FXの損失をセーブ!投資家を守る「マージンコール&強制ロスカット」って?

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1証拠金が一定水準以下になると、投資家に改善を促す「マージンコール」と強制的に決済する「ロスカット」がある

2「ロスカット」により損失が一定範囲内に収まる

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「FXでは大きな損失が出てしまったらどうなるの?」よく聞かれる質問のひとつです。

ほぼすべてのFX会社は、証拠金を大きく上回るような損失が出ないよう、特別な仕組みを導入しています。証拠金とは、FX取引を開始するのに必要なお金のことでしたよね。

今回は、「マージンコール」と「強制ロスカット」について解説します。

■証拠金が減ったことを知らせ、投資家に改善を促す「マージンコール」

マージンコールとは、預け入れた証拠金の残高が一定レベルを下回ると、FX会社から投資家に証拠金の追加入金を求める仕組みのことです。

この証拠金の縮小は、為替レートの変動により、発生した含み損(評価損)によって起こります。含み損を考慮した証拠金を「有効証拠金」と呼ぶことにしますが、この有効証拠金が必要証拠金の50〜70%を下回ると、マージンコールがかかることになります。

マージンコールが発生した場合、投資家はFX会社から指定された時刻(だいたい発生した日の翌営業日終了時刻)までに証拠金を追加したり、決済したりすることで、有効証拠金が必要証拠金を超えるようにしなければなりません。いずれの場合もそのままにしておくと、自動的に決済されてしまいます。

■強制的にポジション決済し、投資家を守る「強制ロスカット」

強制ロスカット(単にロスカットと呼ぶことが多い)とは、有効証拠金が必要証拠金の20〜30%を下回った場合に、FX会社が強制的にポジションを決済することです。ロスカットとなる証拠金の割合の設定はFX会社によって変わります。

例えば、必要証拠金が10万円で、有効証拠金が2万円になった時点でロスカットが行われます。ちなみに必要証拠金のうち、有効証拠金が占める割合を「証拠金維持率」と言いますが、FX会社はこの証拠金維持率に対して、「マージンコール」や「ロスカット」の水準を設定しています。

 (有効証拠金÷建玉必要証拠金)×100=証拠金維持率(%)

このロスカットの役割は、全額を損失を出さず、損失を一定の範囲内で抑えることです。

FXの損失をセーブ!投資家を守る「マージンコール&矯正ロスカット」って?、マネーゴーランド

■証拠金の預け入れ過ぎには要注意しましょう

証拠金を多く預け入れることで、マージンコールやロスカットになる可能性は小さくできます。でも、証拠金を入れすぎると、その分レバレッジを大きくかけてしまい、たくさん損失を被る可能性もあります。

あまり欲を出さず余裕を持った取引を心がけましょう。そのためにも自分の投資ルールを作り守っていくことが大切です。FX初心者のための「自分ルール」の決め方の記事も参考にしてみてください。

【バックナンバー】
#01 FXでお金持ちに!? 博打にならないFXで資産を増やそう!
#02 レバレッジって何!? 過度にリスクを取るのは禁物!
#03 スワップポイントって何!? 中長期のFX投資に重要な要素
#04 レバレッジの黄金倍率はこれだ!
#05 キャンペーンを利用してオトクにFXデビュー!
#06 FX初心者のための「自分ルール」の決め方
#07 稼ぐチャンスは1日4回! 為替が動く時間帯を狙おう
#08 あなたにあった投資スタイルを選ぼう! 初心者の方は「スイングトレード」
#09 FX取引手数料は無料だが油断は禁物! 実質的な手数料「スプレッド」を理解しよう
#10 通貨の特徴を知ることは大切! FX初心者はこの3つの通貨ペアからはじめよう
#11 必ず知っておきたいFX用語! FX用語を知っておくと情報収集がスムーズに

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  • FXの損失をセーブ!投資家を守る「マージンコール&矯正ロスカット」って?

