ゲリラ豪雨から自宅を守る!知っておきたい「保険の知識&お金の備え」

6767.jpg

このレシピを実行して

DREAM円貯まる!
<材料>

・ゲリラ豪雨から自宅を守る、お金の知識

<Point>

1災害時の金銭的備えは 貯金または保険

2ゲリラ豪雨対策は水災が補償される住宅保険がポイント

3雑損控除もしくは災害減免法で税金を取り戻す

「今日は暑いなあ」と思っていたら、突然のゲリラ豪雨。万一洪水にでもなったら、せっかくのマイホームが水浸し、なんてことも…あなたは、もしもの時の「お金の備え」できていますか?

実は備え方にも気を付けたい大事なポイントがあります。一緒にそのポイントを見ていきましょう。

■災害時の金銭的備えは「貯金」か「保険」

方法は大きく分けて2つ、貯金か保険です。一概に貯金と言っても、もしもの災害の時に備えるのは現実的ではないので、いつも使う通帳とは別に、もう一つ緊急資金用の口座を作るのが良いでしょう。冠婚葬祭、病気・怪我、災害などのためです。

でも大きな災害の場合には、自分の備えだけでは限りがあります。そのために「保険」を活用するのです。もしも家が水浸しになって家財が全部使いものにならなくなったら大きなお金が必要です。そんな時に安心ですね。

保険で備えるなら、加入の仕方に気をつけましょう。どのような補償があるのか、しっかりと確認します。でも、保険料が高いから補償を削ってしまった、なんてことはありませんか? せっかく保険料を払っていても、もしもの時に保険金がもらえないのでは大変。節約したつもりが、かえって余計なお金がかかることにもなりかねません。

■ゲリラ豪雨対策は、「水災」が補償される住宅保険を

マイホームの保険と言えば「火災保険」。火災の時だけでなく、落雷や風災・雪災からも守ってくれる強い味方です。でも、この火災保険には「住宅総合保険」と「住宅火災保険」の2種類があるのを知っていますか?

言葉をよく見ると「総合」なのか「火災」なのかの違い。でもこの違いは大きくて、もしもの時の補償が出ないものがあります。保険で「ゲリラ豪雨」などの水災対策をするには、「住宅総合保険」に加入している必要があります。

■住宅総合保険と住宅火災保険との違い

(一部抜粋)
ゲリラ豪雨対策、住宅総合保険と住宅火災保険、マネーゴーランド
※一部自己負担の場合もあり
※日本損害保険協会の資料をもとに筆者加筆修正

■災害被害を受けたら税金を減らそう

災害で大きな被害を受けた時、保険でも全部カバーできないことがあります。そんな時、受けた損害を所得から引いてくれる所得控除が「雑損控除」です。この雑損控除は、社会保険料や生命保険料控除のように課税所得から引くことができ、所得税・住民税を減らすことができます。

雑損控除の他にも、もう一つ大きな制度に「災害減免法」があります。こちらは税金を計算した後から控除できる「税額控除」。条件がありますが、雑損控除とどちらかの選択になりますので有利な方を選ぶとよいですね。ただし、確定申告をしないと受けられないので忘れずに。

突然やってくる天災。事前に備えておくことは大切です。でも心配だからといって、むやみやたらに保険に補償をたくさんつけるのは禁物。加入している住宅保険を今一度確認してみましょう。

<関連記事>

画像一覧

執筆者

中島典子 (なかじまのりこ) 税理士・社会保険労務士・CFP

大手外資系会計事務所の税務部門を経て独立。個人・オーナー経営者・起業家のお金の悩みごとをワンストップでトータルサポート。子どもからシニアまでの金融経済教育で活動。ファイナンシャル・プランナー中島典子税理士事務所・広尾麻布相続センター 代表。FP Cafe登録FP。

