界経済ショックの予感【上村和弘のFX基本講座】

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この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる! 知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

米国が利上げをすれば、世界経済に価格変動ショックが起きる可能性が高くなるため、この秋の動きは注目です。
(関連記事:第19回「6月FOMC利上げの内容と対策!」

■米国の利上げは、世界経済を揺るがす

その理由はなんといっても米国の利上げ。米国が金融政策を変更して、利上げ方向に動くたびに、世界経済の不安定さも高まり、急激な変動リスクに見舞われることを繰り返しています。

現在、米国の中央銀行(=FRB)は、利上げを市場に織り込ませて、大きなショックが起きないように必死に動いています。FOMC(=日本の金融政策決定会合に該当)での利上げを9月22日に行うか、それとも11月3日・12月15日に行うか分かりませんが、2016年中に行う可能性が高くなっていますので注意が必要です。

過去に米国が利上げを行うたびに世界経済は激震に見舞われている状態。

●豪ドル/円と日経平均株価の動き

豪ドル/円と日経平均株価の動き、マネーゴーランド
(赤線は豪ドル/円、オレンジ線は日経平均株価)※引用:GMOクリック証券

米国の金融政策が動けば、世界経済は大きなダメージを受けてしまいます。特に、自国通貨が弱く、米ドルへの依存が強い新興国にとっては深刻。そのため、新興国に資源を売る立場の豪ドルも下がる傾向にあるため、新興国ショックの象徴として、見ていただきたい通貨です。チャート上に示した主な変動局面は以下の3つ。

・バーナンキショック(*):2013年5月22日にバーナンキFRB議長が量的緩和の縮小を示した。
・米国量的緩和終了:2014年10月29日のFOMCで資産買入額をゼロにした。
・米国利上げ:2015年12月16日のFOMCで0.25%に利上げ。

■米国の利上げが世界経済に暴落ショックをもたらす理由

グローバル経済は、資本=お金の移動が自由になっているため、米国の利上げは、世界経済に大きな影響を与えてしまいます。

1、米国債の金利が上がれば、運用面での魅力が増して、新興国から米国に資金が移動してしまい、新興国の資金が足りなくなる。
2、米国が金利を上げて、米ドル高に動けば、新興国がドル建てで借りている借金が増える。
3、米ドルにリンクした通貨制度を採用している国は、米国の利上げに合わせて利上げしな
いと資金が逃げ出すため、自国の経済状況にかかわらず、利上げしなければならず、
景気が冷え込むリスクがある。

先日、実施されたジャクソンホールのイエレンFRB議長の講演で、雇用と物価についてFRBは自信を深め、GDPこそ弱いものの、今のレベルで、雇用と物価の目標達成に問題はないとの話をしています。

さらに、フィッシャーFRB副議長もインタビューに応えて、年内利上げに整合性ありと発言しており、データ次第ながら、年内の利上げ確率は相当に高まってきています。

米雇用統計やGDP、インフレ率のデータ、そして米大統領選挙と不確定要素はまだあります。その中で、利上げがいつになるのか予想するのも面白いですね。
そして、利上げ後に起きる可能性の高い世界経済へのショックを考えると、この秋はFXにチャレンジする好機かも知れません!

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:バーナンキショック
米国の量的緩和を縮小させることを、当時の米FRB議長のバーナンキ氏が示唆したことで、世界的に金融市場が混乱したこと。量的緩和により、新興国に流れ込んでいたお金が止まると予想され、新興国の通貨や株式が大きく下落しました。

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●第14回 米国の雇用統計はFXのフィーバーデー! 月に一度のビッグイベント!
●第18回 米ドル/円相場の割安度は?これから円高・円安?
●第26回 外国為替市場の1日、FXで儲けたいなら流れを知ろう!
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●第31回 米雇用統計公表!FXは金利に注目
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  • ついに米国利上げか⁉︎ 世界経済ショックの予感【上村和弘のFX基本講座】

執筆者

上村 和弘 (かみむらかずひろ)