執筆者

頼藤太希

マネーコンサルタント/ (株)Money&You代表取締役 慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。メディアなどで投資に関するコラム執筆、書籍の監修、講演など日本人のマネーリテラシー向上に努めている。著書は「やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方」(きんざい)、「税金を減らしてお金持ちになるすごい!方法」(河出書房新社)など多数。日本証券アナリスト協会検定会員。

頼藤太希

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必ず知っておきたいFX用語! FX用語を知っておくと情報収集がスムーズに

FX取引をしていると、よく分からない言葉で不便を感じることはありませんか?

ロング、ショート、ブル、ベア、ポジション、ピップスなど、FX特有の用語は普段なじみがないので、敬遠しがちですが、FX取引をするなら覚えておきたいところ。今回は、必ず知っておきたいFX用語をご紹介します。

■まずは「ロング」「ショート」を覚えよう

「ロング」とは「買い」、「ショート」とは「売り」を意味します。「ポジション」とは、投資家が買い建て、または売り建てをどれだけ持っているのかという保有状況を意味します。例えば、米ドル/円のロングポジションと言えば、米ドル通貨を買って保有している状態を指し、ドル/円のショートポジションと言えば、ドル通貨を売っている状態を指します。

■ブル・ベアって聞くけど、どういう意味?

ブルは日本語で「雄牛」のことですが、相場が「強気」であるときにブル相場ということがあります。一方ベアは日本語で「熊」のことで、相場が「弱気」であるときにベア相場ということがあります。

でも「強気」とか「弱気」って、初心者にはよくわからないですよね? だって、両者の戦いを見たことはありませんが、雄牛も熊もどちらも強そうです。強気相場とは価格が「上昇」していく相場のことを指し、弱気相場は価格が「下落」していく相場のことを指すのですが、由来が気になりますよね。

雄牛は、敵を攻撃するときに頭を一旦下げてから、ツノを突き上げます。熊は、両手を上げて、敵めがけて振り下ろします。つまり両者の攻撃パターンを相場の動きになぞったということです。「強気」「弱気」が覚えられない方は、ブルは「上昇」相場、ベアは「下落」相場のことだと覚えておきましょう。

■Pips(ピップス)は為替の最小単位のこと

PipsとはFXで使われる専門用語ですが、為替の最小単位のことです。よく取引できる最小単位と間違えられますが、「為替の最小単位」です。例えば、米ドル/円ならば、0,01円(1銭)が1Pipsです。「100.00から10pips下がった」というときは、99.90円になったことを意味します。円と外貨のペアは「銭」で表示されますが、外貨のペアは「Pips」で表示されますので覚えておきましょう。

必ず覚えておきたいFX用語を表にしましたのでご確認ください。

必ず知っておきたいFX用語

FXは情報が命。FX用語を覚えておけば情報収集がスムーズになること間違いなしです。

【バックナンバー】
#01 FXでお金持ちに!? 博打にならないFXで資産を増やそう!
#02 レバレッジって何!? 過度にリスクを取るのは禁物!
#03 スワップポイントって何!? 中長期のFX投資に重要な要素
#04 レバレッジの黄金倍率はこれだ!
#05 キャンペーンを利用してオトクにFXデビュー!
#06 FX初心者のための「自分ルール」の決め方
#07 稼ぐチャンスは1日4回! 為替が動く時間帯を狙おう
#08 あなたにあった投資スタイルを選ぼう! 初心者の方は「スイングトレード」
#09 FX取引手数料は無料だが油断は禁物! 実質的な手数料「スプレッド」を理解しよう
#10 通貨の特徴を知ることは大切! FX初心者はこの3つの通貨ペアからはじめよう

FX取引手数料は無料だが油断は禁物! 実質的な手数料「スプレッド」を理解しよう

FXの取引手数料は一律無料です。

こう聞くと、かなり得な気がしますが油断は禁物。FXには特有の「スプレッド(spread)」というものが存在します。スプレッドとは「差」という意味ですが、FXの世界では、通貨を売買する時に「買う価格」と「売る価格」の差を指します。この差を負担するのは、他でもない取引するFX投資家です。
 FX会社もビジネスとしてやっているので、FX投資家の取引代行の対価として、このスプレッドをもらっているわけなのです。

