米雇用統計公表!FXは金利に注目【上村和弘のFX基本講座】

6471.jpg

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる!知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

■7月8日、米雇用統計に注目

7月8日(金)に公表される米雇用統計は今後のFXにとって非常に注目度が高まっています。5月の雇用統計が3.8万人と異常に低く、6月の数字も悪い場合、いよいよ米経済の悪化は本物という見方が出てきます ⇒ 7月の米国利上げが見送られる公算となります(第19回「直前、6月FOMC利上げの内容と対策!」)

「米雇用統計の推移」
米雇用統計の推移、マネーゴーランド

さて、米雇用統計を直前に控え、影響を与える金利について触れておきたいと思います。米ドル/円は、日本と米国の金利差で変動しますし、米国の雇用統計が大事なのも、最終的に金利に関係してくるから大事なのです。

■金利で為替相場が動く

金利が為替を動かすという関係は、為替相場を予想する上で最も大切。金利から為替相場を考えると、なぜ、円高や円安に動いたのかその理由が分かるようになります。

その流れをカンタンに解説しましょう。為替相場の変動要因はたくさんありますがエース格は金利です。
米国の雇用統計が良い ⇒ 米国の景気が良い ⇒ 金利が上昇 ⇒ 米ドルが買われる!
というのがパターン。逆に言うと米国の雇用統計が良くても金利が上昇しなければ、米ドルは上昇し難いということ(もしくは一時的な上昇で終える)。

そして、米ドル/円相場を予測するには、米国と日本の金利が今後どうなるかを予測することです。その金利をコントロールする司令塔が中央銀行。そう、米国のFRB日本の日銀中央銀行が金利を決める役割を持っている為、FRBや日銀の要人発言や政策に注目が集まるのです。

中央銀行が決める金利を「政策金利」と呼び、政策を「金融政策」と呼びます。今まで、日米の金利を決める政策、金融政策には違いがありました。

★日米の金融政策:基本路線
 米国=景気が良く、インフレ懸念があるため、金利を上げる方向
 日本=景気が悪く、デフレ懸念が強く、金利を下げる方向

米国の金融政策が変化するかもしれません。英国のEU離脱問題で世界経済への危機感が浮上している中、米国の雇用統計が悪いと、少なくとも当面の間、金利を上げる余裕が無くなります。

■2年物と10年物の国債金利

中央銀行が決める金利と合わせて見て欲しい金利があります。それが、国債(*)の金利。中でも2年物と10年物の国債金利に注目してください。セオリーは、国債金利が上昇すると通貨も上昇、逆に国債金利が下落すると通貨も下落します。安全性の高い国債の動きは、株式や通貨に影響を与えます。

次に、二国間の金利を比較すること。米国の金利が上昇し、日本の金利も同じ幅だけ上昇すればどうなるでしょうか、その場合、金利差に変化はなく、米ドル/円は概ね横ばいの動きとなります。

日米の国債金利差は、比較チャートで見るとすぐに分かって便利です。

日米の国債金利差、マネーゴーランド
※引用:GMOクリック証券

今度の雇用統計では、国債金利の動きにも注意してみると、一歩進んだトレーダーになれます。日本はマイナス金利という未曽有の世界に突入していますが、米国の金利も下がっているため(2年債0.59%:2016年7月1日)、意識して見ていくと良いですね。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:国債
国が発行する債券。国家が元本や利払いを保証しているために安全性の高い債券、発行時に償還(返金)期限と利率が決まっており、発行から償還までの期限は様々。10年満期の国債を長期国債。1年未満を短期国債、その間を中期国債と呼ぶことが多い。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから

●第14回 米国の雇用統計はFXのフィーバーデー! 月に一度のビッグイベント!
●第16回 円高リスクを防ぐ。FXでヘッジしましょう!
●第18回 米ドル/円相場の割安度は?これから円高・円安?
●第19回 直前、6月FOMC利上げの内容と対策!
●第24回 FXなら積み立て投資がいい!ドルコスト平均法による長期投資を
●第26回 外国為替市場の1日、FXで儲けたいなら流れを知ろう!
●第29回 英国EU離脱は変動チャンス⁉︎ ショートの活用テク