アセットクラス&WEBコンサルティングLLC 代表CEO・ファウンダー 日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP会員、1級FP技能士 1990年 現三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社を皮切りに、証券リテール業務や企画調査、ファンド事業等に従事。1999年より、FX事業の新規立ち上げ後、複数社での金融ネット事業の立ち上げ、事業再構築・運営等の統括マネージメントを経て2011年独立。現在、金融情報サービス事業をコアに、投資教育系、システムツールのサポート業務を行う他、シンクタンク系企業、金融システムベンダー等の顧問等を兼務する。1968年生、宮崎県出身。

上村 和弘

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為替変動の要因&ビギナーが見るべき項目は【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる! 知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

為替相場の変動要因、金利や株式、経済成長、有事(戦争・政治不安など)、市場介入、物価など、たくさんあります。それぞれが影響しあって上がったり下がったりしています。

最初から全ての要因を見ていくのは大変。そこで、短期と長期における為替相場の決定的な要因をお伝えしたいと思います。

■重要な変動要因は金利差と物価差の二つ!

ビギナーの方はこの二つをまず見るようにしてください。そして、「短期は金利」・「長期は物価」で為替相場が動くということを覚えておきましょう。

■短期の為替相場は金利差で動く!

短期の為替相場は、これまでも中央銀行の金融政策でご紹介してきたように、金利差で動きやすい傾向を持ちます。(関連記事:第18回「米ドル/円相場の割安度は?」第19回「FOMC利上げの内容と対策」)

短期の為替市場の法則:高金利通貨は買われて、低金利通貨は売られる。

単純な話で、高金利通貨で運用すれば、低金利通貨で運用するよりも有利。例えば、3%の金利を貰える通貨の方が、1%の金利しか貰えない通貨よりお得です。ですから、中央銀行が金融政策で金利を上昇や引き締め方向(*)にすると、その通貨は高くなりやすいというのがセオリー。

ここで、それなら、低金利通貨の日本円はどうなの? 金利が低いから円安になるのでは?と思いませんか。また、南アフリカやトルコのように、金利の高い国の通貨を買えば、何もしなくても儲かるの? と疑問を持った方もいるはず。
そうです。短期の動きは、金利の高い通貨が上がり、金利の低い通貨が下がるのに、長期の動きはその逆になります。

■長期の為替相場は物価差で動く!

長期の為替相場は物価差で動く、上村和弘のFX基本講座、マネーゴーランド

高金利通貨を買えば、金利と為替差益で大儲け。それが上手くいかないのは、長期的な為替相場は、両国の物価差で動き易いからです。そして、高金利=高物価なので、高金利通貨はいずれ下がるリスクを抱えています。

高金利は、実は高いインフレ率の裏返し。インフレは、通貨の価値が下がること。ちなみに、今の日本は逆にデフレ状態が長く続いており、通貨の価値が上昇し物の価値が下がる状態。

長期的な為替相場の動きとしては、高金利=高インフレの通貨は下落しやすく、低金利=低インフレの通貨は上昇しやすいということになります。

先日、お伝えしたブラジルレアルが長期的に下落したのも、低金利通貨の日本円が100円レベルで滞在して動いているのも、為替相場の基本的なセオリーなのです。大まかに理解頂けましたら幸いです。

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<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:金融政策の引き締め
インフレや景気の過熱・バブルを防ぐために、中央銀行が金利を上げたり、通貨供給量を抑えること。逆に金利を下げたり、通貨供給量を増やすことを金融緩和という。

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●第33回 儲けたいならテクニカル分析を学べ!
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●第40回 FX注文の基本2「複合注文」で安定運用を!
●第43回 五輪開催中!ブラジル通貨レアルは今買い?
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今さら聞けない…アベノミクスって何?【上村和弘のFX基本講座】

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アベノミクスは、第二次安倍政権において政権運営の主要テーマを「経済」とし、それまで日本を覆っていたデフレスパイラル(*)から抜け出し富を増やすことを目的とした政策のこと。FXを始めるなら知っておきたい言葉です。

■アベノミクスの基本政策は「三本の矢」

政策の柱として、戦国大名の毛利元就が三人の息子を諭した故事から「三本の矢」を宣言!

