800円の地域サポートほか「夏休み預け先&費用」一覧【未就学児編】

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未就学児は、家庭や保育園、幼稚園などさまざまな環境で過ごしています。中でも小学生と同様の長期間の“夏休み”がある幼稚園児を持つ親にとって、夏休み中の過ごし方や預け先は悩みの種。

また、保育園や家庭での保育の場合でも、子どもたちに夏しかできない体験をしてもらいたいものですね。そこで、未就学児の夏休みの預け先やイベントなどをその費用とともにご紹介します。

参考:「無料から数十万コースまで!“夏休み預け先&費用”一覧【小学生編】」

■幼稚園の夏休み、まずは預かり保育の有無を確認

子どもが幼稚園に通っていればすでにご承知の通り、多くの幼稚園には「預かり保育(一時預かり事業幼稚園型)」という制度があります。預かり保育があれば、通常の教育時間の前後や土曜日などに希望者を預かってもらうことができます。ただし、夏休み中も通常期と同じように預かり保育を実施する幼稚園は多くないので、あらかじめ確認しておく必要があります。

預かり保育にかかる費用は幼稚園ごとに異なりますが、たとえば東京都中央区が認定する保育園では月額費用5,000円+利用1日当たり800円(7月の場合)、横浜市では利用日数によらず月額9,000円という上限を設けています。

■保育園や幼児教室の夏期プログラムを利用

認可保育園は空きが少ないため一時的な利用がしにくい状態ですが、認可外の保育園や幼児教室では月極保育や夏期だけの特別プログラムを用意していることもあります。費用の一例として、小学館の幼児教室『ドラキッズ』のサマーレッスンの場合1回当たり4,000円~。また、「無料から数十万コースまで!“夏休み預け先&費用”一覧【小学生編】」でご紹介した「民間学童保育」の中にも、幼児・未就学児専用コースを設けているところがあります。

■自治体ごとに設置されているファミリーサポート

ファミリーサポートは地域で子育てを支援する組織。会員登録をすると支援者を探してマッチングし、子どもを預かったり、送迎したり、病気の子どものそばについていてくれたりします。費用や利用できる時間帯などは自治体ごとに異なりますが1時間当たり800円程度(日中の場合)が多いようです。

■誰でも参加できる公立保育園や児童館、図書館などのイベント

未就学児は子どもだけでの参加が難しく、親子そろってのお出かけが前提になりますが、公立保育園や児童館、図書館などでさまざまなイベントが開催されています。公立保育園では、地域の子育てを支援する目的で教室やプールを無料開放したり、在園児と遊ぶ時間が設けられていたりします。お住まいの地域の役所へ問い合せると情報が集まりやすいでしょう。

企業のPRを兼ねたイベントも人気です。たとえば東京ガス主催の料理教室では、4歳から参加できる『キッズ イン ザ キッチン』コース(3,000円/親子)があります。

■保育料の負担が重いときに必要な「生涯収入」の視点

夏休みに限ったことではありませんが、育児とのバランスを取りながら働いている親にとって、保育料の負担は大きな問題です。認可保育園に入れない、子どもが二人以上いる、時間外保育や送迎が必要といった状態になると、費用負担はさらに増えて、働いて得られる収入から保育料を引くと赤字になってしまうケースも見られます。

ただし、「今の収入」だけでなく「生涯の収入」まで含めて考えてみると、今は赤字でも働き続けることで将来の給料や老後の年金が増える可能性があるので、ぜひ長い視点で働き方の選択することをおすすめします。

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執筆者

國場弥生

早稲田大学院ファイナンス研究科修了。証券会社勤務時に個人向けの資産運用プラン作りを行う。FP転身後は、個人相談、セミナー、書籍や雑誌・Webサイト上での執筆活動を幅広く行っている。『「外貨預金しようかな」と思ったら読む本(中経出版)』など著書多数。株式会社プラチナ・コンシェルジュ取締役http://www.pt-con.jp/

國場弥生

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【2016夏休み】はんこ作りや科学実験、国立科学博物館に65プログラムが集結!

