災害への備えを見直そう!「帰宅困難者用の備蓄品」助成金制度

6404.jpg

このレシピを実行して

最高10万円円貯まる!
<材料>

・自社の災害時帰宅困難者数を予想する

・必要物資を人数分購入する(東京都の助成は3日分の備蓄要)

<Point>

1購入前に各自治体に申請等が必要

今回も、前回に引き続き「防災」をテーマにした助成金をご紹介したいと思います。

前回が個人向けの内容だったのに対し、今回は会社向けの助成金です。中小企業の事業主の方にぜひ活用いただきたい内容となっています。

2つの助成金をご紹介しますが、どちらも会社で防災グッズを揃えた場合に支給されるものですので、「まだ自社に防災関連の備蓄品を用意していない!」という事業主の方はご参考にして下さい。

■東京都民間一時滞在施設備蓄品購入費用補助事業

こちらは東京都が行っている事業で、会社で帰宅困難者用の備蓄品を購入した場合、購入費用の5/6が助成されるというものです。

対象物資は、1人あたりの備蓄量が「水:9リットル」「食料品:9食」「簡易トイレ:15個」「ブランケット:3個」です。これらは3日分の必要量として想定されており、1人分の補助対象限度額(3日分)は9,000円となります。実際の補助金額はこれら備蓄品購入額の6分の5で、帰宅困難者予想人数の上限はありません。

また、上記の備蓄品(水・食料・簡易トイレ・ブランケット)を完備した場合は、「エアマット(1人1枚)」、「おむつ・生理用品・救急セット」も助成対象となります。

なお、こちらの助成金を受けるには下記の要件を満たす必要があります。
1:施設が所在する区市町村との帰宅困難者受入に関する協定の締結。
2:東京都帰宅困難者対策条例に定める従業員向けの備蓄品を3日分備蓄。
3:事業継続計画(BCP)または防災計画の策定。

東日本大震災の際は、東京で約352万人が帰宅困難者となり、当日自宅に帰れなかったと言われています。まだ会社での備蓄を何もしていないという事業主の方は、これを機会に準備してみてはいかがでしょうか。平成28年度の募集期間は6/1~11/30までです。

■千代田区〜事業所における備蓄物資購入の費用助成〜

こちらは千代田区で行っている制度で、同じく災害時に必要となる備蓄物資を、会社で準備した際に支給される助成金です。対象となる事業所は「千代田区内で事業を営む法人等で、従業員数は5人〜300人未満」となっています。

対象物資は「水、食料、毛布(アルミブランケット・寝袋)、携帯トイレ、ヘルメット、携帯ラジオ、懐中電灯(ランタン)」で、助成額は対象経費の1/3~2/3(上限10万円)です。

今回は東京都と千代田区の助成金をご紹介しましたが、他の自治体でも行っているところがありますので、事業所のある自治体HPをチェックしてみて下さいね。

<関連記事>

画像一覧

執筆者

水口 有希

大学卒業後、大手損害保険会社に勤務。営業事務に9年間携わる中で、成果を出す働き方をするには、職場環境が大切であると実感。働きやすい職場環境を作る支援がしたいと思うようになり、社会保険労務士の資格を取得。現在は、子育てをしながら独立し、主に企業の労務相談、女性の活躍推進支援、助成金の相談等を行っている。

水口 有希

関連記事

特集

関連記事

返済不要の助成金や補助金を活用して資金を賢く節約!

