「お金が貯まらない理由」がわからない…!貯蓄愚者の失敗例3つ

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<材料>

・貯蓄愚者の失敗例

<Point>

1こだわりすぎ・欲張りすぎはNG

2他人軸でお金の使い道を決めるのはNG

3収入の多いときを基準に暮らしつづけるのはNG

「なぜだかいつもお金が余らないのです。」

ファイナンシャルプランナー(FP)である筆者のところに家計相談に来る方の大半がおっしゃるセリフです。頑張って家計の管理をしていてもお金が余らず、なぜ貯金ができないのかがわからない。そんな貯蓄愚者の実例をご紹介します。

■失敗例1:こだわりすぎ欲張りすぎはNG

ママ向け雑誌を参考に、やりくりをしているというAさん。年収が同じくらいの読者モデルは優雅にランチを楽しんでいるのに、我が家は毎月ギリギリの暮らし。何がどう違うのかがわからないとのご相談です。

食費など費用ごとに確認していくと、肌が弱いので基礎化粧品には妥協できない。子どもの可能性を伸ばすために、取り敢えず習い事をさせている。ペットの健康を守るため、食事に気を使っている。など、ほんの少しのこだわりが積み重なって家計に余裕をなくしていたことが判明しました。

こだわりすべてを叶えようとするのは、欲張りなのかもしれませんね。優先順位を決め、メリハリをつけたお金の使い道を考えていきたいところです。

■失敗例2:他人軸でお金の使い道を決めるのはNG

知人の行動が気になるBさん。友達がおうち起業を始めたので、「私も自宅でなにか始めたい」「雑誌で紹介されていた人気ランキング上位の資格を私も勉強してみたい」など、誰かを基準に行動やお金の使い道を決めています。

私もキラキラしたいという「やる気スイッチ」が押され、将来的にどれだけお金がかかるのか、効果は見込めるのかを考えないまま突き進む。よくあるパターンです。かけた費用や時間を無駄にしないためには、チャレンジ精神を大事にしながら、価値観や本当にしたいことは何かを自分軸で考えてみてはどうでしょうか。

人生の舵は自分で取りましょう。

■失敗例3:収入の多いときを基準に暮らしつづけるのはNG

共働きのCさん夫婦。忙しさを言い訳に、お金の管理をしていませんでした。最近、派遣社員である妻の妊娠がわかり、妻が仕事を辞めることで家計にどんな影響がでるのか心配になっています。

今まではそれぞれが家計の分担を決めて管理し、それ以外の収入は自由に使っていました。働いて得たお金は楽しいことに使い、貯蓄額を気にしないで暮らしている。子どものいないDINKS家計にありがちなことです。

収入の多さに慣れてしまい、将来もずっとこの生活レベルが続くと勘違い。急な出来事や定年後の収入減にあわてても、対応できない家計が多いのです。

でも、もともとは余裕のある家計。先に収入の一部をしっかり貯金し、残ったお金で暮らせるような工夫ができれば、将来の不安は軽減されますよ。

以上、3組の家庭に共通しているのは、「家計の今に注目し、将来に目を向ける余裕や意識がない」ということ。支出にメリハリをつけ、将来を見越した貯蓄をコツコツ始めることで、頑張っても貯まらない家計から卒業する秘訣なのかもしれませんね。

逆にFPがこれはお金の使い方が上手だなと感心した例については自然とお金がたまる!FPも感心“貯蓄賢者の成功例”3つ」でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみることをおすすめします。

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執筆者

辻本ゆか (つじもとゆか) おふたりさまの暮らしとお金アドバイザー

大手金融機関にて個人向け営業に従事。その後、乳がんを発症した経験から、備えることの大切さを伝える活動を始める。現在は、子どものいないご夫婦やシングルの方への相談業務も行っている。FP Cafe登録FP

辻本ゆか

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お小遣い・浪費が問題…FPは見た!「夫婦がお金でモメる理由」TOP3

夫婦喧嘩の原因で多いのがお金にまつわること。ファイナンシャルプランナーであり夫婦関係についても心理カウンセラーとして相談をうける筆者は、その現場を目の当たりにすることが多くあります。