スプレッドが狭いほど得られる利益が増える
 株式や投資信託などと同じで、手数料が低いほど利益は増えます。考え方は全く同じで、スプレッドが狭いほど取引が有利になるのです。このスプレッドは、通貨ごとに異なりますし、FX会社間でも異なります。取引参加者が多く、取引量の多い通貨ほどスプレッドは狭い傾向にあり、米ドル/円は現在0.3銭としている会社が多いです。売買単位が1万通貨なら、30円が実質の手数料となるわけです。

外貨預金の手数料と比べると断然にFXが有利
 外貨預金は「日本円を外貨に換えるとき」と「外貨を日本円に換えるとき」両方に手数料が掛かります。大手銀行では米ドルで1ドルにつき約1円(片道)、ネット銀行では約10銭(片道)です。仮に大手銀行にて1万ドルの外貨預金を行った場合、円からドルにし、ドルから円に戻すと、手数料は合計2万円かかります。一方、FXでは前述の通り30円なので、FXの方がかなり割安なのがわかります。
 FXで、レバレッジを1倍にして取引すれば、外貨預金よりも低コストで効率的な資産運用ができるのです。「レバレッジ」ってなんだっけと思った方はこちらの記事で確認してくださいね。レバレッジって何!? 過度にリスクを取るのは禁物!

FXでの価格とスプレッドの見方
 最後に、FXでの価格とスプレッドの見方について確認しておきましょう。通貨の価格は「Bid(ビッド)」と「Ask(アスク)」の2種類が表示されています。この2つの差がスプレッドです。
 「Bid」は売値を指し、保有している通貨を売るとき(新たに売りからエントリーするとき)の価格です。「Ask」は買値を指し、新たに通貨を買うとき(売りエントリー決済のとき)の価格です。売る価格は低く、買う価格は高いのだと覚えておきましょう。

スプレッドはFX会社間で異なります。スプレッドが狭い会社で取引することが利益を増やすためのポイント。FX会社選びの参考にしましょう。

通貨の特徴を知ることは大切! FX初心者はこの3つの通貨ペアからはじめよう

FXで取引できる通貨ペア(通貨の組み合わせ)は各会社にもよりますが大体20種類はあります。株式投資において、企業を調べて投資するのと同様、FXでは通貨の特徴を抑えて取引することが大切です。

■取引する通貨ペアは、各通貨の特徴を抑えてから
FXで取引を行う通貨ペアは、米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円などの主要通貨ペアだけでなく、中国元/円、トルコリラ/円などのマイナー通貨との組み合わせもあります。また、円と外貨の組み合わせだけでなく、ユーロ/米ドル、豪ドル/米ドルなど、外貨同士の組み合わせの取引もできます。

通貨ペアを選ぶポイントは、値動きの大きさ、スプレッド、スワップポイント、情報量の多さ、流通量(取引量)など。通貨の特徴を判断してから通貨ペアを選びましょう。

●通貨選びのポイント
値動きの大きさ
スプレッド
スワップポイント
情報量の多さ
流通量(取引量)

■FX初心者におすすめの通貨ペアは、ズバリ3つ
FX初心者におすすめの通貨ペアは、円と外貨の組み合わせです。理由としては、日本国内では、円通貨に関わる政治、経済などの情報が多いので予測しやすいのと、流通量も多く流動性の観点から円通貨に対する信用度も大きいためです。

中でも、円と外貨の組み合わせで、初心者におすすめなのが、米ドル/円、豪ドル/円、南アフリカランド/円の3つです。

米ドルは、世界の基軸通貨。アメリカはGDPが世界No.1であり、言わずと知れた経済大国です。米ドルは、市場で取引される量が多く、他の通貨に比べて、値動きが小さいのが特徴。米ドル/円のスプレッドは、他の通貨と比べて狭いため、投資コストを抑えられます。