 国立科学博物館は7月26日から8月14日までの期間、「サイエンススクエア~科学と遊ぶ夏休み!」を開催する。今回は未就学児から高校生を対象に、実験・観察・工作など65プログラムを実施。現在、特設サイトにスケジュールやプログラムを紹介したリーフレットを掲載している。

 「夏休みサイエンススクエア」は、科学に触れて、科学に親しんでもらうことを目的に、国立科学博物館が平成3年から開催している科学体験イベント。学校、自治体、企業、NPO、ボランティアなどの出展協力により、科学を楽しむさまざまな企画が実施される。

 2016年夏休みは、はんこ作りや歩行ロボットなどさまざまな工作体験ができる「おもしろメカニカルワールド」や、電気の不思議にせまる実験「はてな?なるほど!電気ゼミナール」、ノーベル賞科学者の気分を味わえる観察「魔法の箱を使って、放射線を観察しよう!」など全65のプログラムを実施。

 プログラムには、当日参加可能なものと事前Web抽選が必要なものがあり、事前Web抽選が必要な企画に参加する場合は、あらかじめ特設サイトから参加申込みを行う必要がある。事前申込み期間はプログラムの実施日によって異なり、第1週実施分の申込期間は6月29日~7月5日、第2週は7月6日~7月12日、第3週は7月13日~7月19日。当選者には申込期間終了後5日以内にメールにて通知が届く。

 特設サイトでは、申込方法の詳細や開催プログラム・スケジュール一覧を掲載。各プログラムには対象年齢や定員も設けられているため、確認のうえ一人でも多くの子どもたちに楽しい科学体験をしてもらいたい。

◆国立科学博物館「サイエンススクエア~科学と遊ぶ夏休み!~」
期間:7月26日(火)~8月14日(日)10:00~16:00 ※会期中月曜日は閉室
会場:国立科学博物館 日本館1階企画展示室、中央ホール、2階講堂
申込方法:
【当日参加】当日、開場(9:45)後に参加を希望するブースで参加受付けを行う
【事前Web抽選】特設サイトで参加したい企画へ事前に申し込む
申込期間:
【第1週実施分】6月29日(水)12:00~7月5日(火)17:00
【第2週実施分】7月6日(水)12:00~7月12日(火)17:00
【第3週実施分】7月13日(水)12:00~7月19日(火)17:00

無料から数十万コースまで!「夏休み預け先&費用」一覧【小学生編】

子どもたちが心待ちにする夏休み。親としては、たくさん気づきや成長の機会を提供したいという気持ちがありながらも「計画を立てるのが大変」「無制限にお金はかけられないし…」と悩ましいのも本音。

今回は、夏休みに小学生の子どもが通う学童保育やイベントなどを、その費用とともにご紹介します。

■お留守番?サマーキャンプ?さまざまな過ごし方

小学生の夏休みの過ごし方に関するある調査によると、親の不在時には「子どもだけでお留守番」「実家、親族、友だちなどに預ける」「近所のお友だちと遊ばせる」といった過ごし方をさせることが多いそう。低学年かつ共働き家庭の場合は、留守番時間が長くなりがちなので実家に預けたり学童保育を利用したり、大人が一緒にいてくれる環境を確保することが多くなります。

特色のある過ごし方としては、塾や習い事などの夏期集中コースや、親が同行しないキャンプ、短期海外留学など。家庭ごとの事情によっても、どの位お金をかけるかによっても、さまざまな過ごし方がありますね。

■共働きやひとり親家庭をサポート「学童保育(放課後児童クラブ)」

学童保育(放課後児童クラブ)は、共働き家庭などの子どもが放課後や夏休みに通い、生活する場所。自治体のほか父母会、私立幼稚園や保育園を運営する団体など多数の主体が運営しています。そのため内容はそれぞれに異なりますが、8時台から18時頃まで開いていて宿題をしたり屋内外で遊んだり、持参したお弁当を食べたりしながら過ごすことができます。利用費用も施設ごとに異なりますが、月額7,500円程度が平均的です。