1、大胆な金融政策:お金をたくさん世の中に流通させる
2、機動的な財政政策:国の予算で事業を行う
3、民間投資を喚起する成長戦略:規制を緩めてビジネスをしやすくする

この3つの政策を同時に行うことで、デフレを退治し、経済成長を実現させようというのが安倍晋三首相とそのブレーンが考えた「安倍政権の経済政策=アベノミクス」。

アベノミクスの基本、上村和弘のFX基本講座、マネーゴーランド

アベノミクスの詳細を見る前に実施前の日本の現状がどうだったか分析してみます。

・デフレスパイラルで、消費・賃金は落ち込み景気悪化
・為替は円高に進み企業業績は悪化して株価は下落
・東日本大震災の影響は甚大で、原発事故により世界中から日本は大丈夫かと心配
・少子高齢化で労働人口の減少と社会保障の増加が長期的な問題

このままでは、消費が落ち込み経済力が下がり、日本の未来は暗いのではというムード。高齢化が進むと年金・医療費・介護費の支払いが増えていきます。つまり、税収・社会保障費の収入が減る中で、社会保障費はどんどん増えてゆき、国の財政が破綻するのではという危機感がありました。

このように、アベノミクス前は重苦しい雰囲気が日本を覆っていました。そこに颯爽と登場したアベノミクス。日銀に対してインフレ目標を飲ませてデフレ退治。列島強靭化政策で震災復興&財政政策をPRして選挙に勝利。ムードを一変させて、2013年から本格スタート。
実際、自民党勝利の風が吹き始めてからは、株価上昇・為替は円安と早くもムードは変化。

そして、第一の矢は、黒田日銀総裁が2013年4月4日にはじめた異次元緩和。2年で2%のインフレ目標を達成するために、国債を市場から買い入れて、長期金利を引き下げる政策。これに財政政策&成長戦略を加えることで、経済成長を目指すというシナリオ。

■アベノミクスによるデフレ退治&景気回復シナリオ

1 2%インフレ目標と資金供給量を増やす。
2 実質金利低下
3 株価上昇・円安進行
4 財政政策で企業の仕事が増える
5 規制緩和でビジネスが活発化する
6 消費増加・輸出増加
7 企業の売上や利益が増える
8 設備投資が増える
9 企業の売上や投資が増えれば、ますます好循環が起きてくる
10 雇用が増えて、人々の給料(賃金)も上がる
11 物価が上昇する
12 2%のインフレ目標達成、景気も回復!

この流れで12番まで実現できた時には、日本経済が抱えた大きな問題が解決できるはず。三本の矢は以下の目的を達成できる予定でした。

・緩やかなインフレ達成で、人々の消費意欲が増し景気が良くなる!
・規制緩和で新たな産業が生まれ、企業業績向上・雇用増・給料増が達成!
・政府の税収が増える上に、社会保障を少々減らしても人々は耐えられるようになる!

しかし、道半ばの今、残念ながらここまで上手く「アベノミクス」は進んでいません。続きは近日中に!

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:デフレスパイラル。
物価が下がるデフレ状態では、企業の売上が下がり、賃金も下がります。すると、ますます消費が減るために、さらに売上・賃金が下がっていくという負の連鎖が続きます。そのため、このデフレの連鎖をデフレスパイラルと呼びます。

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●第4回 FX会社はどうやって儲けるのか?
●第5回 FXはぶっつけ本番で始めると損しやすい
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●第18回 米ドル/円相場の割安度は?これから円高・円安?
●第22回 投資リスクの低減!分散投資ならFXがいい理由
●第26回 外国為替市場の1日、FXで儲けたいなら流れを知ろう!
●第33回 儲けたいならテクニカル分析を学べ!
●第41回 話題のヘリコプターマネーとその影響は?
●第42回 日銀の量的・質的緩和にカラータイマー点灯中!

