モノのやり取りで大失敗【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】

6454.jpg

このレシピを実行して

THANK YOU円貯まる!
<材料>

・モノのやり取りへの接し方

<Point>

1子どもの行動に日々目を配ろう

2モノをもらってきたらそのままにしない

3モノのやり取り自体を禁止する

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】第13話「モノのやり取りで大失敗」

【貸したモノがなくなった!〜モノのやり取りに接するコツは?〜】

ママ:つづみ、おかえりー

つづみ:うん…

ママ:あれ?いつもの元気がないわね。何かあった?

つづみ:うん…ちょっと。

【貸したメダルがなくなった】

ママ:一体どうしたの?昨日おこづかいでメダルを買ってあんなに喜んでいたじゃない!

つづみ:それがさ。メダルがなくなっちゃったんだ。

ママ: えー?今日お友達の家に持って行ったの?

つづみ:昨日のは持って行っていないよ。ちょっと前に買ったメダルを、貸してっていうから貸したんだ。そしたら今日、なくなっちゃったって…(泣き出す)

ママ: あらあらかわいそうに。大切にしてたもんね。きっとお友達も必死に探していると思うわよ。

つづみ:とは思うけど。

【大切なモノは貸さない】

ママ:悲しい気持ちもわかるけれど、ママからアドバイス。モノは貸すときには、返ってこないかもしれないって思うこと。

つづみ:えー?

ママ:だって、つづみだってよくモノをなくすでしょ。誰だって失敗はあるものよ。だから、なくなってもいいと思えるモノだけにしようね。
もっと良いのは、お友達とモノの貸し借りをしないこと。モノだって、つづみが大切に貯めたおこづかいで買ったモノだし、もしお友達がパパに買ってもらった漫画を貸してくれたら、その漫画はお友達のパパが一生懸命働いて手に入れたお金で買ったものでしょう?お金がなくなったことと同じことなのよ。

【モノとお金は同じだ!】

つづみ:そっか。僕はまだお金を貸したり借りたりしたことないけど、隣の6年生のお兄ちゃんはお友達にお金を貸していたのを、みたことがあるよ。

ママ:貸したお金が返ってこないと、たとえそれが1円でも、なんとなく嫌な空気が流れて、「返して」って言えなくなっちゃうものなのよ。

つづみ:ひゃー、それはいやだー!

ママ: もしお友達から「どうしてもあげる」などモノをもらったら、ママに話してくれる?ママからお礼を言うこともできるから。

つづみ:わかったよ。じゃあ僕もあまりお友達にモノをあげたりしない方がいいのかな?

ママ:誕生日とかのプレゼントみたいに意味があればいいと思うし、使わなくなったモノでお友達が欲しいモノなら絶対にダメとは言わないけれど、そのつどママに相談してくれると嬉しいわ

つづみ:うん。わかった!

~電話のベル~

つづみ:ママー!メダル見つけたって!よかったー!

<小さい子ども同士のモノのやり取りに接するポイント>
・ 子どもの行動に日々目を配ろう(見たことがないモノを持っていないかなど)
・ モノをもらってきたらそのままにしない(相手の親に確認、お礼に行く、返しに行く)
・ トラブルの事例などをていねいに説明してモノのやり取り自体禁止する

<登場人物>

つづみくん:小学2年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年中。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第12話 はじめてのおつかい
第11話 園児から始めるお小遣い
第10話 お小遣いの渡し方
第9話 お小遣いの値段の決め方
第8話 お小遣いを始める
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

<関連記事>

画像一覧

  • モノのやり取りで大失敗【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】

執筆者

鈴木さや子 ファイナンシャル・プランナー/ キャリアカウンセラー

家族が笑顔になれるための生活に役立つお金の知識を、主に女性向けにセミナーや執筆活動、個人相談などを通じて発信している。専門は教育費・ライフプラン・保険・住宅ローン・マネー&キャリア教育。 講演の他、小・中学校や地域コミュニティなどでの講演やワークショップなど、保護者や親子向けイベントも行っている。

鈴木さや子

関連記事

特集

関連記事

お小遣いの渡し方【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

【親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ】第10話「お小遣いの渡し方」

【おこづかい、どうやってもらう?】

前回、ママと話し合って、大好きなキャラクターのメダルを自分のおこづかいで買うことに決めたつづみくん。どうやら、1ヶ月のおこづかいは300円に決めたようです。

つづみ:わーい!これからは300円おこづかいがもらえるぞー!

ママ:ところで、どうして300円に決めたんだっけ?

つづみ:メダルを2枚買いたいの。それから、100円はママが話していた「誰かに有難うって思われるようなこと」に使おうって思ってるんだ。

ママ:えらいえらい!たくさんの人が喜ぶ使い方ができるといいね。ところで、おこづかい300円を、いつどうやってあげればいいか悩んじゃうわ。パパ、どうしたらいいと思う?