「夏休み中は毎日お弁当を作って持たせなければならないのが大変で…」という声はあちこちで聞かれますが、一部では希望者にお弁当を用意してくれることもあるようです。

■誰でも利用できる「放課後子ども教室」

働く親にとって、子どもが安全に過ごすことができる場所は必要不可欠。ところが保育園と同様に学童保育も不足しており、潜在的な待機児童は全国に40万人以上とも言われます。

そこで新たに取り組まれているのが「放課後子ども教室」。放課後子ども教室は全国で展開される予定(2015年は全国約1万4千教室)で、放課後や週末、夏休みなどに小学校の空き教室やグラウンドを開放して安全・安心な居場所を確保し、子どもたちはスポーツや勉強などを行うことができます。

こちらも各教室によって内容が異なります(昼食時には一度自宅へ帰る場合も)が、親の働き方に関わらずその学校に通う子どもなら誰でも利用できる、基本的に利用料が不要(負担するのは保険料年間500円程度や工作の材料費実費などのみ)といった点が魅力的です。

無料から数十万コースまで!「夏休み預け先&費用」一覧【小学生編】

■高額だけど至れり尽くせり「民間学童保育」

公設の学童保育が不足していることから、誰でも利用できる民間の学童保育も増えてきています。全国展開するフィットネスクラブ『ティップネス』が手掛ける『ティップネス・キッズ・アフタースクール』(週5日基本52,300円/月※)や英語教室『Kids Duo』が運営する英語学童保育『After School Care』(週5日基本64,800/月※)など、公設の学童保育以上にさまざまな体験ができる場として、民間の学童保育が注目されています。

特徴は、勉強やスポーツ、工作、音楽など内容の充実度と、送迎・昼食の手配、利用可能時間が長いといった利便性の高さでしょう。※店舗によって異なる場合があります

ただし、そのぶん費用は高めで週5日の基本コースで月額5~7万円程度(ほかに入会金、時間延長・昼食の準備・送迎などのオプション料もかかります)です。民間の学童保育サービスは、塾、鉄道会社などがエリアを絞って提供していることが多いので、お住まいの地域で検索すると具体的な情報を得ることができます。

→まだまだある他の預け先は??(次ページ)

霞が関で大臣気分になれる⁉︎ 夏休み「子ども向け人気無料イベント」3つ

子どもの夏休みが近づいてきました。遊びに行きたくてうずうずしている子どもたちは元気があって良いのですが、そう何度も遊びに連れていける余裕は、なかなかありませんよね。

ただ、絵日記や自由研究など、夏休みの活動報告をする宿題では少しでもアピールをしたいところ。そこで、子どもたちが楽しめる、夏休みの無料イベントをいくつかご紹介したいと思います。無料なので、たくさん参加しても大丈夫。遊んで学べる、成長の夏にしましょう!

■子ども霞が関見学デー

霞が関:2016年7月27日・28日開催
霞が関にある、各府省庁で行われる子ども向けイベントです。予約が必要なものもありますが、当日参加OKのものもあり、完全無料で参加できます。内閣府、警察庁、国税庁など26の各府省庁の職場見学や、トークショー、実験・工作教室など、様々なプログラムがあります。

日常ではできない貴重な体験ができるイベントです。夏休みの自由研究にもよいですね。霞ヶ関だけでなく全国でも同様のイベントが夏休み期間に予定されているので、調べてみると良いですよ。

■トイクル

東海、関東各地(日時は会場による)
“トイ(おもちゃ)”と”リサイクル”を合わせてつくられた”トイクル”。自宅にある、使わなくなったおもちゃをもって参加します。おもちゃは、会場にある別のおもちゃと交換したり、ビンゴゲームなどのゲームに参加することもできます。「楽しみながらモノを大切にする心を養う」ことを学ぶ場として開かれています。使わなくなったおもちゃの処理もできて一石何鳥にもなるイベントです。

