儲けたいならトレンドを味方につけよう!【上村和弘のFX基本講座】

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この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる! 知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

FXで利益を得るために最も大切なのがトレンドを味方につけること。今回はトレンドの第一回目として、トレンドの大切さを紹介いたします。

ファッション業界でもトレンド=流行という言葉がありますよね。FXのトレンドも流行と同じように、相場の動いている方向を指します。そして、動く方向は、上・下・横の3方向、ということは、FXのトレンドは3つだけ。

■トレンドは継続しやすいため、動いている方向に逆らわずに売買しよう!

為替相場は、永遠に、上・下・横と3つの動きを繰り返し続けています。一度、上昇や下落といった方向に動きはじめると、トレンドが出来て、しばらくその方向に動きやすくなりますので、「トレンドイズフレンド(*)」「トレンドに逆らうな」等、トレンドを味方にするという格言がいくつも存在します。

テクニカル分析に移動平均線・ボリンジャーバンド・RSIと様々な種類があるのも、トレンドを判断するためと言ってもいい位、トレンドを判断することは大事です。
(関連記事:第33回「儲けたいならテクニカル分析を学べ!」第8回「為替の動きを予想しよう」

実際にトレンドを判断するためのラインを引いてみましょう。

●安値と安値を結んで右肩上がりで線が上向いていれば、上昇トレンドライン!
●高値と高値を結ぶと右肩下がりの線が下向いていれば、下降トレンドライン!
●ラインに角度が無い横這いは、もちあいトレンド(トレンドレス・レンジ相場)!

トレンドラインを超えてくれば、それまでのトレンドは終了し、新たなトレンドになる可能性が高くなります。利益を上げるポイントは、トレンドを判断し、付いて行く事です。

儲けるためにはトレンドを味方につけよう! 【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド

<トレンド判断での注意ポイント!>
1.トレンドが転換したと思ったが、逆に動く(=ダマシの場合)!
2.トレンドがどこまで続くか分からない場合!
3.上がっている最中で買う、下がっている途中で売ることに慣れる!

トレンドの判断は奥が深く、今回だけでは語りつくせません。そのため、ビギナーの方に大切なポイントを簡単に紹介しておきます。

1. トレンド転換がダマシだった!
横這いトレンドが上昇トレンドに変わったのに、一転、下落してしまった。一過性の動きとして理解、ダマシを素直に受け入れて、平常心でトレードしましょう。
また、仕切り直す事も一考です。不安な状況を引き継ぐことは得策では有りません。

2. トレンドは、どこで終るか分からない!
トレンドが始まった後、どこで売買するかは迷うところ。トレンド転換した直後は、買いにくく、様子を見ているとこれまた、下落しそうで買いにくい。我慢できなく買ったところが天井だったというのは、よくある失敗パターン。

トレンドは、基本的に始まると続きやすいと思ってください。そして、チャンスを逃したと思ったら、遅れて飛び乗らないこと、さらに、トレンドはそろそろ終るだろうと先回りして売買しないようにしてください。天井や底を判断するための指標は今後、紹介していきますので楽しみにお待ちください。

3. トレンドを味方にするため、「下がったら買い」から「上がったら買い」に切り替える!
値ごろ感で安値を買わずに、上昇したところこそ買いタイミングだと思いきる。「下がったら買い」⇒「上がったら買い」へと柔軟な対応に切り替えてみましょう。
 ※中・長期的な下落相場の場合、買いの検討も有効性が高くなります。

トレンドを味方にすることが相場で勝つための基本第一です。少しずつ理解頂けましたら幸いです。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:トレンドイズフレンド。常に売買し続けるよりも、トレンドが出来た時に、トレンドに従って売買する方が利益を得やすいという相場格言。有名投資家のジョージ・ソロス氏の言葉とも言われています。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから

●第8回 平均足チャートで、これからの為替の動きを予想しよう!
●第15回 FXは上下の動きにチャンスあり!
●第17回 レバレッジの上限規制、利益率向上ならハイレバレッジ!
●第20回 初心者に向いている分析方法は?
●第32回 ファンダメンタルズ分析で大事なことは?
●第33回 儲けたいならテクニカル分析を学べ!
●第34回 テクニカル分析はなぜ当たるの?
●第39回 FX注文の基本「成行・指値・逆指値」とは?
●第40回 FX注文の基本2「複合注文」で安定運用を!

