【ペットのおかね】保険開始時期&免責期間に注意 − ペット保険の選び方2

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<材料>

・保険パンフレット

<Point>

1補償開始時期を確認

2免責期間に注意

3継続可能期間

ペットの保険について、前回「契約可能年齢と保険金受取法を学ぶ − ペット保険の選び方1」は、補償内容をメインに紹介しました。今回は、契約する前に知っておいて欲しい注意点などを紹介しましょう。

■クリックしてすぐに保険は始まらない

保険の“開始日”は重要です。開始日以降に発症した病気やけがでないと保険が効かないからです。今はインターネットから契約できる商品も多いですが、クリックして一連の手続き画面を完了させただけでは補償が始まらないケースが多いため開始日は必ずチェックしましょう。

一般的な保険は、申込書を書き、告知をして、保険料を払うという3ステップが完了すると開始しますが、ペット保険はペットの写真を送る必要があるなど一手間多かったりします。また、すべての書類がそろい・手続きが終了した“翌日0時”に補償開始の会社もあれば、“翌月1日”補償開始の会社もあり、開始時期はさまざまです。

保険料の支払い方でも開始日が変わります。口座振替やコンビニ払いの場合はクレジットカード払いよりも開始日が遅くなる傾向があります。できるだけ早く補償を始めて欲しいなら、どの払い方がスピーディか確認して契約する方が良いでしょう。

■“開始”したのに補償されない“免責期間”にも注意

先ほど「保険開始日以降の病気やけがが補償される」と書いたばかりですが、開始後、さらに一定期間は補償してもらえない“免責(めんせき)期間”を設けている商品も多いので注意してください。

免責期間は“病気の場合は開始日から30日、がんは60日”のように設定されていて、その期間中に発症した病気などは補償期間中ずっと対象外になってしまいます。

たとえば、「保険を契約しようかな…」と思ったものの、考えているうちに契約が数ヶ月伸び、やっと契約したら程なくしてペットが病気に! 保険金で穴埋めできると思ったのに免責期間中だったために対象外…という可能性もあります。
悲しい誤算を防ぐためにも、思い立ったら早めに契約手続きを済ませることが安心&想定外の医療費負担を避けることにもつながるでしょう。

なお、多くの場合、免責は病気やがんを対象にしていますが、まれにケガも15日間は免責としている会社もあります。※免責日数や条件は会社や商品により異なります。

■一生続ける?契約終了のタイミング

保険契約とペットの年齢で気をつけたいポイントは、契約する時と終了する時です。前回書いたように、新たに契約するには年齢制限があって、高齢だとそもそも保険を契約できないこともあります。

そして、一度契約したら保険契約を1年ごとに更新し、20歳までなど保険会社が定めた所定の年齢、もしくは亡くなるまでずっと契約を更新し続けられるのが基本です(保険金支払い状況によって、まれに更新を拒否されるケースもあるようです)。

ここで気をつけたいのが保険料。
通常、保険料は高齢になるほど上昇します。たとえばA社の保険(※)は、一番安い2歳のときの保険料は毎月1,520円(猫・雑種)ですが、高い時には13歳で3,120円/月と倍以上に上がるケースもあります(14歳以降は2,700円/月)。

高齢になるほど医療費もかかるためできるだけ保険を続けたいと考える方が多いでしょう。保険を一生契約を続ける=保険料をずっと払い続けるという認識で予算を考えておくことが大切です。

※アクサダイレクト『いぬのきもち保険 ねこのきもち保険』:補償割合70%、年間上限70万円、通院、入院、手術の個別の限度なし。マイクロチップ装着なし。

今回は注意点が多く、少し硬い話になってしまいましたね。
次回は保険料例も交えて契約のポイントを紹介します。

ちなみに、留守中のペットを熱中症から守る方法については「夏、留守番ペットがひんやり過ごすためのコツ大紹介!」を参考にしてみてください。

前回は「契約可能年齢と保険金受取法を学ぶ − ペット保険の選び方1」、次回は「割引制度も!お得に契約する方法 − ペット保険の選び方3」、最後に「ペット保険の選び方-保険会社が破綻しちゃったら⁉︎ 編」をお伝えします。

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執筆者

中村薫

なごみFP・社労士事務所  ファイナンシャル・プランナー/社労士/終活カウンセラー 動物との同居は猫、犬、ウサギ、オカメインコなど多数。FP&終活カウンセラーとして伴侶動物との幸せな過ごし方とともに、エンディングも含めたペットとお金について紹介したいと思います。著書には「お一人様かも? と思ったら始めるお金計画」があり、おひとりさま女性の相談を得意としています。

中村薫

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ペットの医療費、自分次第で節約できます!