過去4大会の相場を分析!東京五輪への動きは?【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる! 知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

リオ五輪が終われば、次回の開催地はいよいよ2020年の東京です。五輪が終わった後の経済はどうなるのか? そして、東京五輪が開催される日本はどうなるのか気になりますね。過去の開催国の状況を見ながら、為替相場の動きを確かめてみましょう。

■五輪による経済効果

まず、五輪が開催されると、大きな経済効果が生じます。五輪の会場となる競技施設・スタジアムの建設、道路や橋などのインフラ、宿泊・食事施設の建設・整備。そして、開催にあたってのグッズ販売・観戦といったものを含めると次回開催の東京五輪の経済効果(*)は30兆円とも言われています。日本の名目GDPは約500兆円ですからかなりの金額になります。

しかし、一つ大事なことが、五輪は一時的なイベントであること。毎年開催されるわけではなく、一回きりのお祭りです。そのため、開催に向けての準備や開催中は雇用と売上が伸びても継続しません。ということは、五輪招致決定から開催までの期間は、インフラ発注や観光客の増加で、景気や株価が良くなります。

1. 2000年:シドニー 1993年9月23日に招致決定
2. 2004年:アテネ 1997年9月5日に招致決定
3. 2008年:北京 2001年7月13日に招致決定
4. 2012年:ロンドン 2005年7月6日に招致決定
5. 2016年:リオデジャネイロ 2009年10月2日に招致決定
6. 2020年:東京 2013年9月7日に招致決定

では、FXにとって肝心の為替相場について、各五輪の後にどのように動いたのかを見ていきましょう。ギリシャのアテネは、ユーロ全体の大きさに比べて規模が小さいので外してあります。

■シドニー五輪と豪ドル/円相場

シドニー五輪と豪ドル/円相場、シドニー五輪と豪ドル/円相場、マネーゴーランド

1993年の9月に開催決定後に上昇。その後、日本でバブル処理の円高に見舞われた後は、豪ドル高・円安に動きました。しかし、サブプライムローンから始まる金融危機の影響で豪ドル安・円高に進み、ちょうど、シドニー五輪開催のタイミングで、豪ドル安はピークになり上昇へと変化。

■北京五輪と人民元/円相場

北京五輪と人民元/円相場、シドニー五輪と豪ドル/円相場、マネーゴーランド

招致決定後に少し人民元高に動きましたが、その後は、下落が続きます。2005年から上昇に転じましたが、北京五輪開催をピークに人民元安に転じています。

■ロンドン五輪と英ポンド/円相場

ロンドン五輪と英ポンド/円相場、シドニー五輪と豪ドル/円相場、マネーゴーランド

招致決定後の英ポンドはしばらく上昇。2007年以降の金融危機(サブプライムローンからリーマンショック)で大きく下落。ロンドン五輪開催後に、世界的なリスクオフとアベノミクスで上昇へと転じました。

■リオデジャネイロ五輪とブラジルレアル/円相場

リオデジャネイロ五輪とブラジルレアル/円相場、シドニー五輪と豪ドル/円相場、マネーゴーランド

ブラジルレアルは、五輪招致決定後は横ばいで動くも2011年にブラジルレアル高を修正するために、政府がレアル高を止める政策を打ち出して大きく下落。その後も下落傾向が続き、原油価格下落・政権の汚職事件など悪材料出尽くしで、戻しつつあります。

過去の五輪と為替相場の関係を見ると、五輪招致決定後に上昇しやすい傾向が見られます。

それは、五輪開催が決まるとインフラ整備にお金を出すために、好景気・高金利になりやすく、お金が集まることで通貨高になりやすいということでしょう。

もう一つ、気になるのが、五輪終了が為替相場のターニングポイントになっていること。
五輪というお祭りが終わることで、インフラ整備や投資がなくなり、足もとの経済状況や課題に注目が集まることで、それまでの流れが変わるのでしょう。