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執筆者

上村 和弘 (かみむらかずひろ)

アセットクラス&WEBコンサルティングLLC 代表CEO・ファウンダー 日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP会員、1級FP技能士 1990年 現三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社を皮切りに、証券リテール業務や企画調査、ファンド事業等に従事。1999年より、FX事業の新規立ち上げ後、複数社での金融ネット事業の立ち上げ、事業再構築・運営等の統括マネージメントを経て2011年独立。現在、金融情報サービス事業をコアに、投資教育系、システムツールのサポート業務を行う他、シンクタンク系企業、金融システムベンダー等の顧問等を兼務する。1968年生、宮崎県出身。

上村 和弘

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話題のヘリコプターマネーとその影響は?【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる! 知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

最近、流行の言葉「ヘリコプターマネー」。これ、長い目で見ると、FXにはもちろん、一般の方にもとても重要なことです。お金をヘリコプターから、ばらまくと、拾った人達がお金を使って景気が良くなり物価が上がるというのがヘリコプターマネーの基本。今回は、少しフォーカスして見たいと思います。

最近話題のヘリコプターマネーとは、上村和弘のFX基本講座、マネーゴーランド

■ヘリコプターマネーの目的は、景気を良くしてデフレを退治すること。

ばらまく方法は、地域振興券、給付金と何でもよくて、国民に現金をただで配ることが目的です。広い意味では、政府が増税などで回収せずに人々にお金を配る政策全般。

国民は、そのお金で、物を買ったりサービスを受けたりするでしょうから、消費が活発になり、経済が良くなります。収入が増えたために、物を買いたい・お金を使いたいという欲求が高まり、物不足になって物価も上昇します。

ヘリコプターマネー、私達にとって良いことばかりだと思ってしまいます。この政策を実施すれば、日銀と政府が目標にしている「インフレ率2%の目標やGDP増加計画」が達成されそうです。

孫正義さんや林修先生の言葉を借りれば、「やりましょう」「今でしょ」的な政策です。でも、ちょっとお待ちください。ヘリコプターマネーに問題はないのでしょうか。

■ヘリコプターマネーの問題点

いかに、政府といえども、一般の家計と同じで、収入がなければお金を使うことはできません。政府の収入は国民の納める税金です。しかし、税金だけでは、お金が足りないので、借金をしています。それが国債です。

今の日本は、国債金利が非常に低く、満期が10年物以下の国債はマイナス金利。つまり、政府は国債を発行すると金利を支払うのではなく受け取ることができるということです。

さらに、日銀が国債のほとんどを買い取る質的・量的緩和を行っているため、販売した国債が売れ残る心配もありません。ということは、ヘリコプターマネーを実施する形が整いつつあるということ。

では、ヘリコプターマネーを実施すれば、万々歳かというとそんなことはありません。FXを取引していれば、この話のヤバさが分かってきます。

■リスクシナリオ:国債が暴落してハイパーインフレに?

政府が国債をどんどん発行して、日銀がそれを引き受ければ歯止めが効かなくなります。そして、世界にあるお金は日本円だけではありませんから、たくさん刷られた日本円と国債は、いつかその価値を失い始めます。

そして、日銀が国債を買うのを止めた時に、買い手のいなくなった国債は暴落し、金利は急上昇するシナリオが考えられます。こうなると、政府債務の支払い額もどんどん増え、日本円の価値が薄れるハイパーインフレの到来です。米ドルやユーロに対して、300円といったレベルまで円安が進行する可能性があります。

ヘリコプターマネーを実施して、デフレを退治し景気を良くしながら、副作用として生じやすいハイパーインフレや過度な円安にすることなく、為替相場を安定させるのを日銀に求めても・・・難しい。

政府は、国民の人気を集めるために、景気を良くしたいと考え、お金を発行したがる性質を持っています。そのリスクを避けるために、中央銀行が政府から独立(*)して、自国通貨を守るという形にしました。ただ、日銀も人の子、政府の圧力には耐えきれず、アベノミクスによる日銀の国債買い入れは、実質上、日銀の独立性を失った状態と言えるでしょう。