いざ独立・開業となると、思った以上に資金がかかり、資金繰りに頭を悩ませたりすることも出てくるはずです。資金に余裕がないと、最悪の場合、廃業ということにもなりかねません。

開業資金や運転資金には、自己資金を充てる他、日本政策金融公庫や自治体の信用保証協会から融資を受ける方もいるでしょう。このような公的融資は、一般的には民間の金融機関より低い利率で融資を受けることができます。但し、当然のことながら返済の必要があります。

一方で、返済の必要がないお金もあります。それが国や自治体からの助成金や補助金です。助成金は、資格要件を満たせば、ほぼ受けることができますが、補助金は融資を申し込んでも受けることができない場合もあります。

例えば、新たなニーズを興すプランで創業する者に対して、その創業等に要する経費の一部を助成する「創業促進補助金」(産業競争力強化法における認定市区町村など、申請対象となる創業地域のみが対象)では、人件費、店舗等借入費、設備費等、創業及び販路開拓に必要な経費などの3分の2までを100万円から200万円まで補助を受けられます(今年度分の募集は終了)。

助成金や補助金の申込みには期限が設けられていたり、申込み時に事業計画書を添付する必要があったりなど、気軽に申し込みが出来るものではありませんが、返済不要のお金がもらえるならチャレンジする意義は充分にありますね。

では、そんなにお得な助成金や補助金、どうやって探せば良いのでしょうか?

簡単なのは、補助金や助成金をまとめて検索できるサイトです。代表的なものは、中小企業ビジネス支援サイト「J-Net21」(独立行政法人「中小企業基盤整備機構」運営)や、未来の企業応援サイト「ミラサポ」内の「補助金・助成金ヘッドライン」(中小企業庁運営)などが検索もしやすく便利です。他にも、自治体のホームページや広報などで募集されていることもありますので、チェックしてみましょう。

但し、補助金や助成金は、事前にもらえるものではないので注意しなければなりません。実際に補助金をもらえるのは、手元にあるお金を使って事業を行い、経費を支払った後になります。

また、「実際にかかった費用の〇分の1まで」とか、「かかった費用の一部、上限〇〇万円まで」という条件が多く、すべての費用を賄えるものではありません。最初から補助金や助成金をあてにして事業計画を作るのではなく、もらえたら助かる!というスタンスで申し込みましょう。

見落としてませんか?「賃貸人用火災保険」徹底活用術

1.家財保険について

賃貸の人は家を借りる時、火災保険の加入も勧められたと思います。その保険、どんな内容かしっかりチェックしていますか?

賃貸の場合、建物は大家さんのものですから、大家さんが建物に火災保険を掛けています。自分が掛けている保険は火災保険の中でも「家財保険」と言われる、自分の家財を補償する保険と、他人へ損害を与えた場合を補償する「賠償責任保険」の部分になります。

家財保険は、火災による被害ばかりでなく、水漏れ・盗難など広範囲にカバーしてくれます。例えば洗濯機置き場で水漏れが起こった場合、床の張り替え・片づけ費用などであっという間に100万円程度の費用が掛かりますので、入っておくと助かります。

ただし、すべての家財が対象となるわけではなく、図のように高額な貴金属、現金などは制限があったり対象外となります。詳しくは保険ごとに異なりますので、ご自身の証券で確認してください。

2.賠償責任保険について

賠償責任保険については、さらに、大家さんに対しての賠償と、他人に対しての賠償に分かれます。

自分が起こした火災事故が原因で大家さんに損害を与えた時の補償が借家人賠償責任保険になります。

これに対して、個人賠償責任保険は、火災事故や、ベランダからものを落として通行人にけがをさせた場合はもちろんですが、子供が友達の家のテレビを壊したなど、日常生活で誰かに損害を与えた場合すべてが含まれます。

3.補償金額の決め方

保険料は主に家財保険の補償金額で変わってきます。家財の金額は、それぞれの世帯人数、趣味・嗜好などによって異なりますから、一度自分の家財を見渡して、万が一の時買い替えなければいけないものを洗い出して計算してみましょう。目安としては、独身世帯は約300万円、大人二人と子供一人世帯では約800万円くらいです。

借家人賠責については1,000万円~2,000万円程度、個人賠責は死亡事故につながることもあるので、1,000万円~1億円の範囲で設定されている保険会社がほとんどです。