<関連記事>

画像一覧

執筆者

上村 和弘 (かみむらかずひろ)

アセットクラス&WEBコンサルティングLLC 代表CEO・ファウンダー 日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP会員、1級FP技能士 1990年 現三菱UFJモルガン・スタンレー証券入社を皮切りに、証券リテール業務や企画調査、ファンド事業等に従事。1999年より、FX事業の新規立ち上げ後、複数社での金融ネット事業の立ち上げ、事業再構築・運営等の統括マネージメントを経て2011年独立。現在、金融情報サービス事業をコアに、投資教育系、システムツールのサポート業務を行う他、シンクタンク系企業、金融システムベンダー等の顧問等を兼務する。1968年生、宮崎県出身。

上村 和弘

関連記事

特集

関連記事

英国EU離脱は変動チャンス⁉︎ ショートの活用テク【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる!知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

■不安定な時期はショートの活用!

英国の国民投票(*)でEU離脱派が勝ち、為替相場は大きく円高に動きました。しかも、国民投票でEU離脱が決まっただけで、まだこれから何が起きるか分かりません。ということは、まだまだ為替相場が上下(円高・円安)に大きく動く懸念が続きそうです。

このように相場が荒れている時は、ロング・ショートを活用して運用したいもの。ビギナーの方は、ショートを苦手とする方が多いので、ショートをマスターできれば大変有利です(第15回「FXは上下の動きにチャンスあり!」)。短期的な局面、リスク高の状況下ではショートの運用は効果的です。
ちょうど、英国の国民投票で、大きく為替相場が円高に動きましたので、ショート=外貨売りのポジションを持っていれば、どうなったか見ておきましょう。

少しだけ復習しておくと、
・ ロング:買いでスタート ⇒ ドル高・円安で利益
・ ショート:売りでスタート ⇒ ドル安・円高で利益

ロングは、為替レートが上昇(円安)すると利益が出るポジション。それに対してショートは、為替レートが下落(円高)すると利益が出るポジションです。

米ドル/円日足チャート 2016年6月27日16時

米ドル/円日足チャートの画像、マネーゴーランド

※引用:GMOクリック証券

■2016年1月から長期保有していた場合

2016年1月に120円で買いポジションを持っていると、100円割れの時点で20円の損失だったことになります(※)。外貨預金を持っている人も同じですね。それに対して、ショート(売り)ポジションを持っていた人は、同じく20円の利益を得たことになります。実際の利益は値幅×取引量で計算できますから、1万米ドルのショートポジションを持っていれば、20万円の利益を得られた計算です。
 ※リスク軽減のストップロスを入れていた場合、損失は限定されます。

■英国の国民投票時の米ドル/円

EU残留派勝利の噂で、106円まで上昇した米ドル/円相場。24日の朝までは為替や株式市場は楽観ムードの渦中にいました。ところが、開票が進むにつれて、EU離脱派の票が増えていき、残留派を逆転。それに伴い為替市場も円高が進み、ついに100円割れ。GMOクリック証券では、98.970円まで円高が進むことになりました。

この時に、106円で売りポジションを持っていれば、100円で買い戻しても6円の値幅を取れた計算です。1万米ドルを持っていれば、6円×1万米ドル=6万円の利益となっています。(ドル円で1万通貨の取引証拠金は4.3万円程。)
わずか、2時間程で6万円の利益! 元金が2倍以上へ!
ただし、これは上手く行った事例で、逆にEU残留派の勝利を予想して、買いポジションを持っていれば、損失という結果に終わっていました。また、この日は買値と売値の差であるスプレッドが広がっており、取引に必要なコストが高くなるなど、取引し難い日だったこともお伝えしておきます。