ペットの医療費は現代社会にとって非常に高い出費として多くの人の頭を悩ませています。

犬を飼う場合、通常のワクチンやフィラリア、蚤ダニの薬など、年間10万円をくだらない場合も多いです。でもかわいいペットの場合、ワクチンや治療を行わないということはできませんよね。そんなときは以下のような節約を実施してみましょう。

■ 獣医さんの「パッケージ商品」

まずは現在かかっている獣医さんに、個別会員向けの「パッケージ商品」があるか調べてみましょう。犬や猫など一般的なペットの医療的対策や手術は基本的に同じものであることが多いです。そういった一般的な施術は、獣医さんによっては「パッケージ商品」になっていることが多いのです。

■薬の投薬量を把握し、自分でもしっかりと扱えるようになること

また、獣医さんの話によれば、外来でくる患者の70%は処置をしなくても問題なく、自然に治るか、家で売薬を飲ませておけば大丈夫というケースが多いといいます。こういった判断をするためには、ペットの症状に対して適切な知識を持っていることが重要です。「こういった場合は医者に行く。しかしこの程度であれば売薬でいったん様子を見る」という冷静な判断をすることができるようにしましょう。

ただ、投薬するにしても、適切な知識を知っておくことが必要ですよね。なお、薬の投薬量ですが、犬猫の体重が1~5kgまでの場合、人間用の成人の量として記載してある量の5分の1,6~15kgの場合、3分の1、16~25kgで2分の1、26kg以上で人間用の成人の量と同様、という風に覚えておきましょう。あなたのワンちゃん、猫ちゃんはどのぐらいの大きさでしょうか。確認してみましょう。

■「予防医療費」と「治療医療費」を明確に知る

ちなみに、予防医療費と治療医療費の違いってわかりますか。言葉の通りですが、予防医療費とは、ペットが病気になるのを未然に防ぐために必要な治療費、治療医療費とは、すでに病気になってしまったペットに対して行う施術などにかかる治療費のことです。

予防医療費は基本的にどこでやっても同じなので、純粋に治療費が安い獣医さんをネットなどで探しましょう。反面、治療医療費は、通院などがかかわってくるので、無駄な通院をなくすためにも、信頼できるコミュニケーションをとることができる獣医さんを探すのがいいでしょう。何箇所か自分で回ってみて相性をみるもよし、またこれもインターネットで探すのもいいでしょう。

年々ペットの医療費が高額化!高額な治療費が心配な人はペット保険に 入ると安心

さむーい季節。家族の一員であるペットも体調を崩しやすく、病気になりやすい時期です。

健康保険が適用される人間よりも、ペットの治療費のほうが高かった!なんて経験はありませんか。ペットの高齢化や生活習慣の変化に伴い、ペットの医療費も年々高額化する傾向にあるようです。いざというときにあわてないためにも、ペット保険に入っておくと安心です。

1.こんなにかかるの?!ペットの医療費

ペットの医療には人間のような健康保険の制度がないので、保険に入っていないと100%自己負担になります。そのため、診療費用が高額に感じられます。
また、動物病院は自由診療なので、料金もさまざまです。例えば、歯石を除去するだけでも、初診料に麻酔、診療費を含めて、トータルで約2万円、骨折なら入院費やX線検査の料金もプラスされ、10万円を超えることもありえます。

2.ペット保険には何歳まで加入可能か

医療技術の進歩やエサの改良で、ペットの高齢化が進んでいます。人間と同じように、ペットも年齢を重ねるほどに身体のトラブルが増えてきます。
たとえば、犬の場合は7歳を過ぎると高齢犬の仲間入りで、7歳以上では病気やケガのリスクが高くなるので、万が一に備えて医療費のカバーが出来るペット保険に加入しておくとよいでしょう。
でも、いざ高齢になってからペット保険に入ろうとしても、加入には年齢の制限がされている場合があります。ほとんど終身タイプですが、一部には20歳までと保障される年齢に制限がある場合もあります。また、年齢が上がるほど病気やケガのリスクも高くなってくるので、掛け金も高くなります。将来を見据えて、早めの加入が安心です。