【おこづかい、どうやってあげる?】

パパ:お、つづみにおこづかいかー。つづみはどうだ?300円もらったらどう使う?

つづみ:メダル3枚も買えちゃう!!ワクワクするなあ!

ママ:あれ?おかしいなあ。メダルは2枚じゃなかったかしら・・・?

つづみ:あ、そうだった・・・。

ママ: つづみの性格だと、大きい金額もらったら、一気に使っちゃいそうだから、小分けにした方がいいかもしれないわね。

【おこづかい、小分けにする?】

パパ:そうだな、最初は少しずつもらって練習するのがいいと思うよ。たとえば300円を4週で割った75円を、毎週日曜日にもらうとかだね。75円を1ヶ月に4回もらうっていうことだよ。

つづみ:うわー!75円っていうとどれくらい?

ママ:(お財布から10円玉を2枚、50円玉を1枚、1円玉を5枚出して)これで75円よ。

つづみ:お金がいっぱい!なんだかお金持ちになったみたいだ!

ママ:2回あげると(再びお財布から75円を出して)、合計で150円になるのよ。これでメダルが1枚買えるわね。

【貯まっていく楽しさ?】

つづみ:2回もらうと1枚買えるの?じゃあ2枚買いたかったらもっと我慢しないといけないの?

ママ:そうよ。でもね、なんともう1回もらうと(お財布から75円をまた出して)どうかな?いくらになっているか数えてみて!

つづみ:1、2、3、・・・全部で225円ある!2枚買えるね!もう1回もらうとどうなるのかな。(ママからまた75円もらって数えてみる)ぴったり300円になった!

【貯金箱を分けてみる??】

ママ:じゃあ、まずは毎週日曜日に75円を渡すことに決まりね!それからこのジャムの空き瓶2つをつづみにプレゼントするわ。 1つはメダルを買うための貯金箱、そしてもう1つはありがとう貯金箱として使ってね。毎週おこづかいをもらったら、つづみが自分で決めて、どちらかに入れるの。メダル貯金箱に100円貯まったら、1枚買えるのよ。

つづみ:へー、面白いなあ。がんばってみようっと。パパもおこづかいは、ちゃんと透明の瓶に入れて一緒に管理しないとダメだよ!

パパ:ひゃー・・・。

<おこづかい活用のためのお役立ちグッズ>>
・お金を入れると増え、使うと減ることがわかるように透明の貯金箱を準備
・自分で使うだけでなく、誰かのために使う大切さも伝わるように、2つの貯金箱を準備
・お気に入りのお財布も用意してあげると、お金を大切に扱う気持ちもアップ

<登場人物>

つづみくん:小学2年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年中。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第9話 お小遣いの値段の決め方
第8話 お小遣いを始める
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

お小遣いの値段の決め方〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第9話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第9話
【お小遣いの値段の決め方】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学2年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年中。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第8話 お小遣いを始める
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【おこづかい、いくらにする?】

前回、学校でおこづかいの話題になったことをママに話したつづみくん。いよいよママから「おこづかいを始めよう」と言われて大喜び!そこで、おこづかいをいくらにするか、ママと話し合いを始めました。

つづみ:おこづかいっていくらもらえるの?

ママ:おこづかいをどう使うか考えてみようね。 つづみはおこづかいをもらったら、何を買いたいの?

つづみ:やっぱり妖怪ウォッチのメダルが欲しいな。

【おこづかいの値段を一緒に決めてみる】

ママ:そうしたらメダルの値段を参考にして決めましょう。1枚いくらすると思う?

つづみ:・・・・いつもママに買ってもらっていたから・・・わからない。

ママ: そう、人が買うといくらなのかわからないものなのよね。でもこれからは、つづみの大切なおこづかいからお金を出すんだから、いくらかわかっておかないと大変よ。ガチャガチャで買ったり、メダル付きお菓子を買ったりしていつも手に入れているよね。ガチャガチャは100円で、お菓子は108円。

つづみ:ふーん。108円か。なんだ、安い安い

【安い?高い?】

ママ:あ、安いって言ったわね(笑)。じゃあ10枚買ったらいくらになると思う?

つづみ:108円が10枚だから・・・・。

ママ:なんと、1080円よ。これでも安いと思う?

つづみ:うわー、1000円!?高いと思う・・・。

ママ:1枚1枚は安いって思っても、どんどん買えばあっという間に10枚以上買うことになるの。安い安いって思って買っていたら、気をつけないとあっという間におこづかいなくなっちゃうわよ。

つづみ:えー、それはいやだな・・・。

【おこづかいの使いみち】

ママ:それにね、おこづかいはメダル以外にも使って欲しいことがあるの。

つづみ:なーに?

