Apple、EUから1.5兆円の追徴課税支払い

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 EUの執行機関である欧州委員会(EC)は現地時間30日、Appleに対して130億ユーロ(約1.49兆円)の追徴課税を命ずる決定を下した。

 Appleをはじめとしたグローバル企業はこれまでも、EU内における租税回避について指摘されてきた。記憶に新しいところでは、2015年にスターバックスおよび自動車大手のフィアットがその標的となっているほか、Googleも長く指摘されてきている。米国は、こうした米企業に対する執拗な操作を牽制しているが、各社に対する捜査や追徴課税の支払い命令は、課されてきた。

 ECの指摘によれば、Appleは1991年から2007年にかけて、アイルランド政府と税制優遇に関する取り決めを結び、違法な補助金を享受してきたとのこと。ティム・クックCEOはこれまでも、同様の声を馬鹿げたことであるとしてきたが、司法の最終決定が待たれる。同決定に対し、アイルランドのマイケル・ヌーナン財務省およびAppleは、本決定を不服とし、控訴の手続きをとる方針を示している。

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英国EU離脱で為替に熱視線!初心者でもわかる「為替と外貨のいろは」

英国のEU離脱を受けてドルが一時100円を切り、大きなニュースとなりましたね。円定期と比べて金利も魅力的なので、為替が大きく動くときには外貨運用に注目が集まるようです。

ただ、リスクもあり初心者には難しいと思う人もいるでしょう。そんな方のために、知っておきたい為替と外貨の仕組みを紹介します。

■利益が出るのは円高?円安?

外貨運用の基本は、円高で購入し円安で解約すると利益が出る仕組みです。ニュース等でよく耳にする円高・円安。これは通貨の人気投票のことで、円を持つ方がよいと判断する人が多ければ他の通貨より価値が高い=円高となり、逆に円よりも他の通貨を持つ方がよいと判断する人が多ければ、円の価値が下がる=円安となります。

1ドルが105円であった場合を例に考えてみると、
・1ドルが103円になった場合、105円出さないと買えなかったものが103円で買えるようになるので、円の価値が上がった=円高となります。
・1ドルが107円になった場合、105円出せば買えたものが107円出さなければ買えないことになるので、円の価値が下がった=円安となります。

■為替手数料もチェックしよう

外貨預金を利用する場合、ある通貨を別の通貨に換えるときにかかる手数料が為替手数料です。この手数料は購入するときだけでなく、売却する場合にもかかる費用なので注意が必要です。

たとえば、1ドル105円のときに購入して、107円になったときに売ろうとした場合で、大手都市銀行のドル円の為替手数料1円と想定したときを考えてみましょう。

購入時:
105円 + 為替手数料1円=106円と、1ドル106円でドルを購入することになります。

売却時:
107円 - 為替手数料1円=106円と、1ドル106円でドルを売却することになります。

つまり、自分の中では1ドル105円に買い、1ドル107円に売り「2円円安になった分利益が出た!」と思っていても、実際は上記の通りの取引なので、利益が出ないことがわかりますよね。

金融機関や通貨によって為替手数料に差がありますが、ボーナス時期に購入時の手数料が無料になるキャンペーンや、はじめから比較的安く設定している場合もあります。運用で利益を得るには、費用をできるだけ抑えることが大切。為替手数料は大事なチェックポイントと覚えておきましょう。

■海外旅行の準備には外貨預金がお勧め

外貨の商品にはいくつか種類があるので選ぶのが難しく感じるかもしれませんね。その場合は利用目的や預けられる期間によって選択しましょう。

例えば、海外旅行の予定があれば、円高のときに銀行で外貨預金を購入しておき、旅行のときに現地で外国通貨をそのまま使えると便利ですよね。どの通貨にするかですが、ニュースで為替の動きが把握しやすい、米ドルから始めてみてもいいかもしれません。

ただし、外貨預金については、金融機関が破たんした場合に元本1000万円とその利息までが保護されるという預金保険制度の対象外という隠れたリスクも。外貨に限らず、商品選びの際にはどんなリスクがあるのかをしっかり把握しておくことも必要です。