3.体調不良に備えて、定期的な健康診断を

ペットの体調管理には、定期的に健康診断を受けるのがいいでしょう。項目によって料金は異なりますが、問診や聴診器などによる簡単な全身のチェックでしたら、1000~2000円程度で済ませることができます。
何かあったときでは遅いことも。大切なペットのためにも、日ごろから健康管理には気を付けておきましょう。

【ペットのおかね】初めてのワンコ!~それで、年間いくらかかるの?~

初めてのワンコシリーズ、いよいよ最終回です。今回は、お迎えの後にかかる年間のワクチン代などを紹介します。

「初めてのワンコ」シリーズでは、今までワンコと暮らしたことがない初心者マークの方を想定しています。今回紹介している価格などは、同居ワンコを「小型犬」と仮定しています(大型犬はまた別の機会に…)。

■「ワクチン」ってなに?
ワンコが病気になるのを防いだり、ワンコからヒトに感染するのを防ぐためにワクチンがあるわけですが、法律で義務付けられているものと、そうでないものがあります。

法律で決められているのは狂犬病のワクチンです。実は狂犬病ってどんな病気か知らなかったのですが、かかると100%死亡するとか…(>_<)恐っ

で、その予防摂取は毎年一回、4/1~6/30までの間に受ける必要があり、自治体などでいっせいに摂取する機会を設けていることもあるようです。ちなみに、注射を受けさせていないと20万円以下の罰金がかかることも!! (国際的には強いワクチンにして3年毎という流れもあるようですが、ここではいちおう現在の法律に則って紹介しました。だって、もしも罰金取られたら嫌だし(^_^;))

■混合ワクチンは必須ではないけれど…
必須ではないけれどメジャーなのが5種混合とか7種混合などのワクチンです。

今は1歳までに3回摂取するのがおすすめの流れのようです。お迎えする時期により、すでに摂取済みの場合、たいていは別途その費用を上乗せして請求されるので、やはり初期コストとして想定しておく必要があるでしょう。

その後毎年受けるかどうかですが、サロンでのトリミングやペットホテルなどを利用する歳は、接種証明書がないと預かってもらえない場合もあるようです。ちゃんとしたケアを受けさせたい場合は、こちらも信頼されるような準備をしておくと気持ち良い関係ができそうです。

■小さい虫対策(>_<)
つまり、ノミとかダニとか、蚊が媒介するフィラリアなどの対策です。

ノミ・ダニは2~3カ月効果が続く薬を年3回程度投与し、フィラリアの場合は蚊が発生しやすい夏の間6ヶ月程度、毎月投与するスタイルを想定して料金を計算してみました。

■去勢・避妊手術
室内飼いで完全に管理するなら不要という考え方もありますが、発情はワンコにとっては結構体力を削ぎ、精神的にもストレスになるようです。また、将来の病気に備えて手術をするという考え方もあるようです。ワンコの体調不良や精神の不安定さは、周囲への配慮が必要になったり心配にもなりますので、ここでは手術を行う方向で初年度の費用に入れました。

ペットのワクチン代、避妊手術代等価格例

ちゃんとしようとすると結構かかりますね。初めてのワンコとの生活では体調不良などを相談できる相手も必要でしょう。ワクチン摂取などで定期的に訪問する病院を決め、良好な関係を築くことは、大切なワンコのために的確なアドバイスをもらうためにも意味があることだと思います。病院と仲良く、末永くワンコと健康に過すためには資金力も大切ということを忘れずに!

【ペットのお金】猫カフェを開くにはいくらかかる?

昨年思い立って、ほぼ1年後に自宅で保護猫カフェ開業ってすごくないですか?

今回は、鎌倉のご自宅を保護猫カフェに改装され、5月20日にオープンされた『鎌倉ねこの間』(http://www.kamakuranekonoma.com/)さんを取材し、「ペットのお金」のコーナーにふさわしく、お金周りの気になるあれこれをうかがってまいりました!