米ドル/円1時間足チャート 2016年6月27日16時

米ドル/円日足チャートの画像、マネーゴーランド
※引用:GMOクリック証券

今回の英国国民投票は、為替相場の長い歴史の中でも稀に見る大変動が起きた日でした。FXを取引している・いないに関わらず、貴重な経験をできた日でしたね。
さて、ショートを覚えておくと緊急避難的なヘッジとしても使えますので(第16回「円高リスクを防ぐ。FXでヘッジしましょう!」)、本連載をお読みの方は、両方使えるようになって頂けると嬉しい限りです。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:英国のEU離脱の是非を問う国民投票
英国がEUから離脱すべきか否かを国民投票で決めようと2016年6月23日の実施した投票。2015年の総選挙でのキャメロン首相の公約に基づいて実施された。結果は離脱派51.9%:残留派48.1%と僅差で離脱派が勝利。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから

●第11回 ボーナス時期目前!お得なFX新規口座開設キャンペーンをチェック!
●第14回 米国の雇用統計はFXのフィーバーデー! 月に一度のビッグイベント!
●第15回 FXは上下の動きにチャンスあり!
●第16回 円高リスクを防ぐ。FXでヘッジしましょう!
●第17回 レバレッジの上限規制、利益率向上ならハイレバレッジ!
●第18回 米ドル/円相場の割安度は?これから円高・円安?
●第19回 直前、6月FOMC利上げの内容と対策!
●第22回 投資リスクの低減!分散投資ならFXがいい理由
●第23回 投資リスクの低減No.2 時間の分散!
●第27回 LINE株ブックビルディング開始!今は買い⁉︎

FXは1カ月でどれ位儲けられるの? 【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる!知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

FXで月間20万円儲けたい…副業で月5万円儲けたい…などとFXに求める期待はさまざま。では、1日そして1カ月でどれ位のリターン(利益)とリスク(損失)の可能性があるのでしょうか。

■1カ月・1日の変動幅

その前にまず、FXの利益計算方法をお伝えしておきます。値動きのチャートを見ながら、「ここで買って、1円上がったら1万円の利益が出るな」と簡単に計算できた方がいいですよね。
第15回「FXは上下の動きにチャンスあり!」でも触れさせて頂きましたが、復習の意味で書いておきます。

★FXの損益計算の基本
(売値-買値)×取引量

では、具体的に米ドル/円を1万通貨買った場合の損益計算を見てみましょう。
1、利益例
・1ドル100円1万通貨を買い、1ドル101円で1万通貨を売った場合、
(101円-100円)×1万ドル=1万円のプラス
2、損失例
・1ドル100円で1万通貨を買い、予想に反して1ドル99円で1万通貨を売った場合、
(99円-100円)×1万ドル=1万円のマイナス

FXの損益計算の基本、FXは1カ月でいくら儲けられる? FX基本講座

■米ドル/円の2016年(1-5月期)の変動幅と利益計算

では、次に本題として取らぬ狸の皮算用&転ばぬ先の杖として、2016年の米ドル/円相場(1-5月期)の変動幅を見ておきましょう。

毎月10万円儲けたいという目標を立てるためには、実現可能かどうかを調べなければいけません。

<平均変動幅と損益>
2016年1月から5月末の米ドル/円変動幅、FXは1カ月でいくら儲けられる? FX基本講座
※2016年1月から5月末の米ドル/円変動幅(高値-安値)

米ドル/円の1日あたり平均変動幅は1.21円。そこで、1日の最安値で買い、最高値で売った場合の損益を1万・千・百通貨ごとに計算してみました。
1万通貨(投資に必要な資金は4.5万円程)だと12,100円の利益を得られるということになります。千・百だとそれぞれ一桁ずつ少なくなり、取引量を減らすと低リターンかつ低リスクで外貨取引ができることが分かります。

■FXで毎月5万円を稼ぎたい!