■東京五輪と米ドル/円相場

東京五輪と米ドル/円相場、シドニー五輪と豪ドル/円相場、マネーゴーランド

今の日本は、低金利・低インフレの真っただ中、政府及び日銀は、東京五輪に向けて、インフラ整備と金融緩和を続けています。東京五輪招致決定後は、他国と同様に株高と円安に動きました。東京五輪終了後に、とんでもない大相場が来るかもしれません。それまでにFXで為替相場を勉強しておきましょう。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:経済効果
特定のイベントに対して、経済に与える影響がどれほどあるかを試算すること。新たな需要ができることで、 それが、様々な産業に波及していくことで、全体としてどのくらいの影響があるかを金額で計算します。

【上村和弘のFX基本講座】
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●第17回 レバレッジの上限規制、利益率向上ならハイレバレッジ!
●第32回 ファンダメンタルズ分析で大事なことは?
●第33回 儲けたいならテクニカル分析を学べ!
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旅行中も安心!利食い&ストップロス注文とは【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる! 知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

今回は「忙しい夏休み中でもFXで運用したい」「旅行中に為替相場が急に動いたらどうすればいいの?」という方に、対策をお伝えします。海外旅行や海水浴、避暑地でスポーツ、家族サービス…FXを運用しながら夏休みを満喫しましょう。

為替相場は24時間動いており、私達が休みの間も外貨のポジションを持っていれば、損益が発生します。そのため、そろそろ利益を確定したい、これ以上の損失を避けたいという時のために、決済注文を先に出しておくことが一法です。8月は夏枯れ相場(*)になることもあれば、大荒れ相場になることもありますからね。

■夏休みは利食い注文やストップロス注文を出しておきましょう!

リミットとも呼ぶ利食い(利益確定)注文と損失を限定するためのストップロス注文を活用すれば、夏休み中でも心配せずに、楽にFXを運用できます。

「利益を確保するための利食い注文」
まず、為替相場が自分の予想通りに動いた時は、ちょうど良いところで決済しないと、その後の動き次第で、利益が減ったり逆に損失に転じたりします。そのため、相場が予想通りに動いた場合に、目標とする価格を決めておき、利益を確保する利食い注文を出しておきます。

「損失を限定するストップロス注文」
為替相場が自分の予想と反対に動いた時の方法、これ以上は損したくないポイントに出しておくストップロス注文。FXで儲けるには、このストップロスの活用がとても大事。夏休みで相場のチェックをできない間に、思わぬニュースが飛び込んで、損失が一気に膨らむというのは最悪の事態。これを避けるために出しておくのがストップロス注文です。

これらの注文方法を活用するだけで、為替レートを見ていなくても、ゆっくり夏休みを過ごせます。
(関連記事:「第39回(FX注文の基本)」)

■利食い注文とストップロス注文を両方出す複合注文で対応!

さらに進化形として、二つの注文を同時に出しておけば、上下のどちらに動こうとも、安心して過ごせます。 第40回 FX注文の基本2「複合注文」)で記載しましたが、この方法を活かせば為替相場を眺めていなくても大丈夫です。忙しいアナタでも楽ちんです。

FXは主婦や会社員等の投資参加者が多い金融商品ですが、それはFXが自由度の高い金融商品である他、様々な注文方法を活用する事で、片手間に取引する事が出来るからです。

以下、復習の意味で記しておきます。

「OCO注文」
利食いとストップロスを同時に出す注文がOCO注文。これから米ドル/円が上昇すると考えて買いポジションを持っている場合、ここまで上がれば利食い・ここまで下がれば損切りを同時に出しておくことができます。注文さえ出しておけば、後は自由に夏休みを満喫できますね。

らくちんFX! 夏休み、楽に運用したい! 【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド

遊びも投資も、楽に行きたいですね。
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本日のワード:夏枯れ相場
8月は夏休みで参加者が減り、相場の動きが小さくなる傾向にあります。値動きが小さくなり、取引量が減る事を夏枯れ相場と呼びます。しかし、取引量が少ない時に、大きな材料が出ると、一転、急落や急騰する場合がありますので、リスク管理をしなければいけません。

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