初めてのことにトライするのは勇気がいるもの。ですが、金利が低い円預金に預けておくだけでは一向に増えてはくれません。今が円高のチャンスと捉えているなら、まずは少額からでも始めてみてはどうでしょうか。

英国EU離脱でビジネスチャンス到来か⁉︎【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる! 知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

英国のEU離脱派勝利は世界に衝撃を与えましたね。FXでおなじみの通貨英ポンドは大幅下落・日本円は円高に動くなど為替相場も乱高下。ところが、英国の株価指数(FTSE100)は国民投票前以上の水準に上昇するなど激しい動きとなっています。

■統一の時代から分離の時代へと変化

私達は今、歴史的なターニングポイントにいます。これから、英国とEU間で激しい競争がはじまり、各地で 過度な統一・統合が崩れ始めて、分離・独立の時代に向かう兆し になっていくと感じます。そうなると、為替相場の重要性が増してきます。

英国EU離脱、ビジネスチャンスの可能性?!上村和弘のFX基本講座、マネーゴーランド

■英国のEU離脱

英国は、EUに離脱を通知することから交渉はスタート。 リスボン条約(*)第50条 に従い、欧州理事会に通知して、英国とEUの間で離脱に向けての交渉が始まります。交渉期間は2年間、もし、合意に至らなければ、自動脱退もしくは双方合意の上で協議を延長します。
2年で合意できるのかそれとも長引くのか現時点ではまったく分かりません。

そして、英国はEU離脱後にEUや加盟国との間で、様々な協定を結ばなければいけません。これがまた複雑。しかし、「THE・交渉人の英国」、EU各国の利害関係を突いて、上手に立ち回るのではないでしょうか。結果的に英国有利の協定が次々にできてしまい、EU離脱によって英国大勝利とのシナリオになってもおかしくありません。

「英国がビジネス拠点として有利な点」
・世界の国際言語である英語が母語!
・ビジネス的なインフラが整っている!
・大英帝国時代から続く、企業グループを保有!
・米国と欧州の架け橋になりえる!
・英国はEUから大量に輸入しているため、輸入がなくなるとEUも困る!

■EU離脱でビジネスチャンスが増える?

EUを離脱すれば、過剰と言われるEUの規制に従う必要もありません。税金や規制に関して、ブリュッセルの官僚たちから英国自身に権利を取り戻すことになります。
早くもオズボーン英財務相は、法人税の15%引き下げを提案。現在、英国の法人税率は20%、2017年4月に19%、2020年4月に17%とへと引き下げられるスケジュールは発表済み。

これから、英国とEUの間で、ビジネス拠点の争奪戦が起きるはず。英国から離脱する企業も出てくれば、逆にチャンスと見て英国に拠点を移す企業も出てくるでしょう。

EUによる過剰な規制は、制度に対応できる余裕を持つ大企業有利になりがちで、規制が強くなるとビジネスのイノベーションに必要なアニマルスピリットも生まれません。経済成長に必要なのは規制緩和。アベノミクスの三本の矢の一つも成長戦略で、規制緩和が重要なキーを握っています。

そして、勝敗の大きな判断材料としては、英ポンドの為替相場を見ておきましょう。英国のEU離脱ショックで大きく下がった英ポンドはこれからどう動くでしょうか。

2015年6月高値195.88円から128.72円まで67円超も下がっている英ポンド安は、輸出有利になりますから、いずれ切り返す時が来るでしょう。もちろん、EU離脱までの交渉期間はビジネス的な混乱が出てくるでしょう。EU自体、ドイツ・フランス・英国の三本柱から一本抜けてドイツの力が増してくるとの見方が有力。

英ポンド/円の月足チャート
英国EU離脱、ビジネスチャンスの可能性?!上村和弘のFX基本講座、マネーゴーランド
※引用:GMOクリック証券

やや落ち着きを取り戻しつつある英国、引き続き注目して行きましょう。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:リスボン条約
EUの統治における基本的な条約で2009年12月に発効。従来のEU条約・EC条約を改正する内容で、この条約が発効したことで、1993年11月に構築したEUの機構・制度を見直すことができ、EUの基本機構が整備されたと言えます。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから

●第14回 米国の雇用統計はFXのフィーバーデー! 月に一度のビッグイベント!
●第16回 円高リスクを防ぐ。FXでヘッジしましょう!
●第18回 米ドル/円相場の割安度は?これから円高・円安?
●第21回 手数料80%カット!夏休みに活用したい外貨両替
●第26回 外国為替市場の1日、FXで儲けたいなら流れを知ろう!
●第29回 英国EU離脱は変動チャンス⁉︎ ショートの活用テク
●第31回 米雇用統計公表!FXは金利に注目

世界が激震した「英国EU離脱ニュース」から一週間! 我々国民の生活はどう変わるの?

「イギリス、EUから離脱!」このニュースが世界中を駆け巡ったとき、誰もが「離脱?まさか!」と衝撃を受けたのではないでしょうか。

6月23日(現地時間)に実施されたイギリスの国民投票により、欧州連合(EU)からの離脱を英国国民は選択しました。このことにより、欧州の戦後の政治・経済の枠組みが大きく変わっていくかもしれません。

ただし、現状では国民投票によりイギリス国民の意思が明確になっただけで、何がどう変わっていくのかはまだ不透明な状況です。国民投票の結果には、法的拘束力はなく、イギリスが本当にEUを離脱できるのかも分かりません。また、すぐさまEUとイギリスの行き来が制限さたり、貿易がストップするわけでもないのです。

イギリスは、今後数年かけて離脱の条件を交渉していく必要があります。EU脱退のプロセスとしては、イギリスがEUに離脱を「通告」し、その後2年間で「交渉」し、加盟国の「承認」が得られてようやく離脱となります。イギリスのキャメロン首相は即日辞意を表明し、10月までに次の首相にバトンを渡す意向を示しました。

しかし、EUとの難しい交渉を誰が窓口となって行うのか、イギリス国民の約半分が離脱に反対している中、議会内でも離脱派の意見を集約できるのかどうか、また他のEU加盟国の承認を得られるのかどうかなど、現状ではまったく先行きが分からない状況です。

■世界全体のグローバル化の流れが変わる?

ただ一つ言えることは、今回の投票結果は世の中の仕組みが変わる転換点になるかもしれないということです。

これまでの世界は、「国境を越えて、ヒト、モノ、カネのやりとりをしやすくしよう!」というグローバル化の推進により、「経済は成長し、みんなでハッピーになれる!」という考えが前提にありました。ヨーロッパでも国境の壁をなくして域内の移動を自由にしたことで発展し、EU加盟国は28か国にまで拡大しました。

ところが今回の国民投票により、グローバル化の流れは大きくつまずくことになります。これを受けて、欧州各国内に存在する国家の独自性を支持するEU離脱派が勢力を増し、内向きな思考に変わっていくかもしれません。

■気になる日本経済への影響は?

次に、私たちの生活への影響を見ていきます。メディアを通して不安を煽るような様々な情報が錯綜していますが、日本経済への影響は限定的だと考えられます。日本は米国やアジア諸国と比べると欧州経済との取引はそれほど大きくないからです。

資産運用している人にとっては、株価下落や円高の進行による運用資産の評価額下落の影響は避けられませんが、慌てる必要はありません。何かがすぐに大きく変わったわけではないのですから。

ただし、市場環境の不確実性が高まったことは間違いありません。今後イギリスとEUとの交渉の進み方によっては、株式相場が上がったり下がったりを繰り返す可能性があります。多くの投資家がリスクを避けようとすることで、今後も株安・円高が進みやすいことには留意が必要です。

今回の国民投票の結果によりイギリスが本当にEUから離脱できるのか、どのような体制になるのかはまったく先行きが見えない状況です。私たちの生活が今すぐに大きく変わるわけではありませんが、これからのイギリスとEUの交渉の行方には注目しておく必要があります。

英国EU離脱は変動チャンス⁉︎ ショートの活用テク【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる!知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

■不安定な時期はショートの活用!