今回は、夫婦がお金でモメる理由についてご紹介していきましょう。

■夫婦がお金でモメる理由1:消費と浪費の価値観

「夫は車をいじるのが大好きで数万の部品をお取り寄せ。妻は3週間に1回8,000円のネイルサロンは欠かせない。これって無駄ですよね?」家計相談にお越しになったご夫婦に審判を求められたことがあります。

よく聞くとご主人様は、お酒もたばこも興味はなく趣味は車のみ。奥様は、他にお稽古やつきあいの女子会もあまりなくそのネイルだけが楽しみだとのこと。

一人一人「ここは譲れない!」というお楽しみがあってもいいのではないでしょうか。お金の使い方にメリハリがあれば、何が無駄ということは一概にいえません。
節約しすぎても疲弊するだけ。メリハリをつけることで、日々を楽しみながらお金を貯めることができます。

■夫婦がお金でモメる理由2:教育費への想いの違い

どこまでを教育費とするかでモメることが多いようです。金融マンの家庭で育った筆者の家庭では、自動車免許の取得費用は「教育費外」扱いでしたので、アルバイトで貯めたお金で支払いました。今は、携帯代・サークルなどの学校外活動費や書籍代など教育費か否かの選択を迫られる出費がもっと多岐にわたることでしょう。家族でしっかり話し合っていきたいものです。

■夫婦がお金でモメる理由3:おこづかいへの不満

家計のやりくり相談で、奥様がまずメスを入れたがるのがご主人さまのおこづかい。「この額は多すぎですよね?」「他の家はどれくらいですか?」とおこづかいカットの理由を探ります。そのご家庭の収支や考え方によって、一概に家計の〇%まで、いくらまでが妥当かは異なります。

ご主人様側からのご相談では、このおこづかいでは妻にプレゼントをあげたくてもあげられないという、女性としては嬉しいお悩みもありました。家計への「不安」は相手への「不満」につながります。

■お金でモメないためのテクニック

お金のことは生計を維持していく上でとても大事なことですが、面倒に思ったり、見て見ぬふりをして放置しがちです。しかし、夫婦でお金について話し合う時間を持つことがとても大切です。

老後まで、(1)いつ、(2)どんなことのために、(3)いくら必要なのかというイベント(例えば、(1)退職の記念に、(2)思い出の新婚旅行に行ったハワイ旅行、(3)40万円)を書きだし、それを達成するためには、今からいくら貯金したらよいかなど話してみましょう。相手の思いがけない「想い」を再発見できるかもしれません。

アルファベットで言葉を省略する話題のタレントの結婚ソングによると、夫婦は70億分の1で出会うという確率だそうです。そんなに低い確率でせっかく出会った二人ですから、なるべくモメず仲良くしていけたらいいですね。

夫婦がうまくいくために決めておきたいルールについては「女性の再婚禁止100日へ短縮!離婚を防ぐ“夫婦のお金のルール”5か条」を、夫婦でどうやってお金を管理するべきかについては「夫婦ゲンカ勃発率50.7%!“夫婦がうまくいく家計管理法”探ってみた」を参考にしてみてください。皆様のハッピーライフを応援しています。

FPがプロの視点で指摘!「ボーナスの本当に賢い使い方」2つの例

そろそろ夏のボーナス支給が始まりますが、今回いくらもらえるのか気になるところですね。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが調査した「2016年夏のボーナス見通し」によると、一人当たりの平均支給額は35万8,409円(中小企業も含めた民間企業の場合)。前年比+0.5%と、2年ぶりの増加が予想されています。

そして「ボーナス商戦」と名を打った、お金の争奪戦がもうすでに始まっています。「バーゲン」や「30%オフ」などを目にすると、ついつい財布のヒモを緩めてしまいがちです。

そこで今回は、FPである筆者が「かしこいな」と感じる、ボーナスの使い方を2つご紹介します。

■自分の成長に期待する「自己投資」

「生活費を切り詰めても子どもの教育費だけは削りたくない」筆者がファイナンシャルプランナーとしてよく受けるご相談です。夢と期待を一身に背負う子どもたちは大変ですね。その一部でも自分に投資することは、将来の収入を増やすステップとなります。