7割が対策不十分、絶対に持っておきたい防災グッズ

先日の大雨による大災害は、水害の恐ろしさを改めて気づかされました。9月は防災月間。東日本大震災からも早4年半ということで、防災に関する意識を高めてみてはどうでしょうか。今回は、地震や災害のときに役立つ家電やグッズを紹介します。

1.7割以上の人が災害への備えは不十分
電機メーカーのパナソニックが東京圏と関西圏に居住する1,040名を対象に行った「防災意識に関する調査」では、「また近いうちに大地震は必ず起こる」という回答が半数近い45.8%に上りました。一方で、「災害の対策状況」という質問に対しては、「備えは不十分」が32.8%、「どちらかといえば不十分」が39.9%で、7割以上の人が災害への備えは不十分と感じています。「東日本大震災後の防災意識の変化」という質問に対しては、「直後は高まったが、徐々に薄れている」が50.2%で過半数を超えており、「のど元過ぎれば」という人が多いことをうかがわせます。

2.いまや新たなライフライン!スマホの充電ができるお役立ちグッズ
ライフラインといえば、「電気」「ガス」「水道」がメインですが、いまやこれに加えて「ケータイ・スマホ」も外せなくなってきています。
東日本大震災のときも、電話が通じにくくなるなかで、メールやSNS、チャットアプリがあることで連絡をつけやすくなったという方も多いはず。また、情報収集にも役立ちます。

しかしそんな便利なスマホも、バッテリーがなくなればただの箱です。大地震で電気が止まった時でも、スマホの充電は欠かさないようにしたいですね。
そんなときに心強いのがソニーの防災ラジオです。手回しすれば充電できるハンドルや、ソーラーパネルがあるので、電力供給がストップしていても心配無用。スマートフォンのバッテリーの補給をし、LED灯もつくという1台で何役もこなせる優秀さ。手のひらサイズなので、防災グッズに入れておけば心強いこと間違いなしです。

さらに、冬場の災害やガス供給が絶たれたときの炊き出しなどで便利なアウトドア用のストーブ。なんと、火を燃やしながら発電できるストーブがあるのをご存知ですか。暖をとりながらスマホも充電できる、一家に一台はほしい製品です。

スグに一発検索できる!補助金・助成金サイト活用術!

皆さんは補助金・助成金を調べる時、どのようにしていますか?

「どんな補助金・助成金があるか、一発で調べる方法はないだろうか?」
「一覧にしたり、比較して見ることはできないだろうか?」
「調べても既に終わっているものもあり、なかなか見つけることができない・・・」

補助金・助成金を調べる中で、このように感じたことがある人も多いのではないでしょうか。今回はそんな悩みを解決できる『ミラサポ』というサイトを紹介します。このサイトでは、中小企業庁が小規模事業者や中小企業などの小さな会社向けの様々な情報を提供しています。これを活用すれば、自社(自分)が関係する補助金・助成金の詳細を調べたり、一覧にしたり、比較して見ることもできるのです。

例えば、会社が東京にあり、創業・起業に関する補助金・助成金を調べるとしましょう。「支援内容」「分野」「対象地域」を設定するだけで、該当する情報を簡単に比較することができます。その中には、
・商品プロモーション支援事業
・ホームページ作成助成金
・創業プランコンテスト
・ものづくり応援助成金
・中小企業セミナー等受講助成金
・外国語ホームページ新規作成費用支援事業
・事務所等賃料支援事業・・・
などがありますが、業種なども入力すればより関連度の高い情報を入手することができます。

時期も設定できますので、例えば10月~12月に募集が開始されるものに絞って表示することもできます。今回ご紹介した「ミラサポ」は、自分から欲しい情報を取りにいかなければいけませんが、過去に紹介したグーグルアラートも活用すれば、「ミラサポ」で一発検索して、「グーグルアラート」で必要な情報だけ届けてもらうこともできます。

自社に関係する補助金・助成金の情報だけ見てみたいと思ったことがある方、ぜひチェックしてみて下さいね。

ランキング