中島典子

関連記事

特集

関連記事

9500万円の賠償金実例も…義務化が進む「自転車保険」FP推奨の加入法

先日近くの歩道で、歩行者と自転車との、出会い頭による事故を見かけました。大きな事故ではなかったのですが、歩行者がハッと立ち止まり、自転車走行者も慌てて自転車からおりる…といった光景は、珍しいものではないかもしれません。

■賠償金9500万円の判決実例も!自転車保険の必要性

警視庁が発表したデータによれば、2015年中の自転車事故件数は全国で101,219件に上ります。

また2013年に起きた、少年と60代女性との自転車事故では、女性は後遺障害を負い、神戸地方裁判所が約9,500万円という高額の賠償金支払いを命じる判決を言い渡しています。被害者はもとより、加害者やその家族にとっても痛ましい事故となったのは、言うまでもありません。

バイクや原動付自転車とは違い、ライセンスの必要ない一般の自転車は、誰もが気軽に乗れる分、乗っている人の走行モラルや規則の順守に大きな差を生みやすいのが実態です。

そんな中、全国に先駆けて兵庫県にて、自転車保険の義務化を定める条例が2015年10月より施行されました。続いて大阪府でも義務化の条例が施行され、そのような動きは全国に広まりつつあります。

罰則規定はないものの、被害者救済と加害者になりかねない事を考慮して、加入はしておきたいですね。

■自転車保険の月額保険料・補償は?

では自転車保険とは、どのような内容なのでしょうか。

まず保険料についてですが、各損保会社の年間保険料は3,000円~1万円程度と、プランによって差があります。つまり、月250円〜830円程度で加入できます。

基本的な補償は、何より被害者への賠償金。額は上限1億円が主流で、中には3億円まで補償してくれる会社もあります。次に示談サービス。相手方との交渉を素人がするのは難しい事ですから、つけておきたいサービスです。

他には搭乗者のケガや死亡に対する補償です。入院や通院、手術についての補償になります。

■個人賠償責任特約と傷害保険には自転車保険の補償がある…⁉︎

実は一般の人には知られていない事なのですが、上記の補償は自転車保険に加入していなくてもすでに補償されているケースが多いのです。つまり“加入しているとは知らずに、加入している”状態です。そのからくりは、「個人賠償責任保険」と「傷害保険」にあります。

⚫個人賠償責任保険
個人賠償責任(賠責)は自動車保険や自宅の火災保険に特約として付加されていることが多いです。これは自転車保険でも同じことですが、被保険者ひとりの補償ではなく、同居している家族も補償対象になります。

⚫️傷害保険
傷害保険は事故や災害、感染症での入院、通院、手術や死亡に対して補償されるもので、損害保険会社が取り扱う保険のなかで、唯一「ヒト」を補償対象にしている保険になります。生命保険とは違い、年齢や性別で保険料が決まるのではなく、危険なスポーツをしているか、職業は何か、もしくは75歳以上の高齢者か否かで、保険料が決まります。

実はこの2つに加入していれば、すでに自転車保険に入っているのと同じこと。2つ以上の保険に加入しているからといって、補償額がその分増えるということはありませんので、ムダな2重掛けは避けたいものです。ただし、契約の補償額は十分に確認をしてください。賠責額は、1億円以上が好ましいでしょう。

楽しいサイクリングや、安心な日常での使用をするために、保険の確認と、なによりルールを守った走行をお忘れなく。

念願のマイホームを手放す…?「住宅ローンを返済できなくなったとき」

住宅ローンの返済日は、毎月やってきます。このタイミングで残高不足だと、返済に遅れが生じます。延滞発生です。

さてこれが続くと、どうなるでしょうか。 ある金融機関(金融機関Aとする)の例を、ご紹介します。

■金融機関でおこること

金融機関Aは、多くがそうしているように、住宅ローンの貸出しにあたって、「指定の保証会社(保証会社Bとする)の保証を受けること」を条件にしています。

そのため、金融機関Aから住宅ローンを借りる人は、保証会社Bに連帯保証人になってもらいます。

さてここで、金融機関A からお金を借りたCさんに、延滞が発生したとします。当初のうちは、「単なるうっかりかもしれない」ということで、大きな問題にはならないでしょう。しかし延滞が続くと……。