もし、ヘリコプターマネーを実施するとなれば、期間を短くしたり、配るお金を少額にしたりと「何かの制限を利かせて実行」することになります。もし、そこで効果が出れば、何も問題ありません。しかし、劇的な効果がないまま、いつのまにかズルズルとヘリコプターマネーを続ければいつか破たんは訪れてしまいます。これがヘリコプターマネーのリスクシナリオ。様々な角度から検証する必要も有りそうです。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:中央銀行の独立性
政府は、景気を良くして国民の支持を得たいことから、お金の供給を増やす政策を取る傾向を持ちます。その副作用として、インフレになりやすく、一時的な好景気のために、将来の経済安定が犠牲になりがち。これを防ぐために、お金の需給・金利をコントロールするのは、政府から独立した中央銀行が行います。中立的に実施される方針が、歴史的な知恵として取られています。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから
●第4回 FX会社はどうやって儲けるのか?
●第15回 FXは上下の動きにチャンスあり!
●第18回 米ドル/円相場の割安度は?これから円高・円安?
●第19回 直前、6月FOMC利上げの内容と対策!
●第26回 外国為替市場の1日、FXで儲けたいなら流れを知ろう!
●第29回 英国EU離脱は変動チャンス⁉︎ ショートの活用テク
●第31回 米雇用統計公表!FXは金利に注目
●第35回 英国EU離脱でビジネスチャンス到来か⁉︎
●第38回 米国と世界の板挟み…イエレン議長の舵取りは?

FX注文の基本2「複合注文」で安定運用を! 【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる! 知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

今回は、FXの注文方法第二回として、複合注文をご紹介します。前回、「FX注文の基本“成行・指値・逆指値”とは?」にて、成行・指値・逆指値の基本をご紹介しましたね。それの応用編です。ここまで一気に勉強して注文方法をマスターしておきましょう。FXで勝てる要素の一つであり、他の投資商品にも生かせますので学習しておきましょう。

■複合注文を知る!

応用編といっても難しくありません。実際にデモトレードで試して見ればすぐに覚えられますので、身体になじむまで発注を繰り返してみてください。
1. OCO注文
2. IFDONE注文
3. IFDONE+OCO注文=IFO注文

この3つについて説明します。

1.OCO注文:指値注文と逆指値注文を同時に出して、一方が成立すると、もう一方がキャンセルされる注文方法です。

FX注文の基本「複合注文編」、安定運用の一つ! 【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド

決済注文の時によく使われる方法です。新規の買いポジションを保有している時に、利益が出る指値注文と損失を限定する逆指値注文を同時に出しておく方法、就寝中や仕事中、多忙な時に画面を見ていられない、対応出来ない時などに有効ですね。

2.IFDONE注文:新規注文が成立した後に、決済注文を有効にする注文。新規注文を出す時に、あらかじめ決済したいレートを指定しておくことができます。自動的に対応してくれる方法なので、大変便利です。

3.IFDONE+OCO注文(=IFO注文):この注文は、上記IFDONEとOCOを組み合わせた注文で、新規注文が成立した時に、有効となる決済注文を二つ指定できます。この注文、スタート時に加え、利益確定(=利食い)の指値注文と損切りの逆指値注文を同時に出せるので、いつ決済するかに悩む必要がありません。

新規注文を出す時に、損切り注文を出しておけば、損失リスクを抑えた取引になりますし、利食い注文を出しておけば、為替相場が目標値に達すると、自動的に注文が成立して利益が確定します。

FX注文の基本「複合注文編」、安定運用の一つ! 【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド

決済の指値と逆指値をどちらか一方だけにした場合は、IFDONE注文になります。新規指値注文を出す時には、このIFDONE+OCO注文を使えるとトレードの幅が広がります。

「シナリオを立てる事」

実際にポジションを持つ時は、利食いと損切りポイントを決めておくこと! 新規でポジションを持とうとする時には、3つの事を考えて取引する必要があります。その3つとは、

・新規エントリーの価格:いくらで買うのか(スタートするのか)
・利食いの価格:いくらの利益を狙うのかorどこまで上がりそうか(ゴールの設定)
・損切りの価格:どれくらいの損失に耐えられるのかorどこまで下がりそうか(リタイアの判断)

これらのシナリオを立てて売買すると安定的な成果に繋がります。取引スタート時に決済ポイント、ゴールを決めておくのが大事です。これを決めておかないと利小損大(*)になりがち。また、慌ててマイナスが膨らむ、といった事を回避出来ます。
リスクとリターンのバランスを考えて対応される事が望まれます。なお、リスクが大きくてリターンが少ないような場面ではポジションを持たない方が良いでしょう。

参考になりましたか?

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード: 利小損大
利食いが早く、損切りが遅い取引を繰り返すこと。コツコツ・ドカーンと言われています。勝った取引の利益額は少なく、負けた取引の損失額が大きくなり、トータルで計算すると損失が大きい状態のこと。たとえ勝率が高くても、損失が大きいとトータルでの損益がマイナスになりやすい為、注意が必要です。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから
●第1回 FXの基本
●第6回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!
●第7回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!スマホ編
●第16回 円高リスクを防ぐ。FXでヘッジしましょう!
●第17回 レバレッジの上限規制、利益率向上ならハイレバレッジ!
●第22回 投資リスクの低減!分散投資ならFXがいい理由
●第23回 投資リスクの低減No.2 時間の分散!
●第39回 FX注文の基本「成行・指値・逆指値」とは?