1月あたりの平均変動幅は6.46円。1万通貨で5円幅を得られれば5万円の利益ですから、その月の中でも1回だけ底値で買い天井で売る事が出来れば可能です。
現実的には、毎月そんな取引を繰り返すのは難しく、取引量を増やす・取引回数を増やすことで目標達成を目指すことになります。FXは1日に何回売買しても良い取引ですから、上手に売買できるようになれば、毎月5万円を稼ぐのは現実的な数字です。

さて、これで、一日及び1月に得られる利益と損失がどれくらいになるか分かりましたね。
平均的な1日で1.21円、1月で6.46円の変動を期待できるということ。1万通貨のポジションを持っているなら、1カ月に6.5万円位の損益を見積もっておけば、大まかなトレード対応が出来ます。

もっとも、先週末の英国EU離脱ショックやリーマンショック(*)、バブル崩壊など、大きなリスクイベントが起きると、1月で10円や20円動くことも出てきますので、損失を限定するストップロス注文を出しておく事が必要です。この辺りのリスク管理のテクニックについては、後日に触れさせて頂きます。今回、英国EU離脱ショックでは、東京の取引時間にも関わらず大きく動きました。6月の変動幅は既に11.85円となっています(6/27時点)。リスクと仲良く向き合うことが大切です(第23回「投資リスクの低減No.2 時間の分散! 」など)。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:リーマンショック
2008年9月15日、米国投資銀行大手のリーマンブラザーズが破綻した事で世界的な規模で金融危機が起こったこと。サブプライムローン(低所得者向けの高金利住宅ローン)の問題がきっかけ。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから
●第1回 FXの基本
●第2回 FXって何?
●第4回 FX会社はどうやって儲けるのか?
●第5回 FXはぶっつけ本番で始めると損しやすい
●第6回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!
●第7回 FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!スマホ編
●第20回 初心者に向いている分析方法は?
●第22回 投資リスクの低減!分散投資ならFXがいい理由
●第23回 投資リスクの低減No.2 時間の分散!

外国為替市場の1日、FXで儲けたいなら流れを知ろう! 【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる!知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

FXは、朝・昼・夜と24時間いつでも取引できます。これは日中、取引しにくいサラリーマンにとって大きなメリットです。朝起きて仕事に行く前、帰宅して寝る前に取引している投資家もたくさんいます。そのような中、効率よく取引するには、様々な時間帯を理解した上で向き合う事が奨められます。以下、時間帯毎のポイントや流れなどを記載しましたので、覚えておかれると良いでしょう。

■メリハリをつけて取引しましょう!

一日中、取引できるFX。だからといって24時間取引していたら集中力が持ちません。メリハリをつけて取引する事が重要です。そのために、外国為替市場がどのように動いているか一日の流れを理解しておくこと。

外国為替市場は、日本や米国、欧州などで様々な金融機関・法人・投資家が電話やコンピュータを使って売買しています。そして世界各地には時差がありますよね。この時差を利用して24時間休むことなく、売買できる仕組みが出来上がっています。

「世界で取引される外国為替と取引開始時間」
世界で取引される外国為替と取引時間、マネーゴーランド

■基本となる4つの時間帯に分類してそれぞれの特徴を見ていきましょう。

「外国為替の取引時間」
世界で取引される外国為替と取引時間、マネーゴーランド

1、オセアニア時間(ウェリントン・シドニー市場):6:00頃~
外国為替市場は、東にある国の方が早い時間に始まります。聖徳太子が、「日出処の天子」と送った相手国は、日本から見て西にある中国(隋)でした。そして、日本よりも朝が早い国は、さらに東にある国、オーストラリアとニュージーランド。外国為替市場の一日は、オセアニアから始まります。

月曜日は、週末の休日に起きた経済イベントの結果を反映して始まります。そのため、週末の為替レートから大きく離れた価格で始まることもあります。

平日のオセアニア時間は、豪ドルやNZドル以外の通貨に関して、動きの少ない時間帯です。オーストラリア・ニュージーランドともに国の規模が小さいので、世界経済に与える影響は軽微で、また時差の点からも参加者が少なく落ち着いた動きとなります。米ドルや日本円中心で取引する方は、その後のアジア時間に向けてウォーミングアップの時間です。朝起きて前日のニューヨーク時間をチェックしてから取引を始めます。