■東京消防庁 夏休み特別企画イベント

立川防災館:2016年7月17日~8月27日
楽しみながら防災体験をすることができるイベントです。通常も防災体験はできますが、夏休みの特別企画として、イベントが催されます。「防災GOODつり」や東京消防庁音楽隊による「わくわく防災コンサート」などが楽しめ、小学生以下の参加者には記念品がプレゼントされます。こちらも、自由研究の題材にできそうですね。

今回はできるだけ予約不要のイベントをご紹介しましたが、要予約になるとさらに色々なジャンルのイベントがあります。サイエンス体験や料理体験など、触れたことがないような分野に触れることができるので、子どもの好奇心が刺激されて、楽しく遊べるのではないでしょうか。この夏や、無料イベントで思い出をたくさんつくってあげてくださいね。

自然とお金がたまる!FPも感心「貯蓄賢者の成功例」3つ

「僕が派手な生活をして、子ども達が憧れてくれればいい。」
最近話題になったバドミントンの桃田賢斗選手がお金の使い道を聞かれたときの言葉です。

どんと使って、また稼げばいい。そういう考え方もあるでしょう。ですが、使い方を間違えると取り返しのつかないことにもなりかねません。

ファイナンシャルプランナー(FP)としてお客様と接していると、「知らぬ間に貯金が増えている」と言われる方がいます。そのような方々は年収にかかわらず、「賢く」また「かっこよく」お金と向き合っているなと感じます。

今回は筆者が「なるほど!」と感心した3組の実例をご紹介します。”いつの間にかお金が貯まっていた人”は、どんなことを心掛けて「賢く」お金を使っているのでしょうか。

■会社員Aさんの場合:家族でお金会議を実施

会社員のAさんは専業主婦の妻、小学3年生・5年生の子どもと共に年間の支出予算を立てています。「子どもも一緒に?」と思うかもしれません。ですが、将来の学費や暮らしのために貯蓄が必要なこと、必要最低限の固定費を考慮し年間の支出を考えることの重要性は、小学生の子どもにもわかるようです。

夏休みの旅行計画など一緒に考えることで、ムダ遣いが減り結果的に金銭教育になっているようです。現在は「子どもの支出チェックが一番厳しい!」と嬉しい悲鳴をあげていました。

■パートBさんの場合:お金で「時間」を買う

パート勤務のBさんは、乾燥機付き洗濯機・自動食器洗い機・自動掃除機を購入し、寝ている間に家事を片付けています。家事の負担が減ったことで、小学1年生の子どもが帰ってくるまでの時間は、近所の介護施設で働きながら地域の方々との連携を深めているようです。

ママ友とのつきあいだけでは親の介護や老後の暮らしのイメージができなかったけれど、高齢者と向き合うことで将来への備えを考えられるようになり、ライフプランの見直しを始めています。

また、Bさんが契約している電気料金プランは時間帯や季節によって料金単価が異なるため、単価の安い夜間に電力を使うことで光熱費の削減もできました。

■共働きCさんの場合:貯蓄分は先取りし残りは自由に使う

夫婦共働きのCさんは、お給料から強制的に先取り貯蓄し、残りを自由に使っていいというルールを作っています。ある分だけお金を使ってしまうと後悔しがちですが、そのようなストレスがなくなったそうです。年収の5%を寄付するというルールも無理なく継続しています。

「節約」は精神的にストレスと感じてしまう方が多いかもしれませんが、楽しくお金と付き合いながら、お金を貯められると良いですよね。

以上、3組の家庭に共通しているのは、「家計にメリハリをつけている」「ムリ、ムダ・ムラをなくし、効率よくお金の管理をしている」ということです。節約に頑張りすぎないことがかえって、貯蓄やお金の管理を賢く続ける秘訣なのかもしれませんね。

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