英国の国民投票(*)でEU離脱派が勝ち、為替相場は大きく円高に動きました。しかも、国民投票でEU離脱が決まっただけで、まだこれから何が起きるか分かりません。ということは、まだまだ為替相場が上下(円高・円安)に大きく動く懸念が続きそうです。

このように相場が荒れている時は、ロング・ショートを活用して運用したいもの。ビギナーの方は、ショートを苦手とする方が多いので、ショートをマスターできれば大変有利です(第15回「FXは上下の動きにチャンスあり!」)。短期的な局面、リスク高の状況下ではショートの運用は効果的です。
ちょうど、英国の国民投票で、大きく為替相場が円高に動きましたので、ショート=外貨売りのポジションを持っていれば、どうなったか見ておきましょう。

少しだけ復習しておくと、
・ ロング:買いでスタート ⇒ ドル高・円安で利益
・ ショート:売りでスタート ⇒ ドル安・円高で利益

ロングは、為替レートが上昇(円安)すると利益が出るポジション。それに対してショートは、為替レートが下落(円高)すると利益が出るポジションです。

米ドル/円日足チャート 2016年6月27日16時

米ドル/円日足チャートの画像、マネーゴーランド

※引用:GMOクリック証券

■2016年1月から長期保有していた場合

2016年1月に120円で買いポジションを持っていると、100円割れの時点で20円の損失だったことになります(※)。外貨預金を持っている人も同じですね。それに対して、ショート(売り)ポジションを持っていた人は、同じく20円の利益を得たことになります。実際の利益は値幅×取引量で計算できますから、1万米ドルのショートポジションを持っていれば、20万円の利益を得られた計算です。
 ※リスク軽減のストップロスを入れていた場合、損失は限定されます。

■英国の国民投票時の米ドル/円

EU残留派勝利の噂で、106円まで上昇した米ドル/円相場。24日の朝までは為替や株式市場は楽観ムードの渦中にいました。ところが、開票が進むにつれて、EU離脱派の票が増えていき、残留派を逆転。それに伴い為替市場も円高が進み、ついに100円割れ。GMOクリック証券では、98.970円まで円高が進むことになりました。

この時に、106円で売りポジションを持っていれば、100円で買い戻しても6円の値幅を取れた計算です。1万米ドルを持っていれば、6円×1万米ドル=6万円の利益となっています。(ドル円で1万通貨の取引証拠金は4.3万円程。)
わずか、2時間程で6万円の利益! 元金が2倍以上へ!
ただし、これは上手く行った事例で、逆にEU残留派の勝利を予想して、買いポジションを持っていれば、損失という結果に終わっていました。また、この日は買値と売値の差であるスプレッドが広がっており、取引に必要なコストが高くなるなど、取引し難い日だったこともお伝えしておきます。

米ドル/円1時間足チャート 2016年6月27日16時

米ドル/円日足チャートの画像、マネーゴーランド
※引用:GMOクリック証券

今回の英国国民投票は、為替相場の長い歴史の中でも稀に見る大変動が起きた日でした。FXを取引している・いないに関わらず、貴重な経験をできた日でしたね。
さて、ショートを覚えておくと緊急避難的なヘッジとしても使えますので(第16回「円高リスクを防ぐ。FXでヘッジしましょう!」)、本連載をお読みの方は、両方使えるようになって頂けると嬉しい限りです。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:英国のEU離脱の是非を問う国民投票
英国がEUから離脱すべきか否かを国民投票で決めようと2016年6月23日の実施した投票。2015年の総選挙でのキャメロン首相の公約に基づいて実施された。結果は離脱派51.9%:残留派48.1%と僅差で離脱派が勝利。

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●第11回 ボーナス時期目前!お得なFX新規口座開設キャンペーンをチェック!
●第14回 米国の雇用統計はFXのフィーバーデー! 月に一度のビッグイベント!
●第15回 FXは上下の動きにチャンスあり!
●第16回 円高リスクを防ぐ。FXでヘッジしましょう!
●第17回 レバレッジの上限規制、利益率向上ならハイレバレッジ!
●第18回 米ドル/円相場の割安度は?これから円高・円安?
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