ママ:それは、誰かがつづみに「ありがとう」って思うことに使って欲しいの。メダルはつづみが嬉しくなるためでしょ。ほんの少しでいいから、プレゼントとか誰かが嬉しくなることのために使って欲しいの。

つづみ:えー、なんかもったいないなあ・・・

【お金が喜ぶ使い方?】

ママ:つづみ、本当にもったいない使い方はね、つづみの大切なお金を使って、「こんなの買うんじゃなかった」って思うような使い方。でもプレゼントをあげて喜ばれる使い方は、一番お金が喜ぶ使い方よ。お金はグルグル世の中を回る旅をするって、まえにパパが言っていたでしょう?お金と一緒に「ありがとう」も世の中を回っているの。きっとつづみのところにも、別の形でいつか「ありがとう」が返ってくるから楽しみにしていてね。

つづみ:返ってくるかなあ・・・。

ママ:大丈夫。きっと返ってくるわよ。大事なおこづかい、つづみもみんなも喜ぶ使い方、できるといいね。応援するわよママ!

<おこづかいの金額の決め方~スタート時~>
(1)自分のお金で買うものの価格(例:月300円)
(2)家族の誕生日など感謝される使い方の価格(例:月100円)
(1)+(2)=1ヶ月のおこづかい(例:月400円)

おこづかいのあげ方や管理については次号紹介します。

お小遣いを始める〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第8話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第8話
【お小遣いを始める】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学2年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年中。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第7話 「消費税」って何?
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【つづみ、おこづかいを始める】

第3話でお年玉を預けるために初めて自分専用の口座を作ったつづみくん。ある日、ママにこんな問いかけをしました。

つづみ:ママ、僕のお金はこのカードを使えば銀行さんからもらえるって言ってたよね。

ママ:そうね、もらえるというよりは・・・つづみのお金をひき出せるわね。

つづみ:今日ね、学校でおこづかいもらっているかって話になったんだ。僕、おこづかいはもらってないけれど銀行に自分のお金があるって話したら、笑われちゃって・・・。

ママ:つづみはお年玉を銀行に預けたんだもん。何も問題ないわよ。でも、たしかにおこづかいはあげていないね。

つづみ:僕はいつからもらえるの?

【おこづかいを始めてみる?】

ママ:おこづかい、そろそろ始めてもいいかな。つづみはほしいモノはある?

つづみ:うーん。妖怪ウォッチのメダルとか新しいサッカーの服とか。

ママ:よくお菓子もねだるよね(笑)

つづみ:あ!おもちゃがついているお菓子大好き!

【おこづかいで買うものは?】

ママ:ほしいモノがあるみたいだから、おこづかいを始めてもいい頃ね。それじゃ、こうしない?サッカー用のウェアとか学校で使う文房具とかノート、洋服みたいに、生活するのにないと困るモノはパパとママが買ってあげる。で、妖怪ウォッチのメダルとかおもちゃ付きのお菓子みたいに、つづみが欲しいなって思ったモノは、つづみがおこづかいで買うの。

つづみ:うわー!自分のお金で買っていいんだね!嬉しい!いっぱい買うぞー。

ママ:ちょっと待った。いっぱい買ったらどうなるかな?

つづみ:うーん。お金がなくなっちゃう?

【お金が無くなっちゃう?】

ママ:そうよね。もしお金がなくなっても、ママはその月にはもうあげないよ。

つづみ:えー。くれないの?

ママ:そう。だからつづみがいっぱいお菓子を買っちゃって、お金がなくなったら、もうその月は買えないの。いくら欲しいって言われても絶対にあげない。どうしてかわかる?

つづみ:うーん。わからない。

【おこづかいも練習?】

ママ:つづみは幼稚園の時に自転車いっぱい練習して補助なしで乗れるようになったよね。今はもう立派に補助なしでビュンビュン走れるよね。

つづみ:うん。すごく練習したもん。

ママ:おこづかいも、練習なの。将来つづみが大きくなって、たくさんお金を持つようになったときに、上手に管理できるようになるように、今から練習をする方法の一つなのよ。大きくなった時に、もしお金を使い過ぎちゃって、絶対に必要なことに使うお金が足りなくなったら大変でしょう。だから、つづみもそんなことにならないように、失敗してもいいから、少しずつおこづかいで練習していこうね。

つづみ:うん。がんばるね。わーい。いくらもらえるかな。

<おこづかいを始める目安>
・欲しいモノがある
・日頃の買い物やおつかいなどで、ホンモノのお金と触れたことがある
買い物体験(お釣りをもらうなど)があればなお良い