サラリーマンこそFXをやるべし! 【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる!知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

「サラリーマンに最も向いている金融商品は何か?」と聞かれたら、筆者はFXと断言します。

普通のサラリーマンは、原則勤務時間中に株式やFXを取引することが出来ません。したがって、朝起きてすぐのタイミングや、通勤時間、仕事を終えた後の夜にしか自由な時間はありません。すると、日中が取引の中心になる株式取引は、中長期投資が主であり、短期トレードには向きません。株価が気になっても、売買できませんからね。

その点、FXは、どこの場所でも、24時間取引ができる上に少額の資金で参加できるため、サラリーマンに最適な取引だと言えます(第2回「FXって何」)。

「FXがサラリーマンに向いている理由」
1、自宅でも外出先でも、パソコンやスマフォ、携帯等で取引出来る!
2、取引時間が長い=24時間(月~土曜日の朝まで)!
3、レバレッジの活用により、少額の資金で取引可能!
4、銘柄選びが楽で、気軽に趣味感覚で出来る!
5、一定の知識量で始められる!
6、ビジネスに為替相場が関係ある!

それでは、以下いくつか見て行きましょう。

■FXは自由度が高い取引!

何といっても一番大きいのは取引時間が長く24時間取引できること。一方、株式は朝9時から始まり、昼休みを挟んで15時に終わります。この時間は、サラリーマンが仕事をするコアタイムと重なり難しいですね。
※東証・JASDAQの取引時間 9:00~11:30 12:30~15:00

⚫️株とFXの取引可能時間(平日)
サラリーマンこそFXをやるべし! 【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド

実際、勤務中に、株式取引を行って、職場で処分された例もあります。社員の副業禁止規定(*)、職務専念義務違反などが根拠になっています。社内規定で勤務中の投資が禁止されている会社も多いのではないでしょうか。

その点、FXは満期も無く、勤務中に無理に取引をしなくても朝起きてからや、夜帰ってからの時間に売買できます。近年、通勤時間、スマフォで取引している投資家も急増(第3回「FX投資家の実状」)しているのも、自由度が高いからに他なりません。

特に、夜間はFXのゴールデンタイム。米国の経済指標が多数発表される夜21時以降は、為替相場の変動が大きく、短期トレード中心で利益を狙えるコアタイムです(第26回「外国為替市場の1日」)。飲みながらFXトレードをするグループも見られ出していますね。

■レバレッジを活用して効率の良い取引!

数百万円・数千万円と資金力があれば、東証1部上場の大型株を長期投資で保有して配当を狙う戦略が投資の王道と言えるでしょう。しかし、多くのサラリーマンが投資資金として動かせるのは数万円~100万円程。そうなると少額でも取引できる金融商品が選定されますよね。

投資金額が少ない=利益も損失も少なくて当たり前。とはいっても、投資に貴重な時間を割く以上、利益が少なすぎては面白くありません。

その点、FXは、レバレッジを利用することで、少額のお金でも大きな取引ができるメリットを持ちます。本来、1万ドルの取引をするには、レバレッジ1倍で約100万円の資金が必要ですが(外貨預金相当)、レバレッジを利用することで最大25倍、約4万円の証拠金で取引できます。(関連記事:第17回「利益率向上ならハイレバレッジ」

■為替相場は身近で面白い!

自分の仕事で、為替相場が関係してくることも多いのではないでしょうか。取引先関係、直接の業務に関連する他、普段、読んでいる新聞や雑誌、スマフォのニュースアプリでも米ドル/円の動きや米国・欧州・日本の経済状況は報道されます。FXを取引すると、今までよりも深い読み方や、今後を予想することができるようになり、会社で一目置かれるようになるかも知れません。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:社員の副業禁止規定
株やFXをはじめとした金融商品取引を、(本業以外の)別の仕事として行うことを社内規則で禁止する規定。多くの会社は、本業に注力することを目的に様々な規定を設けていることが多い。公務員を除く、サラリーマンの場合、禁止する法的根拠は曖昧ですが、仕事時間中の副業などに対しては、罰則等が実施されることが多く見られます。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから
●第1回 FXの基本
●第2回 FXって何?
●第15回 FXは上下の動きにチャンスあり!
●第16回 円高リスクを防ぐ。FXでヘッジしましょう!
●第17回 レバレッジの上限規制、利益率向上ならハイレバレッジ!
●第20回 初心者に向いている分析方法は?
●第26回 外国為替市場の1日、FXで儲けたいなら流れを知ろう!