政治や経済ニュースでも日々扱われているように情報が豊富。世界的に景気が悪化すると、リスク回避先として、「ドル買い」が起こり、ドルの通貨価値が高くなると言われていますが、近年は、リスク回避先として円通貨が選ばれることが多く、ドル安円高の傾向となっています。日本人にとっては、最も馴染みのある通貨ペアと言えます。

豪ドルは、高金利通貨であり、スワップポイント狙いで買われることが多い通貨。日本は超低金利と言うこともあり、豪ドル/円の通貨ペアは、スワップポイント狙いの取引で人気のある通貨ペアです。他の高金利通貨と比べて、流通量(取引量)は多く、スプレッドも狭い。

中国との貿易額が多いため、中国経済が悪化すると、豪ドル安円高トレンドになります。オーストラリアの輸出は、原油、石炭、鉄鉱石などの鉱物資源の比率が多く、豪ドルの通貨価値はこれらの資源動向に左右されて変動するので「資源国通貨」とも言われています。石油価格が下落すると、豪ドル安になる傾向。

南アフリカランドも、高金利通貨であり、スワップポイント狙いで買われることが多い通貨。南アフリカは新興国であるため政治経済の不安要素があります。にも関わらず、南アフリカランド/円のペアに人気が集まるのは、スワップポイントが高いことと、500円と少額の資金でも取引できるから。少額で取引できるのは、初心者にとっては嬉しい限り。

南アフリカの主な輸出品目は、金やダイヤモンドなど鉱物資源であることから、豪ドルと同様、「資源国通貨」と言われています。金の価格が下がると、南アフリカランド安になる傾向に。

 FXでは通貨の特徴を理解の上、目的にあった通貨ペアを選びましょう。

あなたにあった投資スタイルを選ぼう! 初心者の方は「スイングトレード」

今回は、「短期取引」「長期取引」の2つに分けて、投資スタイルの特徴、利益の出し方などのポイントを挙げ比較していきます。

1日の取引時間の確保がしやすく毎日取引でき、値動きの分析に割ける時間が十分にある方は「短期取引」向き。いわゆる「スキャルピング」または「デイトレード」。仕事、学業、子育てなどの都合で取引時間が確保しづらい方、また値動きの分析に割ける時間が取れない方は「長期取引」向き。いわゆる「スイングトレード」。

■「短期取引」は、小さな値幅の中で利益を狙う
「短期取引」には、数秒〜数十秒程度で取引を完結させる「スキャルピング」と、1日のうちに取引を完結させる「デイトレード」があります。小さな値幅の中で利益を得るためには、テクニカル分析を用いることはもちろん、瞬時に売買を判断する必要もあるので、上級者向き。また、利益を着実に積み上げるためのポイントとしては4つ挙げられます。
1.レバレッジを活用し、利益最大化
2.損切りを徹底し、損失最小化
3.スプレッドの小さい会社を選び、取引コスト最小化
4.値幅が大きい通貨を選択し、チャンス狙い
「長期取引」と比べた際の、「短期取引」のメリットとしては、1日未満でポジションを決済するため、寝ている間に急落するなどのリスクが防げます。

■「長期取引」は、トレンド見極め売却益狙いとスワップポイント積み上げ
「長期取引」は、数日、数ヶ月、年単位でポジションを保有する取引スタイルで、「スイングトレード」と呼ばれます。短期取引よりも長い期間、ポジションを保有するので、トレンドを見極めて取引する必要があります。経済指標やニュースをもとに、世界情勢を把握しうまくトレンドに乗っていきたいところ。
「短期取引」と比べた際の、メリットとしては、スワップポイントの獲得が挙げられます。スワップポイントは、通貨間の金利差が、ポジションを持った日数に応じて支払われます。豪ドルやNZドルなどの金利が高い通貨を買って持ち続ければ、コツコツと利益が積み上がります。
デメリットとしては、チャイナショック、紛争などの地政学リスク等により為替レートが急変した場合には対応しづらさが挙げられます。損切りラインを決めておきリスクへ備えることが必須。

ポジションを持つ期間によってメリット・デメリットがあるので、あなたにあった取引スタイルを選びましょう。初心者の方は、「スイングトレード」を推奨します。

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