自分への投資のひとつは資格取得。就職・転職に活かせるだけでなく、最近では社内の昇級に簿記やFPなどの資格が必須になっている企業も増えています。費用負担が気になるところですが、 一般教育訓練給付金制度を利用した場合、教育訓練費のうち最大10万円が支給されます。利用には条件があるので、申込み時に確認の上、忘れずに申請しておきましょう。

また、料理やパン、お菓子作りを習うのもよいでしょう。自分で作ると食材を選べるので、材料費を抑えることができるし、添加物やアレルギーなど身体への影響にも気を使えます。空いた時間に自宅教室を開くことで、家計にゆとりがでるかもしれません。

ただし、自分への投資は浪費と背中合わせ。ムダ使いになっていないか、時々振り返ってみることもお忘れなく。

■ワンランク上の体験をする

ボーナスは貯蓄にまわす。それもひとつの使い方でしょう。ただ将来のための貯蓄は、お金だけに限りません。知識や経験を積むこともそのひとつ。自分や家族にとって価値のあることを体験してはどうでしょうか。例えば…

・英会話教室で学んだことをプチ留学で深める
・フランス料理や和食をいただきながら、テーブルマナーを学ぶ
・期間限定で普段見ることのできない、美術館や寺院を旅する
・地域活性化のためのクラウドファンディングに参加する など。

ボーナスは普段できない体験をする有効な手段。ワンランク上の知識や経験を手に入れることで、今までの自分に付加価値をつけることができるはずです。

会社の業績によってはボーナスが支給されないこともあるでしょう。当然支給されると思っていると、年払いの支出や生活費の穴埋めができず困った事態になりかねません。できるだけアテにしない暮らしを整えることが、ボーナスを賢く使う秘訣かもしれませんね。

プロに学ぶ「お金の正しい貯め方」!FPが実践している資産形成法3つ

FPをつとめる筆者は、現在の資産形成のやり方にたどりつくまで、数々の失敗を重ねながら「シンプル・簡単」に落ち着いてきています。簡単じゃないと続かないですからね。

今回は、そんな筆者がおすすめする資産形成法を3つご紹介いたします。

■収入から3割を貯蓄と投資へ

筆者は個人事業主として、ファイナンシャルプランナーという、お金に関わる仕事をしています。収入源はお客様から頂戴する相談料、投資助言契約料、セミナー・講演・執筆等の報酬となり、報酬をいただくタイミングも不定期で、金額も1,000円台~数十万円と様々です。

そのような収入状況なのですが、収入が入ってきた時のルーティンとして、入った金額の3割を貯蓄としてキープする作業を実行しています。1,000円の場合には3割ですと300円となるのですが、そこは面倒なので100円台以下は切り上げで1,000円としています。3割キープが完了したら、あとは自由に使って良いお金です。

ファイナンシャルプランナーはお金に関わる仕事だから、たくさん稼いでいるのだろうと思われてしまうかも分かりませんが残念ながらそうでもありません。一日、対応できる相談業務は多くて3人までが、時間的にも労力的にも限度ですので、収入はそこそこです。

しかし、大まかな60歳までの収入は計算できていますので、そこから逆算しますと現状3割キープが出来ていれば、老後のゆとり生活資金で心配することはないだろうという作戦です。

細かく言いますと、収入の1割は円建て預金、収入の2割は国内外株式・国内外不動産・コモディティなどに割り振ります。旅行等でまとまった費用が必要な時は1割の円建て貯蓄から取り崩して使っています。

■海外分散投資を実行する

筆者は、円だけに金融資産が偏ることはリスクと考えています。これまでの「円高・デフレ」での日本では、円建てで資産形成をするのがメインで正解でした。

しかし今後想定できるシナリオとしては「円安・インフレ」を忘れてはいけません。これが現実となってしまった場合には、見た目は同じ100万円でもインフレになると、デフレ時には買えていたものが買えない、または購入量が減ってしまうということになります。いわゆる資産価値の目減りです。