英国EU離脱でビジネスチャンス到来か⁉︎【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる! 知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

英国のEU離脱派勝利は世界に衝撃を与えましたね。FXでおなじみの通貨英ポンドは大幅下落・日本円は円高に動くなど為替相場も乱高下。ところが、英国の株価指数(FTSE100)は国民投票前以上の水準に上昇するなど激しい動きとなっています。

■統一の時代から分離の時代へと変化

私達は今、歴史的なターニングポイントにいます。これから、英国とEU間で激しい競争がはじまり、各地で 過度な統一・統合が崩れ始めて、分離・独立の時代に向かう兆し になっていくと感じます。そうなると、為替相場の重要性が増してきます。

英国EU離脱、ビジネスチャンスの可能性?!上村和弘のFX基本講座、マネーゴーランド

■英国のEU離脱

英国は、EUに離脱を通知することから交渉はスタート。 リスボン条約(*)第50条 に従い、欧州理事会に通知して、英国とEUの間で離脱に向けての交渉が始まります。交渉期間は2年間、もし、合意に至らなければ、自動脱退もしくは双方合意の上で協議を延長します。
2年で合意できるのかそれとも長引くのか現時点ではまったく分かりません。

そして、英国はEU離脱後にEUや加盟国との間で、様々な協定を結ばなければいけません。これがまた複雑。しかし、「THE・交渉人の英国」、EU各国の利害関係を突いて、上手に立ち回るのではないでしょうか。結果的に英国有利の協定が次々にできてしまい、EU離脱によって英国大勝利とのシナリオになってもおかしくありません。

「英国がビジネス拠点として有利な点」
・世界の国際言語である英語が母語!
・ビジネス的なインフラが整っている!
・大英帝国時代から続く、企業グループを保有!
・米国と欧州の架け橋になりえる!
・英国はEUから大量に輸入しているため、輸入がなくなるとEUも困る!

■EU離脱でビジネスチャンスが増える?

EUを離脱すれば、過剰と言われるEUの規制に従う必要もありません。税金や規制に関して、ブリュッセルの官僚たちから英国自身に権利を取り戻すことになります。
早くもオズボーン英財務相は、法人税の15%引き下げを提案。現在、英国の法人税率は20%、2017年4月に19%、2020年4月に17%とへと引き下げられるスケジュールは発表済み。

これから、英国とEUの間で、ビジネス拠点の争奪戦が起きるはず。英国から離脱する企業も出てくれば、逆にチャンスと見て英国に拠点を移す企業も出てくるでしょう。

EUによる過剰な規制は、制度に対応できる余裕を持つ大企業有利になりがちで、規制が強くなるとビジネスのイノベーションに必要なアニマルスピリットも生まれません。経済成長に必要なのは規制緩和。アベノミクスの三本の矢の一つも成長戦略で、規制緩和が重要なキーを握っています。

そして、勝敗の大きな判断材料としては、英ポンドの為替相場を見ておきましょう。英国のEU離脱ショックで大きく下がった英ポンドはこれからどう動くでしょうか。

2015年6月高値195.88円から128.72円まで67円超も下がっている英ポンド安は、輸出有利になりますから、いずれ切り返す時が来るでしょう。もちろん、EU離脱までの交渉期間はビジネス的な混乱が出てくるでしょう。EU自体、ドイツ・フランス・英国の三本柱から一本抜けてドイツの力が増してくるとの見方が有力。

英ポンド/円の月足チャート
英国EU離脱、ビジネスチャンスの可能性?!上村和弘のFX基本講座、マネーゴーランド
※引用:GMOクリック証券

やや落ち着きを取り戻しつつある英国、引き続き注目して行きましょう。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:リスボン条約
EUの統治における基本的な条約で2009年12月に発効。従来のEU条約・EC条約を改正する内容で、この条約が発効したことで、1993年11月に構築したEUの機構・制度を見直すことができ、EUの基本機構が整備されたと言えます。

【上村和弘のFX基本講座】
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●第14回 米国の雇用統計はFXのフィーバーデー! 月に一度のビッグイベント!
●第16回 円高リスクを防ぐ。FXでヘッジしましょう!
●第18回 米ドル/円相場の割安度は?これから円高・円安?
●第21回 手数料80%カット!夏休みに活用したい外貨両替
●第26回 外国為替市場の1日、FXで儲けたいなら流れを知ろう!
●第29回 英国EU離脱は変動チャンス⁉︎ ショートの活用テク
●第31回 米雇用統計公表!FXは金利に注目

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