金融機関Aの場合、延滞が3回になると、連帯保証人である保証会社Bに、肩代わり(代位弁済)を請求することになっています。「Cさんが返済しないので、代わりに払ってください」と請求するのです。

■保証会社でおこること

肩代わりの請求を受けた保証会社Bは、金融機関Aにお金を払います。それから行うのは、Cさんへの請求。「自宅を売却して、その代金で返済してください」と求めるのです。

売却の方法は2通りです。ひとつは、不動産会社を通す「任意売却」です。でも、諸事情からスムーズな売却が難しければ、裁判所に「競売」を申し立てて、強制的に回収をはかります。いずれにしてもCさんは、自宅を手放すことになってしまいます。

こういったことにならないよう、住宅ローンの返済が難しくなったら、できれば延滞をしてしまう前に、金融機関に相談するようにしてください。返済計画の見直しがうまくいくかもしれません。

ところで、こうした事実については、一定のルールのもとに、信用情報機関に登録されることになっています。そうすると、新たにローンを組むことなどは難しくなってしまいます。詳細をご覧になりたい方は、信用情報機関のホームページを確認してください。

また住宅ローン返済と同じように、家計を考える上で必要となる老後資金については「ローン返済と老後資金」を、教育費については「ローン返済と教育費」も併せてチェックすることをおすすめします。

自分にもしものことがあった場合、住宅ローンはどうなる?

消費税増税前に住宅を購入したい!という方も多いと思いますが、
いざ住宅ローン組んでみると、この先何十年も返済し続けられるか少し不安になったりもしますよね。

そこで今回は、万一死亡したり重い病気になったりした場合のローンの補償についてご説明します。

まず、民間の金融機関でローンを組む場合、契約者が亡くなった場合に残りのローン(残債)が一括返済される「団体信用生命保険(団信)」に加入します。これは強制加入で、健康状態等で保険に加入できない場合は、ローン自体が組めないことになります。保険料は金利に含まれていますので、追加でとられることはありません(住宅金融支援機構が提供する「フラット35」は、任意で「機構団信」をつけるかどうかを決め、保険料は別途支払います)。

つまり、団信付きの住宅ローンを組んでいれば、契約者が亡くなった場合の返済の心配は無用ということになります。ファイナンシャル・プランナーなどでは将来の収支を予測するキャッシュフロー表を作ってシミュレーションしますが、おかしな話、契約者が元気な場合より、亡くなってローンが完済されたほうが、表面上家計が楽になるケースもあるようです。

問題なのは、重い病気やけがで返済が困難になった場合です。一般の団信では、死亡と高度障害状態を除いて、保険金は支払われないからです。
そこで、最近注目を浴びているのが、がんなど一定の病気になって返済ができなくなった時に備える「疾病補償付き住宅ローン」です。

補償内容は金融機関により様々ですが、がんや脳卒中、急性心筋梗塞の3大疾病を補償するタイプと、これらに高血圧症や糖尿病なども加えて7~8種類の重病に備えるタイプが主流。対象の病気となって所定の状態が一定期間続くと、保険金で残債を一括返済してくれたり、毎月のローン返済額を補償してくれたりするのが一般的です。

多額の負債を背負う身としては非常に心強い商品ですが、当然そのぶんのコストがかかります。元々の金利に上乗せされる形の商品などがありますが、たとえば2000万円を35年で借り、金利が1.5%の場合、0.3%の金利上乗せで、完済までの支払い総額は約125万円増えます。この額で「安心を買う」のだということを認識したうえで、検討しましょう。

もうひとつの注意点は、途中解約の可否です。こうした補償は、順調に返済が進んで残債が減れば必要性が薄まります。借入当初の残高の大きいうちは保険に加入し、将来貯蓄が増えたり、専業主婦の奥さんが働けるようになるなど事情が変わったら解約するといった柔軟な使い方ができるタイプの方がおすすめといえます。