「消費税」って何?〜親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ【第7話】〜

親子で話そう!おかねのこと 子どもに伝えたい!おかねの大切さ 第7話
【消費税って何?】

子どもにお金の大切さを伝えるためには、親子の日頃のコミュニケーションが欠かせません。つづみくん一家の日常の一部を切り取って、どんな風にお金の話をしているか覗いてみましょう。

<登場人物>

つづみくん:小学1年生。都内で両親と妹と住んでいる。どんなことにも興味を持つ好奇心旺盛な元気な男の子

パパ:会社員。大好きな家族のために毎日仕事をがんばるパパ。つづみくんと一緒にサッカーをするのが大好き

ママ:専業主婦。つづみくんの「どうして?」攻撃にどう答えれば良いか悩むママ。下の子が小学校に入ったらパートに出たいと思っている。

かのんちゃん:幼稚園年少。お兄ちゃん大好きの明るい女の子。

<これまでの話>
第6話 「旬」って何?
第5話 欲しいモノと必要なモノ
第4話 利子ってなに?
第3話 ぼく専用の口座を作る
第2話 お年玉って何に使えば良いの?
第1話 どうしたらお金ってもらえるの?

【値段が変わった!?】

スーパーでの買い物を終えたつづみくん、レシートをみて首をかしげています。

つづみ:うーん。おかしいなあ。

ママ:つづみ、どうしたの?

つづみ:さっき買ったいちごって、400円じゃなかったっけ?大きく看板に「安いよ!400円!」って書いてあったよね。

ママ:そうよ。今日はいつもより安かったし、デザートにと買ったのよね!

【消費税?】

つづみ:でもさママ、ここにはちがう金額が書いてあるよ。

ママ:え?いくらって書いてあるの?

つづみ:432円って。

ママ:あー、それはね、「ショーヒゼイ」よ。どんなモノでも買い物をするときには、ショーヒゼイ分が少しだけ足されるの。今は8%。つまり、そのモノの値段の100分の8の金額が、ショーヒゼイとして追加して払うのよ。

つづみ:えー。それじゃ、400円ってウソじゃないか。

ママ:たしかにウソに見えちゃうね。でもね、このショーヒゼイはお店のものにはならないのよ。いろんなお客さんからちょっとずつもらったショーヒゼイを合わせて、全部を日本っていう国やつづみが住んでいるこの東京都に払っているの。「税金」っていうお金よ。

つづみ:えー、なんでそんなことしなきゃいけないの? 安い方がいいのに・・・。

ママ:そうね、安い方がつづみやママたちにとっては嬉しいことよね。でも、税金っていうものがなくなったらもっと大変なことになっちゃうの。

つづみ:大変って!?

【消費税の使い道?】

ママ:たとえば小学校でもらう教科書にお金がかかったり、ゴミを持って行ってもらえなかったり、おまわりさんや救急隊員さん、消防士さんが少なくなって街の安全が減っちゃったり・・・

つづみ:それは大変だ!

ママ:税金はこの国や東京都で暮らしているパパやママたちが払う手数料みたいなものね。このお金を払うので、安全を守ってくださいみたいな。ほかにも、病院に行っても税金があるおかげで、ママたちが払うのは病院代の一部で済んでいるの。

つづみ:へえ、すごい大事なものなんだね。ぼく、思い出した。この間ヒャッキン(100円均一ストアのこと)に行った時、100円じゃ買えなかったのはなんでだろうって思っていたんだ。あの時もショーヒゼイが入ってもう少し高かったのかな?おこづかいで買ったのに・・・。

ママ:そうね、100円の8%は8円だから、108円だったんじゃないかな?

つづみ:そうだったかも!

【税金があがるかも!?】

ママ:税金にはいっぱい種類があって、ショーヒゼイのほかにも、稼いだら払う所得税とか自動車を持っていたら払う自動車税とか、お酒にかかる酒税なんていうのもあるの。でもその中でつづみが一番最初に払うのはやっぱりショーヒゼイね。もうおこづかいからショーヒゼイを払っているんだもの、つづみくん、えらい!!

つづみ:わ、褒められた。でもなんか大人になった気分で嬉しい!

ママ:でもね・・・今度ショーヒゼイがあがるかも知れないのよ。8%じゃなくて10%に。ということは、100円のモノを買うと、これまでは108円だったのが、110円かかるようになるの。

つづみ:えーー!そんなに変わっちゃうの?

ママ:そうよ、もしそうなったらますますお金が出て行ってしまうから、ムダな買い物とかしないように気をつけなくちゃ!

つづみ:ぼくも気をつけるよ。あ、でも欲しいおもちゃがあるんだ。ショーヒゼイがあがる前にママにお願いしなくちゃ!

ママ:ムダな買い物じゃないならいいわよ(笑)

ランキング