■きっかけは2015年5月13日のテレビ
オーナーの永田さんは、その日の朝、テレビのネコ特集をたまたま見ていて「昼間は家族が誰もいない! だったらわが家の居間を保護猫カフェしよう!」とひらいめいたそうです(もともと3匹のニャンコと同居)。

それから早速「愛玩動物飼養管理士」の勉強を開始。これは7月より通信学習、10月にスクーリングを受講し、2月に試験という流れで、費用は登録まで含めて2万5000円。合否発表は試験から約1カ月かかり、これに受かると第一種動物取扱業の登録ができるわけですが、これにまた手数料が1万6000円程度かかります(神奈川県の例)。

また、他の猫カフェへ足を運び、世の中の猫カフェの研究もします。提供する飲食物、猫の数、お店の様子、料金体系など、お店ごとにさまざまな中から、今回オープンする保護猫カフェのスタイルを固めていくわけですが、これだって結構コストかかってそうですよね。鎌倉から吉祥寺やその他いろいろな地域へ行くと移動コストもかかりますし、1か所につき5000円くらいでしょうか。5箇所なら2万5000円、15箇所なら7万5000円! 仕事だと思えばこれくらいは並ですかね? ちなみに、猫カフェ発祥の地といわれる台湾のお店にも行かれたそうです!

■リフォーム、カフェ用&猫用設備導入コスト
先に大枠で初期予算をお伝えしますと、450万円です。これはリフォーム(設計・施工)250万円と保護猫カフェ用のモロモロの道具を揃える費用のための200万円(開店初期の運営費用含む)の合計。ラッキーなことに、以前から積み立てていた投資信託が含み益を生んでいたため、既存の預貯金をあまり取り崩さずに済んだのがだいぶ助かったとのこと。それでもリフォーム代250万円はローンです(しかもローンには保証料等で別途10万円ほど必要)。

もともとご自宅は古民家の古材を使って建築されたおしゃれな内装。キッチン周りを神奈川県のカフェ仕様に作りなおすなど、それなりに費用はかかるのですが、内装全体に手を入れなくても使える「箱」だったことはコストを抑えつつ、感じ良いお店を作る助けになっているように思えました。

▼買い物リスト(抜粋)
買い物リスト(抜粋)

■いよいよ開店まで数ヶ月!
5月の開店までわずかとなった4月にリフォーム工事が本格始動。
キッチン周りは、排水管やレンジフードなど現在の設備を修理するコストや、業務用製氷機(ニーズに合わせて選んだら小型でも13万円!!)など、数万円単位でポンポンお金が飛んで行くし、カップやソーサー、メニューリストや注文を受ける際の小物類など、用意すべき項目も多岐にわたります。節約できるところは100均を活用したりメリハリをつけているとのこと。

予算を抑える秘訣は人脈とネット活用だそうです。上手に100均を活用する知恵などはスタッフを申し出てくれたママ友達、子供の習い事関係、猫の譲渡に関する法的な整備はペットトラブルに詳しい行政書士、看板の制作や設置、パンフレット、チラシの制作などさまざまな点で地縁人縁を活かし、お互いに仕事になり関係を深めるきっかけにもつながるようです。

■一番重要な猫の手配
殺処分される猫がまだいる状況を何とかしたいという思いと、一方で病気の保護猫が入って保護猫たちに集団感染するリスクを回避しなくては、という思いから、現在は動物病院に保護され、病気や虫などの問題がない子を預かっているそうです。動物病院からの連絡を受けお預かりする点と、個人の自宅という点もあって、いわゆる「猫カフェ」的な「猫ワラワラ」という環境ではなく、10匹程度の猫がゆっくり過ごしている空間を共有する保護猫カフェとなっています(現在の猫の状況はサイトをご確認ください)。

■おすすめポイント
個人的に訪問してみての感想とおすすめポイントです。鎌倉らしくしっとり落ち着いた室内で、おだやかにくつろげます。ネコは少ないのかもしれませんが、あちこちで転がって(失礼)いる姿は可愛らしく、人懐こい子猫は勝手に膝に乗ってきてメロメロでした。

ハーブティや紅茶が実はおすすめです!高級品のためこの金額ではアリエナイとのことです。実際頂いてみてとても気持ちよく飲め、楽しめました。デザートに出されるシフォンケーキには永田さん特製のネコ型クッキーが添えてあったり、お抹茶についてくるどら焼きには肉球スタンプが押してあったり♪ ちょっとしたポイントも猫だったりして、ほんわか楽しめますよ。
ハーブティの画像ハーブティの画像

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