万が一の為に備えておきたいものですが、ご自身のケースではいくら上乗せされるのか、また途中解約は出来るのかなど、しっかりと見比べた上で「住宅」と「安心」を購入しましょう。

携帯電話会社の保険がいい⁉︎ 夏休みに要チェック「面白レジャー保険」

もうすぐ夏休み。今年はどこに行こうかと、計画中の方も多いと思います。楽しいレジャーは事前の準備が肝心。もしもの時に慌てないよう、保険の準備もお忘れなく。

■1泊2日のレジャーにお勧め、携帯電話会社の保険

傷害保険や国内旅行保険が各保険会社から出ていますが、保険期間は1年が一般的。花火大会や夏祭りなら、1泊2日でお出かけになることも多いのではないでしょうか。そんな時にお勧めなのが、携帯電話会社の保険です。

1泊2日なら、262円から加入できますし、申し込みも携帯からできるので、大変手軽です。保険料がお手ごろなコースの補償内容をまとめました。

夏休みのレジャー向け、携帯電話会社の保険、マネーゴーランド

すでに生命保険や医療保険に入っているのであれば、万が一の場合はそちらから保険金が受け取れますので、死亡・高度障害時、入院についての補償金額はそれほど重要視しなくてもよいでしょう。

それよりも、レジャー保険だからこそ準備しておきたいのは、他人にケガをさせたり、物を壊したりした場合に補償される個人賠償責任補償と、遭難などにより捜索や救援活動を行った場合の救援者費用等補償の金額ではないでしょうか。

ちなみに『ドコモ』と『ソフトバンク』はユーザーでないと加入できませんが、『au損保』はauユーザーでなくても加入できます。

■高額なレジャー用品なら、携行品損害補償が付いているか要チェック

夏休みには出かけるが1泊2日よりも長い、あるいは夏休みだけではなく1年を通してするレジャー、といった場合には、国内旅行傷害保険や普通傷害保険がお勧めです。

夏休みのレジャー向け、国内旅行傷害保険や普通傷害保険、マネーゴーランド

レジャー保険に付けたい補償として、携行品損害補償があります。これは、自分のカメラを落として壊してしまったり、スーツケースを盗まれたりした場合に補償されます。

ただし、釣りの保険に関しては、携行品損害補償の対象外とする保険が多いようです。以前は補償対象でも、今は対象外になっているケースもあるので、入りっぱなしの保険があったら、お出かけ前に保険のチェックもしておきましょう。

『グッド保険サービス』のスポーツ・レジャーの保険は、釣具の破損も補償になる点がお勧めです。

■ゴルフ、鉄道・航空ファン、お遍路まで保険で補償

実はどの保険も傷害保険という基本の保険に、様々な特約を付けたパッケージ商品です。傷害保険は、事故による死亡・後遺障害・入院・手術の保障です。そこに追加したい補償は、ゴルファーであれば、ホールインワン特約はぜひとも必要ですよね。また、ゴルフクラブは高額なので、携行品補償も欲しいです。

鉄道・航空ファンなら、撮影や録音機材などが高額になりがちなので、携行品補償を付けたいですね。熱中症の補償もあると安心です。

お遍路さんも、歩いて巡るなら熱中症の補償は必要です。最近はバスを使う場合も多いので、その場合は交通障害のタイプにしてもいいでしょう。

いろいろなレジャーがありますが、備えておきたいリスクはそれぞれ違います。また、保険期間で保険料がかなり違いますので、夏休みの間だけの補償でいいのかどうかで選びましょう。

また、レジャーの保険は事故に備える保険ですから、加入には医療保険のように健康状態の条件はありません。レジャーに出かける方はみなさん、保険に入ってから出発しましょう。そして、楽しい夏休みをお過ごしください。

ランキング