2、アジア時間(東京・香港・シンガポール):9:00頃~
東京を含むアジア時間は、日本円の取引が多い時間帯。日本・中国の経済指標が発表されるため、日本・中国の株式市場の動きは為替相場に大きな影響を与えます。

日本の株式市場は9時からスタート、さらに、銀行取引の際の基準レートとなる仲値決めが10時(9時55分頃のレートを元に決定)にあり、午前中は、米ドル/円を中心に変動幅が大きくなる時間帯。
そして、東京時間の午後は、ちょっと一休み。特別な材料が出てこない限り、欧州が始まるまで動きが小さめとなりやすい時間帯です。

3、欧州・ロンドン時間:15:00頃~
ここからが大きく変動を始める外国為替のメインの時間。欧州時間は、欧州各国の実需・投機が集まる活発な時間帯です。夏時間は日本の15時頃(冬時間は16時頃)から、夜中に掛けて為替相場が動き始めます。サラリーマンのFX投資、メインの時間です。

大きな変動での利益を狙う場合は、ロンドン時間が狙い目です。ロンドン時間が始まると、アジア時間のトレードで作られたポジションを損切りさせる方向で仕掛けてくる取引参加者が出てきたり、(材料が多い事で、)それまでの動きから急激に反転したり、わずかな時間でも上下に価格が変動することがありますのでチャンスも膨らみます。

4、ニューヨーク時間:21:00頃~
欧州時間の後半と重なるニューヨーク時間は、米国系のファンドや機関投資家も参入し、米国の経済指標・米株式市場もスタートするクライマックス。

特に、米国の経済指標は、世界中の投資家が注目している重要指標。指標の結果次第で大きく動くので、いつ何の指標が発表されるか掴んでおかないと危なくて取引できません。

真夜中を過ぎて午前2時頃になると、一日の流れの中で終りを迎えはじめますが、遅い時間にあるイベントや経済指標の発表次第では荒れ模様のまま続くこともあります。

以上、外国為替市場の1日について触れてみました。時間帯によって、取引の癖なども出てきますので、大まかでも流れを把握すると良いでしょう。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:経済指標とは?
各国の省庁や政府機関が発表する景気や雇用などの状況を数値化した統計。株式・為替といった金融市場の価格に影響を与えるため、統計数字や予想に注目が集まります。
雇用統計や新築住宅販売件数、消費者物価指数、GDPなどが重要指標とされています。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから
●FXの基本
●FXって何?
●FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!
●FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!スマホ編
●平均足チャートで、これからの為替の動きを予想しよう!
●ボーナス時期目前!お得なFX新規口座開設キャンペーンをチェック!
●キャンペーン商品で生活?!
●米ドル/円相場の割安度は?これから円高・円安?

中学生でもわかる「やさしいFX解説」【上村和弘のFX基本講座】

この連載を読んでいけば、FXの経験が無い方もFXビギナーの方も一定のFXトレーダーになれる!知っておくと便利な事やFX知識として重要な事、そしてお得な情報までを解説するシリーズ【上村和弘のFX基本講座】。

先日「FXって何?」と中学生の息子に聞かれて、少し悩みました。とりあえず、子供にも理解出来るように簡単に説明したところ、何とか分かってくれたようでホッとしました。結構本質をついてきますし、分からないことは素直に「分からない」と言われてしまうので、説明するのって難しいですね。

今回は、そのような経験を踏まえて、ビギナーの方がFXをイメージ、理解できるようにQ&A方式で説明します。第2回「FXって何?」 でFXの特徴等を記載していますが、合わせて読んで頂けると良いかと思います。

■FXって何?

息子:お父さんの仕事、FXって何?

筆者:外国為替の取引の事で、パソコンやスマートフォンを使って売買するんだよ。
テレビでアメリカのお金(米ドル)とか見た事ない? ああいったお金の交換をする取引だよ。FXは「Foreign Exchange」、英語の略語。

息子:ニュースで見た事あるけど…外国為替ってどういうこと?