この資産価値の目減りに備えるため、収入の2割を国内外株式・国内外不動産・コモディティなどに割り振ります。

参考までに、筆者の資産配分を紹介すると、国内外のETF(上場投資信託)を活用し外国債券3割、国内外株式4割、国内外不動産2割、コモディティ(金)1割です。

■節税効果を最大限活用する「確定拠出年金」

筆者の場合、確定拠出年金は「個人型」となりますが、確定拠出年金では、毎月の掛け金(自営業者個人型の場合、月額上限6.8万円)が全額所得控除となります。この効果は、支払うべき所得税と住民税を減額させます。

また、NISAと同様、運用益も非課税。さらに、60歳以降に年金を受け取る時も優遇税制があることを考えると、使わない手はないのです。ただ60歳まで積み立てたお金を引き出せないというデメリットがあるので、老後資金の準備と割り切る必要があります。

2017年1月からは、加入対象者が拡大し、自営業者・フリーランス、会社員、公務員、専業主婦(夫)などほぼすべての日本人が加入できるようになります。賢く節税を行いながら資産形成していただきたいです。

以上、恥ずかしながら筆者の資産形成法ご披露させていただきました。少しでも皆さんの資産形成のヒントになれば幸いです。

FPが斬る!ケチじゃない「現代流かっこいいお金の使い方」PART2

お金に色はついていませんが使い方によっては様々な意味合いに変化します。かっこいいお金の使い方をしている人ってちゃんと理由を持って使っているわけです。

では、どんなお金の使い方をする人がかっこいいのでしょうか? FPである筆者が出会った人の中で「かっこいい使い方をしているな」と感じた実例を挙げてご紹介しましょう。

■かっこいいお金の使い方例1:惑わされない

ある方のスーツを買いに付き合った時の話です。1着29,800円のスーツを気に入って見ていると「2着お買い上げいただくと全部で39,800円になりかなりお得です」と店員さんが勧めてきました。確かに2着買うと1着当たりの単価がかなりお得になります。ついつい買ってしまう人も多いと思います。

ところがその方は「必要なスーツは1着だけだし、結局1万円多く出すのでしょう?僕は決して得はしないよね。1万円多く出すなら1着が39,800円のスーツを買うよ。」と私に話してくれました。確かにその通りです。必要以上に買ってしまっては得なことなんてありません。

ついついお得と思いがちなお店の戦略にのることなく冷静に判断して買い物できるってかっこいいと思いませんか。

■かっこいいお金の使い方例2:奥様へのプレゼント

少しご年配の男性の話です。その方は、その日奥様に何を買って帰ろうか悩んでいました。「奥様のお誕生日か何かですか?」と質問したところ奥様のお名前に「三」がつくので毎月3日、13日、23日に何かしら買って帰っているとの事でした。

プレゼントはほんの気持ち程度のもので、チョコレート、果物、文具など特別なものではなく日常的なものを買って帰るのだそうです。そしてそれを何と結婚してから35年続けているとの事でした。

「奥様はさぞかしお喜びでしょうね」と言うと「多分女房は気づいていないよ」との事でした。さりげない、奥様への愛のあるお金の使い方がかっこいいと思った瞬間でした。

そのあと同席していた他の方々も、奥様の誕生日には「花を毎年プレゼントしている」とか「結婚記念日には必ずお休みをとって出かける」などの話され、その場がとても盛り上がりました。ご家族へのさりげないプレゼントにお金を使えることは家族円満の秘訣なのかもしれません。

■かっこいいお金の使い方番外編:筆者の場合

バブルのころ、筆者が父と2人でお寿司屋さんに食べに行ったことがあります。「今日は娘と2人きりでデートなんだよ。うれしいから今日このお店に来ているお客さんのお勘定全部持っちゃう!」と、父はポケットからお札を出して払っていったんです。

その時「ちょっとお父さんかっこいい」なんて思ったりした記憶があります。あのバブルのころは本当に羽振りの良い人がたくさんいました。

お金を使うとき少しかっこ良さを気に留めてみるのも悪くないかもしれませんね。前回の記事「FPが斬る!ケチじゃない“現代流かっこいいお金の使い方”」もぜひ参考にしてみて、お金の使い方を考えてみてはいかがでしょうか。

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