筆者:お金にはたくさんの種類が有るのは分かるかな? 日本は日本円、米国は米ドルと、ヨーロッパの方はユーロというお金があって、それぞれが違うお金を使っているんだよ。外国に行けば、その国のお金しか使えないという事が分かるかな? ここにある一万円は、アメリカに行くと、そこのお店では使えなくて、だから米国のお金である米ドルに交換しなければならない。それを外国為替と言うんだよ。

息子:両替ってことだね、すると得したり、損したりしないの? 儲かりそうだけど?

筆者:日本のお金と外国のお金を交換する時には、交換するための価格=レートがあって、常に動いている。このスマートフォンを見てごらん。
これが、米ドル/円の現在の値段だよ。

FXについて親子の会話! お父さんの仕事は? 【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド
※引用:DMMFX

売値(Bid)は104.538円、買値(Ask)は104.541円。これが買ったり、売ったりするときの価格、差が有るのは手数料だね。(*)

この為替レートは常に変化しているので、そこに損とか得とかの動きが出てくるね。
パパは上がるか・下がるかを予想して、その動きを書く事(為替の情報執筆)を仕事としているんだよ。それに上がると思えば買い、下がると思えば売る事で利益を上げようとしているんだよ。予想が当ったら儲かり、外れたら損という仕組みだね…こういう取引がFX。

FXについて親子の会話! お父さんの仕事は? 【上村和弘のFX基本講座】、マネーゴーランド

■FX=為替レートが上がるか下がるかを予想する取引

息子:ふーん、どうやって予想するの?

筆者:難しい事はさておき、買い方と売り方のどちらが強いかを考えるのが基本だね。過去の動きなどを見て、買いたい人と売りたい人のバランス、どちらに勢いがあるかを予想するんだよ。運動会の綱引きゲームだと思えばいいよ。綱引きチームのメンバーの体格や経験、テクニック、グランドの状態、天候、今までの戦績等を見て判断出来るよね。

息子:FXって誰でもできるの?

筆者:FXを扱う会社に口座開設してお金を振り込めばできるよ。お金を損することもあるから、20歳以上で働いている人、貯金のある人に限定している会社が多いけどね。ただ、貯金のある大学生で、FXで儲けようとする人もいるよ。

息子:どれ位のお金があればできるの

筆者:SBIFXトレードというFXの会社だと、1ドル通貨=約100円単位で取引できるよ。
それこそ数百円でFXに参加出来るね。

息子:大体分かった、何か面白そうだね。儲けられそうだし。
イメージがわくから夏に海外に旅行しよう!

筆者:たしかにイメージがわくけど、まずは覚える事をやってからだね、英語の勉強とか、数学の勉強とか、旅行先で何も分からないじゃ意味無いよね。それにお金も貯めないとね。
多くのFX会社は、最低取引単位を1,000通貨単位(=約10万円)に設定しているので、FXは10万円全額を預けなくてもいい取引なんだけど、最低5万円位はあった方が良いね。
まずは勉強、コツコツ貯金もしようね。

次回も【上村和弘のFX基本講座】、宜しくお願い致します。

<*ワンポイントレッスン>
本日のワード:BID(売値)とASK(買値)
為替レートは、売値と買値の二つを同時に表示するのが通例。左側の安い方が売値で、右側の高い方が買値。この売値をBIDと呼び、買値をASKと呼びます。
買いたい場合は買値で買い、売りたい場合は売値で売ることになります。

【上村和弘のFX基本講座】
全バックナンバーはこちらから
●FXの基本
●FXって何?
●FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!
●FXを極める第一歩:相場予測はまずチャートから!スマホ編
●平均足チャートで、これからの為替の動きを予想しよう!
●ボーナス時期目前!お得なFX新規口座開設キャンペーンをチェック!
●キャンペーン商品で生活?!
●米ドル/円相場の割安度は?これから円高・円安?

ランキング